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大成建設(1801) 20/3期は営業1%増益を予想。中期的に緩やかな完工粗利益率の低下を見込む

QUICK企業価値研究所アナリスト 細貝広孝(2019/06/07)

・20/3期は粗利益率低下も完工増で営業増益を予想
 20/3期の連結業績に関して企業価値研究所では、売上高1兆7300億円(前期比5%増)、営業利益1550億円(同1%増)を予想する。完成工事(完工)粗利益率は低下するとみているが、完工増により、連結営業増益を見込んでいる。

・中期的には粗利益率低下を背景に営業減益を予想
 続く21/3期の連結業績に関して当研究所では、売上高1兆7500億円(前期比1%増)、営業利益1530億円(同1%減)、22/3期は売上高1兆7300億円(前期比1%減)、営業利益1480億円(同3%減)を予想。高水準な完工高を維持するとみているが、完工粗利益率の低下を見込んでおり、中期的には営業減益基調を予想する。

・19/3期は完工粗利益率が低下し、営業16%減益
 19/3期の連結業績は、売上高が前期比4%増の1兆6509億円、営業利益が同16%減の1533億円だった。完工高は増加したが、完工粗利益率の低下が響き、連結全体でも増収ながら営業減益を余儀なくされた。

・リスクファクター ~労務費、建設資材の価格上昇

・アナリストの投資判断 ~さらなる利益成長シナリオ描きにくく、上値重い展開
 株価は17年11月には6620円を付けたあと、一時5000円を割り込んだが、強気な新中計の策定などを受けて、18年5月に6000円台を回復した。しかし8月には19/3期1Qの大幅減益決算で株価は急落。その後も下値を切り下げ、4000円台前半で推移している。当研究所では中期的な連結営業利益は1500億円前後の高水準を維持するとみているが、現時点ではさらなる利益成長シナリオは描きにくく、当面は上値の重い展開を見込んでいる。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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