アムンディ・ジャパンが運用する「日興レジェンド・イーグル・ファンド(毎月決算コース)」(58312113)が6日の決算で、1万口あたりの分配金を前月(100円)の半分の50円に引き下げた。2013年2月以来5年半ぶりの低水準。分配金の引き下げは、150円から100円に減額した2014年3月以来となる。
同ファンドは、米国で1979年から運用実績のある「ファースト・イーグル・グローバル・ファンド」と同じ運用手法のファンドに投資する。主な投資対象は割安と判断した世界の株式で、投資機会に備えて常に一定の現金を保有。株式と値動きが異なる金も組み入れている。
7月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)は3.26%。基準価額(分配金支払い後)は1年前と比べて7.40%下がった。8月6日時点の純資産総額(残高)は1881億円で、主に先進国の株式で運用する国内公募の追加型株式投信(ETF、ラップ専用を除く)の中で9番目に多い。
アムンディ・ジャパンは、分配金を引き下げた理由について「分配金の支払いがファンドの基準価額を低下させてきた状況」などを踏まえたとしている。
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~2018年8月の決算における分配金と今後の見通しについて~
(QUICK資産運用研究所)