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エニグモ(3665)は15%高 ベクトル(6058)は13%安 11日の夜間PTS

12日の株式市場で、アルデプロ(8925)や創通(3711)が注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で12日の基準値を大きく上回る水準で約定した。アルデプロの約定価格は基準値に比べ30%高、創通は同20%高だった。また、主要銘柄ではSUMCO(3436)が基準値を1.65%上回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値上がり銘柄> <4月12日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 8925 アルデプロ +30.00% 3.0 (4/5)適時開示:販売用不動産の売却契約締結に関するお知らせ 2 3711 創 通 +20.00% 0.3 (4/11)2Q決算 経常利益 1.1%増 3 1448 スペースVHD +19.27% 7.7 (4/11)適時開示:第三者委員会の調査報告書の受領に関するお知らせ 4 3835 eBASE +18.59% 0.2   5 3665 エニグモ +15.13% 1.8 (4/11)東証、マザーズのエニグモを1部に変更 18日付(NQN) 6 7544 スリーエフ +13.68% 30.6 (4/11)通期決算 経常利益 92.0%増 7 3546 アレンザHD +13.51% 7.5 (4/11)通期決算 経常利益 64.3%減 8 4575 CANBAS +13.28% 82.4 (4/11)ストップ高 東証 9 6096 レアジョブ +10.07% 0.1 (4/11)株式分割 1:2 発表日 10 4397 チームスピリト +9.35% 2.2 (4/11)2Q決算 11 9716 乃村工 +8.22% 1.3 (4/11)通期決算 経常利益 11.6%増 12 7501 ティムコ +7.13% 25.3 (4/11)ストップ高 東証 13 9368 キムラユニティー +6.26% 1.2 (4/11)業績上方修正 通期営業利益20億円→22億円 14 3054 ハイパー +5.27% 0.1   15 2303 ドーン +5.24% 2.6 (4/11)3Q決算 経常利益 29.8%増 16 3919 パイプドH +5.23% 9.3 (4/11)ストップ高 東証 17 2157 コシダカHD +5.20% 3.0 (4/11)2Q決算 経常利益 29.3%増 18 7610 テイツー +4.32% 0.3 (4/10)適時開示:2020年2月期3月度の概況についてのお知らせ 19 9740 CSP +4.21% 0.5 (4/12)前期純利益65%増 警備需要が拡大(日経) 20 3967 エルテス +3.25% 0.6 (4/11)通期決算 経常利益 54.9%減 エヌリンクス(6578)やベクトル(6058) も注目されそうだ。いずれも前営業日夜間のPTSで12日の基準値を下回る水準で約定した。エヌリンクスの約定価格は基準値に比べ14.93%安、ベクトルは同13.23%安だった。また、主要銘柄ではあおぞら(8304)が基準値を11.85%下回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値下がり銘柄> <4月12日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 6578 エヌリンクス -14.93% 62.4 (4/11)通期決算 経常利益 18.4%増 2 6058 ベクトル -13.23% 13.9 (4/11)業績下方修正 通期純利益19億円→2,800万円 3 8304 あおぞら -11.85% 0.1 (4/11)年初来安値更新 東証 4 2651 ローソン -9.63% 8.5 (4/12)ローソン、24時間営業『個別に対応』 コンビニ各社に温度差 5 1401 エムビーエス -8.67% 0.1 (4/11)3Q決算 経常利益 7.5%減 6 8918 ランド -7.78% 121.1 (4/11)通期決算 経常利益 54.3%減 7 2417 ツヴァイ -5.58% 0.3 (4/10)通期決算 経常利益 21.6%増 8 3093 トレファク -5.19% 0.7 (4/10)通期決算 経常利益 42.1%増 9 9318 アジア開発 -5.00% 1.1 (4/10)空売り規制対象 東証 10 2341 アルバイトタイ -4.90% 14.5 (4/11)通期決算 経常利益 3.9%増 11 3560 ほぼ日 -4.84% 0.2 (4/11)2Q決算 経常利益 9.9%増 12 6199 セラク -4.63% 0.7 (4/11)2Q決算 13 1447 ITbookHD -4.57% 0.1   14 3760 ケイブ -4.55% 4.8 (4/11)3Q決算 経常利益 -10.4倍 15 2351 ASJ -3.74% 19.5 (4/11)空売り規制対象 東証 16 7238 曙ブレーキ -3.58% 0.1 (4/9)再建案決議を延期 策定遅れ9月に(日経) 17 6668 プラズマ -3.24% 0.2 (4/8)年初来高値更新 東証 18 5817 JMACS -3.16% 0.3 (4/11)年初来高値更新 東証 19 7513 コジマ -3.15% 0.8 (4/10)業績上方修正 通期純利益37億円→56億円 20 3433 トーカロ -3.07% 0.2 (4/8)年初来高値更新 東証 ※「寄り前ランキング」は、QUICK AI速報としてQr1などQUICKの情報端末でニュース配信中。QUICK Knowledge特設サイトは、QUICKの情報端末でご覧いただけます。

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【朝イチ便利帳】12日 3月の中国貿易統計、JPモルガンなど決算

12日は東宝(9602)のほか、115社が決算発表を予定している。 海外では、ユーロ圏鉱工業生産や米輸出入物価指数が発表される予定。   【12日の予定】 国内 時刻 予定 10:20 3カ月物国庫短期証券の入札(財務省) その他 閣議   株価指数先物オプション4月物の特別清算指数(SQ)算出   2月期決算=東宝 海外 時刻 予定 18:00 2月のユーロ圏鉱工業生産 21:30 3月の米輸出入物価指数 23:00 4月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ) その他 3月の中国貿易統計   シンガポール金融通貨庁(MAS)が金融政策見直し   1〜3月期のシンガポール国内総生産(GDP、速報値)   国際通貨基金(IMF)と世界銀行が総会を開催(ワシントン、14日まで)   1〜3月期決算=JPモルガンチェース、ウェルズファーゴ 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 2651 ローソン、24時間営業「個別に対応」 コンビニ各社に温度差   +2.39% 4/11 3048 ビックカメラ、9〜2月純利益4%減 物流網投資で 日経 +1.02% 4/11 9861 吉野家HDが今期最終黒字に転換 持ち帰り客増見込む 日経 +0.61% 4/11 9983 ファストリ、中国依存増す 中間期の純利益9%増、国内は減収減益 日経 +0.50% 4/11 3402 東レ、前期営業益1割減 原料高など響く 日経 +0.13% 4/11 9661 歌舞伎座、前期純利益21%減 設備更新費かさむ 日経 0.00% 4/11 8001 ゴールドマンと伊藤忠、衣料ネット通販に30億円出資 日経 -0.14% 4/11 5938 LIXILグに機関投資家など臨時総会開催を申し立て 日経 -0.24% 4/11 6752 テスラ、米EV電池工場の投資凍結 パナソニックと運営 日経 -0.25% 4/11 9984 米ウーバーが上場申請、ソフトバンクGが筆頭株主 日経電子版 -0.40% 4/11 7752 リコー、IT分野に活路 事務機依存脱却へ 日経 -0.59% 4/11 7203 トヨタ、決算資料ペーパーレス化 日経 -0.79% 4/11 8184 島忠、9〜2月単独税引き益16%減 日経 -0.81% 4/11 6502 東芝のLNG売却暗礁に 契約先が解除要求、経営再建影響も 日経 -1.07% 4/11 8306 三菱UFJ、石炭火力への融資半減へ 環境配慮、30年度メド 朝日 -1.39% 4/11 9740 CSP、前期純利益65%増 警備需要が拡大 日経 -1.41% 4/11 6506 安川電、今期営業益7%減 中国受注に不透明感 日経 -2.25% 4/11

資産運用研究所

ピクテ「グロイン」分配金を40円に引き下げ 9年ぶり低水準

ピクテ投信投資顧問が運用する「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」(42311052)が10日の決算で、1万口あたりの分配金を前月より10円安い40円に引き下げた。2010年4月の決算で50円に引き上げてからその水準を維持していたが、今回の減額で9年ぶりの低水準となった。 同ファンドは主に世界の高配当利回りの公益株式に投資する。3月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)はプラス15.47%。1年前に購入した場合に受け取った分配金がどれだけ運用益から支払われたかを表す分配金健全度は63.17%(100%に近いほど健全度が高い)だった。 「グロイン」の純資産総額(残高)は10日時点で6434億円と、国内公募の追加型投資信託(ETFを除く)で3番目に大きい。毎月分配型は分配金減額をきっかけに資金流出が続く大型ファンドが多いが、「グロイン」は2017年10月から1年半にわたり月次ベースで資金が流入している。 ピクテ投信投資顧問は、今回分配金を引き下げた理由を「分配金を引き下げることにより引き下げた分をファンドに維持し、信託財産の中長期的な成長と安定した収益分配のバランスのとれた運用を目指すため」とした。 ◇ピクテ投信投資顧問の発表資料 第169期(2019年4月)分配金に関するお知らせ (QUICK資産運用研究所)

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平成・危機の目撃者➒ 徳島勝幸が見た「超低金利大国ニッポン」

経済の実力そのもの、悪材料に耐性も 平成元年(1989年)1月に4%台後半だった長期金利は足元ではマイナス圏での推移が続いている。1998年の「運用部ショック」や2003年の「VaRショック」などで金利が跳ね上がっても長続きしないのは日本経済の実力そのもの――。債券市場の「ご意見番」の一人で現在はニッセイ基礎研究所で金融研究部年金研究部長を務める徳島勝幸氏は「VaRショックなどを経て債券市場は成熟し、悪材料への耐性を強めている」と話す。 徳島勝幸氏 とくしま・かつゆき 1986年に京大法学部を卒業し日本生命入社。91年ペンシルベニア大学ウォートンスクールで経営学修士号(MBA)を取得。資産運用関係の業務に25年以上に渡って従事し、債券投資、資産配分、クオンツ運用、リスク管理、運用コンサルティングなどを幅広く担当。中でも社債・地方債などクレジット投資に関しては豊富な経験を有し、社債市場の活性化やTOKYO PRO-BOND Market設立にも関与。様々な年金・共済組合などで運用委員を務めるほか、社会保障審議会資金運用部会委員や証券アナリストジャーナル編集委員 ◆人口構成の変化で潜在成長率が低下 銀行などが金利変動から生じそうな損失を推計し、相場下落(利回りは上昇)のリスクを避けるために売りを増やそうとするVaRの問題がなぜ03年に顕在化したのかはよくわからない。日銀の量的緩和政策やイラク戦争などに伴って債券保有の度が過ぎ、逆回転のエネルギーをためていたのだろうが、いずれにしろあまりの強気相場に市場では警戒感が出始めていた。 自分も03年6月の20年物国債入札を前に「こんな(低い)利回りの20年債なんか買えない」と言った記憶がある。イールドカーブ(利回り曲線)が平たんになってしまったことも響き、生保や年金などが積極的な買いを見送ったため、銀行の売りが売りを呼ぶ展開になったとの解説が多い。それでも金利上昇は長続きしなかった。 戦後の高度成長期を見てきた人と話すと「金利はもっと高くあるべきで、いずれ上がる」とのバイアス(偏り)が強い。だが平成に入ると少子高齢化などで(若者が少なくなる)人口構成の変化が進み、潜在成長率は下がった。経済の実力からいって、物価が上昇しない限り、日本が高金利であるはずはない。バブル時代を知らない世代も大部分が「金利は上がらないもの」ととらえていると思う。 平成の30年あまりで金利上昇をもたらす「ショック」は何度か経験したものの、現在はご覧の通りだ。日銀の異次元緩和政策によって低く抑えられている点を割り引いても、なかなか金利は上がらないというのが実態だろう。 ◆入札や決済の制度変化、債券市場の成熟促す 生保業界にはかつて、運用資産の5割以上を国債などの元本保証商品に充て、株や外貨建て資産は3割以下、不動産は2割以下しか投資できない「5・3・3・2規制」があった。それが財務の健全性に焦点を当てた「ソルベンシー規制」に変わり、より総合的なリスク管理をするようになっている。 さらに01年に米国で起きたエンロンの不正会計事件や日本のマイカル社債のデフォルト(債務不履行)などは企業の情報開示を見直す契機になった。財テクの時代は本業とは関係のない非連結子会社で何をしているかわからないケースが山ほどあったが、財務諸表や非財務情報にかなり書き込まれるようになった。30年前に比べればはるかに多い情報を得ることができる。 もちろん、M&A(合併・買収)などを受けて投資対象先の財務構成が全く違うものになり、財務状況が悪化したときに既存の社債保有者は守られないといったリスクは残る。だが総じてみると、この30年で企業の財務状況の透明性は増し、エンロンのような事件は発生しにくくなったと判断していい。 債券市場の仕組みもだいぶ洗練されてきた。今では入札方式が当たり前の国債は、平成が幕を開けたころはシンジケート団の引き受けによる発行だった。10年債は89年から部分的に価格競争を導入し、シ団引き受けは05年末に廃止。5年や30年、40年債など当時はなかった年限も加わって豊富になった。 決済方法は劇的に変わった。平成初期は「5・10日(ごとおび)」決済だったから、受け渡し日までは先物のような差金決済が可能だったので、現物投資家でも現金を使わずに先物感覚でディーリングできたのだが、現在は翌日受け渡し。隔世の感がある。 こうした変化は市場原理を取り入れた規制緩和のたまものだ。統制から自由へとかじを切り、市場の成熟を促してきた。だからこそ日銀が金利をコントロールし続けることは適切ではない。 ◆膨らむ日銀頼み、ぬぐえぬ不安 債券も株も日銀頼みの部分が膨らみすぎてしまった。銀行も証券会社もだいぶ集約され、外資系証券は日本のマーケットはもうからないと撤退が相次いだ。積極的な運用を仕掛けるのが難しい債券市場は機能喪失に陥り、若手は力を伸ばせなくなっている。この先、昔を知る人がいなくなった後にもし金利上昇の時代が来たらどうなるだろう。不安は拭えない。 平成の初めに「とりあえず金利を上げたほうが景気は良くなるのはないか」との議論がみられた。金融引き締めは景気に悪影響を及ぼす半面で金利があるからこそ債券に向かうマネーは増える。定期的な利息収入は株などの他のリスク運用をする際の心のゆとりにもなる。だが、こんな低い金利ではどうしようもない。 運用者には厳しい時代がまだ続くだろう。ここ数年は株高・円安基調の陰に隠れていたが、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が18年10~12月期に14兆円規模の運用損を出したように、相場変動に右往左往する事態は増えるのかもしれない。東京五輪や大阪万博の開催は景気に対する一時的なカンフル剤にはなるが、その谷間はどうするのだろうか。 また、日本全体の金融リテラシーはまだ低い。例えば「スワップ取引などのデリバティブ(金融派生商品)は悪いもの」との考え方がいまだに強い。現物の投資(買い)に対して先物のデリバティブで売り持ちを作れば全体のリスク量は減らせる。問題はデリバティブという商品ではなく、その扱い方にあると理解されていない。 一方、銀行預金に次ぐ運用手法として投機的な株の信用取引や外国為替証拠金(FX)取引を持ち出す不思議な風潮もある。リスクを適切に管理した、まっとうな「投資」がもっと広がってほしい。 =聞き手は日経QUICKニュース(NQN)片岡奈美 =随時掲載

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リフト安値更新 乗り換え必至?競合ウーバーにIPO観測

10日の米国市場で配車大手のリフトが大幅に3日続落し、10.85%安の60.12ドルで終えた。一時は59.75ドルまで下げて60ドルの節目を割り込み、3月29日に新規株式公開(IPO)を果たしたばかりだが、上場来安値を更新して軟調な展開だった。 IPOを予定している配車大手のウーバーに関して、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙電子版が10日、「ウーバーはIPOで、予想を下回る1000億ドルのバリュエーションを狙っている」と報道。売り出し価格を48~55ドルで検討しているいい、従来は上場時の時価総額が1200億ドルになるとみられたが、900億~1000億ドル程度にとどまる見込みだという。5月のIPOを前に、早ければ11日にもIPOを申請するといい、ウーバーの大型IPOを前に需給悪化懸念や配車大手のバリュエーションの低評価を警戒する売りが膨らんだ。(片平正二) ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

企業価値研究所

4/10の配信レポート一覧:ベガコーポレーション(3542)、ストライク(6196)、ニトリホールディングス(9843)、他

【会社概要】 6196 ストライク 会社概要 「上期は計画を若干下振れたが、今期営業18%増益計画変えず」 9843 ニトリホールディングス 会社概要 「今期3%営業増益計画、3月度も既存店の好調継続」 3542 ベガコーポレーション 新興市場会社概要 「通期計画を再度減額、営業赤字1.5億円→3億円へ」   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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オンコリス(4588)22%高、ユニファミマ(8028)は2%安 10日の夜間PTS

11日の株式市場で、パイプドH(3919)やオンコリス(4588)が注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で11日の基準値を大きく上回る水準で約定した。パイプドHの約定価格は基準値に比べ27.86%高、オンコリスは同22.35%高だった。また、主要銘柄では三菱電(6503)が基準値を4.69%上回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値上がり銘柄> <4月11日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 3919 パイプドH +27.86% 5.1 (4/10)通期決算 経常利益 47.9%減 2 4588 オンコリス +22.35% 227.0 (4/10)オンコリスが連日ストップ高気配 中外薬提携、『期待は過剰』の声も(NQN) 3 7501 ティムコ +17.67% 8.9 (4/10)1Q決算 経常利益 -2.6倍 4 7513 コジマ +14.41% 15.1 (4/10)業績上方修正 通期純利益37億円→56億円 5 4575 CANBAS +13.27% 76.4 (4/10)ストップ高 東証 6 2186 ソーバル +10.99% 1.4 (4/10)通期決算 経常利益 7.3%増 7 6255 エヌピーシー +10.92% 26.5 (4/10)2Q決算 経常利益 36.8%減 8 5704 JMC +9.85% 0.6   9 3550 スタジオアタオ +7.62% 4.5 (4/10)通期決算 経常利益 34.9%増 10 9318 アジア開発 +7.14% 51.0 (4/10)空売り規制対象 東証 11 6095 メドピア +6.86% 1.9 (4/10)株式分割 1:2 発表日 12 3194 キリン堂HD +6.79% 0.2 (4/11)前期純利益14%増(日経) 13 6424 高見サイ +6.74% 6.4 (4/10)ストップ高 東証 14 6323 ローツェ +6.58% 0.9 (4/10)通期決算 経常利益 35.7%増 15 3608 TSI HD +6.53% 0.6 (4/10)通期決算 経常利益 3.3%増 16 6033 エクストリーム +5.02% 48.1 (4/10)エクストリムが一時ストップ高 スマホゲームの滑り出し好調で(NQN) 17 6503 三菱電 +4.69% 0.5 (4/8)年初来高値更新 東証 18 4528 小野薬 +4.22% 0.1 (4/11)本庶氏『契約の説明不正確』 オプジーボ対価、小野薬を改めて批判 産学連携の課題示す(日経) 19 2438 アスカネット +4.06% 3.1 (4/10)年初来高値更新 東証 20 4381 ビープラッツ +3.88% 0.9 (4/10)ストップ高 東証 スタジオアリス(2305)や文教堂HD(9978) も注目されそうだ。いずれも前営業日夜間のPTSで11日の基準値を下回る水準で約定した。スタジオアリスの約定価格は基準値に比べ8.97%安、文教堂HDは同5.77%安だった。また、主要銘柄ではユニーファミマ(8028)が基準値を2.61%下回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値下がり銘柄> <4月11日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 2305 スタジオアリス -8.97% 0.1 (4/10)通期決算 2 8893 新日建物 -8.54% 0.2   3 2331 ALSOK -6.89% 0.1   4 9978 文教堂HD -5.77% 0.1 (4/5)空売り規制対象 東証 5 7453 良品計画 -5.20% 0.5 (4/11)最高益 前期最終、中国など海外堅調(日経) 6 2338 ビットワンG -4.86% 11.4 (4/10)通期決算 経常利益 -2.6倍 7 2687 シーヴイエス -4.61% 2.6 (4/10)通期決算 経常利益 -2.3倍 8 7777 3Dマトリックス -4.19% 6.1 (4/10)年初来高値更新 東証 9 6031 サイジニア -3.96% 1.6 (4/10)年初来高値更新 東証 10 1518 三井松島 -3.83% 0.1   11 7883 サンメッセ -3.24% 0.1   12 6985 ユーシン -3.10% 0.1 (4/10)年初来高値更新 東証 13 3063 jGroup -3.10% 1.0 (4/10)通期決算 経常利益 90.3%減 14 3028 アルペン -2.95% 0.1 (4/4)月次売上高 2019/03 全社売上高 103.7% 15 3606 レナウン -2.91% 0.7 (4/10)通期決算 16 6838 多摩川HD -2.72% 13.5 (4/10)ストップ高 東証 17 8515 アイフル -2.72% 0.1   18 6240 ヤマシンフィルタ -2.71% 0.5   19 4274 細谷火 -2.66% 0.1   20 3189 ANAP -2.62% 1.3 (4/10)2Q決算 ※「寄り前ランキング」は、QUICK AI速報としてQr1などQUICKの情報端末でニュース配信中。QUICK Knowledge特設サイトは、QUICKの情報端末でご覧いただけます。

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【朝イチ便利帳】11日 ファストリや安川電機が決算 中国の3月の物価指標

11日は3月のマネーストック、オフィス空室率などが発表される予定のほか、ファーストリテイリング(9983)、ローソン(2651)、安川電機(6506)などが決算発表を予定している。 海外では中国の3月の消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される予定。また20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が12日までの日程で開催される。   【11日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 対外対内証券売買契約(週間、財務省)   3月のマネーストック(日銀) 11:00 3月のオフィス空室率(三鬼商事) 15:00 3月の投信概況 その他 2月期決算=ローソン、安川電、吉野家HD   9〜2月期決算=ファストリ 海外 時刻 予定 5:00 ボウマンFRB理事が講演(12日) 10:30 3月の中国消費者物価指数(CPI)   3月の中国卸売物価指数(PPI) 21:30 米新規失業保険申請件数(週間)   3月の米PPI 22:30 クラリダFRB副議長が講演 22:35 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演 その他 20カ国地域(G20)財務相中央銀行総裁会議(ワシントン、12日まで) 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 3194 キリン堂HD、前期純利益14%増 日経 +4.03% 4/10 1963 プラントの建設 AIで遅延防ぐ 日揮など工程効率化 日経 +1.96% 4/10 6183 ベル24HD、前期純利益4%減 日経 +0.80% 4/10 9945 プレナスの前期、最終赤字29億円 原価高響く 日経 +0.67% 4/10 7453 良品計画が最高益 前期最終、中国など海外堅調 日経 +0.46% 4/10 2168 パソナGが純利益4.7倍に 6〜2月 日経 +0.29% 4/10 7581 サイゼリヤ一転減益 今期最終9%減 禁煙店増、客足鈍る 日経 -0.04% 4/10 8028 ユニファミマ、店舗統合完了 今期純利益10%増の見込み 各紙 -0.11% 4/10 8848 レオパレス施工不良拡大 新たに3700棟発覚 住み替えも進まず 日経 -0.48% 4/10 2670 ABCマート2%増益 今期最終、業態別の出店強化 日経 -0.80% 4/10 6753 シャープ、車載用有機EL 21年度にも投入 各紙 -1.00% 4/10 4528 本庶氏「契約の説明不正確」 オプジーボ対価、小野薬を改めて批判 産学連携の課題示す 日経 -1.16% 4/10 7201 東芝(2部、6502)、日産自から蓄電池を初受注 新型軽のブレーキ用 日経 -1.23% 4/10 8267 イオン今期営業益8%増 金融、不動産好調で最高 小売不振で中計目標には届かず 各紙 -1.31% 4/10 8244 近鉄百、純利益3.3倍 前期、免税品販売伸びる 日経 -1.45% 4/10 4530 久光薬純利益1%増 今期、サロンパス販売増 日経 -1.70% 4/10 3861 王子HD、医薬品に参入 繊維副産物から原薬開発 日経 -1.83% 4/10

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目指せデータの達人⑤「日銀短観」の裏技、サプライズ度を見逃すな

日銀の全国企業短期経済観測調査(短観)は企業の景況感の変化を知る上で貴重なデータだが、株式相場の先行きを占う手掛かりとしては不十分――。そう感じている投資家は少なくないだろう。そこで、いまのような景気の変調期に役立つ裏技を紹介する。最近の業況判断が、前回見通しからどの程度ズレが生じたかを示す「サプライズ度(変化幅)」だ。 ※日銀のホームページ 短観では約1万社の企業に、調査項目の1つとして業況に関する「最近」(足元実績)と3カ月後の見通しである「先行き」の2種類について質問し、それぞれの結果を集計、DIという指標に加工する。 ◆3ヵ月前の「先行き」と今回発表の「最近」の差に注目 結果は通常、最近と先行きを分けて解説されることが多い。例えば「足元の景況感は良好だが、先行きは悪化が見込まれる」などという表現になる。しかし、先行きについては全体としては慎重となる傾向が強い。業種別では、好調な業種ほど慎重な予想をし、不調な業種ほど楽観的な予想をする傾向がある。そのため、紋切り型の評価では相場予想には使いにくい。こうした欠点を補うのが「サプライズ度」だ。これは、新しく発表された「最近」の数字から、前回発表の「先行き」の数字を差し引いて計算する。前回調査の「先行き」と今回調査の「最近」は対象時期が同じなので、見通しと結果がどう変わったかを確認できるわけだ。昨年12月調査を例にとると、大企業製造業の業況判断DIは最近が19で、前回9月調査の先行きも同じく19だったので、サプライズ度はゼロとなる。 横軸(DI)だけでなく縦軸(サプライズ度)も注目しよう ※色付きは直近4回の日銀短観 「縦の動きに注目せよ」。長年、短観を分析しているスフィンクス・インベストメント・リサーチの別府浩一郎氏は、サプライズ度を利用するコツをこう話す。横軸を最近のDI、縦軸をサプライズ度として、各調査の結果をグラフに点描すると、横軸の数値の変化は小さくても、縦軸のサプライズ度が大きく悪化するようなケースがある。これは、何らかの不測の事態が発生し、企業の業況見通しが大きく外れたことを意味する。 ◆足元実績が慎重な見通しをさらに下回る状態 大企業製造業の業況判断について1990年から前回までのデータを検証したところ、最近のDIがゼロ以上で、かつサプライズ度がマイナスとなったのは過去13回あった。この13回について短観発表直前から次回発表までの約3カ月間の日経平均株価の騰落率を調べると、8回は下落し、平均下落率は11%だった。サプライズ度を確認してから売りに回っても一定の成果を得られる可能性が高いことが分かる。今月1日発表の短観(3月調査)は、大企業製造業の「最近」が12。前回の昨年12月調査の「先行き」は15だったので、サプライズ度はマイナス3だった。前回調査の「最近」は19で、先行きへの慎重な見通しをさらに下回ったわけだ。近く発表される主要企業の2020年3月期業績予想は投資家の想定を大きく下回る可能性がある点に注意が必要だ。 〔日経QUICKニュース(NQN) ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

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4/9の配信レポート一覧:日揮(1963)、東海ソフト(4430)、技研製作所(6289)、他

【会社概要】 1963 日揮 会社概要 「海外案件完工に伴う外国税額控除適用で19/3期純利益計画を上方修正」 4430 東海ソフト 会社概要 「上場時公表の計画据え置く、今期営業24%増益へ」 6289 技研製作所 会社概要 「上期は堅調に推移して1%営業増益。通期7%増益計画を維持」 8233 高島屋 会社概要 「百貨店増収効果や開業費軽減により今期実質営業6%増益へ」 8251 パルコ 会社概要 「今期事業利益実質8%増計画、既存店の回復、新店の貢献見込む」 8276 平和堂 会社概要 「改装費用など膨らみ今期営業11%減益を計画」   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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スルガ銀(8358)10%高 富士ソフSB(6188)は13%安 9日の夜間PTS

10日の株式市場で、アクサスHD(3536)やオンコリス(4588)が注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で10日の基準値を大きく上回る水準で約定した。アクサスHDの約定価格は基準値に比べ27.20%高、オンコリスは同19.49%高だった。 <夜間PTSで基準値対比の値上がり銘柄> <4月10日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 3536 アクサスHD +27.20% 0.1 (4/3)適時開示:株式取得に関する基本合意書締結に関するお知らせ 2 4588 オンコリス +19.49% 5.1 (4/9)オンコリスがストップ高 24%高の2565円で成立(NQN) 3 6838 多摩川HD +12.51% 14.8 (4/9)多摩川HDが一時ストップ高 『5G』向け機器の受託開発・製造開始(NQN) 4 3989 シェアリングT +11.99% 0.1   5 6031 サイジニア +11.47% 15.0 (4/9)ストップ高 東証 6 8358 スルガ銀 +10.25% 56.2 (4/10)スルガ銀支援、4陣営交渉 ノジマは4.98%取得(各紙) 7 4429 リックソフト +9.75% 1.3 (4/9)業績上方修正 通期営業利益2.59億円→3.71億円 8 3939 カナミックN +8.99% 2.1 (4/9)業績上方修正 半期純利益1.3億円→1.7億円 9 9318 アジア開発 +8.57% 100.1 (4/9)空売り規制対象 東証 10 1802 大林組 +7.97% 0.3   11 6159 ミクロン精密 +7.54% 0.4 (4/9)2Q決算 経常利益 2.8倍 12 6093 エスクローAJ +7.08% 15.2 (4/9)通期決算 経常利益 45.4%減 13 4381 ビープラッツ +6.47% 3.9 (4/9)年初来安値更新 東証 14 8894 原弘産 +6.00% 5.6 (4/8)年初来高値更新 東証 15 4583 カイオム +5.48% 72.9   16 6407 CKD +5.09% 0.1 (4/9)適時開示:特別利益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ 17 3777 FHTHD +4.78% 2.6   18 4424 Amazia +4.51% 0.1 (4/9)ストップ高 東証 19 3479 TKP +4.04% 0.3 (4/9)業績上方修正 通期純利益13億円→19億円 20 4575 CANBAS +3.31% 50.2 (4/9)ストップ高 東証 富士ソフSB(6188)やスギHD(7649) も注目されそうだ。いずれも前営業日夜間のPTSで10日の基準値を下回る水準で約定した。富士ソフSBの約定価格は基準値に比べ13.08%安、スギHDは同12.80%安だった。また、主要銘柄ではJFEHD(5411)が基準値を13.71%下回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値下がり銘柄> <4月10日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 5411 JFEHD -13.71% 0.1 (4/4)目標株価下げ ゴールドマン・サックス証券 2,200円 → 2,100円 2 6188 富士ソフSB -13.08% 80.8 (4/9)適時開示:主要取引先の競争参加資格一時停止に関するお知らせ 3 7649 スギHD -12.80% 0.1 (4/9)目標株価上げ みずほ証券 4,400円 → 5,000円 4 3376 オンリー -9.73% 4.2 (4/9)業績下方修正 通期営業利益10.5億円→7.4億円 5 7743 シード -9.18% 0.1 (4/9)年初来安値更新 東証 6 8918 ランド -7.78% 12.9 (4/9)空売り規制対象 東証 7 6432 竹内製作 -5.55% 1.2 (4/10)前期純利益が19%増 欧米で建機好調(日経) 8 7519 五洋インテ -5.34% 1.3 (4/9)ストップ安 東証 9 6740 JDI -4.60% 176.4 (4/9)Jディスプレ、資本増強交渉に遅れ 『締結に向け最後の詰め』(NQN) 10 3925 D S -3.63% 0.1   11 6178 日本郵政 -3.48% 4.5 (4/10)株追加売却へ 政府、民営化へ出資下げ完了(各紙) 12 3907 シリコンスタシオ -3.35% 30.4 (4/9)年初来高値更新 東証 13 6199 セラク -3.17% 0.4   14 3528 プロスペクト -3.16% 16.1 (4/4)適時開示:事業の進捗に関するお知らせ 15 7148 FPG -3.12% 0.1   16 7043 アルー -3.05% 0.1   17 6101 ツガミ -3.03% 0.2 (4/8)年初来高値更新 東証 18 4528 小野薬 -2.91% 0.1 (4/9)年初来安値更新 東証 19 7707 PSS -2.91% 0.4   20 5302 日カーボン -2.85% 0.1   ※「寄り前ランキング」は、QUICK AI速報としてQr1などQUICKの情報端末でニュース配信中。QUICK Knowledge特設サイトは、QUICKの情報端末でご覧いただけます。

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【朝イチ便利帳】10日 ECB理事会、FOMC議事要旨、イオンなど決算

10日は内閣府が2月の機械受注統計を発表するほか、日銀が3月の企業物価指数を発表する。 欧州中央銀行(ECB)が理事会を開催する。米連邦準備理事会(FRB)は3月19~20日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表する。経済統計は、3月の米消費者物価指数(CPI)などが発表される予定だ。 【10日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 2月の機械受注統計(内閣府)   3月の企業物価指数(日銀)   3月の貸出預金動向(日銀) 15:15ごろ 黒田日銀総裁が信託大会であいさつ(都内) その他 2月期決算=ABCマート、ウエルシア、良品計画、ユニファミマ、イオン 海外 時刻 予定 0:50 クオールズFRB副議長が議論に参加(11日) 3:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月19〜20日開催分、11日)   3月の米財政収支(11日) 7:45 クラリダFRB副議長が講演 20:45 欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表 21:30 ドラギECB総裁が記者会見   3月の米消費者物価指数(CPI) 23:30 米エネルギー省の石油在庫統計(週間) 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 3625 テックファム最高益 今期純利益2.6倍の6億円 日経 +6.39% 4/9 4902 AIがX線診断 コニカミノルなど開発へ 日経 +1.06% 4/9 6432 竹内製作所、前期純利益が19%増 欧米で建機好調 日経 +0.85% 4/9 6113 取引先も丸ごとIoT アマダHDと日立協業 日経 +0.33% 4/9 6501 +0.29% 4/9 7701 高血圧症の解析システム 島津など開発 日経 +0.30% 4/9 7270 SUBARU、「レガシィB4」国内生産終了 米国継続 日刊工 +0.16% 4/9 7201 日産自のゴーン元会長「陰謀」と主張 現経営陣に矛先 各紙 +0.13% 4/9 8411 みずほFG傘下のみずほ銀、AIで中小に無担保融資 日経 -0.28% 4/9 6178 日本郵政株追加売却へ 政府、民営化へ出資下げ完了 各紙 -0.46% 4/9 9437 NTTドコモ、IoT通信の新サービス 料金6割安 日経 -0.53% 4/9 9035 ウーバー、広島で配車開始 タクシー、第一交通などと提携 日経 -0.67% 4/9 9202 国交省、ANAHD傘下の全日空に業務改善勧告 日経 -1.03% 4/9 3086 Jフロント、今期純利益2%増 訪日客取り込む 関西など改装 日経 -1.25% 4/9 7013 IHI不正、供給網に影響も 航空部品、一部自主回収へ 各紙 -1.69% 4/9 8273 イズミ、前期純利益13%減 豪雨や改装費響く 日経 -1.73% 4/9 5938 LIXILグトップ人事問題 「取締役、創業家に遠慮」 各紙 -2.02% 4/9 8905 イオンモール、今期経常益3%増 新店が寄与 日経 -2.07% 4/9 8028 ユニファミマ傘下のファミマ、24時間見直し試行 各紙 -2.08% 4/9 8358 スルガ銀支援、4陣営交渉 ノジマは4.98%取得 各紙 -3.90% 4/9 7419 -0.74% 4/9

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投信「先進国株式」✕「国内REIT」でリスク抑制 3月末の相関係数

複数の投資信託に分散投資する際、有効な組み合わせを探すのに便利なのが「相関係数」と呼ばれる統計指標だ。投資対象で区分した「新QUICK投信分類(大分類)」について、2019年3月末までの1年間の相関係数(日次データで算出)と10年間(月次データ)の相関係数をまとめた。 複数の投信に投資する場合、値動きの傾向が違うタイプを組み合わせると分散投資の効果が出やすい。例えば、投資家のリスク選好局面で買われやすい株式に投資するファンドと、逆に売られやすい債券に投資するファンド。この両方を持っていれば反対方向の値動きが打ち消しあって、全体のリスク(価格の振れ幅)を抑えることができる。 有効なファンドの組み合わせは「相関係数」を使うと探しやすい。相関係数は投資対象が異なる2つのファンドが似た値動きをするほどプラス1に近づき、逆の値動きをするほどマイナス1に近づく。ゼロなら値動きの関係がなかったことを示す。相関係数が低いファンド同士を組み合わせると、全体の価格変動リスクを低減しながらリターン向上を狙う分散投資効果が期待できる。 【分類別相関係数(日次1年)】の表で「先進国株式型」を見ると、「グローバル株式(先進・新興複合)型」との相関係数は0.97と高い。一方、「国内REIT型」は0.25と相関が低い。「先進国株式型」と組み合わせて保有するなら、「グローバル株式(先進・新興複合)型」よりも「国内REIT型」のほうが分散投資効果が期待できる。 出所:QUICK資産運用研究所 ※▲はマイナス。分類は「QUICK投信分類(大分類)」を使用、対象は追加型株式投信(ETF、通貨選択型除く) (QUICK資産運用研究所)

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4/8の配信レポート一覧:ヴィッツ(4440)、サカタのタネ(1377)、ダイセキ環境ソリューション(1712)、他

【IPO】 4440 ヴィッツ IPO会社概要 「自動車向け組込ソフトウェアを提供」 【会社概要】 1377 サカタのタネ 会社概要 「3Q累計は営業13%減益、円高による減収や海外人件費増等響く」 1712 ダイセキ環境ソリューション 会社概要 「土壌汚染調査・処理事業を大きな柱に、リサイクル関連事業の拡大を目指す」 9793 ダイセキ 会社概要 「20/2期は11%営業増益計画。産業廃棄物処理の順調な推移を見込む」   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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日揮(1963)は8%高 ソニー(6758)6%高 8日の夜間PTS

9日の株式市場で、サイジニア(6031)やオンコリス(4588)が注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で9日の基準値を大きく上回る水準で約定した。サイジニアの約定価格は基準値に比べ28.33%高、オンコリスは同24.21%高だった。また、主要銘柄では日揮(1963)が基準値を8.70%上回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値上がり銘柄> <4月9日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 6031 サイジニア +28.33% 10.9 (4/8)ストップ高 東証 2 4588 オンコリス +24.21% 21.9 (4/8)オンコリス、『テロメライシン』が優先審査の対象に(NQN) 3 6838 多摩川HD +17.83% 15.0   4 3236 プロパスト +11.22% 36.5 (4/8)3Q決算 経常利益 44.2%増 5 3673 ブロドリーフ +10.33% 0.3   6 4592 サンバイオ +9.28% 154.8 (4/8)サンバイオがストップ高 『先駆け審査指定』を材料視(NQN) 7 1963 日 揮 +8.70% 9.6 (4/9)純利益一転27%増 前期、年配25円に引き上げ(日経) 8 6758 ソニー +6.14% 17.4 (4/9)米サード・ポイント、ソニー株再び取得 改革要求へ(ロイター通信) 9 4346 ネクシィーズG +6.09% 0.4 (4/8)年初来高値更新 東証 10 6494 NFK-HD +6.06% 11.1 (4/5)年初来高値更新 東証 11 8894 原弘産 +5.00% 88.0 (4/8)年初来高値更新 東証 12 4287 ジャストプラ +4.55% 0.1   13 6070 キャリアリンク +4.48% 1.9 (4/8)業績上方修正 通期営業利益1.34億円→1.87億円 14 4596 窪田製薬 +4.32% 102.4 (4/9)信用規制解除 解除日 東証 15 8202 ラオックス +4.11% 0.3   16 4394 エクスモーション +3.50% 0.2 (4/5)1Q決算 経常利益 31.3%減 17 2150 ケアネット +3.45% 1.3   18 4319 TAC +3.31% 0.1   19 2667 イメージワン +3.03% 1.7 (4/8)適時開示:当社関連会社による未着工太陽光発電所の取得に関するお知らせ 20 7707 PSS +2.88% 4.0   ビープラッツ(4381)やシリコンスタシオ(3907) も注目されそうだ。いずれも前営業日夜間のPTSで9日の基準値を下回る水準で約定した。ビープラッツの約定価格は基準値に比べ17.33%安、シリコンスタシオは同11.25%安だった。また、主要銘柄では東京海上(8766)が基準値を15.89%下回る水準で約定した。 <夜間PTSで基準値対比の値下がり銘柄> <4月9日 0時00分時点> 順位 コード 銘柄名 基準値比 売買高 (千株) イベント 1 4381 ビープラッツ -17.33% 16.1 (4/8)ビープラッツがストップ安気配 前期の減益を嫌気(NQN) 2 8766 東京海上 -15.89% 0.1   3 3907 シリコンスタシオ -11.25% 229.1 (4/8)シリコンスタがストップ高気配 12〜2月期、最終黒字転換を好感(NQN) 4 7713 シグマ光機 -8.99% 1.4 (4/9)今期最終一転17%減益(日経) 5 8918 ランド -8.89% 393.6 (4/5)空売り規制対象 東証 6 8125 ワキタ -5.08% 0.1 (4/5)通期決算 経常利益 10.6%増 7 4992 北興化 -4.63% 0.8 (4/8)1Q決算 経常利益 6.1%減 8 4380 Mマート -4.38% 0.3   9 3653 モルフォ -4.03% 0.1 (4/8)年初来高値更新 東証 10 9503 関西電 -3.90% 0.1   11 2930 北の達人 -3.89% 0.1 (4/2)適時開示:東京支社開設に関するお知らせ 12 4430 東海ソフト -3.85% 0.2 (4/5)3Q決算 13 7527 システムソフト -3.85% 0.1   14 9318 アジア開発 -3.75% 1.3 (4/8)空売り規制対象 東証 15 6190 PXB -3.72% 0.7 (4/8)年初来高値更新 東証 16 2462 ライク -3.60% 0.5 (4/8)3Q決算 経常利益 20.5%減 17 8135 ゼット -3.19% 0.1 (4/8)年初来高値更新 東証 18 7022 サノヤスHD -3.17% 3.4 (4/2)年初来高値更新 東証 19 7868 広済堂 -3.11% 1.0   20 6335 東京機 -3.10% 0.1   ※「寄り前ランキング」は、QUICK AI速報としてQr1などQUICKの情報端末でニュース配信中。QUICK Knowledge特設サイトは、QUICKの情報端末でご覧いただけます。

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【朝イチ便利帳】9日 Jフロント決算、EU・中国首脳会談

9日は5年物利付国債の入札が行われるほか、Jフロント(3086)、U.S.M.H(3222)などが決算発表を予定している。 海外ではEU・中国首脳会談がブリュッセルで開催される。   【9日の予定】 国内 時刻 予定 10:20 6カ月物国庫短期証券の入札(財務省) 10:30 5年物利付国債の入札(財務省) 13:30 2月の特定サービス産業動態統計(経産省) 15:00ごろ 4月のESPフォーキャスト調査(日本経済研究センター) その他 閣議   2月期決算=Jフロント 海外 時刻 予定 6:00 クオールズ米連邦準備理事会(FRB)副議長が議論に参加(10日) 7:45 クラリダFRB副議長が講演(10日) その他 フィリピン市場が休場   EU中国首脳会談(ブリュッセル) 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 7238 曙ブレーキ、再建案決議を延期 策定遅れ9月に 日経 +9.35% 4/8 7713 シグマ光機、今期最終一転17%減益 日経 +2.62% 4/8 2002 日清粉G、業務用小麦粉値下げ 日経 +1.61% 4/8 2593 伊藤園、海外営業利益率10%に上げ 22年4月期メド 日経 +1.09% 4/8 9531 東ガス、海外再生エネ参入 仏社と共同 日経 +0.65% 4/8 4714 リソー教育、前期純利益14%増 日経 +0.40% 4/8 6200 インソース、営業益2割増 10〜3月、社員研修受注伸びる 日経 +0.04% 4/8 3141 ウエルシア、前期営業益最高 4年連続、既存店好調 日経 -0.13% 4/8 6758 米サードポイント、ソニー株再び取得 改革要求へ ロイター通信 -0.22% 4/8 6701 工場向け「地域版」5G NECやパナソニック参入、遠隔作業 高速安全に 日経 -0.26% 4/8 6752 -1.27% 4/8 9984 ソフトバンクG、米天候予測企業に出資 100メートル四方10分単位で 日経 -0.41% 4/8 3349 コスモス薬品、最高益 6〜2月最終11%増 日経 -0.73% 4/8 9843 ニトリHD、増収営業増益 前期、中国など海外展開課題 日経 -0.99% 4/8 7267 ホンダ、トルコ工場閉鎖 生産21年終了、販売は継続 日経 -1.50% 4/8 8233 高島屋、純利益22%増 今期見通し、訪日客回復がけん引 日経 -1.97% 4/8 7013 IHI不正 新たに7000件 航空エンジン部品 日経 -2.08% 4/8 1963 日揮、純利益一転27%増 前期、年配25円に引き上げ 日経 -3.27% 4/8 8267 イオン、中国でIT店舗 数年で80店 日経 -3.34% 4/8

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市場区分見直し基準は「時価総額に着目」7割 株式関係者、QUICK月次調査

QUICKが8日まとめた4月の株式月次調査によると、東京証券取引所が議論している市場区分の再編について、見直しの基準として「時価総額」「流動性」「銘柄数」に着目すべきとする声が目立った。東証1部への昇格基準が緩い、1部上場でも低収益で時価総額が小さい企業が多い、といった構造的な問題が指摘されている。見直しによって市場が活性化するかとの問いでは、「活性化する」「少し活性化する」(合計47%)と、「あまり変わらない」(46%)がほぼ同数だった。   市場の在り方の見直しが議論される背景には、最上位の市場である1部が圧倒的に銘柄数が多い、いったん1部に昇格してしまうと降格が少ない「1部上場ゴール」の問題などがある。見直しに際しての着目点を3つまで選んでもらったところ、「時価総額」を挙げた回答が73%、「浮動株式数など流動性の基準」が59%に上った。銘柄数を絞り込むことが大事との声も目立つ。 ※市場区分見直しの基準として着目すべきものを3つまで選んでもらった 東証1部全銘柄で構成される東証株価指数(TOPIX)をベンチマークにしているパッシブ運用の投資家は多い。ただ、市場関係者は市場区分の見直しとベンチマークの問題を切り分けて考えているようだ。   TOPIXに代わる新しいベンチマークが必要かとの問いに対して、40%の回答者が「必要ない」と答え、「どちらともいえない」(36%)や「必要」(24%)を上回った。「ベンチマークの変更には大きな負担がかかる」(生保)など、既に普及しきったTOPIXの置き換えは難しいと考える投資家が多い。   調査は4月2~4日に実施し、証券会社および機関投資家の株式担当者139人が回答した。(QUICKナレッジ開発本部 伊藤央峻)

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平成・危機の目撃者➑ 大沢孝元が見たLTCM破綻(1998)

甘いリスク管理、はかなく散ったドリームチーム あんな偉人でも間違えるのか――。1998(平成10)年、通貨オプションのカリスマの一人で、ノーベル経済学賞受賞者でもあるマイロン・ショールズ氏が加わっていたヘッジファンドのロングターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)が破綻し金融工学系の市場参加者に衝撃を与えた。当時、社会人になったばかりの大沢孝元氏もその一人だ。為替のデリバティブ(派生商品)に長く携わってきた大沢氏は「LTCM事件をきっかけにリスクの正しい認識がいかに難しく、そして重要か分かった」と振り返る。 大沢孝元氏 おおさわ・たかもと 1998年に東京工大大学院の総合理工学研究科環境物理工学課程を修了後、チェース・マンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース銀行)に入行。ストラクチャラー・カスタマーディーラーとして市場経験を積んだ。2007年6月にバークレイズ銀行の東京支店に転じるとストラクチャー担当で頭角をあらわし、14年に市場営業本部長に就いた。18年1月からは東京外国為替市場委員会の副議長も務める ◆巨大な振幅が瞬時に拡大、理論は役立たず LTCMはショールズ氏のほか、ショールズ氏とフィッシャー・ブラック氏が作ったデリバティブの価格算出式「ブラック・ショールズ方程式」を証明により確立し、ノーベル経済学賞をとったロバート・マートン氏も参加していた。米連邦準備理事会(FRB)出身者もいて市場からは「ドリームチーム」と呼ばれていたが、97年のアジア通貨危機と98年のロシア財政危機が抱える潜在的なリスクを見逃した。 LTCMの基本戦略は、資産価格が割安か割高かを見極めて売り買いする「レラティブ・バリュー」。自らの資産の何倍にも運用額を膨らませるレバレッジ取引に傾いていた。にもかかわらずリスク管理が甘かった。 リスク回避(ヘッジ)は厳密にし過ぎるとパフォーマンスを下げてしまう。半面、しないと市場が予想と真逆に動いたときのダメージは計り知れない。 ブラック・ショールズ方程式は相場の動きを予測するモデルで、熱伝導に似た法則性を活用している。だが、危機時の相場は巨大なエネルギーが波のように振幅を伴って瞬時に広がる。ブラック・ショールズ式の理論が役に立たない。 強気一辺倒の場合はバブルを起こし反動は激しい。それを防ぐにはリスクを認識しヘッジ可能な環境が必要なのだが、90年代はリスク管理に使えるパラメーター(要素)が少なすぎた。 リスクをリスクと気づかない状況。リスクに気づけず膨らんだ持ち高はリスクの顕在化とともに破裂し、影響は倍どころか「乗数」で拡大していく。 例えば外国為替市場での円高・ドル安だ。98年10月7日の夕刻、突如円相場は1秒間に1円以上の速さで急伸し、持ち高の時価評価額はわずか数分で数千万円~数億円振れた。経験不足だったあのころは怖くて顧客の電話はとれなかった。 折しも日本は金融システム不安のまっただ中だった。97年の三洋証券を皮切りに銀行と証券会社の破綻が続いていて、生命保険会社の一部は身売りを迫られた。不良債権問題から抜け出せず長くもがいてきたが、それだけにリスク管理では先行できたかもしれない。LTCM破綻後の円の急伸を主導した日本マネーによる対外資産の圧縮は2008年のリーマン・ショックではさほど目立たなかった。 人は「のど元すぎると熱さを忘れる」という。リーマン・ショックにおける欧米の混乱は1990年代の危機を忘れてしまったのかと思わせた。対して日本はバブル崩壊からの立ち直りが遅れていたぶん、自分も含めてリスクへの感応度や耐性は磨かれていたかもしれない。 ◆市場の歪みは本物か、どれだけ続くか見極めを 通貨オプションなどのデリバティブを組み合わせて商品設計する「ストラクチャー」部門での営業経験が長い。すべての商品の基本はリスクとリターンは釣り合うということ。メリットが大きければリスクも大きいし、メリットが小さければリスクも小さいわけだ。 リスクとリターンを釣り合わせればどんな商品でも作れてしまう。うまみの大きな商品はそれなりのリスクを内包している。低リスクで高収益を生む商品は作れない。 そんな世界なので、売る側にも買う側にも高い倫理観と専門知識が求められる。もし市場に何らかのゆがみが存在し、デリバティブで利益を得るチャンスが高いと判断したとしても、本当にゆがんでいるのか、ゆがみがどの程度持続するかは常に意識しなければいけない。利益追求の意欲が先にたつあまり、実は自分たちの目のほうがゆがんでいたなんて話もずいぶんある。 相場にかかわる人はすべからく、「何を勉強してもプラスにしかならない」と日々研さんすべきだ。数年前にギリシャ危機が起きた際にはギリシャ関連の書物を読みあさった。電子ブローキング(EBS)の価格変化の背後に、ギリシャの先人が川辺で板を使って洗濯する光景が思い浮かんだほどだ。そこまでのめり込んではじめてわかってくることは少なくない。 ◆AIはまだ発展途上 ここ数年、市場をにぎわせている機械取引や人工知能(AI)の分野はまだ発展途上だ。いまAI活用の場とされているのは、90年代から続くパターン分析や回帰分析の延長にすぎない。大量のマーケットデータを集めた「ビッグデータ」を機械に学習させて将来を読み解こうとするアプローチは、マシンラーニング(機械学習)であってもパターン分析の域を出ていない。 確かに機械学習によってパターン予測はできる。期間や利益率、リスクの量といった項目を詳しく入力すると、短期的には効果をあげられるレベルには達した。誤解を恐れずにいえば短期の相場を支配するのは主に様々な「ノイズ」で、それをビッグデータから解析できると一定の成績はあげられる。 AI活用の次のステップは中長期の相場予測だろう。マーケットデータは様々な「多次元的」要素を上がるか下がるかの「1次元」につぶしてしまっているので、取り扱いには注意しなければならない。大量のデータを使ったとしても、現実に起こっている相場変動を完全には分析できない。 現実の相場は人々の思考や文化、宗教、欲望や営みまでが複雑に絡み合う。あらゆる情報は相場に反映される半面、逆はまだ現時点では真ではない。 最近は気象の勉強を始めた。やりたいことが多すぎて時間が全然足りない。データ処理とAIの進展で次に何が生まれるのか、楽しみだ。10年後、20年後に後れをとることのないよう頑張りたい。 =聞き手は日経QUICKニュース(NQN)菊池亜矢 =随時掲載

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