アセマネOne「未来の世界(新興国)」、当初設定額が今年最大の977億円

アセットマネジメントOneが11日に運用を始めた「新興国ハイクオリティ成長株式ファンド<愛称:未来の世界(新興国)>」(4731117C)の当初設定額が977億円となった。今年設定された国内公募の株式投資信託(ETFを除く)では最大規模となる。販売会社はみずほ証券のみ。

投資対象は新興国企業の株式、または新興国での事業がビジネスの主要な部分を占めると判断される企業の株式。日本を含む世界の上場株式のうち、成長力のある質の高い企業(ハイクオリティ企業)の中から割安と判断される銘柄を選定する。

同じシリーズとして、新興国に限らず世界の株式を投資対象とする「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界>」(47316169)がある。昨年9月に設定され、11月末時点の設定来リターンは49.03%。当初設定額は約69億円だったが、2017年12月8日時点の純資産総額(残高)は2274億円まで増えている。

インドやブラジルなど1つの国に投資するファンドに人気が集中することはあっても、新興国の株式全般に投資するアクティブ型投信に資金が集まるケースは少ない。今後は分散投資の1つとして資金流入が続く可能性がありそうだ。

「未来の世界(新興国)」の当初設定額は、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが今年2月に設定した「GSグローバル・ビッグデータ投資戦略 Bコース(為替ヘッジなし)」(35312172)の925億円を上回り、今年最大になった。2015年4月に野村アセットマネジメントが運用を始めた「日本企業価値向上ファンド(限定追加型)」(0131M154、当初設定額1057億円)以来ほぼ2年8カ月ぶりの高水準。

一方、大和証券投資信託委託が11日に設定した「ダイワ/ミレーアセット・インド株式ファンド ―インドの匠―」(0431117C)の当初設定額は314億円だった。今年設定された国内公募の株式投資信託(ETFを除く)の中で7番目の大きさ。販売会社は大和証券1社。

投資対象はインドに本社のある企業や、主にインドでビジネス展開する企業の株式。中小型株を中心に財務状況や成長性、経営の質などに着目して銘柄を選別する。

▼2017年の当初設定額上位10投信(2017年12月11日時点)
                                                                             当初設定額  ファンド 年決算
ファンド名                      運用会社    設定日   (億円)     タイプ   回数
①新興国ハイクオリティ成長株式ファンド     AMOne   17/12/11  977.79  追加型    1
②グローバル・ビッグデータ投資戦略 B(H無) ゴールドマン  17/02/24  925.42  追加型    1
③SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチF     アムンディ    17/07/28  613.17  追加型     1
④グローバルAI関連株式ファンド Bコース     野村       17/02/23  581.54  追加型     2
⑤グローバルAI関連株式ファンド Aコース     野村       17/02/23  510.11  追加型     2
⑥ニューワールド・ファンドB(ヘッジなし)            キャピタル    17/06/27  342.83  追加型     1
⑦ミレーアセット・インド株式 -インドの匠-          大和       17/12/11  314.68  追加型     2
⑧ジャナス米国中型グロース株F(ヘッジなし)   大和        17/10/19  252.78  追加型    2
⑨米国小型株式 ビッグデータ戦略F(H無)  ブラックロック 17/05/22  218.38  追加型     2
⑩米国小型株式 ビッグデータ戦略F(H有)  ブラックロック 17/05/22  218.15  追加型     2

【未来の世界(新興国)の主な商品概要】
ファンド名 新興国ハイクオリティ成長株式ファンド
愛称 未来の世界(新興国)
運用会社 アセットマネジメントOne
為替リスク あり
新QUICK投信分類 グローバル株式(先進・新興複合)-為替リスクあり
決算頻度 年1回
決算日 原則12月14日
設定日 2017年12月11日
償還日 2027年12月14日
販売手数料 上限3.24%(税込み)
実質信託報酬上限 1.836%(税込み・年率)
当初設定額 977.79億円
追加限度額 5000億円
受託会社 みずほ信託銀行
販売会社 みずほ証券

【「インドの匠」の主な商品概要】
ファンド名 ダイワ/ミレーアセット・インド株式ファンド-インドの匠-
運用会社 大和証券投資信託委託
為替リスク あり
新QUICK投信分類 新興国株式-アジア-為替リスクあり
決算頻度 年2回
決算日 原則6月9日、12月9日
設定日 2017年12月11日
償還日 2022年12月9日
販売手数料 上限3.24%(税込み)
実質信託報酬上限 1.895%程度(税込み・年率)
当初設定額 314.68億円
追加限度額 1000億円
受託会社 りそな信託銀行
販売会社 大和証券

(QUICK資産運用研究所 西田玲子)

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