歪みにくくなった?スキュー指数 S&P500と「連れ安」で5ヵ月ぶり低水準

9日の米国市場でスキュー指数が3日続落し、0.50%安の128.98で終えた。5月9日以来、5カ月ぶりの低水準となる。 スキュー指数は「ブラックスワン指数」とも呼ばれ、S&P500種株価指数を対象とするオプション取引でコールに対するプットの需要の強さを表すもの。スキュー指数が上昇した場合に相場の急変を示唆するわけだが、S&P500指数は8日に2862.08まで下げ、8月23日以来1カ月半ぶりの安値水準を付けたのに対し、スキュー指数は逆に下げている。 スキュー指数が今年の最高水準をつけたのは8月13日(159.03)で、その後もS&P500指数は史上最高値を更新し続けており、相場の急変を示唆するシグナルとしては機能しづらい状況となっている。(片平正ニ)   ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

【朝イチ便利帳】10日 安川電、イオンなど決算発表 8月の機械受注統計

10日は8月の機械受注統計、10月のESPフォーキャスト調査などが発表される予定のほか、ABCマート、安川電機、イオンなど約55社が決算発表を予定している。IPO関連ではCRGホールディングスが新規上場するほか、VALUENEXの仮条件、ギフトの公募・売り出し(公開)価格が決定する。海外では日本時間11日に米国でファスナルが決算を発表するほか、9月の米卸売物価指数、8月の米卸売在庫・売上高などが公表となる。   【10日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 8月の機械受注統計(内閣府) 15:00ごろ 10月のESPフォーキャスト調査(日本経済研究センター) その他 閣議   3〜8月期決算=ABCマート、安川電、イオン   東証マザーズ上場=CRGホールディングス 海外 時刻 予定 1:00 エバンス米シカゴ連銀総裁が討議に参加(11日) 6:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁が討議に参加(11日) 10:15 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演 11:35 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が記者会見 21:30 9月の米卸売物価指数(PPI) 23:00 8月の米卸売在庫売上高 その他 台湾市場が休場 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 9983 ファストリ、ネット通販速さ追求 ユニクロ、地方も最短1日 日経 +1.17% 10/9 3697 SHIFT、今期営業益3割増 主力サービス好調 日経 +0.42% 10/9 4714 リソー教育、今期純利益16%増 日経 0.00% 10/9 8267 イオンとフジHD傘下のフジテレビ、子供向け番組アジア輸出 日経 -0.65% 10/9 4676 -0.19% 10/9 8244 近鉄百、3〜8月期純利益7%増 日経 -0.78% 10/9 8306 三菱UFJ「情報防衛」急ぐ IT投資人材採用を拡大 日経 -1.14% 10/9 3086 Jフロント、3〜8月期事業利益7%増 訪日消費や不動産好調 日経 -1.15% 10/9 3635 コーテクHD、4〜9月期純利益19%増 新作好調で上方修正 日経 -1.22% 10/9 8593 三菱Uリース、物流投資専門のファンド 運用会社に出資 日経 -1.33% 10/9 8273 イズミ、3〜8月期純利益5%減 豪雨で特損計上 日経 -1.84% 10/9 6752 EV電池、脱コバルト パナソニックなど開発着手 日経 -1.94% 10/9 6305 日立建機、欧州でICT建機受注 日経 -1.98% 10/9 3194 キリン堂HD、3〜8月期純利益9%増 日経 -2.01% 10/9 6770 アルプス株買い増し エリオット、保有率9.22% 日経 -2.61% 10/9 7203 車認証、英大陸双方で トヨタや日産自、EU離脱に備え 日経 -3.08% 10/9 7201 -0.77% 10/9 7718 スター精、タイに移管 スイス型自動旋盤、中国生産見直し 日刊工 -3.13% 10/9 3938 LINEで電子チケット ID活用、高額転売防ぐ 日経 -4.43% 10/9 8008 4℃ホールデ、今期一転最終減益 日経 -5.09% 10/9 6856 堀場製、英に「車」工科大 電動化などの人材育成 日刊工 -5.52% 10/9  

米中対立で甦る「ココム」の亡霊? 日米ハイテク業界に株安の黒い雲

米国と中国の対立が貿易から安全保障へと広がり、投資家が神経をとがらせている。あおりを受けた米IT(情報技術)大手の株価は先週後半以降、大きく水準を切り下げ、日本のハイテク株にも余波が及んでいる。米中対立の度がさらに深まれば、世界の株式市場への悪影響が大きくなるとの不安が広がっている。 「対中貿易制裁の次の米国の標的は欧州連合(EU)や日本を巻き込んだ『ココム規制』の復活ではないか」。先月、複数の米シンクタンクの研究員と意見交換したパルナッソス・インベストメント・ストラテジーズの宮島秀直氏はこう読む。 ココムとは対共産圏輸出統制委員会と呼ばれ、旧ソ連や中国など共産諸国向けの戦略物資の輸出禁止を目的に発足した国際機関を指す。冷戦時代の象徴の一つで日米欧の17カ国が加盟していたが1994年に解散した。 宮島氏の分析の背景にはITを経由した情報漏えいや選挙介入に対する与野党の垣根を越えた米国内での危機感の高まりがある。 先週4日には「アップルなど約30の米企業が中国製の特殊な半導体が組み込まれたサーバーを経由して情報流出の脅威にさらされている」と米ブルームバーグ通信が報道。IT大手の株価が売られ、QUICK・ファクトセットによれば代表的なGAFA(グーグル=アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)と呼ばれる4銘柄の時価総額は4日から8日までに約1370億ドル(4%、約15兆円)減少した。 足元でGAFA銘柄の下げが目立つ 中国製「スパイ半導体」と呼ばれる問題だが、ハッキングの疑いの発端は15年だ。それがこの時期に大きく取り上げられたのは、米議会中間選挙前というタイミングもあるが、米国の世論がIT企業のプライバシー対策に神経質になっている証拠と受け取れる。 「ココム復活」となれば日本への影響も小さくない。内閣府によれば17年の日本から中国への輸出総額1658億ドル(約19兆円)の4割はIC(集積回路)や半導体製造装置、産業用ロボットなどハイテク製品だ。5日以降、9日までに東京エレクトロンは約8%、SUMCOは13%下げる場面があった。 「仮にココム復活は回避されたとしても、中国経由で米国にハイテク製品を輸出する日本企業は検査などのコスト負担が増加する」(第一生命経済研究所の桂畑誠治氏)。市場ではこんな見方も浮上している。 【日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一】   ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

