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優待が貰える条件

株主優待をもらうには、会社が決めた「条件」があります。なかでも「権利確定日」と「最低保有株式数」、「継続保有期間」は必ずチェックしたい重要な条件です。

「権利確定日」は株主優待をもらえる”有権者が決まる日”です。株主優待は、株主になればすぐにもらえるものではありません。会社が決めた権利確定日時点で株主になっていることが必要です。株式を売買した時の決済には3営業日かかるため、実際には権利確定日の3営業日前(「権利付き最終売買日」と呼びます)までに購入する必要があります。いつが権利付き最終売買日なのかは注意しておきたいところです。

「最低保有株式数」は優待を受けるために持っていなくてはいけない最低限の株式数です。100株保有(※)すれば優待をもらえる銘柄もありますし、1,000株保有しないともらえない銘柄もあります。たくさん保有したり、長期間保有したりすることで優待内容がグレードアップする銘柄もあります。少しずつ買い増して優待を豪華にしていくという楽しみ方もありますね。

(※2018年10月に国内の証券取引所に上場する株式は売買単位が100株に統一されました。「株価」として表示される金額は1株あたりの株価です。つまり購入には、最低でも、新聞やテレビで表示されている「株価」の100倍の資金が必要です)

「継続保有期間」とは、どのくらい株式を保有し続けているかということです。会社によっては優待の条件に「×年以上継続保有している株主」と、保有期間を優待の条件にしています。多くの会社は中間決算期、決算期に株主名簿で株主を確認します。名簿に同じ株主番号で載っている=継続保有している、ということです。一度売却すると株主番号が変わってしまい、継続保有とはならないので注意が必要です。