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ジェイテクト(6473)2%高、大林組(1802)は2%安 9月28日の夜間PTS

1日の株式市場で、極東産機(6233)やフュートレック(2468)が注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で1日の基準値を大きく上回る水準で約定した。極東産機の約定価格は基準値に比べ21.31%高、フュートレックは同17.48%高だった。 また、主要銘柄ではジェイテクト(6473)が基準値を2.10%上回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値上がり銘柄> <10月1日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 6233 極東産機 +21.31% 78.3 (9/28)信用銘柄選定 取引開始日 東証 2 2468 フュートレック +17.48% 3.1 (10/1)現引き停止 開始日 東証 3 9696 ウィザス +15.84% 30.3 (9/28)適時開示:(訂正)『株式会社学研ホールディングスとの業務資本提携に関するお知らせ』に係る開示内容の訂正に関するお知らせ 4 2191 テ ラ +10.94% 14.5 (9/28)適時開示:過年度有価証券報告書の訂正報告書の監査に関するお知らせ 5 4398 BBSec +10.89% 40.1 (9/28)信用銘柄選定 取引開始日 東証 6 4584 GTS +9.11% 21.2 (9/28)適時開示:ダルベポエチンアルファバイオ後続品の国内での医薬品製造販売承認申請のお知らせ 7 6030 アドベンチャ +8.72% 0.1 (9/26)適時開示:支配株主等に関する事項について 8 3892 岡山製紙 +6.74% 5.1 (10/1)第三者処分(単独) 払込日 9 7518 ネットワン +6.20% 6.7 (9/28)業績上方修正 通期営業利益110億円→120億円 10 7746 岡本硝子 +6.01% 0.3 (9/28)適時開示:加飾蒸着生産設備増強に関するお知らせ 11 7038 フロンティアM +5.78% 8.1 (10/1)信用銘柄選定 取引開始日 東証 12 2667 イメージワン +5.04% 0.1 (9/21)適時開示:中期経営計画策定に関するお知らせ 13 6083 ERI HD +4.83% 2.5 (9/28)1Q決算 経常利益 2.6倍 14 3160 大 光 +4.13% 0.1 (9/28)1Q決算 経常利益 41.7%減 15 6379 新興プラン +4.06% 0.6 (9/28)合併(存続会社) 発表日 16 7725 インタアクション +3.81% 0.1 (9/28)適時開示:大口受注に関するお知らせ 17 2743 ピクセル +3.51% 0.7   18 4667 アイサンテクノロ +3.17% 0.2 (9/26)アイサンテクが9%高 個人心理改善で自動運転関連に物色(NQN) 19 7988 ニフコ +2.95% 0.6   20 3924 ランドコンピ +2.92% 0.1 (9/27)適時開示:株主優待制度の変更および新制度導入に関するお知らせ エルナー(6972)や土屋HD(1840) も注目されそうだ。いずれも前営業日夜間のPTSで1日の基準値を下回る水準で約定した。エルナーの約定価格は基準値に比べ16.99%安、土屋HDは同9.91%安だった。 また、主要銘柄では大林組(1802)が基準値を2.42%下回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値下がり銘柄> <10月1日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 6972 エルナー -16.99% 1.3 (10/1)株式併合 効力発生日 2 1840 土屋HD -9.91% 4.4 (9/28)業績下方修正 通期最終損益1.22億円→-4.45億円 3 2685 アダストリア -9.42% 5.0 (10/1)3〜8月最終赤字 5億5000万円(日経) 4 3089 テクノアルファ -7.87% 1.2 (9/28)3Q決算 経常利益 8.6倍 5 6037 ファーストロジ -7.45% 0.1   6 5288 アジアパイル -5.88% 4.3 (9/28)公募・売出(新株) 発表日 7 2792 ハニーズHLD -4.70% 0.8 (9/28)1Q決算 経常利益 68.1%減 8 6625 JALCO HD -4.26% 2.3   9 7834 マジェスティ -3.98% 0.1 (10/1)商号変更 変更日 10 5184 ニチリン -3.85% 0.4   11 3689 イグニス -3.45% 3.9   12 7719 東京衡機 -3.14% 0.1 (9/21)空売り規制対象 東証 13 2193 COOK -2.89% 2.1 (9/28)適時開示:配当方針の変更に関するお知らせ 14 3321 ミタチ -2.76% 1.1 (9/28)1Q決算 経常利益 20.7%減 15 2498 ACKG -2.50% 0.1 (9/28)商号変更 発表日 16 3903 gumi -2.46% 0.2 (9/28)適時開示:特別損失の計上に関するお知らせ 17 1802 大林組 -2.42% 0.1 (9/28)丸井G、環境債100億円 電力を再生エネに 大林組は事業資金(日経) 18 7172 JIA -2.32% 0.1   19 4837 シダックス -2.11% 0.1   20 8739 スパークス G -2.02% 0.3   ※「寄り前ランキング」は、QUICK AI速報としてQr1などQUICKの情報端末でニュース配信中。QUICK Knowledge特設サイトは、QUICKの情報端末でご覧いただけます。

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学研HD(9470)教育出版分野を基幹とし医療福祉分野へ事業拡大!【株主優待戦略を聞く】

IRの取り組みの一環で株主優待制度を導入 「学研グループは、40歳代後半の世代には学習と科学、20~30歳代は学研教室というイメージが強いようです。魅力あふれる商品とユニークなサービスを提供しつづけていることを、株主優待を通じて個人株主にお伝えしたいと考えています」というのは、法務部株式課の栗城氏。学研ホールディングスの株主優待は、2005年3月末にスタートした。導入のきっかけは株価だ。 右から井上課長、栗城氏 企業価値に対して市場評価が割安であったことから、IRの取り組みに着手。個人株主向けにホームページ、株主通信を充実し、株主優待制度を導入した。その効果もあり、個人株主数は約7,000人、総株主数に占める割合は9割を超え、株価は2,000円台から5,000円台と大幅に上昇した。 株主優待カタログには好奇心を刺激する出版物などをラインナップ 2017年の株主優待カタログには14種類の学研グループ商品がラインナップされた。そのなかで、1番の人気を誇るのが「学研の図鑑LIVE・2冊セット」。美しい写真満載で、解説が丁寧。ふろくのDVDには貴重な映像が収録されている。さらにスマートフォンにアプリをインストールすると、3D画像や動画を見ることができる。続いて高い人気を誇るのが「大人の科学マガジン」。2010年に休刊となった学研の「〇年の科学」を大人向けにリバイバルしたふろく付き科学ムックだ。 ちなみに株主優待のラインナップは毎年総入れ替えしている。「毎年、楽しんでいただけるように考えています」と栗城氏。「法務部株式課の4名が中心となり、グループ各社の協力のもと、学研グループの商品から株主優待品を選定しています。8月~9月はその作業で、てんてこ舞いです」と法務部株式課の井上課長はいう。 株主優待を受け取るには、はがきによる申し込みが必要だが、個人株主からの返信は8割以上と高水準だ。個人株主に株式保有理由についてアンケート調査したところ「株主優待」がトップになった。 今後は長期保有優遇制度、株主優待の拡大も検討 2017年の株主優待では、3年以上連続で3単元(300株)以上を継続保有している株主を対象に、長財布を抽選で10名にプレゼントした。財布職人が制作した逸品だ。これは20~40歳代男性に人気のアイテム情報誌「GetNavi」が立ち上げたサイト「ホン・モノ・ケイカク」の商品から選択した。長期保有の個人株主からの申し込みで、抽選倍率は非常に高いものになった。「抽選ではない形の長期保有優遇制度の導入は、鋭意検討中」(栗城氏)という。 また、株主優待のラインナップを拡大することも検討している。「学研グループというと出版をイメージされる方が多いですが、グループ内での売上比率は3割ほどです。現在は、学研教室などの教育サービス、医療福祉サービスの比率が高まってきています」(栗城氏)。株主優待品に、学研教室や医療福祉サービスの割引券を追加することについても、検討しているという。 学研ホールディングスは、株主優待を通じたコミュニケーションで、ファン株主拡大に取り組んでいる。 株主優待 100株以上グループ商品から選択 ≪優待内容≫  カタログ掲載の自社グループ発行の雑誌、書籍、ムック、キャラクターグッズ等から希望商品(約4,000円相当)贈呈  100株以上 1セット  300株以上 2セット ≪申込み方法≫  12月末に、お届けの住所に「株主優待カタログ」を郵送。  同封の申込書に必要事項を記入して申込むこと。   会社プロフィール 書籍出版や学習塾運営などの教育分野が基幹 書籍の出版、学研教室や進学塾の運営、保育用品や教科書などの制作・販売を行う教育分野を基幹に、サービス付き高齢者向け住宅などを展開する医療福祉分野も手掛ける。 教育分野では、主に小学生を対象にした学研教室、高校生までを対象にした進学塾を運営する教育サービス事業、児童書、学習参考書の販売、文具玩具を企画・販売する教育コンテンツ事業、幼稚園・保育園向け出版物や保育用品の販売、小・中・高向け教科書などを制作・販売する教育ソリューション事業を展開する。医療福祉サービス事業では、在宅介護サービス拠点などの高齢者支援を中心に、保育園など子育て支援サービスを手掛ける。 1947年、学習研究社として設立。2004年、介護事業のココファン(現:学研ココファンホールディングス)を設立。09年、持株会社体制へ移行、商号を学研ホールディングスに変更。   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事は、QUICK企業価値研究所が取材したものです。最新の株主優待内容は、必ず当該企業のホームページなどでご確認いただくようお願いいたします。 QUICK企業価値研究所では、各企業の株主優待の内容の詳細、優待の金額換算値などの情報を提供しております。ご興味のある方は、以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は各企業の株主優待情報等を「QUICKリサーチネット」よりご覧頂けます。サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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アセマネOne「プライムOne」、当初設定額840億円で今年最大に

アセットマネジメントOneが28日に設定した単位型の「ゴールドマン・サックス社債/国際分散投資戦略ファンド2018-09(愛称:プライムOne2018-09)」(47211189)は、当初設定額が840億円だった。今年設定された国内公募の株式投資信託(追加型と単位型を含む)の中で最大。 投資した資金が目減りしない円建てでの「元本確保」を目指すファンドで、投資家が満期まで約10年間このファンドを保有し続けると原則、投資金額が戻る。7月に募集した第1弾は大和証券1社で300億円超を販売。今回は販売会社が35社に増え、当初設定額も伸びた。 同日にりそなアセットマネジメントが設定した「りそな日本中小型株式ファンド(愛称:ニホンノミライ)」(47211189)は、当初設定額が100億円だった。投資対象は国内の中小型株式で、社会的な課題の解決にビジネスの観点から取り組み、安定的な成長が期待できる企業を厳選する。 (QUICK資産運用研究所)

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「27年ぶり」に待ち構えていたメガの売り 月間1254円の上昇、ラスト1分の失速

ドキュメント9.28 後場編 28日の日経平均株価は前日比323円30銭(1.36%)高い2万4120円04銭で引けた。9月の月間の上げ幅としては1254円となり2017年10月(1655円)以来、11カ月ぶりの大きさとなった。一時は年初来高値(2万4124円)を上回り27年ぶりの高値をうかがう場面もあった。「メガバンクからの売りが出ている」といった観測が聞かれた中、後場に入ると伸び悩んだ。27年ぶりの高値水準で戻り待ちの売りが出るなど強弱感の対立が鮮明になった1日。QUICKデリバティブズコメント、エクイティコメントの取材では以下のような声が聞かれた。 前場の動きをまとめた記事「高値と弱音 日経平均、すぐそこまで見えてきた27年ぶり水準」はこちらをご覧ください。 ※28日の日経平均は後場に伸び悩んだ 12:30 日経平均はこの日のザラ場高値である2万4286円10銭で後場寄り   12:38 「後場のSQ値が飛んだ。ミスなのか実注文なのか?」(外国証券)   12:57 「相変わらず個人投資家は日経レバを売り越している。午前はおおむね買いに対して売りが1.2倍程度。とはいえ、一時に比べると売りと買いの差は大きくない。中長期目線の個人投資家が売りを出している一方、高値警戒感はあるものの短期的に相場上昇を睨んだ買いも入っているとみられる。このほか店内の動向をみると、出遅れているマザーズ銘柄の一角に買いを入れる向きがある」(ネット証券)   13:11 「当社の戦略は変わらずで、内株は少し弱め、外株は少し強めとなっています。来年3月末の予想値を1000円以上超え、短期戦略も中心値よりも低めなので、完全にこの相場についていけてません。海外発の要因で需給的に下がったところは買いチャンスと言っていましたけど、実際に下がる局面があってもスルーしていることが多いですし・・・。米国経済がピークアウトすれば円高となり、日本株は米株よりも更にやられる懸念があるので、なかなか強気になれないですね。買わない理由は、米国の独走が続かないという見方が変化しないためです。やはり金利上昇によるコストアップで、米国経済はピークアウトに向かうという見方をしているので。仮にそれが顕在化したとしても、その前に相当上がったらどないすんねんって個人的には思ってますけど、今更変えられないんでしょうね。個人的には、『年金が戦略を修正したら相場は終了するでしょうけど、それまでは強いんじゃないですか』って思ってます。もちろん、そんなことを社内では口が裂けても言えませんが」(信託銀行)   13:41 「きのうはメガバンクからの売りが株価の重荷になっていましたが、きょうも午後から売りが出ているようです。先物の動きが重なって分かりにくくなっていますが、一方では米系の投資家が日本株を買う動きもチラホラあるようですね」(市場関係者)   14:05 「複数のブローカーの動向を聞くと海外勢は買い越しのようです。この所の海外勢の動きからするともう少し上値に期待しても良いのではないでしょうか。きょうはメガバンクの売り観測が出ていますが、ETFなどの売りは前場から見えていたようですよ。昼から上げ幅を縮めたのは仕掛け売りでも出たのではないでしょうか」(投資顧問)   14:59 日経平均は2万4132円17銭。この時点では年初来高値をわずかに上回っていたが、大引けにかけて力尽きた。 ※QUICKデリバティブズコメント、エクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物・現物株を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。

