QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 投信、「国内株」✖「新興国株」でリスク抑制 11月末の相関係数
この記事は最終更新から1年以上経過しております。

投信、「国内株」✖「新興国株」でリスク抑制 11月末の相関係数

記事公開日 2018/12/10 12:23 最終更新日 2019/10/4 16:29 資産運用・資産形成 投資信託 資産を殖やす 資産運用研究所 資産を殖やす

複数の投資信託に分散投資する際、有効な組み合わせを探すのに便利なのが「相関係数」と呼ばれる統計指標だ。投資対象で区分した「新QUICK投信分類(大分類)」について、11月末までの1年間の相関係数(日次データで算出)と10年間(月次データ)の相関係数をまとめた。

複数のファンドに投資する場合、値動きの傾向が違うタイプを組み合わせると分散投資の効果が出やすい。例えば、投資家のリスク選好局面で買われやすい株式に投資するファンドと、逆に売られやすい債券に投資するファンド。この両方を持っていれば反対方向の値動きが打ち消しあって、全体のリスク(価格の振れ幅)を抑えることができる。

複数のファンドに投資する場合、値動きの傾向が違うタイプを組み合わせると分散投資の効果が出やすい。例えば、投資家のリスク選好局面で買われやすい株式に投資するファンドと、逆に売られやすい債券に投資するファンド。この両方を持っていれば反対方向の値動きが打ち消しあって、全体のリスク(価格の振れ幅)を抑えることができる。

有効なファンドの組み合わせは「相関係数」を使うと探しやすい。相関係数は投資対象が異なる2つのファンドが似た値動きをするほどプラス1に近づき、逆の値動きをするほどマイナス1に近づく。ゼロなら値動きの関係がなかったことを示す。相関係数が低いファンド同士を組み合わせると、全体の価格変動リスクを低減しながらリターン向上を狙う分散投資効果が期待できる。

【分類別相関係数(日次1年)】の表で「国内株式型」を見ると、表の「国内株式型」を見ると、「バランス型」との相関係数は0.83と高いが、「新興国株式型」や「国内REIT型」は0.39と低い。「国内株式型」の投信を保有していて、もう1ファンドを選ぶ場合、「バランス型」を購入するよりも「新興国株式型」や「国内REIT型」を組み合わせた方が、よりリスクを小さくすることができると言える。

【分類別相関係数(日次1年)】11月末時点

 

【分類別相関係数(月次10年)】11月末時点

出所:QUICK資産運用研究所
※▲はマイナス。分類は「QUICK投信分類(大分類)」を使用、対象は追加型株式投信(ETF、通貨選択型除く)

(QUICK資産運用研究所)


ニュース

ニュースがありません。

銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
4063
信越化
5,933
-5.94%
2
68,570
+6.17%
3
2,804
+0.62%
4
6702
富士通
2,390
-3.72%
5
206
+27.95%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
206
+27.95%
2
1,472
+25.59%
3
2,546
+24.43%
4
608
+19.68%
5
8155
三益半
3,235
+18.41%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
2,085
-18.45%
2
7646
PLANT
1,779
-17.21%
3
3524
日東網
1,496
-12.41%
4
2,826
-11.68%
5
7283
愛三工
1,408
-10.77%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
33,860
+1.49%
2
46,630
-0.95%
3
34,230
+1.87%
4
4,187
+4.83%
5
26,910
+0.76%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる