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安川電機(6506) 生産設備の自動化加速、5G関連投資等背景に業績拡大が続く見通し

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2018/04/20)

・大幅に拡大した18/2期に続き19/2期も業績伸長へ
 企業価値研究所は19/2期業績について、大幅に拡大した18/2期から続伸を予想。18/2期に「想定以上のビッグウェーブ」となったACサーボモータを軸とした同社製品への需要は、引き続き堅調に推移するとみる。生産設備の自動化加速、EV生産の拡充、期の後半からの5G関連投資、半導体関連需要の継続等がプラスとなろう。生産能力増強も寄与しよう。19/2期会社計画(売上高5100億円、営業利益655億円)はやや保守的とみて上振れを見込む。18/2期業績は過去最高。受注は19/2期に入り停滞を抜け出し、再び強含んでいる模様。

・20/2期以降の業績続伸の確度も相応に高いとみる
 当研究所は20/2期、21/2期の業績も続伸を予想。生産設備の自動化関連の需要の強い状態が続くとみる。20/2期は5G関連の設備投資需要の継続、生産能力増強の効果等もあり、業績続伸の確度は相応に高いとみる。会社の長期計画の利益率の目線は上方にシフトしている可能性が高い。19/2期は増配に加え自己株取得も実施する方針。株主還元は当面高水準が続こう。

・リスクファクター ~為替、顧客の部材、貿易摩擦等

・アナリストの投資判断 ~再び高値圏に向けて戻りを試す余地あり
 株価は今年1月18日に上場来高値6120円を付けた後はやや大きく調整し、膠着状態となった。現状当研究所の19/2期予想に基づくPERは24倍程度。同社の過去の平均、現状の機械や電気機器セクターの平均に比べてやや高い。ただ、一時の水準からは大きく低下し、現状の他のFA関連企業の水準と比べても割高感はない。同社では自動化投資やロボットの高い成長期待から、ある程度高めのPERが許容されるとみている。業績や株主還元への期待なども踏まえると、株価は再び高値圏に向けて戻りを試す余地があると考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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