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QコンセンサスDI、5カ月ぶりプラス 新電工(6967)に業績上振れ期待

記事公開日 2018/9/3 14:17 最終更新日 2018/9/3 14:17 株式マーケット 調査・サーベイ 国内 企業決算見通し QUICKコンセンサスDI

QUICKが9月3日に発表した主要企業の業績予想の変化を示すQUICKコンセンサスDI(8月分)は、5カ月ぶりにプラスに転じた。金融を含む全産業ベースで前月のマイナス5から8ポイント改善してプラス3だった。化学や卸売セクターに対する強気見通しが増加してDIを押し上げた。個別銘柄では半導体パッケージ製造の新光電気工業(6967)の純利益の上方修正率が大きかった。

※QUICKコンセンサスDIとは
アナリストが予想連結純利益を3カ月前時点に比べて3%以上、上方修正した銘柄を「強気」、下方修正した銘柄を「弱気」と定義し、「強気」銘柄が全体に占める比率から「弱気」銘柄の比率を差し引いて算出する。DIがマイナスなら、下方修正銘柄が上方修正銘柄を上回っていることを意味している。5社以上のアナリストが予想している銘柄が対象で、主要企業の業績に対する市場全体の期待値が上向きか、下向きかが分かる。

製造業DI、4カ月ぶりプラス圏に浮上 化学や鉄鋼がけん引

製造業DIは前月比7ポイント改善のプラス4だった。化学や鉄鋼、輸送用機器がけん引し、4カ月ぶりにプラス圏に浮上した。
非製造業DIは前月のマイナス9から6ポイント改善のマイナス3だった。卸売などに対する強気見通しが増加した。
DIがプラスだったのは算出対象の16業種のうち、9業種。マイナスは4業種、変わらずは3業種だった。

新電工の純利益、会社計画52億円に対し市場予想は61億円

個別銘柄で、3カ月前からの純利益の上方修正率が最も大きかったのは新電工(6967)。同社は7月26日、19年3月期の連結純利益を従来予想の51億円から52億円(前期比42%増)に上方修正した。高収益のサーバー向け製品の売れ行きが好調なことや、為替差益の計上が修正の要因だ。通期の想定為替レートは108円としている。会社側の予想に対してアナリストは、さらに強気だ。今期の純利益は前期比67%増の61億円とみている。株価は7月30日に1143円と年初来高値を更新し、その後は1000円を挟んで推移している。

半面、下方修正率が最も大きかったのは7月と同様にカジュアル衣料のアダストリア(2685)だった。同社は19年2月期の連結純利益を前期比5.1倍の44億円と計画しているが、アナリストの予想では10億円と会社予想から大幅に下振れている。

 

 


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