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ツガミ(6101) 上期業績と今期配当の予想の増額修正、自己株式の消却を発表

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2017/10/19)

・当研究所の今期予想をやや増額
会社側は17年10月16日、18/3期上期の業績予想の上方修正を発表。売上高を240億円から274億円に、営業利益を27億円から33.5億円に引き上げた。中国市場が堅調を維持したことが主因。通期予想は今回変更せず、上期決算公表時(11月13日)に公表する予定。企業価値研究所では、上期業績は概ね想定線であり、正確にいえば、想定より若干強めだったとみる。受注が想定よりやや良いことも踏まえ、会社計画(売上高450億円、営業利益45億円)より強めの今期予想をやや増額する(売上高500億円→520億円、営業利益50億円→53億円)。

・積極的な株主還元策を評価
同社は18/3期の配当予想の増額も発表。1株当たり配当額を上期末、期末ともに1円ずつ増額の9円、年間18円に引き上げた。堅調な業績を反映したもので、前向きに評価したい。同社は継続的に自己株取得を行っているが、今回、消却前発行済株式数の15%強に相当する自己株を消却する方針も発表。継続的な自己株の取得・消却の推進も評価したい。財務健全性を踏まえると、同社の株主還元は引き続き高水準が維持されるとみる。

・リスクファクター ~中国経済のリスク、為替等

・アナリストの投資判断 ~年初来高値を更新も割高感は少ないとみる
株価は9月に入り上伸。上期業績と配当の予想の増額修正の発表後はそれらが好感され一段高となり、年初来高値を更新した。現状の当研究所の18/3期予想PERは18倍程度。同社のここ数年の平均水準と比べやや高い。ただ、PERは概ね現状の製造業の平均並みで、機械セクターの平均に比べれば依然低い。堅調な業績や積極的な株主還元への期待などを踏まえると割高感は少なく、当面堅調な株価推移が続くとみる。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)

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