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日本テレビホールディングス(9404) テレビ広告需要の回復鈍いうえ、視聴率も低下。業績予想を減額

QUICK企業価値研究所アナリスト 山藤秀明(2019/07/30) ・今期営業利益予想は8%減の457億円  企業価値研究所は今20/3期の営業利益について23億円減額し、前期比8%減の457億円を予想する。企業の広告出稿の姿勢が予想以上に慎重。1Qの営業利益は主力のテレビ放送事業の低迷で21%減益だった。  来期の業績予想も減額した。テレビ広告の需要回復が鈍いうえ、視聴率の低下が続いていることも考慮した。来21/3期の営業利益は前期比4%増の475億円(従来予想508億円)の予想。5期ぶりの増益見込み。オリンピックの放映権料負担は重いが幅広い業種での広告特需が期待される。契約者数の増加で定額制動画配信事業も増益に寄与する見込み。 ・中期経営計画はインターネット領域の成長が柱  今年5月、3年間の中期経営計画を公表。テレビ放送事業は低成長とみてインターネット領域をビジネスの柱に成長させる。1000億円のM&A(合併・買収)の投資枠も設定した。最終の22/3期の営業利益目標はM&Aを考慮しない場合で520億円、考慮する場合で540億円。当研究所の22/3期営業利益予想はM&Aを考慮せず461億円。会社目標より59億円少ない。 ・リスクファクター ~内需低迷、視聴率低下 ・アナリストの投資判断 ~株価指標割安も懸念材料多く、当面の株価は横ばい見込む  当研究所は当面の株価について、「現値水準で推移する」とみている。足元の主要な株価指標は当研究所の今期予想PER11倍(過去5年平均14倍)、実績PBR0.52倍(同0.78倍)、今期会社計画の予想配当利回り2.28%(同1.8%)で割安。一方では減価償却費や番組制作費の負担は重い。広告需要への影響が強い企業業績も厳しく、更に視聴率低下も進んでいる。よって株価は横ばいで推移すると判断する。   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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7/30の配信レポート一覧:日東電工(6988)、三菱自動車工業(7211)、日本テレビホールディングス(9404)、他

【IPO】 3496 アズーム IPOフォロー 「営業人員の生産性が想定を下回り、通期業績予想を39%営業減益に下方修正」 【企業調査】 6988 日東電工 企業調査 「今期は引き続き減益を見込むが、利益面で上方修正」 7211 三菱自動車工業 企業調査 「1Qは当研究所の想定を大きく下回る。当研究所予想を大幅減」 9404 日本テレビホールディングス 企業調査 「テレビ広告需要の回復鈍いうえ、視聴率も低下。業績予想を減額」 【会社概要】 2222 寿スピリッツ 会社概要 「1Qは重点施策が業績に寄与。大型連休も追い風となり87%営業増益」 3636 三菱総合研究所 会社概要 「3Q累計は品質課題案件への追加損失計上で2割営業減益」 4212 積水樹脂 会社概要 「1Qは歩行者用防護柵、めかくし塀、遮熱性舗装などが伸びる」 4217 日立化成 会社概要 「先端部品・システム、機能材料の両部門とも販売面で苦戦」 4506 大日本住友製薬 会社概要 「開発中止の影響で1Qは大幅営業増益、純利益は半減。通期計画を修正」 5214 日本電気硝子 会社概要 「下期もガラスファイバの回復見込めず、通期計画を下方修正」 6436 アマノ 会社概要 「1Qは国内外で総じて好調で65%営業増益。通期9%増益予想は据え置き」 6454 マックス 会社概要 「1Qは20%営業増益でスタート。鉄筋結束機販売が好調」 6471 日本精工 会社概要 「1Qは6割近い営業減益。自動車・産業機械事業とも苦戦」 6504 富士電機 会社概要 「1Qは43%営業減益。上期営業利益予想を32%減の126億円へと30億円減額」 6641 日新電機 会社概要 「1Qの営業利益は11億円。主要事業好調で前年同期の63百万円の損失から黒字転換」 6755 富士通ゼネラル 会社概要 「中東や中華圏は低調も猛暑の欧州等で販売好調。業績回復計画を維持」 6923 スタンレー電気 会社概要 「1Qは8%営業減益。主力の自動車機器など全事業で振るわず」 6954 ファナック 会社概要 「通期計画を下方修正。米中貿易摩擦激化で企業の様子見姿勢強まる」 7191 イントラスト 会社概要 「1Qは12%増収、業務効率化もあり27%営業増益」 7276 小糸製作所 会社概要 「1Qは研究開発の強化や減価償却費の負担増などで1割営業減益」 8036 日立ハイテクノロジーズ 会社概要 「減収や研究開発投資等で1Qは営業13%減益」 9039 サカイ引越センター 会社概要 「引越しの単価上昇などで1Qは6%営業増益」 9086 日立物流 会社概要 「1Qは3PLサービスの取り扱いが堅調に推移し7%営業増益」 9682 DTS 会社概要 「1Qは16%増収、不採算案件の減少で25%営業増益」 9719 SCSK 会社概要 「1Qは13%増収、24%営業増益。開発生産性の改善などで収益性も向上」 4816 東映アニメーション 新興市場会社概要 「8月に『ONE PIECE STAMPEDE』を公開、海外へも順次公開予定」   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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【朝イチ便利帳】31日 野村など400社が決算、FOMC結果 中国PMI ユーロ圏GDP

31日は国交省が6月の住宅着工統計、内閣府が7月の消費動向調査などを公表する。IPO関連ではツクルバ(2978)が東証マザーズに新規上場する。決算発表は約400社で前半のピーク。NEC(6701)やパナソニック(6752)、野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ(8601)などが2019年4~6月期を、日本たばこ産業(JT、2914)や花王(4452)などが1~6月期を発表する。 海外では7月の中国製造業・非製造業購買担当者景気指数(PMI)や4~6月期のユーロ圏域内総生産(GDP)、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果などが発表される。米企業決算では、ゼネラル・エレクトリックやクアルコム、スポティファイ・テクノロジーなどが2019年4~6月期決算を発表する。 【31日の予定】 国内 ・6月の建機出荷額(建設機械工業会、12:00) ・6月の自動車輸出実績(自工会、13:00) ・6月の住宅着工(国交省、14:00) ・7月の消費動向調査(内閣府、14:00) ・7月の為替介入実績(財務省、19:00) ・4~6月期決算=清水建、日ハム、三越伊勢丹、住友化、宇部興、武田、エーザイ、第一三共、フジHD、TOTO、住友電、LIXILグ、オークマ、豊田織、住友重、ジェイテクト、NEC、パナソニック、TDK、デンソー、村田製、三井E&S、アイシン、リコー、豊田通商、三井物、新生銀、三菱UFJ、りそなHD、みずほFG、大和証券G、野村、東海東京、丸八証券、インヴァスト、日通、ヤマトHD、日本郵船、商船三井、川崎汽、SGHD、JAL、東電HD、中部電、Jパワー ・1~6月期決算=JT、花王 ・東証マザーズ上場=ツクルバ ・かんぽ生命保険の不適切販売問題で長門日本郵政社長、植平かんぽ生命社長、横山日本郵便社長が会見 海外 ・4~6月期決算=韓国サムスン電子 ・7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI、10:00) ・7月の中国非製造業PMI(10:00) ・4~6月期の豪消費者物価指数(CPI、10:30) ・7月のユーロ圏消費者物価指数(HICP、速報値、18:00) ・4~6月期のユーロ圏国内総生産(GDP、速報値、18:00) ・7月のADP全米雇用リポート(21:15) ・4~6月期の米雇用コスト指数(21:30) ・7月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI、22:45) ・米エネルギー省の石油在庫統計(週間、23:30) ・米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表(1日3:00) ・パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会見(1日3:30) ・4~6月期決算=ゼネラル・エレクトリック(GE)、クアルコム、ラムリサーチ、スポティファイ・テクノロジー ・ブラジル中銀が政策金利を発表 (注)時間は日本時間   【今日の株価材料】 ▽マイナス利回りの債券倍増 残高13兆ドル(日経) ▽日銀総裁「緩和かなり前向き」 円高をけん制(各紙) ▽米中貿易協議が再開 ファーウェイの扱い焦点(各紙) ▽逆風ファーウェイ23%増収 1~6月、制裁影響まだ軽微(日経) ▽最低賃金、東京・神奈川は1000円超え 全国平均901円に(日経電子版) ▽アップル、3四半期ぶり増収 4~6月(日経電子版) ▽AMD、時間外取引で一時急落、売上高見通し予想届かず(日経電子版) ▽米、日韓に仲介案提示 「据え置き協定」署名を(日経電子版) ▽北朝鮮、複数の飛翔体発射か 韓国メディア報道(日経電子版) ▽かんぽ生命(7181)、不適切契約18万件 過去5年分 金融庁、立ち入り検査へ(各紙) ▽J1鹿島、メルカリ(マザーズ、4385)が経営権 日本製鉄(5401)から ネット企業の買収相次ぐ(各紙) ▽三井住友FG(8316)、純利益5%減 4~6月(日経) ▽ライオン(4912)、撮るだけで歯ぐき健診、AIがチェック(日経) ▽清水建(1803)、3Dスキャナーでトンネル無駄掘り防止(日経) ▽TOYO(5105)、セルビアにタイヤ工場、欧州の競争力強化(日経) ▽ココカラF(3098)、経営統合検討、特別委報告が来月にずれ込み(日経) ▽山九(9065)、サウジで石化プラント保全(日経) ▽東ソー(4042)、合成ゴムの生産能力1割増強(日経) ▽任天堂(7974)、4~6月、純利益46%減(日経) ▽セブン&アイ(3382)、決済の不正利用で全パスワード初期化 1650万人分(各紙) ▽ソニー(6758)、18%営業増益 4~6月、スマホ向け半導体好調(日経) ▽関西電(9503)、英配電会社に出資 200億円で20%弱取得へ(日経) ▽LINE(3938)、販促サービス一部停止 アップルが問題視(日経) ▽CTC(4739)、インドネシア2社買収 IT関連、80億円で(日経) ▽ZOZO(3092)、出店増え復調 4~6月、2年ぶり最終増益(日経) ▽OLC(4661)、純利益8%増 4~6月、イベントで入園者増える(日経) ▽JR本州3社、最高益 4~6月、GW10連休効果 新幹線の利用増える(日経) ▽ロイヤルHD(8179)、経常益2割減 1~6月、ホテル出店費用かさむ(日経) ▽ANAHD(9202)、旅行需要増も純利益29%減 4~6月、羽田拡張にらむ投資重く(日経) ▽野村不HD(3231)、純利益60%減 4~6月(日経) ▽カルビー(2229)、純利益1%増 4~6月、海外で菓子堅調(日経) ▽H2Oリテイ(8242)、4~6月純利益5.7倍(日経) ▽ワコールHD(3591)、4~6月純利益81%減(日経) ▽精密大手の業績悪化 コニカミノル(4902)、4~6月最終赤字(日経) ▽AGC(5201)、今期純利益29%減の640億円 車向けガラス不振(日経)

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ZOZO(3092)は6%高 ソニー(6758)は4%高 30日の夜間PTS

31日の株式市場で、明豊ファシリ(1717)や医学生物(4557)が注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で31日の基準値を大きく上回る水準で約定した。明豊ファシリの約定価格は基準値に比べ18.43%高、医学生物は同16.27%高だった。また、主要銘柄ではZOZO(3092)が基準値を6.19%、ソニー(6758)が同4.20%上回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値上がり銘柄> <7月31日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 1717 明豊ファシリ +18.43% 5.3 (7/30)業績上方修正 半期純利益1.72億円→2.77億円 2 4557 医学生物 +16.27% 3.2 (7/30)1Q決算 経常利益 2.0倍 3 7779 サイバダイン +15.83% 0.1   4 9889 JBCC HD +13.71% 2.5 (7/30)業績上方修正 通期営業利益24億円→29億円 5 9969 ショクブン +10.62% 0.3 (7/30)1Q決算 経常利益 11.5倍 6 4347 ブロメディア +7.69% 165.7 (7/30)1Q決算 経常利益 6.3倍 7 7241 フタバ +7.09% 0.3 (7/30)業績上方修正 通期純利益64億円→73億円 8 2209 井村屋G +6.55% 0.1   9 3092 ZOZO +6.19% 15.3 (7/30)ZOZO株、私設取引で7.8%高 4〜6月期営業利益は市場予想上回る(NQN) 10 2127 M&A +5.65% 0.6 (7/30)1Q決算 経常利益 51.5%増 11 4923 コ タ +5.34% 0.3 (7/30)1Q決算 経常利益 2.4倍 12 6754 アンリツ +4.68% 15.3 (7/30)アンリツの4〜6月期、純利益5%増 5G端末の開発需要拡大(NQN) 13 2666 オートウェーブ +4.62% 0.1   14 8174 日ガス +4.56% 0.2 (7/30)1Q決算 経常利益 93.4%増 15 8892 日本エスコン +4.55% 6.3 (7/30)業績上方修正 半期純利益38億円→42.93億円 16 6758 ソニー +4.20% 28.7 (7/30)ソニーCFO『半導体は事業の柱』 投資家の分離要求念頭に(NQN) 17 2327 NSSOL +4.18% 0.2 (7/30)1Q決算 経常利益 55.7%増 18 4436 ミンカブ +3.73% 2.2 (7/30)1Q決算 経常利益 2.1倍 19 8894 原弘産 +3.33% 32.5 (7/30)空売り規制対象 東証 20 9022 JR東海 +3.33% 0.2 (7/30)1Q決算 経常利益 7.0%増 テセック(6337)や双信電(6938) も注目されそうだ。いずれも前営業日夜間のPTSで31日の基準値を下回る水準で約定した。テセックの約定価格は基準値に比べ14.39%安、双信電は同13.15%安だった。 <夜間PTSで基準値対比の値下がり銘柄> <7月31日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 6337 テセック -14.39% 3.9 (7/30)1Q決算 経常利益 -2.1倍 2 6938 双信電 -13.15% 5.1 (7/30)業績下方修正 通期最終損益5,000万円→-6.4億円 3 6882 三社電機 -12.77% 5.2 (7/30)業績下方修正 通期経常利益18.5億円→11.5億円 4 4389 プロパティD -12.48% 5.6 (7/30)1Q決算 経常利益 85.4%減 5 6067 インパクト -12.11% 22.2   6 8925 アルデプロ -11.43% 181.5 (7/30)業績下方修正 通期経常損益3.8億円→-19.4億円 7 4239 ポラテクノ -10.22% 0.3 (7/30)業績下方修正 通期経常利益30億円→15億円 8 9176 佐渡汽 -7.94% 0.4   9 5612 鋳鉄管 -6.17% 0.1 (7/29)信用規制解除 解除日 東証 10 4334 ユークス -5.60% 0.1   11 3630 電算システム -5.32% 7.8 (7/30)2Q決算 経常利益 62.7%増 12 4293 セプテーニHD -5.19% 25.8 (7/30)業績下方修正 通期最終損益13億円→-7.34億円 13 3241 ウィル -4.89% 9.0 (7/30)年初来高値更新 東証 14 1491 中外鉱 -4.29% 5.0   15 7527 システムソフト -3.36% 0.2   16 4572 カルナバイオ -3.35% 0.4 (7/30)日々公表解除 解除日 東証 17 6493 日鍛バル -3.01% 0.2   18 6770 アルプスアル -2.89% 0.1 (7/30)アルプスアルの4〜6月期、最終赤字11億円 車載向け低調(NQN) 19 2749 JPHD -2.78% 0.1   20 6257 藤商事 -2.77% 0.6 (7/30)1Q決算 ※「寄り前ランキング」は、QUICK AI速報としてQr1などQUICKの情報端末でニュース配信中。QUICK Knowledge特設サイトは、QUICKの情報端末でご覧いただけます。

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トルコリラ、対円で3カ月ぶり高値 利下げでも翌日物金利は下がらず

日経QUICKニュース(NQN)=編集委員 今晶 外国為替市場でトルコリラの対円相場が上昇している。29日の海外市場では一時1リラ=19円台半ばと4月中旬以来の高値を付けた。トルコ中央銀行は25日に政策金利である1週間物レポ金利を4.25%引き下げて19.75%としたが、低金利国の日本に比べ圧倒的に高い状態に変わりはない。しかも日本の個人投資家に深くかかわる「翌日物金利」はほとんど下がっておらず、リラの買い安心感を誘っている。 個人が手掛ける外為証拠金(FX)取引で利息収益に相当する「スワップポイント」は円とリラの交換取引である「為替スワップ」の動きに左右される。基本的には短期金融市場における翌日物の金利格差を反映し、一日あたりいくらで算出する。 だがここ数カ月のリラのスワップ市場では、「空売り」に目を光らせるトルコ規制当局によって金利が高めの水準に張り付いている。3月下旬、スワップを通じた翌日物のリラ調達コストが1000%を超えたのは記憶に新しい。中銀が利下げをし短期市場に影響が及んだとしてもおいそれとは下げられない構図になっている。 日本のFX会社が30日朝時点で提示しているスワップポイントにはばらつきがみられるものの、多いところでは1万通貨あたり100円前後でトルコの利下げ前とさほど変わっていない。利回りに換算すると年18%前後で政策金利よりも低い。スワップ市場の不透明さを背景にもともとスワップポイントを抑え気味に示していた会社は利下げ後に直ちに対応する必要がなかったと考えられる。 昨年8月に起きたトルコショックからまもなく1年。トルコ国内では中銀総裁の交代で独立性への懸念が再燃し、国外では中東情勢が混迷したままでリラ安の圧力はくすぶっている。そんな中でも、背に腹は代えられないとの切迫感から来るリスクをとった「金利志向」は根強いようだ。 ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

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不二越(6474) 業績や受注の弱さ踏まえ今期予想をやや減額。来期以降の予想は維持

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2019/07/29) ・上期業績は会社計画比やや弱め。2Q受注も減速  19/11期上期は前年同期比2%増収、営業利益は同8%減の75億円。油圧機器や工具、工作機械等が増収だったが、ベアリングやロボットが減収。材料価格値上がり等も響き営業減益となり、会社計画もやや未達となった。企業価値研究所は19/11期通期業績について、会社計画(営業利益170億円)比弱めの予想をやや減額する(営業利益160億円→155億円)。為替想定の円高方向への見直し、業績や受注の弱さ等を勘案。会社計画達成のハードルはやや高まったとみる。受注は2Qに減速し、順調な回復を展望し難い。ただ、底堅い分野もあり、コストダウン等で引き続き小幅増収増益の確保を見込む。 ・緩やかな業績続伸見込むが中計のハードルは高い  当研究所の20/11期、21/11期の業績予想は据え置く。為替想定を円高に見直したが、5G関連需要増加によるロボットの受注回復の可能性等を考慮した。対前期比では緩やかな業績伸長を予想。ロボットの緩やかな売上成長、工具等その他の戦略商品の拡充等を見込む。ロボットの力強い成長が展望し難くなり、中計目標(20/11期売上高3000億円)は高い印象。見直される可能性がある。 ・リスクファクター ~為替、貿易摩擦激化等 ・アナリストの投資判断 ~緩やかなEPSの回復期待背景に底堅い株価推移を予想  現状当研究所の19/11期予想PERは12倍。製造業や機械セクターの平均、同社の過去3年平均より低い。米中貿易摩擦の激化や中国経済の減速は、機械株全体のセンチメントを悪化させており、同社業績にもロボットを中心に負の影響を与え回復期待を削いでおり、当面PER改善の阻害要因となる懸念がある。ただ、同社のEPSは引き続き緩やかながら回復が見込まれるため、当面の株価は底堅い推移を見込む。   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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7/29の配信レポート一覧:ブシロード(7803)、オーエスジー(6136)、不二越(6474)、他

【IPO】 7803 ブシロード IPO会社概要 「トレーディングカード軸に、アニメ、音楽などに幅広くコンテンツ展開」 【企業調査】 6136 オーエスジー 企業調査 「業績は比較的底堅いが力強い回復を見込み難い状況。予想をやや減額」 6474 不二越 企業調査 「業績や受注の弱さ踏まえ今期予想をやや減額。来期以降の予想は維持」 6702 富士通 企業調査 「サービス事業は好調を持続、従来予想を据え置き」 【会社概要】 4043 トクヤマ 会社概要 「化成品、特殊品の両部門を中心に1Qは会社側想定以上の減益に」 4519 中外製薬 会社概要 「自社新製品が国内外で伸長し上期は過去最高業績、通期計画据え置き」 5471 大同特殊鋼 会社概要 「1Q業績は会社計画と大きな乖離なく、通期計画を据え置き」 5909 コロナ 会社概要 「今期1Qは空調・家電機器の販売減響き、赤字幅が拡大」 6371 椿本チエイン 会社概要 「1Qは営業33%減益。減価償却費増による通期5%減益計画に変更なし」 6516 山洋電気 会社概要 「1Qは中国経済の急減速を背景に98%営業減益。通期計画を下方修正」 6645 オムロン 会社概要 「車載事業売却を反映し通期14.5%営業減益計画に修正」 6676 メルコホールディングス 会社概要 「1Qは21%営業減益。IT関連の単価下落や先行費用、金融の運用難が影響」 7839 SHOEI 会社概要 「今期営業8%減益計画から一転、4%増益予想に上方修正」 8060 キヤノンマーケティングジャパン 会社概要 「ITソリューション伸び、通期営業4%増益予想に増額修正」 8283 PALTAC 会社概要 「天候不順等の影響で1Qは苦戦。固定資産譲渡益計上で通期計画を修正」 9277 総合メディカルホールディングス 会社概要 「株式譲受に伴う取得関連費用が利益を押し下げる」 9962 ミスミグループ本社 会社概要 「1Qは35%営業減益。製造業の設備投資需要の低迷が響く」   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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タカラレーベン(8897)が6%安、オリックス(8591)は2%安 29日の夜間PTS

30日の株式市場で、DELTA-P(4598)やリブセンス(6054)が注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で30日の基準値を大きく上回る水準で約定した。DELTA-Pの約定価格は基準値に比べ19.50%高、リブセンスは同10.80%高だった。また、主要銘柄では大ガス(9532)が基準値を5.14%上回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値上がり銘柄> <7月30日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 4598 DELTA-P +19.50% 0.1 (7/29)年初来安値更新 東証 2 6054 リブセンス +10.80% 3.4 (7/29)業績上方修正 半期売上高31億円→31.6億円 3 3778 さくら +10.36% 11.3 (7/29)業績上方修正 半期純利益5,000万円→1.6億円 4 8909 シノケンG +7.55% 0.1   5 4284 ソルクシーズ +7.40% 11.7 (7/29)業績上方修正 通期純利益4.5億円→5.5億円 6 3649 ファインデクス +6.82% 0.3 (7/29)業績上方修正 半期純利益1.21億円→1.8億円 7 3241 ウィル +6.69% 1.1 (7/29)業績上方修正 半期純利益7,800万円→1.25億円 8 2693 YKT +5.88% 6.9 (7/29)業績上方修正 半期純利益1.6億円→2.3億円 9 3815 メディ工房 +5.80% 53.4 (7/29)ストップ高 東証 10 4768 大塚商 +5.52% 0.2 (7/29)業績上方修正 通期純利益342.1億円→384.5億円 11 1945 東京エネシス +5.38% 0.1 (7/29)1Q決算 経常利益 78.4%増 12 8914 エリアリンク +5.20% 4.0 (7/29)2Q決算 経常利益 83.9%増 13 9532 大ガス +5.14% 0.3 (7/30)米シェール開発買収 650億円で全株取得(日経) 14 3851 日本一S +4.62% 1.7   15 4287 ジャストプラ +4.39% 3.2   16 2412 ベネ・ワン +4.39% 1.8 (7/30)自社株買い(買付) 買付開始日 17 9739 NSW +4.27% 0.2 (7/29)1Q決算 経常利益 59.3%増 18 9682 DTS +4.24% 0.1 (7/29)1Q決算 経常利益 24.9%増 19 6721 ウインテスト +4.14% 5.2 (7/29)年初来高値更新 東証 20 7624 NaITO +3.83% 0.2   アズーム(3496)やクロスフォー(7810) も注目されそうだ。いずれも前営業日夜間のPTSで30日の基準値を下回る水準で約定した。アズームの約定価格は基準値に比べ13.95%安、クロスフォーは同7.57%安だった。また、主要銘柄ではスクリン(7735)が基準値を5.07%下回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値下がり銘柄> <7月30日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 6268 ナブテスコ -16.92% 0.1   2 3496 アズーム -13.95% 3.3 (7/29)業績下方修正 通期純利益1.82億円→6,400万円 3 6668 プラズマ -10.41% 0.1   4 7810 クロスフォー -7.57% 5.0 (7/29)現引き停止 開始日 東証 5 2309 シミックHD -6.89% 2.5 (7/29)3Q決算 経常利益 4.3%減 6 2338 ビットワンG -6.83% 0.1   7 4987 寺岡製 -6.67% 0.8 (7/29)1Q決算 経常利益 -2.1倍 8 2359 コ ア -6.40% 1.1 (7/29)1Q決算 経常利益 13.2%減 9 8897 タカラレーベン -6.37% 11.8 (7/29)1Q決算 経常利益 -5.8倍 10 3299 ムゲンエステト -6.25% 0.1   11 3132 マクニカ富士 -5.41% 0.2 (7/29)業績下方修正 通期純利益90億円→64億円 12 2378 ルネサンス -5.14% 0.1 (7/29)1Q決算 経常利益 26.8%減 13 7735 スクリン -5.07% 0.1 (7/30)今期純利益6%減 半導体装置伸び悩み(日経) 14 3099 ミツコシイセタン -3.67% 0.1 (7/24)目標株価下げ JPモルガン証券 1,300円 → 1,050円 15 6246 テクノスマート -3.37% 0.1   16 4563 アンジェス -2.85% 40.1 (7/29)2Q決算 経常利益 43.7%減 17 6301 コマツ -2.68% 3.5 (7/29)コマツ株、私設取引で4%安 4〜6月大幅最終減益、中国などで建機需要減(NQN) 18 6888 アクモス -2.58% 0.5   19 8591 オリックス -2.53% 52.6 (7/29)オリックスの4〜6月期、純利益13%減 大口売却益なくなる(NQN) 20 2424 ブラス -2.45% 0.7 (7/22)適時開示:本社移転に関するお知らせ ※「寄り前ランキング」は、QUICK AI速報としてQr1などQUICKの情報端末でニュース配信中。QUICK Knowledge特設サイトは、QUICKの情報端末でご覧いただけます。

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【朝イチ便利帳】30日 日銀が政策決定、ソニーやアップル決算、FOMC~31日

30日は日銀金融政策決定会合の結果公表と黒田日銀総裁の会見、ソニーや米アップルなど決算発表が予定されている。 【30日の予定】 国内 時刻 予定 8:30 6月と4〜6月期の失業率(総務省)   6月の有効求人倍率(厚労省) 8:50 6月の鉱工業生産指数速報値(経産省) 15:30 黒田日銀総裁が記者会見   清田日本取引所CEOの記者会見 その他 日銀金融政策決定会合の結果公表   7月の「経済物価情勢の展望(展望リポート)」(日銀)   4〜6月期決算=ヤクルト、味の素、ニチレイ、ZOZO、野村不HD、三菱ケミHD、積水化、アステラス、OLC、コニカミノル、ガイシ、NTN、三菱電、エプソン、ソニー、アルプスアル、川重、日野自、HOYA、任天堂、H2Oリテイ、SBI、岡三、丸三、水戸、いちよし、日本取引所、沢田HD、極東証券、藍沢、JR東日本、JR西日本、JR東海、ANAHD、三井住友トラ、三井住友FG     1~6月期決算=ヒューリック、AGC 海外 時刻 予定 10:30 6月の豪住宅着工許可件数 21:30 6月の米個人所得個人消費支出(PCE) 22:00 5月のS&Pコアロジックケースシラー米住宅価格指数 23:00 7月の米消費者信頼感指数   6月の米仮契約住宅販売指数 その他 米中の閣僚級貿易協議(上海、31日まで)   1〜6月期決算=中国華為技術   マレーシア市場が休場   米連邦公開市場委員会(FOMC、31日まで)   4〜6月期決算=アップル、アドバンストマイクロデバイス(AMD)、プロクターアンドギャンブル(P&G)、マスターカード、メルク、ファイザー、ギリアドサイエンシズ、アムジェン 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 3906 ALBERT、1〜6月営業益3倍 データ分析好調 日経 +6.23% 7/29 9984 ソフトバンクG、インドネシアに2100億円投資 東南ア市場攻略へ 日経 +3.88% 7/29 4722 フューチャー、1〜6月営業益3割増 流通システム好調 日経 +1.45% 7/29 9532 大ガス、米シェール開発買収 650億円で全株取得 日経 +1.14% 7/29 9020 JR東日本広報誌で不正、休刊決定 内容改変や写真使い回し 各紙 +0.45% 7/29 9433 KDDI、格安スマホ専売店増加 販売効率向上 日経 +0.12% 7/29 8830 住友不、4〜6月経常益1割増 3年連続最高 日経 +0.07% 7/29 2730 エディオン、家具店で家電販売 専門店とFC契約 日経 -0.09% 7/29 9432 NTT東京メトロ提携 ITで保守や混雑予測 日経 -0.39% 7/29 8697 「総合取引所」来年度に 日本取引所、東商取を50億円で買収 日経 -0.65% 7/29 2127 中小企業支援へ新媒体立ち上げ 日本M&AZUU(マザーズ、4387) 日経 -0.86% 7/29 7309 シマノ、1〜6月純利益11%減 為替差損は縮小 日経 -0.96% 7/29 7181 かんぽ生命、4月の日本郵政による株売却時に「苦情把握」 各紙 -1.04% 7/29 6178 -1.64% 7/29 7735 スクリン、今期純利益6%減 半導体装置伸び悩み 日経 -1.54% 7/29 6501 日立、「利益率10%」遠く 4〜6月営業6.1% 日経 -2.59% 7/29

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緩和モードの中銀、債券関係者も「有望なのは株」 QUICK月次調査

日経QUICKニュース(NQN)=矢内純一 市場関係者の注目が集まる「中銀WEEK」が始まった。29~30日で日銀が政策決定会合を開き、米連邦準備理事会(FRB)は30~31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で10年ぶりの利下げに踏み切ることが確実視されている。そうなると、想定されるのは世界的な「株高・金利低下」の再加速だ。QUICKが29日公表した7月の月次調査<債券>で、債券担当者が内外株式を有望な投資先としてみていることが明らかになった。日銀の長短金利操作で国内債券相場は膠着が続き、世界的な金利低下で利息収入狙いの外債運用は厳しさを増している。債券市場には、上昇基調が続く内外株式のキャピタルゲイン(値上がり益)への羨望が集まる。 年度内の有望な投資対象を1~3位まで次のうちそれぞれお選びください        1位      2位     3位 内外株式    32%  10%  10% REIT          14%    22%    15% 米国債              9%    12%    12% イタリア国債     9%     6%     4% 日本国債           6%     5%     9% 調査実施は23~25日。証券会社や運用会社など債券市場関係者133名から回答を得た。年度内の有望な投資対象について、1位を「内外株式」(32%)とする回答が最も多く、「不動産投資信託(REIT)」(14%)、「米国債」(9%)、「イタリア国債」(9%)が続いた。 一方、「日本国債」との回答は6%にとどまった。足元では、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りはマイナスが常態化。利息収入狙いの投資資金が相対的に金利が高い超長期債に流入し、30年や40年利回りも金利低下が続き、投資妙味が薄れている。 今年度に入り、前週末26日までで、日経平均株価は2%上昇。S&P500種株価指数は7%値上がりしている。東証1部の予想配当利回りでみても、2%程度と40年物利回り(前週末時点で0.395%)を大きく上回る。 ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

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行って、聞いて、食べてみて銘柄発掘(証券営業の凄腕たち・シーズン2) 

Episode1……林啓輔氏 岡三証券 はやし・けいすけ 2008年愛媛大卒、岡三証券入社、松山支店配属。14年10月千葉支店、16年6月従業員組合出向、18年10月大手町支店。入社以来、個人営業を担当し、現職は大手町支店の投資相談一課長。マネジメント業務も兼務。社長賞2回、優秀賞8回受賞。33歳。愛媛県出身 日経QUICKニュース(NQN)=神宮佳江 証券会社の凄(すご)腕営業担当者が帰ってきたーー。情報収集・活用術や商品提案の極意を聞くシリーズ、今回は独立系を保ちながら4年後に創業100周年を迎える岡三証券の大手町支店で、株担当の課長を務める林啓輔さん。対面型の株式リテール営業に定評のある岡三だが、林さんは常に株へのアンテナを張り、街の変化や身近な体験を基に成長企業を探し出しているという。 ――株の魅力や銘柄発掘のヒントは何ですか。 「入社後配属となった松山支店で当時の支店長に、株の魅力について一から手ほどきを受けました。株は上がればもうかり、下がれば損をする分かりやすい商品ですが、株主となることで会社とともに夢やロマンを見ることができる奥の深さがあります。以前、ある医療機器を製造するベンチャー企業の社長の思いに感銘を受け、その会社の製品が普及すれば社会貢献に役立つという気持ちに共感して頂いたお客様に株を購入してもらいました。結果、株価は下がってしまったのですが、クレームは1件もありませんでした。利益を得るだけでなく、社会貢献などへの思いが強いお客様も多く、それも株の魅力です」 「近くで新興上場企業の出店などがあれば実際に行くことも多かったです。製品価格が同業より割安でにぎわっていた企業に興味が湧いたので、従業員の方に製造方法や業務フローを聞きました。株価上昇の確信が持てたのでお客様にも勧め、実際に利益が出ました。飲食店であれば食べてみて、味や雰囲気、店員の対応を確認します。スマホゲームはダウンロードして試してみますし、子供と見に行った映画が面白ければ(映画のキャラクターを扱う)玩具会社の株価動向を確認します。新規出店などの街の変化や日々の実体験から成長企業を探ることには自信があります」 株価急落時は訪問強化で対面フォロー ――顧客対応で重視していることはありますか。 「地元の松山支店で6年半過ごしたことが財産になっています。投資経験に乏しい人が多く、投資信託など丁寧な説明を心掛けました。おおらかな土地柄もあって、お客様と親しい関係が築けました。現在の大手町支店は他社との競合も激しいですが、松山の6年半でお客様に親身になって対応するという土台ができているので、案外受け入れてもらいやすいです」 「またお客様との距離感は非常に重視しています。過度な営業は控える必要がありますが、多くの方から『他社よりよく連絡をくれる』とのお言葉を頂きますし、自負もあります。昨秋の株価急落時は、不安に駆られるお客様も多く、こういう時こそ原点に戻って対面でのフォローに回ろうと、チームで訪問を強化しました。世界経済の動向など今後の見通しを丁寧に説明し、提案することで逆に販売を増やすことができました」 「証券会社の商品は製品のような形がありません。無色透明で無形のものを、どれくらいカラフルですてきな形の商品として紹介し、お客様自身に『わくわく感』を持ってもらえるかということを重視しています。そのためにはしっかりと情報収集し、自分自身が本気でいいと思える商品を発掘できるかが最も重要です」 独立系の強み、自由に良い商品を選択 ――リテール部門の営業力に定評のある岡三証券ですが、その強みはどんな点でしょうか。 「最新の投資情報が、個々の営業担当者まで伝わっていると感じます。4月から各支店の株式担当と投資戦略部のストラテジストが毎朝、直接内線電話で話すようになりました。私も担当しているのですが、個別株や業績の動向などをその場ですぐに質問できるので、相場観や銘柄への理解度が格段に深まりました。重要な情報はすぐに支店全体に口頭やメールで伝えます。また、支店のディスプレーでストラテジストが毎朝生放送で、その日の相場環境や『5G』など旬のテーマ、個別銘柄のポイント解説をしてくれるようになりました。配信されるリポートも情報の羅列ではなく、営業担当が実際にお客様に説明する状況を想定して作成されており、非常に使い勝手が良いです」 「岡三は独立系なので、自社や他社に関係なく自由に良い商品を選択できるのも強みです。外債では今、ロシアルーブル債などを扱っていますが、ただ金利が高いから買いませんかと言ってもお客様には響きません。商品戦略に通貨の相場観、ロシア経済の見通しまで語れないと販売は難しいです。株でも投信でも外債でも、営業担当者がしっかりと情報を自分で理解し説明できないと、納得して購入してもらえません。相場環境が不透明な時は、お客様と対話の機会を持つことがとても重要になります。昨年度は全国の支店で約5000回と、前年度に比べセミナーの回数を約3倍に増やしました」 ――岡三証券の社風の特徴は何でしょうか。 「証券営業は入社直後から1人で戦うことができる職種です。設定した目標に向け主体的に動き、それを達成できる、能力と向上心が高い人が多いと感じます。また会社に対しては、いい結果が出たときはもちろん、結果が出なくとも頑張ったプロセスまで評価してくれているという信頼感を若手の時から持っていました。表現が適切かは分かりませんが、昔ながらの日本の家族的経営のような温かさがまだ残っていて、社員の帰属意識が高い会社だと思います。キャリアアップする過程で、学閥のようなものがないことも実感しています」 駆け出しの松山支店時代、株の魅力に目覚め、入社6、7年目に連続で社長賞を獲得した。今も当時の支店長を「師匠」と仰ぎ、年に1回は杯を傾ける。管理職となった今は積極的に部下の営業に同行する。週に1回程度は飲み会を開き、家族の話から証券業界の将来まで腹を割って話すのが楽しみという。林さんの営業哲学や人とのコミュニケーションには「家族的」な岡三の社風があふれている。(随時掲載) ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

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ローソン(2651) 既存店売上回復を受け営業利益予想を小幅増額するも、停滞は避けられない見通し

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2019/07/26) ・廃棄ロス削減などにより既存店増収の好循環続くか  4月以降、既存店売上高の回復かつ「7-11」に対する優勢が目立つ。「バスチー」などヒット商品や「PayPay」等のキャンペーンを目当てに来店した顧客に、前期から取り組んできた夕夜間の品揃え強化が奏功した。7月は天候要因から苦戦不可避だが、今後は省人化投資の一環であるセルフレジへの切り替え(今秋全店完了予定)が販売機会ロス縮小にもつながる見込み。また、消費期限間近の弁当・おにぎり購入で顧客へのポイント還元、寄付(子供たちの食事支援など)を行う「Another Choice」を6月から愛媛・沖縄で実験中。これによる廃棄ロス削減が加盟店の発注意欲を高め、売場の品揃え充実を維持できれば、既存店増収の好循環が続く可能性もあり、注目したい。 ・来期以降は既存店売上高横ばい圏を想定  連結営業利益の企業価値研究所予想は業績表の通り。既存店売上高回復を受け前回から小幅増額したが、来期以降は既存店売上高、店舗数ともに横ばい圏を想定しており、停滞は避けられない見通し。今期はITコスト、加盟店支援コスト、金融システム償却の増加をユナイテッド・シネマの好調や差別化戦略が武器の成城石井、投資回収期を迎える中国でカバーし連結営業増益へ。来期以降も成城石井、中国を中心に子会社営業利益は続伸を予想。 ・リスクファクター ~コンビニモデルの大幅見直しなど ・アナリストの投資判断 ~来期予想PERは業界苦境期並みで妥当水準と判断、売上回復の持続性に注目  PER(当研究所予想)は特損が一服する来期で19倍。コンビニ業界苦境期(08/2期~10/2期)の平均並みで、妥当水準とみる。3%近い配当利回り(今期会社計画)も株価を下支えへ。8月以降の売上回復の持続性に注目。   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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7/26の配信レポート一覧:ローソン(2651)、信越化学工業(4063)、オービック(4684)、他

【企業調査】 2651 ローソン 企業調査 「既存店売上回復を受け営業利益予想を小幅増額するも、停滞は避けられない見通し」 4063 信越化学工業 企業調査 「引き続き、ウエハーの需要は今期下期以降の回復を見込む」 4684 オービック 企業調査 「1QはSS事業を中心に想定以上。当研究所予想を引き上げ」 6594 日本電産 企業調査 「来期以降の営業利益予想を若干増額。車載の受注拡大を評価」 【会社概要】 1377 サカタのタネ 会社概要 「今期は営業微減益を計画、海外中心に人件費増等を想定」 2002 日清製粉グループ本社 会社概要 「米国製粉事業での競争激化など響き1Qは14%営業減益」 2317 システナ 会社概要 「1Qはソリューションデザイン事業など主要事業が総じて拡大」 2413 エムスリー 会社概要 「1Qは製薬マーケティング支援など伸び14%営業増益」 3969 エイトレッド 会社概要 「1Qはパッケージ、クラウドとも伸び26%増収、80%営業増益」 4206 アイカ工業 会社概要 「1Qは1%営業増益。化成品は増益、建装建材は減益でスタート」 4552 JCRファーマ 会社概要 「研究開発費の増加で1Qは営業減益だが期初予想通り、通期計画据え置き」 4733 オービックビジネスコンサルタント 会社概要 「1Qはバージョンアップ需要で27%増収、52%営業増益」 5857 アサヒホールディングス 会社概要 「1Qは営業増益と順調に推移。通期会社計画を据え置き」 6807 日本航空電子工業 会社概要 「1Qは40%営業減益。前期後半からの需要低迷が影響」 7518 ネットワンシステムズ 会社概要 「1Qは8%増収、39%営業増益。原価率改善で販管費の増加を吸収」 8185 チヨダ 会社概要 「滞留在庫の処分等で1Qは営業28%減益」 9551 メタウォーター 会社概要 「1Q売上高は例年並みの進捗。営業赤字が縮小してスタート」   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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日東電(6988)は5%高 3Dマトリックス(7777)3%高 26日の夜間PTS

29日の株式市場で、環境管理(4657)やピーシーエー(9629)が注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で29日の基準値を大きく上回る水準で約定した。環境管理の約定価格は基準値に比べ19.84%高、ピーシーエーは同14.30%高だった。また、主要銘柄ではオリンパス(7733)が基準値を5.22%上回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値上がり銘柄> <7月29日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 4657 環境管理 +19.84% 9.0 (7/26)業績上方修正 通期純利益4,000万円→1.1億円 2 9629 ピーシーエー +14.30% 1.7 (7/26)1Q決算 経常利益 8.7倍 3 7897 ホクシン +12.32% 16.6 (7/26)1Q決算 経常利益 12.7%増 4 9478 SE H&I +11.10% 11.5 (7/26)1Q決算 経常利益 2.0倍 5 4832 JFE-SI +9.24% 0.1 (7/26)1Q決算 経常利益 56.6%増 6 6345 アイチコーポ +7.95% 0.7 (7/26)1Q決算 経常利益 2.5倍 7 2656 ベクター +7.91% 21.0 (7/26)1Q決算 経常利益 2.4倍 8 1436 フィット +5.74% 11.0 (7/26)適時開示:『内部統制システムに関する基本方針』の一部改定に関するお知らせ 9 6662 ユビテック +5.54% 0.1 (7/26)業績下方修正 通期純利益1.02億円→8,800万円 10 7733 オリンパス +5.22% 0.1 (7/25)第三者増資(単独) 払込日 11 3840 PATH +5.16% 121.6 (7/26)適時開示:連結決算速報値発表の取止めに関するお知らせ 12 6988 日東電 +5.05% 1.4 (7/29)4〜6月最終40%減益 スマホ向け低調(日経) 13 9959 アシードHD +4.67% 0.7 (7/26)1Q決算 経常利益 64.1%増 14 6494 NFK-HD +4.60% 0.5   15 8052 椿本興 +4.52% 0.3 (7/26)1Q決算 経常利益 65.0%増 16 4743 ITFOR +4.32% 0.1   17 1407 ウエストHD +4.08% 0.1 (7/26)ウエストHDはもみ合い 配当予想の増額『想定の範囲内』の声(NQN) 18 7777 3Dマトリックス +3.37% 5.7 (7/26)適時開示:ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)に用いる新規ホウ素薬剤に関する特許登録のお知らせ 19 6436 アマノ +3.07% 0.5 (7/26)1Q決算 経常利益 53.9%増 20 4063 信越化 +3.00% 0.1 (7/25)株価レーティング設定 立花証券 やや強気 アジャイル(6573)やだいこう(8692) も注目されそうだ。いずれも前営業日夜間のPTSで29日の基準値を下回る水準で約定した。アジャイルの約定価格は基準値に比べ18.02%安、だいこうは同14.87%安だった。また、主要銘柄では静岡銀(8355)が基準値を2.48%下回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値下がり銘柄> <7月29日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 6573 アジャイル -18.02% 17.3 (7/26)業績下方修正 通期最終損益6,600万円→-1,800万円 2 8692 だいこう -14.87% 0.1 (7/26)年初来高値更新 東証 3 6659 メディアリンク -8.99% 24.6 (7/26)1Q決算 経常利益 82.6%減 4 9468 KADOKAWA -7.35% 0.1   5 3489 フェイスNW -6.45% 0.1   6 8157 都築電 -6.25% 0.9 (7/26)1Q決算 経常利益 32.6%減 7 4393 バンクイノベ -5.25% 5.1 (7/26)3Q決算 経常利益 31.3%増 8 4978 リプロセル -5.15% 0.1   9 7821 前田工繊 -4.81% 1.0 (7/26)3Q決算 経常利益 4.4%増 10 5727 邦チタニウム -4.74% 1.1 (7/29)20年3月期予想を下方修正(日経) 11 2931 ユーグレナ -3.85% 0.1 (7/22)年初来高値更新 東証 12 3390 INEST -3.54% 5.3 (7/25)空売り規制対象 東証 13 7612 Nuts -3.45% 0.3 (7/24)適時開示:子会社設立に関するお知らせ 14 4356 応用技術 -3.22% 0.1   15 6861 キーエンス -2.91% 0.4 (7/29)4〜6月、9年ぶり最終減益 センサー低迷(日経) 16 4816 東映アニメ -2.54% 0.1 (7/26)1Q決算 経常利益 7.6%減 17 7647 音 通 -2.50% 1.7   18 8355 静岡銀 -2.48% 0.1 (7/26)1Q決算 経常利益 29.0%減 19 8350 みち銀 -2.34% 0.1 (7/26)1Q決算 経常利益 54.6%減 20 3328 BEENOS -2.26% 0.5   ※「寄り前ランキング」は、QUICK AI速報としてQr1などQUICKの情報端末でニュース配信中。QUICK Knowledge特設サイトは、QUICKの情報端末でご覧いただけます。

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【朝イチ便利帳】29日 日銀会合~30日、日立やコマツ、ファナックなど決算

29日はトレーディングカードゲームのブシロードが東証マザーズに新規上場する。コマツ(6301)やファナック(6954)などの決算発表が予定されている。 QUICKは7月の債券月次調査を発表する。日銀は30日までの2日間、政策決定会合を開く。   【29日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 6月の商業動態統計(経産省) 11:00 7月のQUICK月次調査<債券> その他 閣議   日銀金融政策決定会合(30日まで)   マザーズ上場=ブシロード   4〜6月期決算=塩野義、コマツ、日精工、日立、ファナック、今村証券、スクリン、オリックス、東洋、松井、東ガス、大ガス   1〜6月期決算=日電硝 海外 時刻 予定 その他 海外4〜6月期決算=ビヨンドミート   タイ市場が休場 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 6701 NEC、顔認証を全日空加盟連合に導入 日経 +2.77% 7/26 2678 アスクル独立役員会、ヤフー批判の声明 日経 +2.69% 7/26 4689 -0.91% 7/26 4528 本庶氏、小野薬提訴へ オプジーボ特許巡り 各紙 +1.38% 7/26 3064 モノタロウ、1〜6月最終益15%増 日経 +1.22% 7/26 9503 関西電、4〜6月は4年ぶり最終増益 燃料安が寄与 日経 +1.21% 7/26 8698 マネックスG社長、リブラ協会に加盟申請と公表 日経 +1.17% 7/26 3003 ヒューリック、1〜6月営業益1割増 賃料収入伸びる 日経 +0.98% 7/26 7936 アシックス、上海に「オニツカタイガー」旗艦店 日経 +0.59% 7/26 8766 東京海上傘下の東京海上日動火災保険、中小企業向け海外投資保険 政府系と 日経 +0.45% 7/26 8801 三井不NTT東電HD、五輪後最大級 都内で再開発 内幸町に高層ビル複数 日経 +0.25% 7/26 9432 -0.02% 7/26 9501 -0.39% 7/26 8697 JPX、株式公開審査厳しく 証券会社などに要請 日経 +0.05% 7/26 9437 NTTドコモ、4〜6月12%減益 日経 -0.07% 7/26 6988 日東電、4〜6月最終40%減益 スマホ向け低調 日経 -0.11% 7/26 4452 花王、1〜6月期営業益2%減 日経 -0.25% 7/26 8411 みずほFG傘下のみずほ銀、SBGの2号ファンドに最大500億円出資 日経 -0.37% 7/26 6178 日本郵政傘下の日本郵便、かんぽ生命ノルマ廃止へ(朝日、以上28日) 朝日 -0.38% 7/26 7181 0.00% 7/26 1878 大東建、4〜6月営業益2割減 受注低迷響く 日経 -0.38% 7/26 7181 かんぽ生命、契約書類偽造(朝日、以上29日) 朝日 -0.38% 7/26 6752 パナソニック(6752)とシャープ(6753)、CEATEC出展縮小 日経 -0.41% 7/26 6753 +1.17% 7/26 9101 郵船、川崎汽、商船三井の4〜6月期業績回復 日経 -0.42% 7/26 9107 -1.33% 7/26 9104 -0.80% 7/26 9202 ANAHD傘下の全日本空輸、ウラジオストク線就航 来年3月 日経 -0.49% 7/26 4755 楽天、米でクレジット参入 日経 -1.05% 7/26 8035 東エレク、4〜6月43%減益 半導体装置需要が低迷 日経 -1.37% 7/26 8028 ユニファミマ、ファミマの時短実験700店に 各紙 -1.66% 7/26 5486 日立金、4〜6月純利益81%減 日経 -1.96% 7/26 5727 邦チタ、20年3月期予想を下方修正 日経 -2.22% 7/26 6861 キーエンス4〜6月、9年ぶり最終減益 センサー低迷 日経 -3.31% 7/26 6740 Jディスプレと主要行、融資枠更新 各紙 -3.89% 7/26

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AI取引、テールリスクには無力 長期投資の全面依存は難しく