また好調な経済指標、米の長短金利差は拡大傾向

5日の米国市場で10年物国債利回りは前日比0.05%高い3.23%で終えた。金融政策の影響を受けやすい2年債利回りは0.01%の上昇にとどまり、米長短金利スプレッドは35bpに拡大した。 9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受け、米連邦準備理事会(FRB)による利上げの打ち止めを織り込む形で、スプレッドは一旦縮小したが、その後発表された米サプライマネジメント協会(ISM)製造業指数や5日発表の米雇用統計などの経済指標は軒並み米景気の好調さを示す結果となった。 9月の米雇用統計で失業率は3.7%と1969年12月以来、48年9カ月ぶりの水準に低下した。非農業部門の雇用者数は13万4千人増と市場予想(18万5千人増)を下回ったが、過去2カ月分が上方修正されており、均してみれば堅調な状況が続いている。(池谷信久)   ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

財政不安のイタリア売り、STOXXが半年ぶり安値 中国から株安の秋風も

8日の欧州市場で主要株価指数は総じて下落した。STOXXヨーロッパ600指数は前週末比1.11%安の372.21で終え、4月4日以来およそ半年ぶりの安値を付けた。連休明けの中国上海株が大幅安が投資家心理を冷やしたほか、イタリア予算案を巡りイタリア政府と欧州連合(EU)の対立も重荷となった。 ドイツDAX指数が1.36%安となったほか、イタリアMIB指数は2.43%安と大幅に下落した。MIB指数は20000の節目を割り込み、2017年4月21日以来およそ1年半ぶりの安値水準に沈んだ。イタリア国債利回りが3.5%台に急上昇するなか、銀行株への売りが強まった。イタリア銀行大手のウニクレディトが3.56%下げたほか、インテーザ・サンパオロも3%の下げとなった。UBSグループなど域内の金融株が全般的に軟調だったほか、ダイムラーやフォルクスワーゲンの下落率も1%を超えた。 また、8日の米国市場で原油先物は小幅に下落した。取引の中心である11月限は前日比0.05ドル安の1バレル74.29ドルだった。米国は経済制裁の再開でイラン産原油の輸入を控えるよう求めているが、インドなど一部の国をイランからの原油輸入停止の適用対象から外す検討をしているとの米高官発言が伝わった。イラン産原油の供給減に伴う需給逼迫懸念が薄れたために売りが優勢となった。一方、キューバ近辺を北上するハリケーン「マイケル」が10日にかけて米国に近付く見通し。石油関連施設が集中する地域は逸れるとみられるが、影響を見極めたいとのムードが広がった。(中山桂一)   ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。  

【朝イチ便利帳】9日 8月の国際収支、10月のQUICK月次調査<株式>

 9日は8月の国際収支、9月の景気ウオッチャー調査などが発表される予定のほか、中西経団連会長が記者会見を行う。IPO関連ではプリントネット(7805)の公募・売り出し(公開)価格が決定する。海外では韓国市場が休場となる。   【9日の予定】 国内 時刻 予定 08:50 8月の国際収支(財務省)   対外対内証券売買契約(月間、財務省) 10:20 6カ月物国庫短期証券の入札(財務省) 11:00 10月のQUICK月次調査<株式> 14:00 9月の景気ウオッチャー調査(内閣府) 15:15 中西経団連会長の記者会見 その他 閣議   3〜8月期決算=Jフロント 海外 時刻 予定 2:00 ハーカーフィラデルフィア連銀総裁が講演(10日) 10:15 ウィリアムズニューヨーク連銀総裁が講演(10日) 11:35 ウィリアムズニューヨーク連銀総裁が記者会見(10日) 20:30 カプランダラス連銀総裁が講演 22:30 エバンスシカゴ連銀総裁があいさつ その他 韓国市場が休場   【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 9861 吉野家HD、人件費増もう限界 3〜8月期、増収でも最終赤字 販管費の半分収益圧迫 各紙 +1.80% 10/5 1377 サカタタネ、純利益23%減 6〜8月(日経、以上6日) 日経 +0.99% 10/5 9508 太陽光、一時停止要請へ 九州電、需給バランス調整 日経 +0.87% 10/5 4714 リソー教育、営業益3割増 3〜8月 日経 +0.73% 10/5 8267 イオン、営業益最高 3〜8月、スーパー値下げ改装効果 日経 +0.57% 10/5 4530 久光薬、営業益15%減 3〜8月、薬価改定で採算悪化 インバウンドで補えず 日経 +0.34% 10/5 3082 きちり、今期純利益1.67億円に下方修正 日経 +0.12% 10/5 7721 東京計器、油圧機器検査で不正 各紙 -0.08% 10/5 2670 ABCマート、2年ぶり営業最高益 3〜8月、衣料品好調 日経 -0.16% 10/5 7451 三菱食品、冷凍総菜の新ブランド 小売り省力化需要に的 日経 -0.16% 10/5 4689 ヤフー系ペイペイ、スマホ決済事業開始 LINEや楽天追う 日経 -0.23% 10/5 3938 -0.24% 10/5 4755 -0.78% 10/5 3938 LINE決済、ネット通販でも 来年開始へ 日経 -0.23% 10/5 7267 ホンダ社長、米GM本体への出資を否定(日経、以上8日) 日経 -0.59% 10/5 9983 ファストリのユニクロ、欧州勢をリード 東南ア市場、マニラに域内最大店 成長エリア争奪戦 日経 -0.96% 10/5 9984 サウジ、5兆円追加出資へ ソフトバンクファンドに(日経、以上7日) 日経 -1.11% 10/5 7630 壱番屋、3〜8月期純利益が5%減 人件費上昇など響く 日経 -1.11% 10/5 9945 プレナス、損益トントン 今期最終 日経 -1.38% 10/5 8358 スルガ銀、業務停止6カ月 不動産融資を全件調査 各紙 -1.62% 10/5 6752 パナソニック、「つながる家電」20社に対応 照明など声で操作可能に 日経 -1.62% 10/5 8016 オンワード、増益幅縮小 今期最終2%に下振れ、主力「23区」不振 日経 -1.90% 10/5 8905 イオンモール、営業最高益 3〜8月、海外事業が成長 日経 -1.96% 10/5

【ザ・キャリア】 いつだって前向きに「株LOVE」 クレディ・スイス証券・牧野淳氏

新聞やテレビで相場解説をする市場関係者は数多いが、その人の歩んできた歴史を知る機会は意外に少ない。華々しいキャリアに至るまでいったいどんな軌跡を歩んできたのだろうか。市場で活躍するキーパーソンが歩んできた道のりを紹介すると同時に、若手に向けたメッセージを聞く。第1回は欧州系証券大手クレディ・スイスで2017年から直近まで株式本部長、現在はアジア太平洋部門の外国株式業務のヘッドを務める牧野淳氏(48)。とある地方都市の証券会社の支店でのリテール営業から、その歩みは始まった。 ■どぶ板営業でつかんだロンドンへの切符 牧野氏が社会人人生を歩み始めたのは1992年。当時は新卒採用で売り手市場の全盛期だ。「希望すれば働く会社を選べた時代。特に証券会社に入りたかったわけではない」というが、学歴に縛られたくないという思いから門を叩いたのは当時の4大証券の一角だった。 「母が株式投資をしていたため世間一般が考えるよりは証券会社に対して良いイメージがあった」と牧野氏は語る。証券会社へ入社した大学のOBからは「ノルマはない」と聞かされていたことも入社を決めた理由のひとつだ。配属は三重県の四日市支店だった。 当時を振り返り牧野氏は「ハメられたって思いましたよ」と苦笑いする。OBから「ない」と聞かされていたノルマはしっかり存在した。分厚い「日経会社情報」や灰皿が飛んでくるのは当たり前。入社当初は自分には課されなかったノルマだが、先輩社員の苦しむ姿を間近で見ていた。平成の時代に「ブラック」といわれる働き方。そんな状況でもやれるところまでやってみようと前向きに考えた。 とはいえ、「このときほど辛かったことはない」と当時を振り返る。絨毯爆撃のごとく飛び込み営業する毎日。断られるのは当たり前、1日1000件の飛び込みもこなした。まさにどぶ板営業だ。ライバルはその支店の先輩だけでない。全国に散らばった同期との競争も意識した。めげずに続けていくと、ようやくぽつりぽつりとお客さんができ始めた。東京や名古屋といった都市圏に比べると不利と思われる地域でも、2年目には「この場所でも成績を上げられる」と自信がつき始めた。 「リスクを恐れないアグレッシブな取引をやってきました」という。新しい取引手法にも挑戦し、手数料を稼いだ。実績を積んで本部長賞や社長賞も受賞。この頃から海外赴任という思いが募る。実績が認められ海外赴任の希望が認められたのは96年だった。 先輩と後輩2人とともに英国、ロンドンへ。牧野氏は「英語はまるっきりだめだった」と話す。1年目は現地の語学学校に通い、社員として給料を得ながら留学する感覚で当初は遊び散らかした。半年ほど経ったころ、あることがきっかけでロンドン人事部に大目玉をくらう。半ば不貞腐れていたが、「君たちは最高の成績を残したからロンドン赴任に選ばれた」という言葉を受け心を入れ替えた。 語学学校に通いながら半年後には現地でOJT形式の仕事も始まった。業務は現地上場銘柄のマーケットメイク。英語はまだ不得意だったが、電話で問い合わせが相次いだ。しかも隣に席を構える現地のイギリス人は昼休みに酒を飲んで帰ってくる始末。難しい業務、慣れない英語、理不尽な隣席の振る舞い。牧野氏はこのときに「グローバルで戦うのはこういうことか」という思いを抱いたと語る。 ■金融危機、合弁先の米系証券に「拾われた」 この頃は激動の時代だ。4大証券の一角、山一証券が97年11月に破綻。自分自身にも「まさか」という事態が起きる。自分が働く会社が米系証券との合弁を決めたのだ。合弁後は現地で日本人の配属はしないとの話だったが、どうにか海外に残りたかった。 そんな中で拾う神がいた。合弁相手のロンドンオフィスから現地採用の声がかかったことだことだ。フロアには1000人ほど働いていたが日本人はほとんどいない。当時は「すごいところに来てしまったな」と思った。同時に「これまでと仕事は変わらない」という楽観的に構えて仕事に励んだという。最初の赴任から6年後の2002年に日本に帰国した。 現在の勤務先であるクレディ・スイスに移籍したのは04年。ロンドンでマーケットメイクを担当していた当時から、クレディ・スイス・ファースト・ボストン(現クレディ・スイス)は良いプライスを出してくるとの印象があった。何度か移籍のオファーをもらったが、帰国後にも声がかかったのがきっかけだった。移籍後にそれまでの経験を活かして進んだのはプログラムトレードの道だった。 「今でもプログラムトレードは好きです」と牧野氏は語る。理由は投資家のうねりが最初に見られるから。アセットアロケーションの変更で投資家が使うツールだからこそ、彼らの動きが把握できるという。CSでのキャリアの道を進め、13年にトレーディングを取りまとめる CTE統括本部長に就任 、17年には株式本部長というポジションを得た。 ■小さい目標の積み重ねとおもてなし 挫けずに歩み、築き上げた牧野氏のキャリア。華々しさとともにどことなく人間臭さも浮かび上がる。牧野氏が前を向いて突き進む秘訣は何なのだろうか。 牧野氏は「常に目標を立ててきました」とあっさり答える。その目標は長い将来の自分自身を描く壮大なものではなく、小さい目標の積み重ねだという。リテール営業時代には「自分の仕事ぶりが新聞に載ること」を目標にした。次は海外への赴任、テレビへの出演、新聞への寄稿など、小さいながらも叶えられる夢をもって行動してきたという。ひとつの目標には短い期限を設け、期限が過ぎた場合は再度期限を決めるというコツコツした目標の設定だ。 心持ちとして大切にするのは「最後までお客さんにしつこく尽くす」こと。一言でいえば、おもてなしだ。この部分はリテール営業でも現在のポジションでも変わらない部分だという。先々、証券のトレーディング業界ではAIの活用が期待されるが「投資の意思決定をするのが人間である限り、トレーダーという職業が無くなることはないだろう」との展望も描く。 日本株営業、海外でのマーケットメイク、プログラムトレードの専門知識をOJTで身につけてきた牧野氏だが、「テクニックでトレードを突き詰めたことはない」とも話す。最低限のシステム知識などをもっていれば「人間関係の構築でどうとでもなる」というのだ。 若い証券マンが日本株の営業に苦しんでいるとの話は多い。牧野氏は若手に対して「もっと“株LOVE”になって欲しい」とのメッセージを送る。「もっとパッション(情熱)を持って、すぐに否定の『でも』の言葉を使わないで」とも。外資系証券の株式本部長という肩書きからは取っつきにくい姿を想像するが、実際に話してみると気さくの一言につきる。そこに、前向きでアツい心をもった姿が同居している。(中山桂一) =随時掲載します ※QUICKデリバティブズコメントとエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。デリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。エクイティコメントは国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

貿易戦争、投資判断引き下げで「中国売り」 アリババ急落、大型株ETFも

4日の米国市場で中国の電子商取引(Eコマース)大手のアリババ・グループが急反落し、3.84%安の156.13ドルで終えた。一時は153.87ドルまで下げ、52週安値(152.85ドル)に迫る場面があった。 JPモルガンが4日付のリポートで中国について投資判断をオーバーウエイトからニュートラルに引き下げたことが警戒された。リポートでは米国の関税措置で中国の輸出にネガティブな影響が出るほか、リスク・プレミアムが高いことからリスク回避の動きを引き起こす可能性があるなどと指摘し、中国を代表するアリババにも売りが発給した格好だ。  中国本土市場は国慶節のため1~7日は長期休場となっているが、この日の米国市場では中国の大型株に連動するiシェアーズ中国大型株ETFが2.44%安、ポータルサイトの百度(バイドゥ)が2.90%安となるなど中国関連銘柄が軒並み安となっていた。(片平正ニ)  ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

米中間選挙、下院で民主が過半なら「金利が低下」 米投資家の見方、月次調査

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が「中立金利を超える水準まで利上げを進める可能性がある」と発言したことで、4日の米国市場では長期金利が上昇した。様々な金融商品へ影響を及ぼすだけに世界中が注目するが、今後の展開はどうなるのか。BMOキャピタル・マーケッツのイアン・リンジェン氏は毎月、米雇用統計が発表される週に顧客の投資家を中心にアンケートを実施している。定例質問のほか、その時の投資テーマを特別質問として投げかけるが、今回は11月の米中間選挙を取り上げた。 ※QUICK月次調査でも同様の調査を実施しました。記事はこちら 現在、共和党は上下両院で過半を占めるが、下院で民主党が過半を獲得した場合に「金利が低下する」と回答したのは56%に達した。上昇は12%、わからないとの回答が32%だった。共和党が下院をコントロールできなくなった場合、トランプ米大統領の議会運営が難しくなることが想定され、結果的にこれまでのように積極的な財政運営が難しくなるといった見立てなのかもしれない。 対照的に共和党が過半を維持した場合「金利が上昇する」との回答は57%だった。 もう1つの特別質問は「米連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げを見送る時期」についてだった。こちらは19年6月が30%、9月が35%。米市場で見方が分かれている様子が鮮明だ。米景気が力強い拡大基調にあり、米連邦準備理事会(FRB)が予想よりも利上げの回数を積み上げるシナリオが現実味を増す。中期的には来年半ばに向けFRBを巡る思惑が交錯しやすくなると言えそうだ。(岩切清司) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

