レオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみプラス」(9C311125)の純資産総額(残高)が3日時点で3000億円を超えた。7月上旬に2000億円を突破した後、わずか3カ月で1000億円を積み増した。
主な投資対象は日本の上場株式で、設定来リターンは9月末時点で270.85%。今年2月に放映されたテレビ番組の影響などを受けて残高が順調に伸び続け、販売会社の数も急増していた。
レオスが直販する「ひふみ投信」(9C31108A)も残高増が続き、3日時点で873億円と2008年10月の設定来で最高水準にある。
両ファンドとも来年から始まる積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)の対象にもなり、今後も個人投資家の関心が集まりそうだ。
<ファンド概要>
■純資産総額:3,001.78億円
■基準価額:37,121円
■設定日:2012/05/28
■決算頻度:年1回(原則9月30日)
■為替リスク:なし
■信託報酬(税込み・年率):1.0584%*
■販売会社数:証券会社(20)、銀行(24)
■新QUICK投信分類:国内株式-その他(大型等)-為替リスクなし
■QFR:3
※10月3日時点。信託報酬は目論見書記載の最大値、純資産総額に応じて低下。販売会社数はレオス・キャピタルワークスのホームページから抜粋。新QUICK投信分類はファンドを投資対象地域や資産などで区分したQUICK独自の投信分類。「QFR(QUICK FUND RISK)」はQUICKが算出する投信の価格変動リスクを示す指標。
▼パフォーマンス
期間 1カ月 3カ月 6カ月 1年 3年 5年 設定来
リターン +3.46% +7.74% +15.89% +37.73% +72.34% +237.60% +270.85%
▼信託報酬の詳細
<純資産総額> <信託報酬>
(税込み・年率)
500億円まで 1.0584%
500億円を超える部分 0.9504%
1000億円を超える部分 0.8424%
※監査費用は0.0054%
(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)