野村証券は27日、アムンディ・ジャパンが運用する「SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチファンド(愛称:あんしんスイッチ)」(58311177)の取り扱いを始めた。注文の受付開始は5月2日から。「あんしんスイッチ」は、これまで三井住友銀行とSMBC日興証券の2社で販売していた。
同ファンドはは昨年7月に設定され、純資産総額(残高)は今年3月末時点で2300億円超。複数の資産に分散投資するバランス型では国内3番目の規模となる。
投資対象は世界の株式や債券、短期金融資産などで、資産配分を機動的に変更する。日本で初めて「プロテクトライン」と呼ぶ下限値を設定し、基準価額が常にこの水準を上回るように運用する「損失限定型」だ。
3月は設定額から解約額を引いた資金流入超過額が約100億円で、運用開始から9カ月連続で流入超が続いている。組み入れ資産は3月末時点で株式が21.5%、債券が54.0%、現金などの短期金融資産が24.5%となっている。
※アムンディ・ジャパンの発表資料はこちら
(QUICK資産運用研究所)