日経QUICKニュース(NQN)=今晶、菊池亜矢 波乱要因の少ないごく短期の取引での活用ノウハウはほぼ確立している半面、長期投資での全面的な依存は難しい――。人工知能(AI)に対する現時点での金融・資本市場の評価だ。経験則の通じない「想定外」の事態に臨機応変に対処できないためだが、そのことを理解するには、AIの基本的な思考回路を把握しておく必要がある。 ルール有のゲームは強いが…… AIの基本は統計処理で、基準となる確率分布が安定していることが重要になる。例えば、サイコロを振ってどの目が出るかは6分の1の均等な確率。しかも1から6以外の目が出ることは絶対にない。そのような、決まった現象が決まった確率で発生する事態を高速で処理するのは得意中の得意だ。ルールが明確で、起こりうる現象すべてを想定し戦略として落とし込める、いわゆる「ゲーム」でAIはめっぽう強い。チェスや将棋、囲碁の世界での強者ぶりは皆が知る通りだ。 市場でこの「ゲーム性」を最もよく体現するのは、マイクロ秒(100万分の1秒)単位の速さで売り買いを繰り返す高頻度取引(HFT)など、パターンを単純化できるごく短期の取引だ。HFTはわずかな需給のゆがみに着目した裁定取引で「入力されたデータ(変数)に沿ってパターンを分析し、ミクロレベルの変化を察して注文を出す」(バークレイズ銀行で日本のEコマース・トレーディング部門のヘッドを務めるデービッド・サン氏)。取引自体はHFT向けにチューニングされた専用の高性能コンピューターが担う。 AIの主な役割は人間よりも早く判断をし、プログラム修正などの指示を的確に出すことだ。HFTのコンピューターと同様に、不眠不休で働き収益機会を増やせる。 中銀が意外な行動をとったら…… だが長い目で見ると、参加者が極めて多くランダムに動きやすい市場では均一な確率で起きる現象はないといっていい。そのため、ある現象から割り出したデータを将来の事象に当てはめる「予測」の精度を上げるのは厳しい。しかも、AIは知らないことや分からないことに直面すると思考を止めたり、暴走したりする。機動的な対応が可能な人間との現時点での最大の違いはここだ。 市場は、「テールイベント」と呼ばれる「起きる確率は非常に低いが、起きると影響が極めて大きい」事象にも遭遇する。確率は低いといっても、2000年以降は03年のイラク戦争から08年のリーマン・ショック、11年の欧州債務危機や15年1月のスイスフラン・ショックなど「ショック」と呼べる大変動は決して少なくなかった。そんなテールイベントのリスクに対し「AIは無力」というのが市場の定説だ。 機械分析の根幹をなす分析軸の1つに「中央銀行は理性的に動く」がある。ところが、日銀による異次元の金融緩和策など中銀が従来の行動パターンを外れるケースが増えてきた。ハイライトがスイスフラン・ショックだ。スイス国立銀行(中銀)がそれまでかたくなに守ってきた1ユーロ=1.20フランの維持姿勢を突然撤回。中銀のフラン高阻止を前提に分析してきたプログラムは総崩れとなった。 自ら誤差を修正できない…… 学界を中心に、テールリスクの予測を試みる研究が進んでいる。それでもまだ「極めて低い確率で起きうる一度きりの現象」にはてこずっているようだ。テールリスクが起きる度にデータを入力し続ければ、人間と同じように学習し、いずれ適切な判断ができるようになる――。その通りなのだが「言うはやすし」なのだ。 バークレイズのサン氏が面白い事例を教えてくれた。欧米で評判の、まるで人間が書くかのような自然な文章を書けるAIプログラムに小さな誤りが生じたとする。人間なら「あ、間違えた」とすぐに直せるが、コンピューター上の誤差はどんどん拡大し、その後の文章は支離滅裂になっていくらしい。誤差要因がデータにないためAIは誤差を検知できず、修正するすべがないわけだ。 AIにおける機械学習には、出発地と到達地を設定しルールだけを教えて正解は与えない「強化学習」がある。自動運転などで期待される手法だ。だがランダム性の強さから考えて、金融・資本市場での実用化に向けたハードルは高いだろう。机上でトレーニングを重ねても、データ上の確率は現実世界の確率にはならない。 市場環境は日々刻々と変わる。きょうは円安・ドル高で円売り・ドル買いが最適だったとしても、あすも取りうる最適の戦略になるわけではない。人間なら「あしたはあしたの風が吹く」と鼻息混じりでこなせることなのにAIはできない。その差は大きい。 ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

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クラウド融資、匿名化解除で本来あるべき姿に クラウドクレジット杉山社長

QUICKイノベーション本部=吉田晃宗 ソーシャルレンディングとも呼ばれる貸付型(融資型)クラウドファンディング業界で、貸付先情報を開示する「匿名化解除」の動きが始まった。海外向け特化の貸付型クラウドファンディング事業を運営するクラウドクレジット(東京・中央)も、7月19日から情報公開をスタートした。杉山智行社長に、匿名化解除の取り組みと今後の展開について聞いた。 ネット融資仲介「貸付先の非匿名化は歓迎」 クラウドクレジット杉山社長(3/22配信)はこちら 貸付先企業が建設した中東のソーラーパネル。貸付先のGES社の社名は26日に公開 ――匿名化解除の進捗と貸付先の反応はどうですか 「貸付先のほぼ全社から社名開示の同意を頂いており、手続きが完了して情報公開が可能となったファンドから順次発表しています。成長国の成長企業にお金を届ける、という投資哲学を貫いてきたため、企業名や経営者を公開することに抵抗はまったくありません」 「匿名化解除は貸付先企業も希望していたことで、情報開示によって、投資家に事業内容や経営陣についてより詳しく理解してもらうことを期待しています。今後は、貸付先企業を招いたセミナー等も予定しており、投資家に貸付先企業をより知ってもらうための施策も実施したいと思っています」 ――投資家にもメリットが大きいと? 「2つのメリットを得られると考えています。ひとつは、当社の場合は英語にはなってしまいますが、投資家がインターネット上の公開情報を用いて独自に案件の実在性を調査することができます。また、自分の投資したお金を誰がどのように使い、社会にどういう付加価値が創出されたかが明確に分かるようになります。貸付型クラウドファンディング業界がようやく本来のあるべき姿に戻り、『クラウドファンディング2.0』が始まったと言えます」 ――今後の課題、テーマは何ですか 「累計出資金額は210億円、運用残高は120億円、ユーザー登録数は約4万に迫っています。おかげさまで、この6月には単月黒字化を達成しました。海外向けソーシャルレンディングは分散投資によってリスクを抑制できますので、投資家に一層の分散投資を促す機能を順次実装していきたいと思っています」 「業界の目標として次のステップは税制改正でしょうか。現在、ソーシャルレンディング投資における利益は分離課税の対象ではなく、雑所得扱いです。一定の透明性がある金融商品として、今後は株式や投資信託の利益と同様な扱いになるよう業界として働きかけていくことも考えています。実際、イギリスでは、ソーシャルレンディングは分離課税どころか(NISAのモデルとなった)ISAの対象となっています」

企業価値研究所

7/25の配信レポート一覧:UUUM(3990)、栄研化学(4549)、GameWith(6552)、他

【会社概要】 4549 栄研化学 会社概要 「海外が伸長し1Qは2桁営業増益、減益見込む通期計画据え置き」 7250 太平洋工業 会社概要 「新製品拡販や新規連結効果等により1Qは50%営業増益」 3990 UUUM 新興市場会社概要 「高成長続くも本社移転費用などかさみ、20/5期は営業12%増益の計画」 6552 GameWith 新興市場会社概要 「ゲーム攻略サイトの苦戦と人件費急増で、20/5期は2期連続の大幅減益へ」   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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