QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 任天堂(7974) 大型3作を投入する年末商戦で「Switch」が再加速するとの見方変えず
この記事は最終更新から1年以上経過しております。

任天堂(7974) 大型3作を投入する年末商戦で「Switch」が再加速するとの見方変えず

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2018/11/20)

・4Qにも人気作を投入し勢いを来期につなげる狙い
 「Switch」は自社大型ソフトの投入間隔が開きハード販売が停滞した今期上期も他社ソフト中心に高稼働を維持。3Qは大型3作(『マリオパーティ』『ポケモン』『スマブラ』)投入がハード拡大の起爆剤として期待されるため、企業価値研究所は年末商戦でハード販売が再加速するとの見方を据え置く。続く4Qにも人気作(『スーパーマリオブラザーズ』)を投入し、年末商戦の勢いを維持したまま来期につなげる狙い。他社の専用ソフト開発加速もハード普及の支援材料に。当研究所は21/3期にかけてソフト販売数量の予想を引き上げる一方、ハードは下方修正。年間2000万台販売は1年遅れとなろう。「Joy-Con」の機能活用など新しいゲーム体験の提案でライト層・ファミリー層の取り込みが進めば、「Wii」が達成した累計1億台を超える持続的成長につながる可能性も。

・流通デジタル化も相まって利益成長を牽引へ
 連結営業利益の当研究所予想は今期2700億円(前期比52%増)、来期3825億円、21/3期4000億円。前回予想から小幅減額したものの、「Switch」拡販とグローバルで進むパッケージからデジタルへの流通構造の変化が相まって21/3期にかけての利益成長を牽引する見通し。有料化に伴うオンライン利用料や好発進した『ドラガリ』などスマホゲームの課金収入も利益を押し上げよう。

・リスクファクター ~年末商戦の不発、ユーロ安など

・アナリストの投資判断 ~「Switch」に対する強気の見方崩さず、株価上昇余地大きいとみる
 当研究所は「Switch」に対する強気の見方を崩していない。利益成長期待に基づきPER20倍前後を適正水準と判断し、株価は依然、上昇余地が大きいと考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。


銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
198
+22.98%
2
306
+19.53%
3
2,082
-18.57%
4
90
+12.5%
5
4205
ゼオン
1,605
+13.46%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
197
+22.36%
2
2,496
+21.99%
3
306
+19.53%
4
8155
三益半
3,235
+18.41%
5
598
+17.71%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
2,100
-17.87%
2
8918
ランド
7
-12.5%
3
7646
PLANT
1,889
-12.09%
4
7283
愛三工
1,400
-11.28%
5
3524
日東網
1,520
-11%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
33,490
+0.23%
2
45,630
-3.61%
3
34,010
+1.01%
4
4,040
+1.3%
5
68,560
+6.22%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる