QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 丸紅(8002) 資源分野伸び、18/3期上期は3割の最終増益。当研究所予想を増額
この記事は最終更新から1年以上経過しております。

丸紅(8002) 資源分野伸び、18/3期上期は3割の最終増益。当研究所予想を増額

QUICK企業価値研究所アナリスト 堀内敏成(2017/12/11)

・当研究所の通期純利益予想を1940億円に増額
 18/3期上期の連結業績は、世界経済の安定的な拡大、資源市況の回復などを背景に、純利益が前年同期比30%増の1046億円となった。業績好調を踏まえ企業価値研究所では、18/3期通期の連結純利益予想を前回に続いて上方修正し、1940億円(前期比25%増)に引き上げる。当研究所では下期も世界経済の拡大、資源市況の底堅い推移が継続するとみており、上期にやや振るわなかった非資源分野の収益も持ち直すと見込む。

・資源市況は緩やかな回復傾向が続く見通し
 同社の資源分野の持分権益量は、同業他社との比較で、さほど大きくはないが、エネルギー分野で米国メキシコ湾や北海の原油・ガス権益、カタール・赤道ギニアなどのLNG(液化天然ガス)権益を所有。金属資源分野では、豪州の鉄鉱石事業(ロイヒル。年間生産能力5500万トン。同社の持分比率は15.0%)、豪州の石炭事業、チリの銅事業、カナダおよび豪州のアルミ事業で権益を有している。当研究所では資源市況は緩やかな回復傾向が続き、同社の業績拡大に寄与するとみている。

・リスクファクター ~中国景気、資源市況など

・アナリストの投資判断 ~堅調な業績拡大背景に、株価は上昇傾向続く見通し
 株価は資源市況の回復、同社の連結業績の改善などを背景に上昇トレンドが続き、17年11月に年初来高値792.3円をつけた。同社はフリー・キャッシュ・フロー(FCF)の黒字化に注力しており、創出されたCFを原資に、株主還元は強化されるものと当研究所では見込んでいる。連結PBR、年配当利回りなど株価指標は依然割安であり、堅調な業績拡大を背景に、株価は上昇傾向が続くと予想する。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。


銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
317
+23.82%
2
193
+19.87%
3
91
+13.75%
4
124
+14.81%
5
3524
日東網
1,510
-11.59%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
323
+26.17%
2
190
+18.01%
3
4205
ゼオン
1,624.5
+14.84%
4
124
+14.81%
5
2,346
+14.66%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
7646
PLANT
1,880
-12.51%
2
7283
愛三工
1,389
-11.97%
3
2,257
-11.73%
4
3524
日東網
1,511
-11.53%
5
645
-10.29%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
33,570
+0.71%
2
46,250
-1.31%
3
33,940
+1.16%
4
68,480
+6.42%
5
4,109
+3.1%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる