QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース オーエスジー(6136) 1Qは好スタート。主要な地域、産業で工具需要が堅調
この記事は最終更新から1年以上経過しております。

オーエスジー(6136) 1Qは好スタート。主要な地域、産業で工具需要が堅調

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2018/04/17)

・会社計画よりやや強めの今期当研究所予想を維持
 18/11期1Qの連結業績は前年同期比10%増収、営業利益は同25%増の54億円。売上高は主要全地域で増加。特に欧州・アフリカがユーロ高円安やM&A効果もあり強く、米国の航空機産業、日本の工作機械やロボット、建機向け等幅広い産業向けで需要が堅調に推移した。未実現利益も含め為替影響もプラスに働いた。企業価値研究所は18/11期業績について、会社計画(前期比8%増収、営業15%増益)より強めの前回予想を据え置く。2Q以降の為替想定を円高方向へ見直したが、1Qの業績、受注が好スタートを切ったこと、拡充した設備での増産効果も下期から期待されること、などを勘案した。

・工具需要の伸長等で売上成長続くとの見方も維持
 当研究所の来期、再来期の予想も据え置く。為替想定を円高方向に見直したが、販売面をやや強気にみた。グローバルでの工具需要の伸長、設備増強やM&Aの効果等で増収、営業増益が続くとみる。会社中期目標(20/11期売上高1500億円、営業利益300億円)の売上高は射程圏内だが、利益は依然簡単ではない印象。財務は良好で、株主還元は拡充される余地があるとみる。

・リスクファクター ~為替、自動車関連需要の減退等

・アナリストの投資判断 ~堅調な業績等踏まえると割安感
 株価は昨年終盤から回復し、今年1月23日に過去最高値2949円を付けたが、その後は調整。堅調な1Q決算の発表後にみられた反発の動きも、一時的だった。現状の当研究所の18/11期予想に基づくPERは約17倍。同社の過去5年平均(約19倍)、現状の機械セクターの平均(約19倍)などを下回る。業績が堅調で回復局面にあること、株主還元の拡充期待などを踏まえると割安感があり、一定の上値余地があるとみる。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。


ニュース

ニュースがありません。

銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
7203
トヨタ
3,579
-0.55%
2
7974
任天堂
7,337
-5.43%
3
7011
三菱重
1,327.5
-7.29%
4
9101
郵船
4,480
+4.06%
5
12,050
-4.96%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
1,369
+28.06%
2
2,694
+22.78%
3
6050
EG
1,675
+21.81%
4
974
+18.2%
5
482
+16.14%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
126
-19.23%
2
2,199
-18.52%
3
1,991
-14.18%
4
3,230
-11.5%
5
2,675
-10.77%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
41,740
-1.53%
2
7203
トヨタ
3,579
-0.55%
3
4,700
-0.19%
4
27,445
-2.96%
5
49,860
-1.48%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる