資産運用研究所

学生投資連合×金融庁 「つみップ」参戦、質問攻めに

サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本が初戦を迎えた19日夜、多くの人が応援のために街に繰り出し始めた時間帯に、金融庁の会議室にカジュアルな服装の若者が集まった。金融庁が積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)普及の一環で開いている個人投資家向け意見交換会「つみたてNISA Meetup」(通称:つみップ)に参加するためだ。 参加者は主に首都圏の大学の投資サークルで活動している約50人。理念に「学生と金融をつなげ、学生の金融リテラシーを高める」を掲げて、全国の投資サークルの取りまとめ役である「学生投資連合USIC(Union Students Investment Clubs)」が所属メンバーに声をかける形で実現した。 参加申込者の内訳は大学1~2年生が約7割で、3年生が約2割、残りが4年生と大学院生だった。ゲストとして、投信ブロガー「虫とり小僧」さんらも加わった。 ■「さあ、皆さんはどう思いますか?」に率直な質問が次々と 冒頭で金融庁の「つみップ」担当者が「つみたてNISA」を制度化した背景や個人にとってのメリットなどを解説。参加者が大学生ということで、金融庁の生い立ちや役割などの概略も説明した。 担当者からの「さあ、皆さんはどう思いますか?」という問いかけをきっかけに、大学生が次々と手を挙げ、率直な疑問や質問をぶつけた。 【大学生の疑問・質問】 ・成人年齢の引き下げが決まったので、親の同意無しに投資できる年齢も下がると想定される中で、学校での早い段階の投資教育が重要になると思うがどう考えるか。 ・投資信託の販売手数料が(欧米などと比べて)高止まりしているのはそもそもなぜか。 ・楽天ポイントで投資できるようだが、現状を知りたい。ポイント投資によって個人の金融資産を構成する現預金と株式・投信の割合はどう変わるのか。 ・手数料が高いというラップ口座についてどう考えているか。 ・つみたてNISAで長期に儲かる確率が高いのは分かったが、損するリスクはないのか。     ■多くは仮想通貨に関心、女性は「長期志向」との声も 投資サークルに入っていることもあり、多くは短期の個別株投資や仮想通貨への関心が高いものの、つみたてNISAへの関心はまだ低いようだった。つみたてNISAは成人にならないと始められないのを知らない学生も多かった。大学生が毎月一定額を投資するのは難しい事情もある。虫とり小僧さんは「話しかけてくる学生のほとんどが仮想通貨のことを聞いてきた」と話していた。  参加者はつみたてNISAに関心があったからというよりは、「一度、金融庁に来てみたかった。懇親会でゲストの方々と話をしてみたかった」という動機も多かったようだ。「金融庁のビルは格式が高く立派。入るのに少しドキドキ緊張したが、みんなと一緒なので大丈夫だった」という声が聞かれた。  投資サークルとは別に参加した女子大学生は「リスクをとっても起業(スタートアップ)にはとても関心があるが、投資で短期に儲けようとは思わない。つみたてNISAにも興味がある。女性の方が長期志向だからかもしれない」と話していた。  今回集まったのは既に株式や仮想通貨投資の経験があるか、または関心がある大学生だ。今後は「投資は怖い」と思うような若年層に資産形成をどう根付かせていくのかも課題になる。 (QUICK資産運用研究所 高瀬浩)

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マレーシア「原油相場連動政権」の悩み リンギ5カ月ぶり安値

マレーシアの通貨リンギが下落基調を強めている。19日には心理的な節目となる1米ドル=4リンギ台に下落し、1月以来約5カ月ぶりの安値を付けた。米国の利上げを背景に売り圧力が高まる構図は他の東南アジアの通貨と共通ながら、リンギには独自の懸案がある。新政権の「頼みの綱」に先行き不透明感が強まっているためだ。 5月に発足したマハティール政権のよりどころは原油だ。同国は原油の輸出国で、天然ガスなども含めた資源関連収入を歳入の柱としている。関連産業に携わるのは国営のほか民間企業も多く、原油相場の動向が経済に与える影響は大きい。マハティール新政権は6月に消費税を実質的に廃止。「財政の原油関連収入への依存度が高まる」(格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス) その原油を巡る不透明感が足元で強まっている。5月下旬には3年半ぶりの高値まで上昇した原油先物相場はその後に調整。国際指標である北海ブレント先物は18日に1バレル72ドル台と、5月高値から1割ほど水準を切り下げた。22~23日の石油輸出国機構(OPEC)総会や関連会合での議論次第で、調整が長引く可能性もある。 マレーシアでは5月に前政権による債務隠しが発覚し、国の債務額は1兆リンギ超(約28兆円)に膨れあがった。財政への懸念が強まったが、新政権は財政赤字を国内総生産(GDP)対比で2.8%に抑えるという前政権の目標を維持する。原油関連収入はよりどころの一つだ。マレーシア政府の試算では、原油相場が1ドル上昇するごとに関連収入が約3億リンギ増える。 金融大手アフィン・ホワン・キャピタルによると、原油相場が平均1バレル70ドルで推移すると52ドルを前提に置く18年度当初予算に比べて54億リンギほど歳入が上振れるという。国営石油会社からの配当収入も30~40億リンギほど増える見込みだ。 ブレントはまだ1バレル70ドルを上回り、昨年比では依然高い。ただ、原油相場はまさに水もの。主要産油国の方針や世界の需要動向などで大きく変動する。原油高を頼りにした財政改革を政府が公言しているだけに、原油価格が低迷すると財政不安から通貨安につながりやすい。民主主義の進歩を示す結果として歓迎された史上初の政権交代。皮肉なことに、原油依存度を巡っては上昇方向に逆戻りすることになる。 〔日経QUICKニュース(NQN)シンガポール=村田菜々子】   ※NQNが配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

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GEが時間外で2%安、ダウ平均の構成銘柄から除外 WBAが新たに採用

19日の米株式市場の時間外取引でゼネラル・エレクリック(GE)が一段安となった。通常取引は前日比1.89%安の12.95ドルで終えていたが、時間外取引では19日の終値比約2%安い12.68ドルまで下げた。米時間19日夕、S&Pダウ・ジョーンズがダウ工業株30種平均の構成銘柄からGE株を除外すると発表した。指数からの除外に伴い売り需要が発生するとの見方から先回りした売りが優勢となった。 S&Pダウ・ジョーンズはGE株を採用銘柄から除外する一方、米ドラッグチェーンのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスを構成銘柄に採用すると発表。ウォルグリーンズ株は時間外取引で大幅上昇し、通常取引の終値に比べ4%ほど高い67.45ドルまで上昇した。ダウ平均の構成銘柄の入れ替えは6月26日の取引開始前に実施となる。ウォルグリーンズブーツは米国のドラッグストアチェーン大手で主な事業部門は、米国小売薬局、国際小売薬局、医薬品卸売。(中山桂一) <GE(青)とWBA(赤)の時間外取引の株価推移> (注)株価は米ドル   ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

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米GDPナウが4.7%に小幅低下 鉱工業生産の引き下げが下振れ要因か 【US Dashboard】

 米アトランタ連銀が幅広い景気指標を基に分析し公表する「GDPナウ」によると、19日時点の2018年4~6月期の国内総生産(GDP)成長率予測は4.7%と、前回(6月14日)の予測値(4.8%)から小幅低下した。  19日に発表された5月の米住宅着工件数は前月比5.0%増の135万件と市場予想(132万件)を上回り、2007年7月以来約11年ぶりの高水準となった。一方、住宅着工の先行指標となる建設許可件数は同4.6%減の130万1千戸と市場予想(135万3千戸)を下回った。2カ月連続のマイナスで、昨年9月以来の低水準となった。  新規の住宅着工が実質住宅投資の成長率を0.3%から2.9%へと押し上げたものの、15日に米連邦準備理事会(FRB)が鉱工業生産を引き下げた分(GDPを4.6%に低下させた)を補うことができなかった。GDPナウの次回発表は6月27日、米商務省は7月27日に4~6月期GDP速報値を発表する予定だ。(丹下智博 ) (注)チャートはQUICK FactSet Workstationより作成 ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。また、QUICKデリバティブズコメントでは特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。

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東京急行電鉄(9005) 渋谷ストリームの開業経費の計上などで今期は7%営業減益を予想

QUICK企業価値研究所アナリスト 唐木健至(2018/06/19) ・不動産販売の利益率悪化で、従来の利益予想を減額  前期決算発表を受け企業価値研究所では、今19/3期の連結業績予想を下方修正。営業利益を830億円→770億円(前期比7%減)とした。鉄道の利用は堅調ながら、今期の会社計画を踏まえ、マンションなど不動産販売の利益率の想定を引き下げたほか、ホテルの修繕費の想定を引き上げたこともあり、営業利益を減額した。  前期との比較では、景気回復で鉄道の利用が増えるとみるが、「渋谷ストリーム」の開業経費の計上もあり、営業減益の予想としている。「渋谷ストリーム」はオフィスやホテル、商業施設が入る渋谷駅南側の大型複合ビルで、18年秋に開業予定。 ・来期は渋谷スクランブルスクエア東棟が開業予定  来20/3期の連結業績は、営業利益780億円(前期比1%増)を予想。「渋谷ストリーム」の収益貢献が徐々に始まると想定。「渋谷スクランブルスクエア東棟」の開業経費が膨らむとみるが、小幅増益の予想としている。「渋谷スクランブルスクエア東棟」は、オフィスや商業施設が入る渋谷駅直結の大型複合ビルで、20/3期に開業予定。 ・リスクファクター ~景気悪化など ・アナリストの投資判断 ~足元で特段の割高感はなく、中長期的観点から水準を切り上げる展開を予想  株価は、株式相場全体の回復に加え、鉄道の利用が堅調に推移していることもあり、昨年秋頃からは上昇傾向が概ね続いている。直近株価での今期当研究所予想PERは24倍程度と、過去3年の平均(19倍程度)を上回る。当研究所では、今期は「渋谷ストリーム」の開業経費が膨らむ見通しで、その分利益が低く出るため、株価も過去3年をやや上回る評価が妥当と考えている。足元の株価に特段の割高感はなく、今後は中長期的観点から、着実な利益成長をにらみながら、徐々に水準を切り上げる展開を予想する。   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

企業価値研究所

6/19の配信レポート一覧:メルカリ(4385)、田辺三菱製薬(4508)、東京急行電鉄(9005)、他

【セクター】 elap 電気機器 セクター 「家電大手3社は成長への取り組みが今後の注目ポイントに」 hvmc 総合重機 セクター 「不採算案件の影響は収束へ。当面は円高・原材料高がマイナス要因に」 prin 精密機器 セクター 「精密大手6社は実質ベースで今・来年度と営業増益が続く見通し」 【IPO】 4385 メルカリ IPO会社概要 「フリマサービス「メルカリ」を運営」 3489 フェイスネットワーク IPOフォロー 「投資用マンション拡販で、19/3期は37%営業増益を計画」 3540 歯愛メディカル IPOフォロー 「通期売上計画に対する進捗率は1Qで24%。事業領域の拡大進む」 7810 クロスフォー IPOフォロー 「3Q累計は海外での販売が減少し88%営業減益」 【企業調査】 4508 田辺三菱製薬 企業調査 「ロイヤリティ収入の減少で厳しい事業環境続く」 9005 東京急行電鉄 企業調査 「渋谷ストリームの開業経費の計上などで今期は7%営業減益を予想」 【会社概要】 1766 東建コーポレーション 会社概要 「建設低迷も不動産賃貸でカバーし、今期営業1%増益計画」 3964 オークネット 会社概要 「今期1Qは四輪事業堅調もデジタルプロダクツ事業等が悪化」 9517 イーレックス 会社概要 「顧客開拓を低圧分野へ徐々にシフトし今期も業績拡大へ」 9627 アインホールディングス 会社概要 「薬価・調剤報酬改定等の影響で今期11%経常減益を計画」 9681 東京ドーム 会社概要 「今期は減価償却費増など見込み営業11%減益計画変えず」 3966 ユーザベース 新興市場会社概要 「SPEEDA、NewsPicksの利用拡大で、1Qは大幅営業増益」   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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アップルが3日続落 米中の貿易紛争懸念で先行きに不透明感

19日の米株式市場でアップル株が3日続落し、1.61%安の185.69ドルで終えた。一時は183.45ドルまで下落し、5月4日以来、1カ月半ぶりの安値を付けた。19日のダウ工業株30種平均を21ドル押し下げる要因となった。 <アップル(青)とダウ平均(赤)の株価推移> (注)株価は米ドル トランプ米大統領が18日夜に声明文を発表し、「米通商代表部(USTR)に対して2000億ドル規模の中国製品について10%の追加関税を課すよう指示した」との見解を示した。これに対して中国商務部は19日、「米国の関税に対して強い対抗措置をとる」とし、米中の貿易紛争を巡って報復合戦が警戒された。アップルの主力製品であるiPhoneは中国で組み立てられているため、関税が掛かるのかどうかトランプ政権の対応が注目される。 NYタイムズ紙電子版は18日、「トランプ政権はアップルのクック最高経営責任者(CEO)に対してiPhoneが中国で組み立てられているものの、関税をかける事はないと伝えていた」と報じた。しかし記事では、アップルが中国の報復措置によって事業が骨抜きにされることを恐れていると指摘。中国当局がアップルのサプライチェーンに関与することで部品の供給が遅れたり、製品の検査と称して出荷を遅らせるような事態が警戒されているという。(片平正ニ)   ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。  

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【朝イチ便利帳】 20日 4月日銀会合の議事要旨 ソフトバンク株主総会

 20日は4月26~27日開催分の日銀金融政策決定会合の議事要旨が発表されるほか、日本郵政、シャープ、ソフトバンクなどが株主総会を開催する。IPOではログリー(6579)が東証マザーズに上場する。  海外では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、黒田東彦・日銀総裁らがECBパネル討議に参加するほか、18年1~3月期の米経常収支が発表される。  

QUICK Knowledge

OlympicG(8289)が17%高、エムケイシステム(3910)が15%安  19日の夜間PTS

20日の株式市場で、OlympicG(8289)やサンオータス(7623)が注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で20日の基準値を大きく上回る水準で約定した。OlympicGの約定価格は基準値に比べ17.22%高、サンオータスは同14.86%高だった。 <夜間PTSで基準値対比の値上がり銘柄> エムケイシステム(3910)やタカショー(7590)も注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で20日の基準値を下回る水準で約定した。エムケイシステムの約定価格は基準値に比べ15.42%安、タカショーは同3.4%安だった。 <夜間PTSで基準値対比の値下がり銘柄> ※「寄り前ランキング」は、QUICK AI速報としてQr1などQUICKの情報端末でニュース配信中。QUICK Knowledge特設サイトは、QUICKの情報端末でご覧いただけます。

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メルカリ、上場持続の鍵は海外の「収穫」 アマゾン級大化けあるか

フリーマーケットアプリ国内最大手のメルカリ(4385)が19日に東証マザーズ市場に新規上場し、公開価格の3000円を66.7%上回る5000円の初値を付けた。初値時点の時価総額は6766億円と今年の新規株式公開(IPO)銘柄で最大。マザーズ市場のランキングでも首位に躍り出た。ひとまず投資家の期待の高さを映した格好だが、株価上昇の持続には海外事業を核とした長期の成長シナリオを市場に示す必要がある。 「米国での流通高は昨年1年で約2倍に伸びた。このトレンドを維持、拡大させていけば(米国事業の)黒字化もみえてくる」。小泉文明社長兼最高執行責任者(COO)は19日昼に出演した日経CNBC番組でこう自信を示した。同氏は市場での高評価の理由を問われ「日本(事業)の成長余地がまだかなり大きい」うえに「ペイメント(決済)と米国事業という2つの成長オプションを持っている」ためと自賛した。 メルカリの初値は一部外国証券が扱う上場前の相対取引での価格(4200円程度)を上回り、市場予想の中心付近に着地。初値後の午後には制限値幅の上限(ストップ高水準)となる公開価格比2倍の6000円まで上げた。時価総額は一時8119億円に膨らみ、ジャスダック上場の日本マクドナルドホールディングス(2702)をかわして新興企業向け市場で首位に立つ場面があった。 市場からの資金吸収額は大きいが、高い知名度を背景に投資家の買い需要は強かった。上場前の公募・売り出し株に対する応募倍率は国内外の合計で約20倍に達したもようで、公募株を入手できなかった投資家は多い。「順調な初値を付けたことで、流通市場で買おうと待ち構えていた個人の物色に弾みが付いた」(いちよし証券の宇田川克己・投資情報部課長)。 市場では「時価総額が大きいため中小型株を運用する機関投資家は組み入れざるを得ない」と堅調な値動きを予想する投資家もいる。 もっとも上場直後の熱狂が一巡すると、投資家の関心が徐々に事業戦略の進捗や業績に移るとみる市場関係者は多い。浮沈の鍵を握るのは、会社側が黒字化に意欲を示す海外事業だ。 メルカリはスマートフォン(スマホ)を使って個人が手軽に不用品を売買できる仕組みが売り物で、流通総額(売買代金)の10%を手数料として出品者から受け取る。国内事業は2016年6月期に黒字化したが、14年にサービスを始めた米国はなお赤字だ。国内で稼いだ利益を米英への投資に回している段階で、17年7月~18年3月期の連結営業損益は国内が50億円の黒字だった一方、全社では18億円の赤字だった。 同期の米国での流通総額は169億円と、日本国内(2507億円)の15分の1にとどまる。3月末までのアプリの累計ダウンロード数は日本の7100万件に対し米国は3750万件だ。上場後初の通期決算発表では業績数値以外に、海外で将来の「収穫」につながる前進がみえるかが焦点となる。 上場で調達する資金は借入金返済のほか国内外の広告宣伝費に充てる。国内でも子会社メルペイを通じてスマホ決済といった金融事業に乗り出すほか、不正出品防止に向けた監視体制の充実など費用が必要な局面は続く。18年6月期通期の売上高は前期比62%増の358億円を見込み、損益予想は開示していない。 メルカリの公募株を確保したというある海外ファンドの日本株運用担当者は「国内外の事業が安定的に成長していると確認できない限り、長期投資を前提とすることはない。初値が付いた後の高値圏で全て売ろうと思っている」と上場直前に話していた。 株式市場では、同じ生活密着型アプリを主力とするLINE(3938、1部)に比べて「メルカリのアクティブユーザー数は物足りない」との評価もある。メルカリの国内ユーザーは20~30歳代の若い層が中心。幅広い年齢層への浸透で国内の利用者を増やすことは、海外への積極投資を続ける上でも避けて通れない道だ。 売り上げを次の成長投資に注ぎ込み、目先の利益よりユーザー囲い込みを優先する経営手法は米アマゾン・ドット・コムに似る。アマゾンの株価は1997年の上場から長い間低迷したが、投資先行の効果で圧倒的な経済圏を確立したここ5年で大化けした。メルカリの投資家はどこまで辛抱強く待ってくれるだろうか。19日午後、ストップ高を付けた後に伸び悩んだ株価が投資家のかすかな気迷いを映している。 〔日経QUICKニュース(NQN) 三好理穂〕 ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

