「何も上手くいかなかった」とアインホーン氏 強者ヘッジファンド最悪の2018年

ヘッジファンドのグリーンライト・キャピタルを率いる著名投資家のデービッド・アインホーン氏が投資家向けの書簡で、2018年にグリーンライトのパフォーマンスがマイナス34.2%を記録し、1996年の設立以来、最悪だったことを明らかにした。米経済専門チャンネルのCNBCが23日に報じたもので、2018年10~12月期(4Q)にはマイナス11.4%で足元でも苦戦が続いていたという。 アインホーン氏は書簡で「1年を通じて何も上手くいかなかった」との見解を示した。バリュー投資が難しい環境だったうえ、「我々が行った少数の組み合わせの投資が間違っており、分散投資が効かない多くの状態にあった」などと市場環境の難しさに懸念も示していた。 なお、グリーンライトの現在のポジションは米自動車大手ゼネラル・モーターズ、ブライトハウス・フィナンシャル、グリーン・ブリック・パートナーズをロングにする一方、テスラをショートにしているという。その上で米財政赤字の拡大などに対するヘッジ手段としてゴールドに投資しているとのこと。 QUICK FactSet Workstationによれば、グリーンライトはGMに保有資産の26.89%、ブライトハウス・フィナンシャルに19.52%の投資を行っており、保有上位2銘柄だけで全資産の46%を占めている。今年は従来通りの集中投資戦略が功を奏するのだろうか。(片平正ニ) ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

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