「野村ハイベータ日本株」750億円集める 野村証券が販売

野村アセットマネジメントが1日に設定した単位型の「(早期償還条項付)野村ハイベータ日本株1903」(01211193)は、申し込み期間(2月18~28日)に750億円の資金が集まった。販売会社は野村証券の1社のみ。 集まった金額は、今年に入って設定された国内公募の株式投資信託(ETFを除く)の中で最大。昨年来では3番目の多さだった。 同ファンドは市場の値動きより大きく株価が動く傾向がある国内株式(ハイベータ株)に投資する。株価の割安性や経営の健全性を考慮することで、相場上昇時の値動きが下落時よりも大きくなるポートフォリオを構築する。 信託期間は2025年3月4日までの約6年間。基準価額(支払い済みの分配金累計額は含まない)が1万2000円以上になった場合は安定運用に切り替え、繰り上げ償還する。 (QUICK資産運用研究所)

年1回決算の株式型ファンドが躍進 2017年度の投信残高

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)について、2017年度末の純資産総額(残高)をランキングしたところ、決算頻度の少ない株式ファンドが躍進した。1年前は上位10本すべてが毎月分配型だったが、18年3月末は年1回決算で株式に投資するファンドが3本入った。 新たにランクインした3本のうち、レオス・キャピタルワークスの「ひふみプラス」(9C311125)は前年度末の74位から5位に急浮上。残高を前年同月末比で4378億円積み増した。8位で日興アセットマネジメントが運用する「グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型)」(02311158)は1587億円増、9位に入った野村アセットマネジメントの「野村インド株投資」(01312056)は2417億円増と、それぞれ残高を大幅に伸ばした。 毎月決算型の7本はいずれも前年度末と比べ残高を減らした。分配金減額を受けた資金流出や運用成績の悪化などが響いた。アセットマネジメントOneが運用する「新光US-REITオープン(愛称:ゼウス)」(47311049)は前年度の2位から1位に浮上したが、残高を5500億円近く減らした。前年度末は上位10本のうち6本が海外の不動産投資信託(REIT)で運用するタイプだったが、17年度末には4本に減った。 11位以下に後退した3本のうち、2本は海外REIT型の「ダイワ米国リート・ファンド(毎月分配型)為替ヘッジなし」(04312045)と「ワールド・リート・オープン(毎月決算型)」(03313047)だった。前年10位の「LM・オーストラリア高配当株ファンド(毎月分配型) 」(53311119)は、2017年7月から新規申込みを一時停止した影響もあって14位に下落した。今年3月から販売を再開している。 (QUICK資産運用研究所)

つみたてNISA対象投信に資金流入 インデックスは日経平均型、アクティブはひふみ

今年1月から積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)がスタートし、対象となる投資信託が選好されている。世界的に株式相場が崩れた2月に「逆張り」の個人マネーが加わったこともあり、金融庁の「お墨付き」ファンドに資金が流れ込んでいる。 つみたてNISAの対象商品として届け出られ、金融庁が認めた投信は2月末時点で141本。金融庁が指定した指数に連動するインデックス型が126本、それ以外のアクティブ型が15本ある。 日本経済新聞によると、つみたてNISAの1月末時点の申込件数は主要証券・銀行11社で37.8万件。1つの口座で積み立てできる上限は月3万3000円程度なので、つみたてNISA経由の資金流入額は単純計算で最大でもひと月あたり125億円にとどまる。1月と2月を合わせても250億円ほどだ。 今年に入って設定から解約を差し引いた資金流入額(推計値)は、つみたてNISA対象の141ファンド合計で2291億円。専用ファンドではないため、つみたてNISA向け以外にも資金の出入りがある。特に2月はこれまで堅調だった世界の株式相場が急変したため、流れに逆らう「逆張り」や押し目拾いの資金流入が膨らんだ。 ■インデックス型は「日経平均連動型」が上位に つみたてNISA対象のインデックス型投信を年初からの資金流入額が多い順にランキングしてみると、上位3本は日経平均株価に連動するタイプが占めた。上位20本のうち18本は株式で運用するタイプだった。 首位は「野村インデックスファンド・日経225」(0131510B)で、今年の資金流入額は118億円。月平均では59億円と、昨年1年間(2.5億円の流出超)を大きく上回った。 上位20本はすべて今年の資金流入額の月平均が昨年より多かった。株価が調整した2月だけでなく、堅調を維持していた1月も資金流入額が昨年の月平均を上回るファンドが続出した。 ■アクティブ型は「ひふみプラス」が首位 つみたてNISA向けに金融庁が指定したインデックス型以外の投信(アクティブ型)で、今年に入って資金流入額が最も多かったのはレオス・キャピタルワークスの「ひふみプラス」(9C311125)。1月と2月の合計で1000億円を超す資金が流入した。2位もレオスが直販する「ひふみ投信」(9C31108A)だった。いずれも主に国内の株式で運用している。 3位にはセゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 」(96311073)が入った。国内外の株式や債券で運用するバランス型のファンドだ。 アクティブ型15本のうち、今年の資金流入額の月平均が昨年を上回ったのは13本にのぼった。 ■バランス型、残高の積み増しに時間 特定の資産の相場動向に左右されにくいバランス型に絞ってみると、資金流入ペースに大きな変化は見られない。つみたてNISA対象のインデックス型126本のうち、複数の資産に投資するバランス型は53本。このうち今年の資金流入額の上位20本に入ったのはわずか2本だった。 つみたてNISA対象のアクティブ型も含め、今年に入ってからバランス型の大半は資金流入額の月平均が昨年を上回ったが、増加幅はそれほど大きくない。つみたてNISAは定時定額で少額をコツコツ積み立てていく仕組みとあって、その影響が対象ファンドへの資金フローや残高の積み増しに表れてくるにはまだ時間がかかりそうだ。 (QUICK資産運用研究所 望月瑞希、西田玲子)

国内株式型投信の運用成績、2月は上位に「新興」「成長」 残高100億円以上でプラスは2本 

世界の株式相場が大きく値下がりした2月は、国内の株式で運用する投資信託の運用成績も悪化した。国内公募の追加型株式投信(ETF、DC・ラップ専用を除く)で、2月末時点の純資産総額(残高)が100億円以上の「国内株式型」について調べたところ、2月の月次リターン(分配金再投資ベース)がプラスだったのは、160本のうちわずか2本だった。 運用成績トップは「DIAM新興市場日本株ファンド」(4731107B)はプラス1.67%。「スパークス・M&S・ジャパン・ファンド」(80311071)がプラス0.28%で続いた。上位10本はすべて配当込み東証株価指数(TOPIX)のマイナス3.70%を上回った。 上位10本は、円高など外部環境の影響を受けにくいとされる「新興企業株」や高い業績の伸びが期待される「成長株」、時価総額が小さい「中小型株」を中心に投資するファンドが並んだ。 一方で運用成績の下位10本のうち、投資対象の資産に加えて外国為替取引の対象となる円以外の通貨にも投資することができる「通貨選択型」が半分を占めた。株安と円高の「ダブルパンチ」に見舞われた格好で、成績上位に比べると、価格変動リスクの大きいファンドが並んだ。 また成績下位にも「成長株」や「小型株」などに投資するファンドが入った。運用が大きく悪化したファンドと、踏みとどまったファンドでは、それぞれ組み入れた銘柄の値動きが明暗が分けたようだ。 (QUICK資産運用研究所)

投信残高、「フィデリティUSハイ」が首位に返り咲き  「ゼウス」は2位に後退

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)は、6日時点で純資産総額(残高)ランキングの首位が入れ替わった。1位に浮上したのは「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」(32315984)。月末ベースでさかのぼると、同ファンドがトップに返り咲くのは2014年8月末以来で約3年5カ月ぶり。 「フィデリティ・USハイ」の主な投資対象は、米ドル建てのハイ・イールド(高利回り)社債。海外の不動産投資信託(REIT)で運用するタイプ以外のファンドが首位に立つのは、14年9月末以来となる。 6日時点で2位に後退したのは「新光 US-REIT オープン<愛称:ゼウス>」(47311049)。5日の決算で分配金を据え置いたが、資金流出や運用悪化を受けて残高は前月比で480億円ほど減少している。 また、最近の世界的な株価急落が響き、国内や海外の株式で運用するファンドの残高も減少している。「ひふみプラス」(9C311125)や「グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型)」(02311158)は前月末時点と比べ順位を落とした。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

投信の勢力図に変化 「国内株式型」が11年ぶり残高トップ10に

投資信託の勢力図が変化している。国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)の純資産総額(残高)ランキングで、「ひふみプラス」(9C311125)が16日に初めてトップ10に入った。QUICK資産運用研究所が月末ベースの残高ランキングを調べたところ、上位10本に毎月分配型以外が3本ランクインしたのは2007年2月末以来ほぼ11年ぶり。主な投資対象が国内株式である投信(国内株式型)がトップ10に入ったのも、2006年10月末の「フィデリティ・日本成長株・ファンド」(32311984)以来11年ぶりの快挙となる。 ランキング上位を見ると、海外の不動産投資信託(REIT)で運用する投信が残高を減らしている。1位の「新光 US-REIT オープン」<愛称:ゼウス>(47311049)、3位の「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし) 」(3231203C)は、今年に入ってわずか半月の間にそれぞれ1000億円近く減少した。一方、2位の「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」(32315984)は残高の落ち込みが比較的小さく、昨年末から順位を1つ上げた。 11位以下では「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)」(02312158)や「ロボット・テクノロジー関連株ファンド -ロボテック-」(T0431115C)といったテーマ型の投信が徐々に残高を積み増している。世界的な株高といった環境に加え、長期の資産形成という観点から毎月分配型を敬遠する傾向が強まり、投信の勢力図が大きく塗り替わりそうだ。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

「ひふみプラス」の残高、5000億円を突破 初のトップ10入り

レオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみプラス」(9C311125)の純資産総額(残高)が初めて5000億円を突破した。16日の残高は5028億円。昨年末の残高は4531億円だったが、年初からわずか8営業日で500億円近く増えた。株高の影響に加え、資金流入の拡大が残高を押し上げた。 国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)の残高ランキングでは、16日時点でひふみプラスが10位に浮上した。2012年5月に運用を開始してからトップ10入りは初めて。昨年3月に上位100本に入った後、1年足らずで10位まで躍進した。 一方、11位に後退したのは「LM・オーストラリア高配当株ファンド(毎月分配型)」(53311119)。昨年前半は資金流入が目立ったが、新規受付を停止した後は残高が減少している。 この結果、残高上位10本のうち毎月決算型以外のファンドが3本に増えた。 「ひふみプラス」は地方銀行や地場の証券会社などで取り扱う投信。他に直販する「ひふみ投信」、確定拠出年金向けの「ひふみ年金」があり、3本は同じマザーファンドに投資している。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

投信、中小型株・新興国株関連が上位に 2017年の運用成績

2017年の投資信託の運用成績上位を投資対象の資産別にランキングしたところ、国内の中小型株や新興国の株式で運用する投信の好調ぶりが目立った。 純資産総額(残高)が30億円以上の国内公募の追加型投信(ETFとブルベア型を除く)を投資対象の資産ごとに分け、昨年12月末時点で過去1年のリターンが高い順に並べた。 国内株式型の首位は「JPMジャパン・テクノロジー・ファンド」(17311995)。国内のテクノロジー関連企業の株式に投資し、基準価額が1年間で2倍以上になった。追加型株式投信全体でもトップだった。国内株式型の上位5本は、主に小型・中小型の株式で運用するファンドが入った。 海外株式型の上位には、中国やインドなどアジアの新興国の株式に投資するファンドが並んだ。海外債券型は欧州のハイイールド債(低格付け債)で運用する投信の成績が好調だった。 複数の資産に分散投資するバランス型では、新興国の資産を組み入れた投信が上位に入った。 (QUICK資産運用研究所 西田玲子)

レオスが躍進、キャピタルも急浮上 野村アセットは首位維持 17年末・運用会社別投信残高

 国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)について、運用会社別に2017年の純資産総額(残高)を集計したところ、上位の順位に大きな変動はなく、野村アセットマネジメントが首位を維持した。レオス・キャピタルワークスは1年間で4600億円近く増やし、2016年末の34位から19位に躍進。キャピタル・インターナショナルが47位から25位に急浮上した。 (注)2017年12月29日時点。対象はETFを除く国内設定の公募追加型株式投信(単位型は含まない)。億円未満切捨て。▲はマイナス。資金流入額はファンドの設定額から解約額を差し引いた概算推計値。償還ファンドも考慮し、償還額は解約額に加算。運用増加額は純資産増加額から資金流入額を引いた値で、運用のみによる増加額を意味する(概算値)。純資産増加額=資金流入額+運用増加額。分配金支払総額(概算値)は資金流出額には含まれず、分配しなかった場合に比べ、運用増加額は分配金支払総額分だけ減額となる。 (QUICK資産運用研究所)

投信、アセマネOneが資金流入額首位 昨年12月の運用会社別

 国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)について、運用会社別に12月の純資産総額(残高)と純資産増減額、資金流入額をそれぞれ集計した。資金流入の首位はアセットマネジメントOneだった。新規設定された「新興国ハイクオリティ成長株式ファンド」<愛称:未来の世界(新興国)>(4731117C)を筆頭に海外株ファンドに資金が集まった。純資産総額と純資産増加額の首位は、野村アセットマネジメントだった。   集計対象は追加型株式投信(ETFを除く)で、 データは2017年12月29日時点。 (注)QUICK調べ。データは2017年12月29日時点。対象はETFを除く国内設定の公募追加型株式投信(単位型は含まない)。資金流入額はファンドの設定額から解約額を差し引いた値で概算推計値、償還ファンドは集計対象外。▲はマイナスで減少または流出。運用増減額は純資産増減額から資金流入額を引いた値で、運用のみによる増減額を意味する(概算値)。純資産増減額=資金流入額+運用増減額。分配金支払総額(概算値)は資金流出額には含まれず、分配しなかった場合に比べ、運用増減額が分配金支払総額分だけ減額となる。億円未満切捨て。 (QUICK資産運用研究所)

投信残高、1兆円超のファンドがゼロに 毎月分配型から資金流出

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)で、純資産総額(残高)が1兆円を超す大型ファンドがゼロになった。21日時点で残高首位の「新光US-REITオープン<愛称:ゼウス>」(47311049)が9971億円、2位の「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」(3231203C)が9930億円と、ともに1兆円を割り込んだ。 QUICK資産運用研究所が月末ベースの投信残高を過去にさかのぼって調べたところ、国内公募の追加型株式投信(ETFを除く)で1兆円超のファンドがゼロになるのは、2002年9月末以来およそ15年3カ月ぶりとなる。 昨年末ごろから大型の毎月分配型ファンドで分配金の引き下げが相次ぎ、資金流出による残高減少が続いていた。「フィデリティ・USリートB」は今年11月にも分配金を引き下げ、資金流出が加速。これまで約1年にわたり首位を維持していたが、20日時点で2位に後退していた。 (QUICK資産運用研究所 西田玲子)

日興アセット「グローバル・ロボティクス」、純資産総額がトップ10入り

日興アセットマネジメントが運用する「グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型)」(02311158)は、20日時点の純資産総額(残高)が4787億円に増加し、国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)の中で10位に躍り出た。 残高7位の「野村インド株投資」(01312056)に続き、これでトップ10圏内に毎月分配型以外のファンドが2本入った。QUICK資産運用研究所が月末時点の残高上位を過去にさかのぼって調べたところ、毎月分配型以外のファンドが10本中2本入るのは、2007年12月以来で10年ぶりとなる。 一方、11位に後退したのは「ダイワ米国リート・ファンド(毎月分配型)為替ヘッジなし」(04312045)。今年7月に分配金を引き下げて以降、資金流出が続いている。 各金融機関が顧客本位の業務運営を徹底し、長期投資に不向きとされる毎月分配型ファンドの販売が低迷。相次ぐ分配金引き下げも響き、大型の毎月分配型ファンドから資金が流出して残高が減少している。 「ロボティクス」は世界各国のロボティクス関連企業の株式に投資する。2015年8月の設定からのリターンは今年11月末時点で49.69%。世界的な株高の恩恵も受けて運用成績が堅調に推移している。資金流入ペースが減速する局面もあったが、17年11月には月間で200億円を超える資金が流入するなど持ち直した。     (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

投信残高、アセマネOne「ゼウス」が再び首位に 「フィデリティUSリート」陥落

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)で、純資産総額(残高)の首位がおよそ1年ぶりに入れ替わった。20日時点で1位に浮上したのはアセットマネジメントOneの「新光US-REITオープン<愛称:ゼウス>」(47311049)で、残高は1兆73億円。昨年11月下旬から首位を維持していたフィデリティ投信の「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」(3231203C)の残高は1兆49億円に落ち込み、2位に陥落した。 「フィデリティ・USリートB」は今年11月の分配金引き下げが響き、11月の月間で1000億円超の資金が流出。12月に入ってからも流出が続き、残高が急速にしぼんでいる。ただ「ゼウス」からも資金が流出しており、両ファンドとも1兆円割れが近づいている。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

野村アセット「野村インド株」、残高が7位に浮上 「グロソブ」を上回る

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)を18日時点の純資産総額(残高)でランキングしたところ、野村アセットマネジメントの「野村インド株投資」(01312056)が5628億円で7位に浮上した。三菱UFJ国際投信が運用する「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(0331397C)の5500億円を上回った。   インドの株式で運用する「野村インド株」は、昨年夏以降に資金流入ペースが加速。今年9月に初めて残高上位10本に入った。昨年末時点で残高は1956億円、順位は48位だったが、継続して個人マネーが流れ込み存在感を強めている。18日時点の残高上位10本のうち、「野村インド株」以外はすべて毎月分配型。   一方、「グロソブ」は2007年のピーク時に残高が5兆5000億円を超え、毎月分配型投信の代名詞とも言える人気商品だった。長く残高首位に君臨していたが、米リーマン・ショック後の2008年10月から月次ベースで資金流出超が続いている。     (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ) 

アセマネOne「未来の世界(新興国)」、当初設定額が今年最大の977億円

アセットマネジメントOneが11日に運用を始めた「新興国ハイクオリティ成長株式ファンド<愛称:未来の世界(新興国)>」(4731117C)の当初設定額が977億円となった。今年設定された国内公募の株式投資信託(ETFを除く)では最大規模となる。販売会社はみずほ証券のみ。 投資対象は新興国企業の株式、または新興国での事業がビジネスの主要な部分を占めると判断される企業の株式。日本を含む世界の上場株式のうち、成長力のある質の高い企業(ハイクオリティ企業)の中から割安と判断される銘柄を選定する。 同じシリーズとして、新興国に限らず世界の株式を投資対象とする「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界>」(47316169)がある。昨年9月に設定され、11月末時点の設定来リターンは49.03%。当初設定額は約69億円だったが、2017年12月8日時点の純資産総額(残高)は2274億円まで増えている。 インドやブラジルなど1つの国に投資するファンドに人気が集中することはあっても、新興国の株式全般に投資するアクティブ型投信に資金が集まるケースは少ない。今後は分散投資の1つとして資金流入が続く可能性がありそうだ。 「未来の世界(新興国)」の当初設定額は、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが今年2月に設定した「GSグローバル・ビッグデータ投資戦略 Bコース(為替ヘッジなし)」(35312172)の925億円を上回り、今年最大になった。2015年4月に野村アセットマネジメントが運用を始めた「日本企業価値向上ファンド(限定追加型)」(0131M154、当初設定額1057億円)以来ほぼ2年8カ月ぶりの高水準。 一方、大和証券投資信託委託が11日に設定した「ダイワ/ミレーアセット・インド株式ファンド ―インドの匠―」(0431117C)の当初設定額は314億円だった。今年設定された国内公募の株式投資信託(ETFを除く)の中で7番目の大きさ。販売会社は大和証券1社。 投資対象はインドに本社のある企業や、主にインドでビジネス展開する企業の株式。中小型株を中心に財務状況や成長性、経営の質などに着目して銘柄を選別する。 ▼2017年の当初設定額上位10投信(2017年12月11日時点)                                                                              当初設定額  ファンド 年決算 ファンド名                      運用会社    設定日   (億円)     タイプ   回数 ①新興国ハイクオリティ成長株式ファンド     AMOne   17/12/11  977.79  追加型    1 ②グローバル・ビッグデータ投資戦略 B(H無) ゴールドマン  17/02/24  925.42  追加型    1 ③SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチF     アムンディ    17/07/28  613.17  追加型     1 ④グローバルAI関連株式ファンド Bコース     野村       17/02/23  581.54  追加型     2 ⑤グローバルAI関連株式ファンド Aコース     野村       17/02/23  510.11  追加型     2 ⑥ニューワールド・ファンドB(ヘッジなし)            キャピタル    17/06/27  342.83  追加型     1 ⑦ミレーアセット・インド株式 -インドの匠-          大和       17/12/11  314.68  追加型     2 ⑧ジャナス米国中型グロース株F(ヘッジなし)   大和        17/10/19  252.78  追加型    2 ⑨米国小型株式 ビッグデータ戦略F(H無)  ブラックロック 17/05/22  218.38  追加型     2 ⑩米国小型株式 ビッグデータ戦略F(H有)  ブラックロック 17/05/22  218.15  追加型     2 【未来の世界(新興国)の主な商品概要】 ファンド名 新興国ハイクオリティ成長株式ファンド 愛称 未来の世界(新興国) 運用会社 アセットマネジメントOne 為替リスク あり 新QUICK投信分類 グローバル株式(先進・新興複合)-為替リスクあり 決算頻度 年1回 決算日 原則12月14日 設定日 2017年12月11日 償還日 2027年12月14日 販売手数料 上限3.24%(税込み) 実質信託報酬上限 1.836%(税込み・年率) 当初設定額 977.79億円 追加限度額 5000億円 受託会社 みずほ信託銀行 販売会社 みずほ証券 【「インドの匠」の主な商品概要】 ファンド名 ダイワ/ミレーアセット・インド株式ファンド-インドの匠- 運用会社 大和証券投資信託委託 為替リスク あり 新QUICK投信分類 新興国株式-アジア-為替リスクあり 決算頻度 年2回 決算日 原則6月9日、12月9日 設定日 2017年12月11日 償還日 2022年12月9日 販売手数料 上限3.24%(税込み) 実質信託報酬上限 1.895%程度(税込み・年率) 当初設定額 314.68億円 追加限度額 1000億円 受託会社 りそな信託銀行 販売会社 大和証券 (QUICK資産運用研究所 西田玲子)

2017年上期の投信、「豪州株」「AI」に資金流入 「海外REIT型」は流出超

2017年1~6月の半年間で、国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)はオーストラリアの株式に投資するファンドや人工知能(AI)関連投信への資金流入が目立った。海外の不動産投資信託(REIT)に投資するファンドからは資金が流出した。 設定から解約を差し引いた資金流入超過額(推計値)が最も大きかったのは「LM・オーストラリア高配当株ファンド(毎月分配型) 」(53311119、7月12日から新規申込みを一時停止する予定)。投資先が同じ「ニッセイ豪州ハイ・インカム株式ファンド(毎月決算型) 」(29315126)も6位に入った。 今年に入って設定された「GSグローバル・ビッグデータ投資戦略 Bコース(為替ヘッジなし) 」(35312172)や、「野村グローバルAI関連株式ファンドBコース 」(01313172)といったAI関連のテーマ型も人気を集めた。 「海外REIT型」では、分配金額を据え置いている「ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし) 」(T04312047/TSK)が唯一、流入額上位に入った。 一方、資金流出超過額のランキングでは、上位3本を海外REITに投資するファンドが占めた。いずれも昨年末から今年初めにかけて分配金を引き下げた。 (QUICK資産運用研究所 西田玲子)

人気記事ランキング

  1. 登録されている記事はございません。

アーカイブ

PAGE TOP