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任天堂(7974) 3Qの大型3作を起爆剤に「Switch」ハード販売が再加速へ

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2018/08/15)

・新しいゲーム体験提案でライト層取り込みが進めば「Wii」を超える持続的成長も
 株式市場では「Switch」の成長シナリオに懐疑的な見方が広がったが、ソフト販売の好調など「Switch」ビジネスは既存ユーザー中心に依然活況。サードパーティのミリオンヒット(新規IP)誕生で支援体制も強まろう。自社ソフトでは3Qに発売する『マリオパーティ』『ポケモン』『スマブラ』各シリーズの最新作がハード拡大の起爆剤に。現在、踊り場局面にあるハード販売も3Q以降、再加速し、21/3期にかけて年2000万台以上が続く見込み。さらに、「Joy-Con」の機能活用などによる新しいゲーム体験提案でライト層・ファミリー層の取り込みが進めば、「Wii」が達成した累計1億台をも超える持続的成長につながる公算も。

・デジタル流通への構造変化も追い風に
 企業価値研究所は「Switch」のハード販売台数想定を引き下げる一方、ソフト販売本数を上方修正。デジタル流通への構造変化加速も追い風となるため、連結営業利益予想(業績表参照)は前回から微調整にとどめた。21/3期にかけて「Switch」ソフト、特に利益率の高いデジタル販売の拡大が利益成長を牽引しよう。9月からは「Switch」の有料オンラインサービスもスタートし、利益を押し上げる見通し。

・リスクファクター ~「Switch」市場冷え込み、ユーロ安

・アナリストの投資判断 ~株価上昇余地は依然大きいとみるが、当面は上昇への起爆剤に欠ける
 当研究所は「Switch」に対する強気の見方を崩しておらず、株価上昇余地は依然大きいと考えるが、10月までは株価上昇への起爆剤に欠ける。前回は「DS」「Wii」全盛期の08年以来となる5万円台乗せを視野に入れていたが、ハード販売台数の想定見直しや足元のユーロ安を勘案し、株価の目線を4万円台後半に引き下げる。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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