QUICK資産運用研究所が昨年11月に実施した「個人の資産形成に関する意識調査」。7回目は、お金の悩みについて聞いた結果を年代別で比較した。(調査概要と過去の配信はこちら)
お金に関連して困っていること、不安に感じていることの質問では「老後資金」がトップだった。特に老後が近づく40~50代で比率が高く、半数以上の人が老後資金に対して不安を感じていることがわかった。「老齢に伴う介護・医療費」の回答が2番目に多かった。
一方で、およそ4人に1人はお金に関連して「特に困っていることはない」と答えた。中でも20代はこの回答が35.1%と、すべての選択肢で最も比率が高かった。もっとも「現在困っていることはないが、漠然とした不安がある」との回答も20代では20.5%あり、70-74歳の25.5%に次いで高かった。
(QUICK資産運用研究所)