資産運用研究所

「ひふみプラス」、残高で3位に浮上  「ゼウス」抜く

レオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみプラス」(9C311125)の純資産総額(残高)が27日時点で6576億円と、国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)で3位に浮上した。月末時点のデータでさかのぼると、主に国内の株式で運用するファンドが3位以内に入るのは、2005年3月末の「フィデリティ・日本成長株・ファンド」(32311984)以来でおよそ13年半ぶりとなる。 これまで3位だった毎月分配型の「新光US‐REIT オープン(愛称:ゼウス)」(47311049)は、27日時点で4位に後退した。ひふみプラスは年1回決算型。トップ3に毎月分配型以外のファンドが入るのは、08年9月末に3位だった隔月決算型の「マイストーリー分配型(年6回)Bコース」(01312055)以来。 ひふみプラスは好成績や知名度向上を背景に17年初めごろから資金流入が拡大し、残高は増加傾向にある。ランキングでは16年末時点で100位圏外だったのが17年末時点で13位、足元で3位まで躍進した。最近は運用成績の低迷などで資金流入ペースがやや鈍化しているが、8月までの3カ月は月間で100億円を上回る流入超を維持している。 主な運用対象は国内株式だが、17年6月から海外株式も組み入れるようになった。18年8月末時点で海外株式の組み入れ比率は10.8%。投資している238銘柄のうち、上位にアマゾン・ドット・コムやVISAなど米国の株式が並ぶ。18年8月末時点のリターンは過去3年が57.52%、1年が16.39%のプラス、6カ月はマイナス0.33%となっている。 ■ひふみの組み入れ上位銘柄  ①アマゾン・ドット・コム(AMZN)  ②VISA(V)  ③マイクロソフト(MSFT)  ④光通信(9435)  ⑤協和エクシオ(1951)  ⑥コスモス薬品(3349)  ⑦東京センチュリー(8439)  ⑧ネットワンシステムズ(7518)  ⑨ダイフク(6383)  ⑩ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)  ※2018年8月31日基準時点の月次レポートから抜粋。 (QUICK資産運用研究所)

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高値と弱音 日経平均、すぐそこまで見えてきた27年ぶり水準

ドキュメント9.28 前場編 28日午前の株式市場で日経平均株価は前場を405円66銭高の2万4202円40銭で終えた。1月に付けた年初来高値(2万4124円)を上回り、1991年以来となる27年ぶりの高値が見えてきた。外国為替市場で進んだ円安を目先の買い材料と捉えたが、市場では今後の相場展開に対し強気派よりもまだ慎重な弱気派が多い印象だ。QUICKデリバティブズコメントが前場中に拾い上げた市場の声をまとめた(タイムスタンプは配信時間)。 9:19 「海外年金の売り・買いが見えている」(トレーダー)   9:47 「日経平均、日経平均先物ともに年初来高値が視野に入ってきました。海外勢のショートカバー継続で年末の日経平均は2万6000円になると予想します。海外勢はこれまでヘッジ目的で先物ショートのポジションを積み上げてきた。足元では米中の「新冷戦」という捉え方も出てきており、日本の優位性が高まりやすい。そうなると海外勢は積み上げてきたショートを継続する可能性が高いのではないかとみています」(国内投信)   10:19 「店内の状況は静か。決済ベースで期をまたぐことになるので国内金融機関は動きにくい状況です。とはいえ、10月以降の相場の方向性について問い合わせが増えています。相場水準は切り上がっているので10月初旬は国内の機関投資家から益出しの売りが出やすいとみられますが、当面はトレンドフォローで良いのではないかという話になっています」(国内証券トレーダー) 10:39 「日経平均株価がようやくザラ場の年初来高値を更新した。大入り袋が期待できるかな、最近は東証一部の売買代金も3兆円前後で多いしね」(国内証券)   10:45 「昨日はメガバンクから大口の売りが出たとの観測がありますね。そういう意味ではでどころがある程度わかっているのならダウンサイドはあまり気にしなくてもよいのでは。オプションの動向からすると、アップサイドのポジションが少ないので上に走りそう。日経平均が3%動くと値幅は700円ほどになる計算ですよね。需給面でもスカスカなので意外高を期待します」(邦銀)   10:46 「きょうの日経平均の入替はどーですか? 古河機(5715)は特に動きが良いね」(外国証券)   11:05 「5月以降、2万2000~2万3000円のレンジが続いたから、倍返しで2万5000円が見えてきた。10月にもいっちゃうんじゃない?(国内証券)」   11:13 「年初からの騰落率を見ると、日本株は米株に次いで2番目あたりになってきましたよね。弊社内では、ここからはニュートラルでいいとのスタンスになってます。米株の上げ相場も最終局面と考えると来年の1~3月期に懸念があります。でも・・・」(トレーダー)   11:19 「日経平均株価の株価収益率(PER)14倍程度で2万4200円くらいまで行ってもおかしくない。そこから上下250円くらいでもむでしょう。過熱感はあるが、バリュエーション的には懸念はない。過熱感を伴いなら行く相場展開でしょう。騰落レシオも130台に上昇しているが、オーバーシュート気味に強い局面では160台に上げる場合もある(国内証券)」     ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

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テスラ株急落 マスクCEO、SECへの「異論」のほどは

27日の米国市場の時間外取引でテスラが一段安となった。この日は5営業日ぶりに反落し、0.66%安の307.52ドルで通常取引を終えていたが、時間外では270ドルを下回る水準まで下げ、通常取引終値比で12%超の急落となった。 27日夕、米証券取引委員会(SEC)がイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)をNY州南部連邦地裁に証券詐欺罪で提訴したと各メディアが伝えた。マスク氏は8月7日に「420ドルで非公開化を検討、資金は確保した」とツイッターでつぶやき、突如株式非公開化の計画を明らかにしたが、その後撤回。上場企業の経営者としてあるまじき行為が問題となっていた。SECは訴状で、マスク氏に民事制裁を求めたうえ、マスク氏がテスラや公開企業の役員、取締役となることを禁止するよう求めた。カリスマ経営者がテスラを去るのではないかとの警戒感が高まった。 米経済専門チャンネルのCNBCは27日、テスラに近い関係者の話として「SECの訴状では同社が対象となっていないものの、今後、同社もまたSECに訴えられる恐れがある」と報じていた。マスク氏はベンチャー経営者らしく天真爛漫で自由な言動・ツイートが人気を博していたが、テスラの取締役会がなぜツイッターでの情報開示を管理できなかったのか。テスラのガバナンスが問われている。 SECの提訴を踏まえ、マスク氏は27日に米経済専門チャンネルのCNBCに対して書面で「SECによるこの不当な行動は、私に深い悲しみと失望を残す。私は常に真実、透明性、投資家の最善の利益のため行動してきた」との見解を示し、自らの正当性を主張していた。(片平正ニ) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

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米利上げ、市場の織り込みは▲1回 FF先物の水準が示唆

26日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの政策見通し(ドット・チャート)では、2018年末までに1回、2019年末までに合計4回の利上げが示唆された。 一方で、フェデラルファンド(FF)先物の2020年1月物は、おおむね市場が想定する2019年末の政策金利と考えることができる。26日のレートは金利ベースで2.83%と、2019年末までに3回の利上げを織り込んだレベルにある。 米長期金利とFF金利先物の連動性は高い。市場がFOMCの想定する利上げペースを織り込めば、10年金利は3.25%を超えても不思議はない。一方、10年金利が2.8%を割り込むとすれば、19年末までに1回しか利上げができないペースを織り込んだということになる。 足元の米景気の強さを踏まえると、リスクとしては金利上昇の方が大きいように見える。(池谷信久)   ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

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【朝イチ便利帳】28日 失業率など経済指標集中日、ワールド再上場、中国製造業PMI

28日は9月の都区部消費者物価指数、8月の完全失業率、有効求人倍率、8月の鉱工業生産指数速報などが発表される予定。IPO関連ではワールド(3612)、フロンティア・マネジメント(7038)が上場する。   海外では9月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)、8月の米個人所得・個人消費支出などが発表される予定だ。   【28日の予定】 国内 時刻 予定 8:30 9月の都区部消費者物価指数(CPI、総務省)   8月の完全失業率(総務省)   8月の有効求人倍率(厚労省) 8:50 対外対内証券売買契約(週間、財務省)   8月の鉱工業生産指数速報(経産省)   8月の商業動態統計速報(経産省)   日銀金融政策決定会合の主な意見(9月18〜19日開催分) 10:20 3カ月物国庫短期証券の入札(財務省) 10:30 2年物国債の入札(財務省) 14:00 8月の住宅着工戸数(国交省) 19:00 9月の為替介入実績(財務省) その他 閣議   東証1部上場=ワールド   東証マザーズ上場=フロンティアマネジメント 海外 時刻 予定 5:45 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演(29日) 10:45 9月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI) 16:55 9月の独失業率 18:00 9月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値 21:30 8月の米個人所得個人消費支出(PCE) 22:45 9月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI) 23:00 9月の米消費者態度指数(確報値、ミシガン大学調べ) その他 4〜6月期の英国内総生産(GDP)確定値 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 6571 QBNHD、値上げ二の矢 デフレ勝ち組、戦略修正 アプリで予約の新型店、働き手確保の原資に 日経 +4.54% 9/27 8252 丸井G、環境債100億円 電力を再生エネに 大林組は事業資金 日経 +1.31% 9/27 1802 -4.53% 9/27 9501 負債、今期末2000億円圧縮 東電HD守谷誠二CFO、財務基盤の強化急ぐ 日経 +0.92% 9/27 6305 日立建機、生産開発を一体化 日経 +0.39% 9/27 8031 三井物、ミャンマーで海底通信回線 日経 +0.35% 9/27 7239 タチエス、今期純利益67%減 予想を下方修正 日経 +0.26% 9/27 3250 ADワークス、経常益2.3倍に 4〜9月、14億円 日経 0.00% 9/27 6178 日本郵政グループの日本郵便、海外企業の物流を一括受託 国内配送の新会社 日経 -0.22% 9/27 5413 日新製鋼、豪雨被害で損失190億円 呉の自家発電設備など 日経 -0.52% 9/27 8604 野村、スイスPBに4割出資 日経 -0.64% 9/27 9022 リニア効果、東名阪一体に JR東海金子社長に聞く、財投活用で大阪延伸早く 日経 -0.77% 9/27 8194 ライフコーポ減益幅縮小、3〜8月営業益45億円 総菜PB好調 日経 -0.83% 9/27 9506 女川1号機、廃炉検討 東北電社長が言及、稼働から35年 各紙 -1.05% 9/27 8316 三井住友FG、三井住友カードの全株取得 キャッシュレスの柱に 日経 -1.06% 9/27 3861 段ボール原紙製品値上げ 王子HD系、11月出荷から 日経 -1.08% 9/27 7013 IHI、産業用エンジン売却 米キャタピラーに、100億円強 日経 -1.25% 9/27 6753 シャープ戴社長、中国代表兼務 各紙 -1.81% 9/27 6816 アルパイン特別配100円、アルプス統合可決が条件 日経 -1.83% 9/27 6770 -2.28% 9/27 4307 野村総研、営業益最高に 4〜9月、小売業の受注活発 日経 -2.03% 9/27 9861 吉野家HD、赤字11億円 今期最終、6年ぶり 人件費上昇響く 日経 -4.79% 9/27

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三菱ケミHD(4188)は6%高、サイバネット(4312)は11%安 27日の夜間PTS

28日の株式市場で、地域新聞(2164)や極東産機(6233)が注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で28日の基準値を大きく上回る水準で約定した。地域新聞の約定価格は基準値に比べ21.40%高、極東産機は同10.93%高だった。 主要銘柄では三菱ケミHD(4188)が基準値を6.87%上回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値上がり銘柄> <9月28日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 2164 地域新聞 +21.40% 0.1 (9/21)信用規制開始 開始日 東証 2 6233 極東産機 +10.93% 15.8 (9/28)信用銘柄選定 取引開始日 東証 3 1433 ベステラ +10.73% 0.2 (9/27)業績上方修正 通期純利益2.86億円→5.4億円 4 4552 JCRファーマ +9.57% 0.6 (9/27)業績上方修正 半期営業利益8.2億円→16.6億円 5 5271 トーヨーアサノ +9.10% 5.1 (9/27)ストップ高 東証 6 6624 田淵電 +7.92% 231.8 (9/27)適時開示:事業再生 ADR 手続に基づく債権者会議(第2回及び第3回債権者会議)の開催並びに今後の予定に関するお知らせ 7 3953 大村紙業 +7.55% 4.3 (9/27)ストップ高 東証 8 4188 三菱ケミHD +6.87% 13.5 (9/25)目標株価上げ SMBC日興証券 1,420円 → 1,440円 9 8946 エイシアンスター +6.75% 2.3   10 6058 ベクトル +6.50% 4.1   11 4575 CANBAS +6.17% 0.1 (9/27)適時開示:CBP501と免疫チェックポイント阻害剤等の併用に関する特許 米国特許庁より特許査定受領のお知らせ 12 6033 エクストリーム +5.77% 3.3 (9/26)空売り規制対象 東証 13 3924 ランドコンピ +5.70% 0.3 (9/27)適時開示:株主優待制度の変更および新制度導入に関するお知らせ 14 4582 シンバイオ +5.45% 264.3 (9/27)シンバイオが大幅高 がん攻撃療法とのタッグに期待(NQN) 15 6555 MSコンサル +5.20% 2.8 (9/27)適時開示:東京証券取引所本則市場への市場変更申請に関するお知らせ 16 7859 アルメディオ +5.20% 4.6 (9/28)現引き停止解除 解除日 東証 17 3441 山 王 +4.67% 2.8   18 7624 NaITO +4.56% 5.3 (9/27)2Q決算 経常利益 16.9%増 19 6625 JALCO HD +4.37% 1.1   20 7035 anfac +4.32% 0.3   サイバネット(4312)やインタトレード(3747) も注目されそうだ。いずれも前営業日夜間のPTSで28日の基準値を下回る水準で約定した。サイバネットの約定価格は基準値に比べ11.49%安、インタトレードは同10.68%安だった。 主要銘柄では東電力HD(9501)が基準値を0.18%下回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値下がり銘柄> <9月28日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 3392 デリカフーズ -18.70% 0.1   2 4237 フジプレアム -12.79% 0.1   3 4312 サイバネット -11.49% 4.0 (9/27)業績下方修正 通期最終損益10.29億円→-10.12億円 4 3747 インタトレード -10.68% 1.4 (9/27)業績下方修正 通期最終損益1,200万円→-3.98億円 5 6864 NF回路 -9.76% 6.6 (9/27)適時開示:第三者割当による第2回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行及びファシリティ契約(行使停止指定条項、ターゲット・プライス条項付)の締結に関するお知らせ 6 1400 ルーデン -6.17% 0.6   7 4918 アイビー -5.53% 1.5 (9/27)業績修正 新規予想 8 4355 ロングライフ -3.58% 0.2   9 6255 エヌピーシー -3.31% 2.0   10 9861 吉野家HD -3.30% 13.3 (9/28)赤字11億円 今期最終、6年ぶり 人件費上昇響く(日経) 11 6467 ニチダイ -3.07% 0.1   12 6999 KOA -2.11% 0.1   13 3250 ADワークス -2.11% 4.3 (9/28)経常益2.3倍に 4〜9月、14億円(日経) 14 6629 テクノHR -2.07% 0.1   15 6552 GameWith -1.85% 0.7 (9/27)1Q決算 経常利益 29.9%減 16 2926 篠崎屋 -1.83% 0.1 (9/28)貸株注意喚起取消 解除日 東証 17 2371 カカクコム -1.82% 0.1 (9/19)適時開示:臨時株主総会の開催及び取締役の異動に関するお知らせ 18 7185 ヒロセ通商 -1.63% 0.1   19 2191 テ ラ -1.41% 0.4   20 3085 ALサービスH -1.34% 0.1   ※「寄り前ランキング」は、QUICK AI速報としてQr1などQUICKの情報端末でニュース配信中。QUICK Knowledge特設サイトは、QUICKの情報端末でご覧いただけます。

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AIが個人投資家の「秘書」になる日 激変する証券営業、FIN/SUMで討論

QUICKは26日、金融庁と日本経済新聞社共催のフィンテック・サミット「フィンサム2018&レグサム」のパネル討論を都内で開いた。「AIやBOTを利用した顧客向けサービスの現状と将来」をテーマに、対面営業から非対面、とりわけネット対応に大きくシフトする国内証券会社の今後の戦略について、各社の担当者が意見を交わした(モデレーターは佐藤吉哉QUICK常務取締役)。金融機関関係者ら200名が参加した。 ■SMBC日興証券の丸山真志ダイレクトチャネル事業部長 「LINE」上でAIチャットボットのサービスを展開している。顧客が店頭から非対面の営業にダイナミックに変化していることが背景だ。大事なのは、こういう情報が欲しいという顧客に、きちんとその情報を提供する。それが顧客を守る、フィデュシャリー・デューティーにつながる。今の時代、顧客は利便性が高いサービスと低コストのサービスを使い分ける。60~70代も当たり前にスマホを使うし、LINEもそうだ。証券会社としてチャネルを広げるのは必須。今後はリアルタイムのチャートや、口座残高の確認もできるよう機能を高めていきたい。 ■大和証券の山本真ダイレクト企画部長 QUICKが開発したチャットボット「株talk」を運用している。コンタクトセンターに問い合わせが多い株式のサービスでニーズがあると考えて導入し、副次的には、センターへの問い合わせをボットのほうに誘導することでセンターの業務軽減にもつながった。株の質問はかなり複雑で、何を聞かれるかわからない部分も多く、なかなか対応が難しい。しかし、ゆくゆくは人間を補完できるようにAIを進化させ、究極的には(個人投資家一人ひとりの)秘書のようなサービスを提供したい。 ■みずほ証券の楠誠晃ダイレクトチャネル事業部長 AI活用については、まずは社内でノウハウを蓄積している段階だ。社内業務の効率化に重点を置き、問い合わせチャネルの拡充に努めているが、今後は他社のように「顧客の満足度」という観点で取り組みを見つめ直さなければいけない。コストカットもいいサービスを提供していくために必要。人にしかできないことと機械ができることの均衡点を探っていきたい。 ■三菱UFJモルガン・スタンレー証券の江面幸浩オムニチャネル企画部長 11月に新サービスを開始する。「対面より手軽に、ネットより手厚く」というのがコンセプトで、AIなどを活用したバーチャル担当者が顧客対応にあたる。株価や業績の変化などの質問に素早く答え、計算上は現在受け付けている質問の8割をやこれでカバーできる。これまでの証券営業は電話と対面に偏っていたが、ありとあらゆる手段でコミュニケーションをとっていく。次の戦略はデジタルマーケティングで、ビッグデータを活用して顧客のニーズを探るのがこれからの営業と位置付けている。

資産運用研究所

ニッセイAM<購入・換金手数料なし>、低コストにこだわり(インデックスファンドNAVI)

資産形成を目指す個人投資家の間で、指数連動型のインデックス投資が広まりつつある。運用各社も様々なインデックスファンドを展開し、信託報酬の引き下げや品ぞろえの拡充など独自の取り組みでしのぎを削っている。 「インデックスファンドNAVI」では、運用各社のインデックスファンドシリーズについて、それぞれの特徴や強みを解説する。今回はニッセイアセットマネジメントが運用する<購入・換金手数料なし>シリーズを取り上げる。名前が象徴するように、とことん低コストを追求している。 ■2013年に始動、つみたてNISA対象は7本 スタートしたのは2013年。「米国と同じように日本でもインデックスファンドを普及させたい」という想いから始まった。同社が2004年に確定拠出年金(DC)専用に設定し、09年から一般にも販売し始めたコストの安い「ニッセイ日経225インデックスファンド」(29311041)がヒットしていたこともあり、インデックスファンドがメジャーになると確信。シリーズの設計当初から低コストに徹底的にこだわった。 シリーズは現在、12本を運用。純資産総額(残高)の合計は18年8月末時点で1571億円にのぼる(図表1)。このうち10本は信託報酬が業界最安値水準。7本がつみたてNISA(積み立て型の少額投資非課税制度)の対象となっている。 ■目論見書やイラストを「断捨離」 「購入・換金手数料なし」というシリーズ名は、低コストへのこだわりの表れで、購入するときも解約するときも手数料がゼロであることを意味する。コンセプトが一目で伝わりやすい名前にした。 信託報酬を安く抑えるために、運用にかかるコストを徹底的にカット。ネット経由での販売を中心にして目論見書などの書類をペーパーレス化するだけでなく、イラストを排除したり、白黒のシンプルなものにしたりしてコストを削った。 極め付きは信託報酬引き下げのタイミングだ。同シリーズは「残高が増えてきたら信託報酬を下げる」というスタンスで、15年から4年連続で信託報酬を下げている。17年までは秋に引き下げを発表し、年1回の定期的な目論見書の改訂時期に合わせた。そうすれば臨時で目論見書を発行する手間が省け、費用の節約につながるからだ。18年は競合他社の値下げや残高の状況を踏まえ、夏に前倒しで引き下げた。 ここまでコストにこだわるのは、個人投資家と「ウィンウィン」の関係を築くのが目的。同シリーズはインデックスファンドのコスト革命で業界をけん引してきた。コストの安さが個人投資家の支持を集め、「残高増→信託報酬引き下げ→残高増」という好循環を生んでいる。 ■人気の外国株ファンド、残高は1000億円超 同シリーズの中で人気が高いのは「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」(2931113C)だ(図表2)。投信ブロガーが投票する「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」に2014年から4年連続で入賞。18年8月末には残高が1000億円を突破した。国内でシリーズ展開するインデックスファンドで最も規模が大きい。 先進国株が対象の「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)」に連動するファンドは、ほかにたくさんある。その中でも選ばれている理由について、投資信託企画部の結城宗治担当部長は「残高が増えたら信託報酬を下げる実績を積んできたことで、個人投資家からの信認が得られてきたのではないか」と分析している。 ■さらなるラインアップ拡充を検討 今後も低コスト化に向けた努力を継続する方針だ。信託報酬とは別に発生する諸費用を含め、投資家が負担する実質コストの抑制を目指す。 コストを抑制しているため、販売会社はネット証券が中心。販売チャネルが限られているだけに、認知度向上は課題だ。今後はより多くの顧客ニーズを満たすために、ラインアップの拡充を検討。複数の資産に分散投資するバランス型などの追加を視野に入れている。 <関連サイト> ◇こだわりのインデックスファンド<購入・換金手数料なし>シリーズ (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

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めでタイ11年ブリ高値の原動力はイワシ 日水、時価総額で業界首位に

27日の株式市場で日水(1332)が5日続伸している。株価は一時、726円を付け上昇率は4.6%に達した。年初来高値も更新し、2007年7月以来、約11年ぶりの高値を付けた。時価総額は水産最大手のマルハニチロ(1333)を約8カ月ぶり(終値ベース)に上回り、業界首位に躍り出た。9月以降の株価上昇率は前日までで14%と、マルハニチロ(8%)やTOPIX(5%)を上回る快走を続けている。 ※「水産・農林業」上位3社の時価総額。単位億円。赤が日水、青はマルハニチロ、緑はサカタのタネ、26日までは終値ベース SMBC日興証券のリポートによると、同社が大量生産体制を持つ「EPA」(イワシなどの青魚に含まれる必須脂肪酸)を使った薬をアイルランドの医薬品メーカーが手がけており、EPA供給によって日水が注力している「ファインケミカル事業」での利益拡大が見込まれるといい、評価が見直されているようだ。 参考までに、日水のサイトによると、EPAの含有量が多い魚は、まいわし、本まぐろ(トロ)、さば、まだい、ぶり、さんまなどとなっている。 (松下隆介) ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

