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恐怖指数の連鎖高、貿易不安が世界拡散 日本も欧州も米ハイテクも火の粉

25日の米国市場で恐怖指数のVIXが急反発し、25.85%高の17.33で終えた。貿易紛争懸念の高まりを受け、一時は19.61まで上昇して20の大台を試す展開だった。ナスダック版恐怖指数のVXNは19.37%高の21.94で終え、終値ベースで投資家心理の不安感を示すとされる20の節目を上回った。水準としては4月25日(23.07)以来、2カ月ぶりの高水準を回復したことになる。欧州版恐怖指数のVSTOXXも25.76%高の17.87で終え、5月31日以来の高水準に達した。

◆ナスダック版恐怖指数(VXN)が20を突破
(QUICK FactSet Workstationより、年初来日足チャート)

スティーブン・ムニューシン財務長官が25日にツイッターで「WSJやブルームバーグが報じた投資規制策はフェイクニュースだ。中国だけを対象にしたものではなく、他の国に対しても我々の技術を盗むのを防ぐ狙いがある」とつぶやき、保護貿易主義に対する警戒感が高まる展開。マイクロン・テクノロジーが6.90%安、アドバンスト・マイクロ・デバイスが4.37%安、インテルが3.41%安となるなど半導体関連の下げがきつかった。フィラデルフィア半導体指数は3.13%安となった。この日はフェイスブック、アマゾン・ドットコム、ネットフリックス、米検索大手グーグルの親会社であるアルファベットといったいわゆるFANG銘柄も大幅安となり、足元で堅調だったハイテク株主導で相場が崩れる展開が警戒される。(片平正ニ)

 

※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。


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