【朝イチ便利帳】5日 米雇用統計、吉野家HDやオンワードが決算発表

【5日の予定】 国内 時刻 予定 8:30 8月の家計調査(総務省)   8月の消費動向指数(CTI、総務省) 8:50 9月上中旬の貿易統計(財務省) 9:00 8月の毎月勤労統計速報(厚労省) 10:20 3カ月物国庫短期証券の入札(財務省) 13:30 生活意識に関するアンケート調査(日銀) 14:00頃 8月の消費活動指数(日銀) 14:00 8月の景気動向指数速報値(内閣府) その他 閣議   3〜8月期決算=オンワード、吉野家HD 海外 時刻 予定 1:30 カプラン米ダラス連銀総裁が討議に参加(6日) 1:40 ボスティック米アトランタ連銀総裁が講演(6日) 4:00 8月の米消費者信用残高(6日) 10:30 8月豪小売売上高 21:30 9月の米雇用統計    8月の米貿易収支 その他 インド中銀が政策金利を発表   中国市場が休場 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 7447 ナガイレーベ、前期純利益36億円 日経 +2.47% 10/4 8001 伊藤忠、データ活用支援に参入 日経 +2.28% 10/4 8908 毎コムネット、6〜8月期最終益34%増 日経 +1.87% 10/4 7011 潜水艦、音なしで長時間 三菱重、リチウムイオン電池搭載 日経 +1.60% 10/4 8604 野村、一部業務をパリに移管 英EU離脱対応 日経 +1.44% 10/4 8053 EVを乗り捨て、カーシェア参入 住友商、スウェーデンで 日経 +0.62% 10/4 8028 ユニファミマ、3〜8月期最終益34%増 店舗転換で販売増 日経 +0.57% 10/4 7202 いすゞヤマハ発、EV技術会社に合流 日経 +0.31% 10/4 7272 +0.96% 10/4 7267 ホンダ、インドで二輪車生産増強 日経 +0.23% 10/4 4005 住友化、鶏肉需要取り込む 愛媛で飼料用プラント完成  日経 -0.14% 10/4 2730 エディオン、高機能PB 今期中に12品、ヒーター付きトイレ照明など 日経 -0.16% 10/4 6474 不二越、12〜8月期経常益3%増 車建機向けがけん引 日経 -0.18% 10/4 5947 リンナイ、米に湯沸かし器工場 貿易摩擦に備え 日経 -0.23% 10/4 2651 ローソン傘下のローソン銀山下社長、コンビニ以外にもATM設置 日経 -0.85% 10/4 9432 NTTグループ円建て社債、5年で半減 銀行借り入れ優先 日経 -1.21% 10/4 3048 ビックカメラ、前期営業益24%増で最高 高機能家電が好調 日経 -1.47% 10/4 3903 gumi、第三者増資で5億円を調達 日経 -3.22% 10/4

市場が気をもむ「10.11の30年債」 三菱モルガン先物取引停止、入札で波乱?

三菱UFJモルガン・スタンレー証券が来週9~11日、自己勘定による債券先物取引を停止することが話題となっている。過去の債券先物による相場操縦を受けた大阪取引所の処分の一環だが、問題は停止期間の11日、30年物国債の入札が控えている点だ。国内債市場の主要プレーヤーの1つである三菱モルガンが、先物によるヘッジ取引ができないタイミングで入札を迎える。それが市場全体の不安のタネになっている。 三菱モルガンの国債入札での存在感は大きい。4~9月の国債市場特別参加者(プライマリーディーラー、PD)での落札額(デュレーション換算値)はトップ。超長期債、長期債、中期債、短期債のすべての区分で1位となっている。先物ヘッジができないことで応札に慎重になるとの見方もあるが、「PDの応札責任もあるので大きく応札が減るとは考えにくい」(国内証券)。 では先物の代わりにどういう方法でヘッジをしてくるのだろうか。その1つとみられているのが現物債の売りだ。今週に入り、理由のはっきりしない超長期債の売りが出ると「ヘッジの一環ではないか」との噂が流れたという。 市場では30年債入札に向け、ヘッジ目的で10年債や20年債に売りを出してくるとの読みがある。米債安の傾向や日銀の国債買い入れ減額観測などを背景に債券需給が緩みやすくなる中、4日の30年債利回りは0.950%と日銀が長短金利操作を導入した2016年9月以降で最高の水準に上昇した。   三菱モルガンの先物取引停止は、一段の金利上昇につながるのか。市場関係者は気をもんでいる。 <超長期債などの利回り推移> 【日経QUICKニュース(NQN) 矢内純一】 ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

1ドル360円でも70円でも、謙虚に相場を追いかける by 中山恒博氏(シリーズ:ベテランに聞く)

「非常識な為替相場は長続きしない」。言うはやすしだが、修羅場をくぐり抜けたつわものたちでも見極めは難しい。ドル高是正で主要5カ国が協調介入した1985年9月のプラザ合意時、日本興業銀行(現みずほ銀行)の為替課長として最前線に立った大物ディーラーの中山恒博氏も「やさしい相場など一度もなかった」と振り返る。そのうえで「年に2~3回程度の数少ない勝負どきをいかせるよう、謙虚に相場の異変を察する感覚を研ぎ澄ますしかない」と話す。【聞き手は日経QUICKニュース(NQN)=荒木望】 中山恒博(なかやま・つねひろ)氏 1971年に慶大経済学部を卒業後、興銀に入行。85年9月のプラザ合意時に為替課長を務める。2004年にみずほコーポレート銀行(現みずほ銀行)副頭取に昇格した後、07年にメリルリンチ日本証券に移って代表取締役会長、18年6月以降は東海東京フィナンシャル・ホールディングス取締役を務める ■相場の「成熟期」を見極めよ これまで円相場の変動を1ドル=360円から70円台までみてきたが、やさしかった相場など一度もなかった。巨大で無機質な相場に立ち向かい、相場がどの方向に進むのか一人のディーラーとして謙虚に追いかけていくしかない。 メディアやエコノミストは「現在の相場には不透明感が強い」とよく言う。相場がなぜ動いたのか解説しなければいけないから、不安定な相場はついつい「不透明」と結論づけたくなるのだろう。だがディーラーの立場で言わせてもらえば、相場が動くのにいちいち理由はない。同じ現象が起こっても、部屋のなかにガスが充満していればマッチ一本で爆発するし、していなければ何も起こらない。相場に当てはめると成熟しているかどうかの違いだけだ。 相場の機が熟しているのかの見極めは、持ち高の傾きなどを追いかけ続けることで培われる肌感覚に頼るしかない。ある相場が常識的にみておかしいと思う感覚は大切にすべきだ。違和感を持つことは年に2~3回しかないが、そういうときには徹底的にやる。 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」との言葉がある。経験からしか物事を理解できないとすると、理解するまでに相当な数の失敗を繰り返さないといけない。謙虚に過去の事例を学び、「常識」を大事にすることが効率的で重要だと思う。例えばバブル相場が破れると、1929年の大恐慌を研究したガルブレイスを読み始める人が多い。そうやって常識を養うべきだろう。 ■「見切り千両」を意識せよ ディーリングで難しいのは損切り(ロスカット)と利益の最大化だ。相場の格言に「見切り千両」とある通り、安定して勝ち続ける人は慎重で、ロスカットがうまい。自分の周りでも優れたディーラーは臆病な人間が多かったと記憶している。大胆な人は華々しくもうけて、大胆に損をする。9勝1敗でも、結局その1敗で9勝を失うケースが昔はよくあった。 損切りのポイントは勘に頼ってはいけない。電気機器のブレーカーのように機械的なルールとして決めなければいけない。たとえ何があっても、あらかじめ決めた水準でまずブレーカーを一度落とすべきだ。 1990年代にかけ、ルールをちゃんと決めなかったためにディーラーが損切りできず、いくつもの組織が存続の危機に陥った。損失が増えると相場が反転して元に戻ればいいのだからと、わらにもすがりたい気持ちはよくわかる。人間の弱さがあるからこそ自動的に損切りをするルールが必要だ。 また、昔から「ナンピンは厳にいましむ」と語り継がれている。ナンピンとは、自分のポジション(持ち高)の価値が下がっている過程でさらに持ち高を膨らませ平均取得コストを下げる手法だ。相場が予想に反して動いたときに陥りやすい「わな」だ。いずれ身動きがとれなくなる。 ■利食いを遅らせる勇気をもて 利益を増やすコツは、利益が出てもすぐに利食わない勇気を持つことだろう。少しでも利益が出るとなかなかこらえ切れず、間を置かずに利食いたくなる。だが利食わない勇気を持たなければ、損は大きく、もうけは小さくなってしまう。 著名ディーラーのチャーリー中山(中山茂)氏にこんなエピソードがある。ドルの買い持ちで大きく含み益が出て利益を確定させたい衝動に駆られた彼は、あえてもう一度買い増した。弱気を打ち消し、自分を律するためだ。高値づかみのリスクが高くてもそうした勇気がないと、利益の最大化はできない。 ディーリングは本来、短期的な為替相場の流れに乗るものだ。ただ現在は人工知能(AI)の時代になり、短期の相場に人がかかわる余地は小さくなった。3分後に円が何円動くかに賭けるのは、コイントスと同じだ。長い目で見て相場の姿がどういう方向にいくのか、追いかけていくのが人の役割になりそうだ。(随時掲載)

米金利上昇、景況感と消費の「2段ロケット」 原油高でエンジン燃焼パワーアップ

3日の米債券市場では10年物国債利回りが7年ぶり水準まで上昇した。一時は3.186%を付け、前日より0.12%高い3.18%で終えた。時間外取引では3.2%台をつける場面もあった。   金利を押し上げた「エンジン」は主に2つだ。まずはサプライマネジメント協会(ISM)が公表した9月の非製造業景況感指数。前月から3.1ポイント上昇して61.6となり、市場予想(58.2)を上回って過去最高水準を更新した。非製造業は主にサービス業を指す。個人消費に直結しやすいだけでなく米国内総生産(GDP)の大半を占める分野だ。また、3日発表の9月のオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)の全米雇用リポートで民間部門の就業者数が23万人増となり、市場予想(18万4000人増)を上回る強い数字となった。拡大を続ける米労働市場が賃上げ圧力として働き、活発な個人消費を促す好循環を表している。   これに年末商戦への期待感が加わる。同日に全米小売業協会(NRF)が発表した今年の年末商戦(11~12月の2カ月)の売上高予想は前年比4.3~4.8%増。直近5年の平均増収率は3.9%だといい、これを上回るペースで年末商戦の拡大が見込まれる。NRFは「順調な景気拡大と強い消費者信頼感が今年も消費を底上げする」としたうえで「貿易摩擦問題があるものの、年末にかけ活発な経済活動が継続すると楽観視している」と指摘した。 ★過去の年末商戦と2018年の予測 全米小売業協会のホームページより https://nrf.com/media/press-releases/nrf-forecasts-holiday-sales-will-increase-during-2018-season   そして原油高。金利上昇の「2段ロケット」のエンジン燃焼に文字通り油を注ぎ、推進力をアップさせた。 WTI原油先物は中心限月11月限の清算値は1.56%高の76.41ドルで、約4年ぶりの高値水準を回復した。米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計で原油在庫が800万バレル増となり、2017年3月以来の大幅な増加を記録したが、イラン制裁に伴う供給不足懸念が根強く、買いが活発化したという。   原油高・債券安の流れを受け、9月以降は米10年債利回りとWTI原油先物は強い相関関係がある。市場が原油高に伴う名目金利の上昇、インフレを織り込むかのような展開だ。(岩切清司、片平正ニ) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

【朝イチ便利帳】4日 対外対内証券売買契約 米製造業受注 コストコ決算

4日は財務省が週間の対外・対内証券売買契約を公表するほか、9月の輸入車販売や車名別新車販売などが発表される予定。海外では、8月の米製造業受注などが発表されるほか、コストコホールセールの6~8月期決算が予定されている。   【4日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 対外対内証券売買契約(週間、財務省) 10:30 9月の輸入車販売(輸入組合) 11:00 9月の車名別新車販売(自販連) 13:30 三村日商会頭の記者会見 海外 時刻 予定 9:00 カプラン米ダラス連銀総裁が大学で講義 10:30 8月豪貿易収支 21:30 米新規失業保険申請件数(週間) 22:15 クオールズ米連邦準備理事会(FRB)副議長が講演 23:00 8月の米製造業受注 その他 6〜8月期決算=コストコホールセール   中国市場が休場 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 6981 村田製、世界最小の振動部品 日経 +0.89% 10/3 2433 博報堂DY、自治体サイトの制作代行 日経 +0.70% 10/3 4502 シャイアー買収「説明を」、武田OB株主らが質問状 日経 +0.46% 10/3 9531 東ガス、ベルギー火力の株売却 日経 +0.08% 10/3 7453 良品計画、3〜8月純利益24%増 東アジア事業がけん引 日経 0.00% 10/3 6762 TDK、4〜9月営業益3割増 スマホ向け電池好調 日経 -0.16% 10/3 3289 東急不HD、公募増資などで820億円調達 渋谷再開発に充当 日経 -0.38% 10/3 9506 東北電とグレンコア、発電用石炭16%上げ 今月からの年間契約価格 日経 -0.58% 10/3 9086 日立物流の次期中計、M&A枠500億円 日経 -0.63% 10/3 7004 不振造船、洋上風力の恵み ジャパンマリンや日立造船、大型工事船など世界で受注拡大 日経 -0.84% 10/3 4825 WNIウェザ、6〜8月純利益52%減 日経 -1.40% 10/3 8306 住宅ローンの事前審査、AIが15分で判定 三菱UFJ傘下の三菱UFJ銀 日経 -1.69% 10/3 7202 環境エンジン共同開発 いすゞ、米社と次世代型で 日経 -2.53% 10/3 6902 デンソーやコマツ、豊田通商 中小取引先存続へ支援、後継者育成など 部品調達網の維持狙う 日経 -3.40% 10/3 6301 +0.17% 10/3 8015 -1.48% 10/3 7211 三菱自、インドネシア工場の生産能力4割増 40億円投資 日経 -3.40% 10/3 7267 ホンダ、米GMと自動運転提携 3000億円拠出、技術開発 IT大手含めデータ争奪 各紙 -4.24% 10/3 4004 昭電工、劣後ローン240億円完済 50年払いを大幅前倒し 日経 -5.19% 10/3  

こちらの土台中の土台は 2万4000円台の値固めを支える「積極的な売り手」不在

日経平均株価が2万4000円台で値固めを始めた。目立った買い材料が見つからない中、需給が1つのカギを握っているようだ。将来的な売りにつながる仮需の動きを見ると、潜在的な売り圧力は小さいことが読み取れる。 グラフ①は、裁定取引にともなう現物買いのポジション(金額ベース、現物売りの金額を差し引いた値)と信用買いの金額を東証1部の時価総額で割った比率の推移。膨大な仮需の積み上がりが相場をけん引していたアベノミクス初期の2012~13年と異なり、いまは実需の買いが持続的な株高をもたらしている、とも読み取れる。 グラフ① 裁定取引に伴う現物買い残高から売り残高を差し引き、信用取引における買い残高を加えた金額を東証1部の時価総額で割って算出(赤、左軸、単位%)と日経平均株価の推移(青、右軸、単位円、毎週末終値) 米国ETF市場をみても、日本株への資金流入に期待が持てる。QUICK FactSet Workstationによると、新興国株が年初から累計で104億ドルの流入超となる一方、日本株は40億ドルの流出超だった(グラフ②)。ただ、過去を振り返ると、日本株の上昇局面では日本株ETFの大幅な流入超を記録している。「米国から資金移動を検討しているグローバル株式投資家は新興国でなく日本への投資を拡大すべき」(米モルガン・スタンレー、1日付リポート)との指摘もある。ETFを通じた日本株買いの動きが活発化してくれば、株式相場の支えになる。 グラフ② QUICK FactSet Workstationが集計した米市場に上場する新興国株関連のETFのマネーフロー 海外勢による株価指数先物への買いも、なお余力を残している。米商品先物取引委員会(CFTC)が発表する米先物市場の建玉動向によると、投機筋は9月25日時点で日経平均先物を8707枚売り越している(グラフ③)。約6年ぶりの売り越し水準だった前週(8936枚)から縮小したとはいえ、売り越し水準はなお高い。東海東京証券は9月28日付のリポートで「少なくとも売り越し幅が縮小する過程で指数の上昇が続くと予想するのが妥当」とみる。 グラフ③ CFTCの米先物市場の建玉動向で、投機筋の9月25日時点の日経平均先物のポジション 「押目待ちの押目なし」の相場格言のごとく、調整らしい調整を挟まずに上昇を続ける株式相場。積極的な売り手がいない中にあっては、順張りが正解なのかもしれない。(松下隆介)   ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

新しいCEOで株上げ、昔からの課題で格下げ GEの期待と不安

2日の米株式市場で、エネルギーや金融などさまざまな分野で事業展開するゼネラル・エレクトリックが大幅上昇。前日比3%高まで上げる場面があった。日中取引の終値は2%高の12.32ドルだった。1日は一時16%高を演じており、連日の大幅上昇となった。 ジョン・フラナリー前最高経営責任者(CEO)の後を引き継ぐラリー・カルプ氏について、RBCキャピタル・マーケッツはリポートで「戦略的な視点と優れた経営手腕への投資家の信頼が株価を下支えする」と指摘。投資判断を「セクターパフォーム」から「アウトパフォーム」に、目標株価を13ドルから15ドルにそれぞれ引き上げ、買い材料視された。 一方で、S&Pグローバル・レーティングは2日、GEの長期信用格付けを「A」から「BBBプラス」に2段階引き下げた。電力部門での200億ドルを超える巨額の減損損失などを反映した。ムーディーズ・インベスターズ・サービスも格下げ方向で見直すという。(松下隆介) ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

アマゾン、賃上げ株下げでも「エフェクト」 同業にとばっちり

2日の米国市場でアマゾン・ドット・コムが反落し、1.64%安の1971.31㌦で終えた。この日、米国内の全従業員の最低賃金を引き上げ、時給15㌦にすると発表した。ネット通販大手の同社では倉庫で働く労働者の待遇改善が問題になっており、マーケットでコスト上昇が警戒された。 しかし、2016年の米大統領選挙で民主党の大統領候補争いを繰り広げたリベラル系のバーニー・サンダース上院議員はこの日にツイッターで「35万人のアマゾン従業員おめでとう。今回の動きは労働者だけでなく、世界に響き渡ったホームランだ」と賞賛。アマゾンの対応は政治的には高評価を得ていた。 一方、米小売株には売りが膨らんだ。アパレルのギャップは前日比4.90%安の27.31㌦で引けた。日用雑貨のベッド・バス・アンド・ビヨンドは4.88%安、百貨店のメーシーズは4.84%安、家電量販のベストバイも4.82%安となった。競合他社にとっては賃金の上昇圧力として働きかねないだけに、業績の圧迫要因として株式が売られたようだ。(片平正二、岩切清司) ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

【朝イチ便利帳】3日 良品計画が決算発表、米9月の非製造業PMI

3日は10月の日銀当座預金増減要因見込みなどのほか、ウエルシア、良品計画の3~8月期決算が発表される予定。IPO関連ではブリッジインターナショナル(7039*J)が新規上場する。海外では9月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数などが発表される予定だ。   【3日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 10月の日銀当座預金増減要因見込み(日銀) 15:30 小林同友会代表幹事の記者会見 その他 3〜8月期決算=ウエルシア、良品計画   東証マザーズ上場=ブリッジインターナショナル 海外 時刻 予定 1:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁があいさつ 1:45 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演 2:15 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が講演(4日) 3:00 カプラン米ダラス連銀総裁が討議に参加   バーキン米リッチモンド連銀総裁が講演(4日)   ブラード米セントルイス連銀総裁があいさつ(4日)   ブレイナードFRB理事が講演(4日) 3:15 メスター米クリーブランド連銀総裁が講演(4日) 5:00 パウエルFRB議長が討議に参加(4日) 9:00 カプラン米ダラス連銀総裁が大学で講義(4日) 18:00 8月ユーロ圏小売売上高 19:30 エバンス米シカゴ連銀総裁が講演(ロンドンで) 21:05 バーキン米リッチモンド連銀総裁が講演 21:15 9月の米オートマチックデータプロセッシング(ADP)全米雇用リポート 23:00 9月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数 23:30 米エネルギー省の石油在庫統計(週間) その他 ノーベル化学賞発表   中国韓国市場が休場 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 8358 スルガ銀、一部業務停止へ 不動産融資、金融庁が処分 日経 +6.18% 10/2 8276 平和堂、3〜8月期の純利益16%増 廃棄削減など寄与 日経 +3.43% 10/2 2809 キユーピー、12〜8月期の純利益2%増 タマゴ事業伸び 日経 +2.32% 10/2 7762 シチズン、フォッシルと提携 スマートウオッチ開発 日経 +1.45% 10/2 7445 ライトオン、前期最終黒字4.5億円 日経 +1.31% 10/2 2651 ローソン、3〜8月期の営業益40億円上振れ 弁当好調、345億円に 日経 +0.89% 10/2 8001 伊藤忠が再生繊維工場 欧米アパレル照準、フィンランドに 日経 +0.65% 10/2 8058 三菱商など、カナダ産LNG安定供給 1.6兆円投資 日経 +0.64% 10/2 7261 マツダ、ロータリーEV20年に エンジンで発電、航続2倍 日経 +0.44% 10/2 9502 中部電、停電延べ119万戸 台風24号で断線、平成で最大規模 日経 +0.08% 10/2 1925 大和ハウス、電力全て自前 オール再生エネで40年から 日経 -0.23% 10/2 4208 宇部興、海外拠点でも不正 日経 -0.64% 10/2 9983 ファストリ、国内ユニクロの9月既存店売上高6%増   -0.98% 10/2 4911 資生堂、「SHISEIDO」ブランド売上高5割増に 20年目標 日経 -1.00% 10/2  

人気記事ランキング

  1. 登録されている記事はございません。

アーカイブ

PAGE TOP