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米利上げ局面いよいよ最終コーナー 注目の2021年ドットチャート

9月26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの政策見通し(ドット・チャート)では、年内あと1回、2019年に3回、2020年1回の利上げが示唆された。新たに公表された2021年の中央値は2020年と同じで、「2020年中の利上げ停止、メンバーの一人は利下げを予想」(ストラテジスト)と指摘された。 長期見通し(Longer Run)の分布では、6月が14人回答の7番目と8番目の間の2.875%となっていたのが、9月は15人回答の8番目である3.000%が中心値となった。(丹下智博)   ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

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【朝イチ便利帳】27日 極東産機、SBIインシュが新規上場 8月の米耐久財受注

27日は8月の建機出荷額などが発表される予定のほか、麻生金融相と黒田日銀総裁が全国証券大会であいさつをする。IPO関連では極東産機(6233)、SBIインシュアランスグループ(7326)、東京インフラ・エネルギー投資法人 投資証券(9285)が新規上場するほか、プリントネット(7805*J)の仮条件が決定する。 海外では米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表されたほか、8月の米耐久財受注額、4~6月期の米実質国内総生産確定値などが発表される予定だ。   【27日の予定】 国内 時刻 予定 12:00 8月の建機出荷額(建設機械工業会) その他 麻生金融相、黒田日銀総裁が全国証券大会であいさつ(15時台)   東証ジャスダック上場=極東産機   東証マザーズ上場=SBIインシュアランスグループ 海外 時刻 予定 3:00 カプラン米ダラス連銀総裁が質疑応答(28日) 5:30 パウエルFRB議長が講演(28日) 10:30 8月の中国の工業企業利益 21:30 米新規失業保険申請件数(週間)   8月の米耐久財受注額   4〜6月期の米実質国内総生産(GDP)確定値 23:00 8月の米仮契約住宅販売指数 その他 フィリピン中銀が政策金利を発表   インドネシア中銀が政策金利を発表   9月の独消費者物価指数(CPI)速報値 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 4689 ヤフー、自社株約5億株を消却 日経 +2.03% 9/26 3099 三越伊勢丹、都心3店集中 相模原府中新潟で閉店へ 各紙 +1.65% 9/26 8244 近鉄百、今期純利益2.6倍 訪日客効果など 日経 +1.18% 9/26 7611 ハイデ日高、営業減益 3〜8月単独、人件費膨らみ 日経 +0.83% 9/26 9843 ニトリHD、純利益最高 3〜8月8%増、寝具など伸びる 各紙 +0.57% 9/26 4901 ゼロックス買収正念場 富士フイルム提起の上訴審開始 各紙 +0.50% 9/26 6503 三菱電、裁量制の3人労災 14〜17年過労自殺も 朝日 +0.28% 9/26 7545 西松屋チェ、3〜8月単独税引き益13%減 日経 -0.26% 9/26 5803 フジクラ、今期純利益24%減 一転減益に 日経 -0.47% 9/26 8174 日ガス、ガス充填検査 100億円新工場 日経 -0.86% 9/26 7203 トヨタ、全店で全車販売 脱系列、車種も半減 日経 -1.29% 9/26 9001 東武、4〜9月純利益92%減 土地の減損損失 日経 -1.29% 9/26 8002 丸紅、地銀に社員派遣 海外進出やM&A支援 日経 -1.41% 9/26 7269 スズキ、新たな不正 燃費データ改ざん 日産自は最終報告 各紙 -4.45% 9/26 7201 -4.13% 9/26  

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ヤフー(4689)は3%高、フジクラ(5803)は5%安 26日の夜間PTS

27日の株式市場で、Jマテリアル(6055)やトーヨーアサノ(5271)が注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で27日の基準値を大きく上回る水準で約定した。Jマテリアルの約定価格は基準値に比べ18.89%高、トーヨーアサノは同18.64%高だった。また、主要銘柄ではヤフー(4689)が基準値を3.84%上回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値上がり銘柄> <9月27日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 6055 Jマテリアル +18.89% 0.1 (9/21)Jマテリアルが反発 今期上方修正、半導体関連で相対的に高評価(NQN) 2 5271 トーヨーアサノ +18.64% 2.1 (9/26)業績上方修正 通期純利益2.4億円→8億円 3 6067 メディアF +17.11% 0.7 (9/26)適時開示:共同印刷株式会社との資本業務提携に関するお知らせ 4 3185 夢展望 +15.95% 19.6 (9/26)適時開示:CROOZ EC Partners株式会社との業務委託契約締結及びECプラットフォームプロジェクトの本格始動に関するお知らせ(固定資産の取得予定) 5 6734 ニューテック +15.20% 8.9 (9/26)業績上方修正 半期経常利益7,200万円→1.11億円 6 6624 田淵電 +10.05% 325.9 (9/26)再建中の田淵電がストップ高 ダイヤ電機が支援(NQN) 7 2160 ジーエヌアイ +9.49% 17.1 (9/26)ストップ高 東証 8 3985 テモナ +8.48% 0.1 (9/26)株式分割 権利落日 9 1419 タマホーム +8.47% 0.3   10 3254 プレサンス +7.79% 0.5   11 3782 DDS +7.62% 4.1   12 6533 オーケストラHD +6.80% 0.3 (9/18)目標株価上げ エース経済研究所 1,200円 13 6618 大泉製 +6.08% 0.1   14 6882 三社電機 +5.83% 0.7 (9/26)自社株買い(枠設定) 発表日 15 3909 ショーケースTV +5.36% 3.5   16 6045 レントラックス +4.20% 22.7 (9/26)レントラクスがストップ高気配 8月売上高が43%増(NQN) 17 6425 ユニバーサル +4.14% 18.1 (9/26)空売り規制対象 東証 18 8925 アルデプロ +4.00% 14.6 (9/25)適時開示:(開示事項の延期)持株会社体制への移行延期に関するお知らせ 19 4776 サイボウズ +3.99% 0.4   20 4689 ヤフー +3.84% 47.5 (9/27)自社株約5億株を消却(日経) 日立ハイテク(8036)やエイチ・アイエス(9603) も注目されそうだ。いずれも前営業日夜間のPTSで27日の基準値を下回る水準で約定した。日立ハイテクの約定価格は基準値に比べ17.38%安、エイチ・アイエスは同4.99%安だった。また、主要銘柄ではフジクラ(5803)が基準値を5.89%下回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値下がり銘柄> <9月27日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 3392 デリカフーズ -21.63% 0.1   2 8036 日立ハイテク -17.38% 0.1 (9/20)目標株価下げ モルガン・スタンレーMUFG証券 5,500円 → 4,900円 3 5803 フジクラ -5.89% 1.3 (9/27)今期純利益24%減 一転減益に(日経) 4 9603 エイチ・アイエス -4.99% 0.1 (9/21)適時開示:子会社の設立に関するお知らせ 5 1491 中外鉱 -3.33% 2.5   6 6239 ナガオカ -2.77% 0.2 (9/21)ストップ高 東証 7 7571 ヤマノHD -2.69% 0.5   8 2926 篠崎屋 -2.57% 0.2   9 4395 アクリート -2.54% 0.2   10 6033 エクストリーム -2.41% 0.1 (9/26)空売り規制対象 東証 11 7719 東京衡機 -2.21% 2.5 (9/21)空売り規制対象 東証 12 7034 プロレド -2.17% 0.1 (9/21)日々公表開始 開始日 東証 13 7836 アビックス -2.01% 0.9   14 4564 OTS -1.91% 0.3   15 8698 マネックスG -1.82% 1.0 (9/20)マネックスGなど仮想通貨関連が安い テックビューロの流出問題で(NQN) 16 4063 信越化 -1.49% 0.1 (9/25)目標株価下げ SMBC日興証券 13,010円 → 11,340円 17 4597 ソレイジア -1.27% 1.0   18 5002 昭和シェル -1.26% 0.1 (9/19)年初来高値更新 東証 19 6835 アライドHD -1.18% 2.0   20 3323 レカム -1.17% 0.5   ※「寄り前ランキング」は、QUICK AI速報としてQr1などQUICKの情報端末でニュース配信中。QUICK Knowledge特設サイトは、QUICKの情報端末でご覧いただけます。

資産運用研究所

楽天証券IFA養成校、7割が20~30代 幅広い職種から参加

インターネット証券大手の楽天証券が今年7月に独立系金融アドバイザー(IFA)を養成するビジネススクールを開講してから3カ月が経過する。金融の基礎知識を学ぶ「基礎コース」が終了し、8月半ばからは実務力を身に付ける「実践コース」に入った。講座には幅広い職種から参加しており、楽天証券はIFA育成を「対面型」のIFA事業の拡大につなげる考えだ。 ■参加者の45%が現役IFA 楽天証券は金融系の教育事業などを手掛けるきんざい(東京・新宿)と連携し、「楽天ファイナンシャルアドバイザー・ビジネススクール」を開校した。基礎コースは52人が参加し、修了試験と面接試験に合格した33人が実践コースに進んだ。 基礎コース52人の内訳をみると、IFA登録者が最多の45%だが、保険関連、証券、コンサルタント、税理士、メーカー勤務、システム系など多様な職種の人材が参加した。年代別では20代と30代で7割近くを占めた。実践コースの参加者も職種や年代の比率は、基礎コースと大きく変わらない。 ■IFA大手の幹部が登壇 楽天証券は7月から毎週土曜日に講義を開いており、9月22日にその様子をメディアに公開した。この日の講義は前半が「金融リテールに変革を起こすマーケティング」の第2回目で、IFA大手GAIAでマーケティングを担当している取締役兼CMOの麻生陽平氏が講師を務めた。 参加者は4人ごとに分かれてテーブルに着き、グループ討議を繰り返し、ホワイトボードに附箋を貼りながら親和図法という「見える化」の手法を使って、気づきや着想をまとめ上げる。最後は、資産形成の相談をしたいと考えている人へ訴求力のあるWebサイトにするにはどんな点を重視すべきか、グループごとに発表した。 後半はGAIA社長の中桐啓貴氏とIFA大手のファイナンシャルスタンダード社長の福田猛氏が登壇。①なぜIFAとして独立を決意したのか②IFAとして独立して一番嬉しかったこと、一番大変だったことは③IFAに最も必要なスキル・知識は何か④IFAを目指す人に是非読んで欲しいオススメの一冊は--という質問に答えた。 ②の大変だったこととして「事業立ち上げ後黒字化するまでの運転資金の工面」、③のスキルでは「IFAは話すことよりもむしろ顧客の声を聞き、顧客の本当のニーズを拾い上げるのが肝心」といった話について参加者は熱心に耳を傾けた。④の候補には「道は開ける」「投資の大原則」「敗者のゲーム」「ウォール街のランダム・ウォーカー」「ゴールベース資産管理入門」などが挙がった。 ■「網羅的で練り上げられたカリキュラム」の声 参加者の多くは学び直しや実務知識の再点検に役立つとして、講義内容に前向きな手応えを感じていた。大手証券に勤務し、金融の実務経験・知識を生かしてIFAとしての独立・脱サラを考えている50代の男性は「カリキュラムは網羅的でうまく練り上げられている」と話していた。「グループ討議で知り合った人とのつながりができたのもよかった」という声も聞かれた。 IFA養成ビジネススクールの2期目は来年春ごろに開講する見込みだ。それまでに今回の受講者のうち何人が新たにIFA登録するかが注目されるほか、2期目はIFA以外の参加者がどのくらい増えるのかが課題になりそうだ。 (QUICK資産運用研究所 高瀬浩)

News & Views

FOMC、今日の利上げより注目の2021年ドットチャート

米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が日本時間27日午前3時に発表される。9月は政策金利を0.25%引き上げ、年2.00~2.25%にすることが確実視されており、景気を冷やしも過熱もさせない中立金利(長期の政策金利見通し、現行は2.9%)との乖離(かいり)は小さくなる。声明文の「依然として緩和的」という表現が削除されたり変更されたりすると、市場で利上げ終了が近いとの思惑が高まる可能性がある。 より注目度が高いのは、FOMCメンバーの政策金利見通し(ドットチャート)だ。今回から新たに2021年の見通しが公表される。6月のFOMCにおけるドットチャート(下のグラフ)では、20年末の政策金利見通しの大半が中立金利を上回り、実質的な引き締めの状態にある。21年も利上げが継続される見込みとなれば、米金利に上昇圧力がかかりやすくなる。逆に20年で打ち止めとなれば、低下圧力になりそうだ。(池谷信久) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。  

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