綜合警備保障(2331) 1Qは出足鈍いが2Q以降に挽回可能な範囲。10%営業増益の通期予想を据え置き

QUICK企業価値研究所アナリスト 前田俊明(2018/08/22)

・1Qは主力のセキュリティ事業が伸び悩む
 19/3期1Qの連結業績は前年同期比2%増収、同6%営業増益。綜合管理・防災事業は好調だったが、主力のセキュリティ事業が伸び悩んだ。費用の一部が1Qに偏ったこともあるが、企業価値研究所では、当研究所の予想に対し1Q業績は出足がやや鈍いと考えている。ただ、2Q以降に挽回可能な範囲内だったことから、前期比3%増収、同10%営業増益の通期予想は据え置く。セキュリティ事業は好採算の機械警備などの拡大で同3%増収を見込む。綜合管理・防災、介護の両事業も伸長する見通し。

・20/3期は3%増収、9%営業増益を予想
 翌20/3期も前期比3%増収、同9%営業増益の従来予想を据え置く。セキュリティ事業で機械警備が伸びるほか、警備運用部門での人材の多機能化による業務効率化の推進など各種の取り組みが全体の増益に貢献する見込み。

・機械警備の累計契約件数は着実に増加する見通し
 セキュリティ事業の中核の機械警備は累計契約件数の増加が続いている。法人向けは新規契約の獲得と解約の抑制で、個人向けも家庭向けホームセキュリティなどの拡販により、契約件数が増加する見通し。

・リスクファクター ~法人顧客の業績動向

・アナリストの投資判断 ~指標面では下げ過ぎ、反発を予想
 株価は12年以降、業績拡大を先取りする形で上昇基調に入り、上場来高値を更新しながら16年3月までほぼ一本調子で上昇した。18年1月には再び高値更新したが勢いは続かず、足元では高値から3割下げている。当研究所では、指標面からやや下げ過ぎと判断しており、反発すると予想する。契約件数を積み上げ契約収入を得るストック型ビジネスを持つ同社への投資は、中長期的なスタンスで考えたい。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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