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「メルカリ祭り」午後の部 売買代金トップ、時価総額はミクシィの約3倍

きょう東証マザース市場に上場したメルカリ(4385)は初値5000円に比べ300円高い5300円で取引を終えた。売買代金は1915億円と全市場を通じたランキングで首位となった。  19日の東証マザーズ市場の時価総額は前日比5568億円増の6兆870億円と、2006年2月7日以来、約12年ぶりに節目の6兆円を上回った。メルカリが上場したことが寄与した。19日終値時点のメルカリの時価総額は7172億円だった。メルカリを除いたベースではマザーズの時価総額は約1600億円減少した。ミクシィ(2121)やサイバダイン(7779)、JIA(7172)などの下落が響いた。「個人投資家を中心にメルカリを買う資金を捻出するため、他のマザーズ銘柄を売却する動きがあった」(国内証券のストラテジスト)という。 QUICKコメントチームの取材から、後場の寄り付き後の動向を時系列にまとめた。 ◆12時43分 メルカリがストップ高の6000円まで上昇後、一転して売り気配に きょう東証マザーズに新規株式公開(IPO)を果たしたメルカリが激しい動き。12時39分にストップ高水準となる6000円まで上昇後、12時41分に売り気配となった。ネット証券の売買動向で午前は約100億円の買い越しとなっていたせいか午後も堅調に始まったが、ストップ高到達後は利食いも優勢でやや伸び悩む展開となっている。 ◆12時52分 「5000円から5500円が妥当水準か、米国事業の成功を信じるならホールド」 「5000円から5500円が足元の妥当な評価水準かと思います。それ以上は過大評価ではないでしょうか。14年に進出し、赤字が続いている米国事業の成功を信じるならホールドしても良いかと思いますが」(国内投信) ◆15時00分 5300円で後場を終了 19日に東証マザーズに新規上場したメルカリの終値は、初値5300円に比べ300円高い5300円だった。終値は公開価格(公募・売り出し価格)の3000円を77%上回った。終値での時価総額は7172億円で東証マザーズで首位。2位のミクシィの2317億円の約3倍の水準にあたる。 ◆17時22分 上場初日はネット証券3社で167億円の買い越し、19日集計 きょう東証マザーズに上場したメルカリ株のネット証券3社の売買動向を集計した。上場初日は3社合計で概算167億円の買い越しとなった。SBI証券、松井証券、楽天証券の3社の公表情報や各証券への取材をもとに集計した。前場の集計時点では約100億円の買い越しだったが、後場にかけて個人投資家は買いを増やした。 あるネット証券の情報担当者は「上場後すぐに利用できる一日信用の売買も多く、上昇幅が小幅でもすぐに手じまう動きがみられた」と話していた。 (エクイティコメント山口正仁、デリバティブズコメント片平正ニ、中山桂一)   ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。 ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

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「メルカリ祭り」午前の部 ネット証券3社で100億円買い越し

きょう19日に東証マザーズ市場に新規上場したメルカリ(4385)は、11時13分、公募・売り出し価格(公開価格、3000円)を2000円(66.7%)上回る5000円で初値を付けた。その後も上げ幅を拡大し、5300円で前場を終了。前場終了時点での時価総額は7000億円を超え、きのうまでマザーズ市場で首位だったミクシィ(2121)の約2300億円を大幅に上回った。売買代金は858億円を超え、個人投資家の買い意欲の強さがうかがえる。 QUICKコメントチームの取材から、初値が付くまでの動向を時系列にまとめた。 ◆9時00分 買い気配で始まる きょう新規上場 ◆9時19分 4000円前後で大口約定頻発、立会外で メルカリが買い気配で始まり、好調な新規株式公開(IPO)が期待されている。既に立会外取引では公開価格(3000円)を大幅に上回る4000円前後で大口約定が頻発しており、8時46分までで64万9600株、25億円の約定があった。 ◆9時49分 「サイズは大きくないけど売り届いているよ」 「メルカリ祭りだね。でも、既に売り注文は届いているよ。IPOで取得した投資家だと思うけど。寄ってから売り始めます。サイズは大きくないけどね」(外資系証券トレーダー) ◆10時19分 初値は5000円前後? 「注文状況は5000円で食い合いとなっている。10分で150円ずつ気配上がることを考慮すると、5000円なら11時20分に寄り付くかもね」(外資系証券トレーダー) ◆10時29分 「寄り天は印象悪い、寄ってから5000円が望ましい」 「初値は5000円かとの指摘が出ていたが、寄り付き天井はIPO初日に買った投資家が含み損状態になって印象が悪いので、4000円台で寄ってから、場中に5000円目掛けていく展開が望ましいかな?」(国内証券)。 ◆11時13分 5000円で初値つける。公開価格は3000円 ◆11時30分 5300円で前場を終了 ◆12時28分 ネット証券3社合計で約100億円の買い越し 午前集計 ネット証券3社の売買動向を集計したところ、午前は3社合計の概算で約100億円の買い越しだった。SBI証券、松井証券、楽天証券3社の公表情報や各証券に取材のうえ集計した。  (エクイティコメント山口正仁、デリバティブズコメント片平正ニ、岩切清司、中山桂一)   ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。 ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

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鼻息荒いテスラ、9カ月ぶり高値 CEOが空売り筋に警告

18日の米市場でテスラが7日続伸した。前週末比3.53%高の370.83ドルで引けた。一時は373.73ドルまで上昇。2017年9月以来、約9カ月ぶり高値を付けた。過去最高値の389.61ドルも視野に入れつつある。 最近になってイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の鼻息が荒い。自社工場の最新の稼働状況をツイッターに投稿したほか、生産性の改善に決意も改めて示した。18日には「あと3週間で空売り筋が踏み上げられる」と投稿。生産ペースの加速に自信があるようだ。(岩切清司) ※マスクCEOのツイート ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

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三越伊勢丹ホールディングス(3099) 構造改革、日本橋・新宿改装、五輪効果で21/3期営業利益400億円見込む

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2018/06/18) ・人員構成適正化により3年で80億円の人件費削減へ  連結営業利益の企業価値研究所予想は今期305億円(前期比25%増)、来期335億円、21/3期400億円。中長期で「百貨店離れ」が続くとの見方は不変だが、ネクストキャリア制度見直しによる人員構成適正化(3年で80億円の人件費削減を想定)や非効率な催事縮小、松戸閉店、「クイーンズ伊勢丹」売却など、前期に手を打った構造改革に加え、会社側が今期中にメドをつけるとする積み残し課題(郊外・地方・中小型・海外の不採算店や赤字子会社)への対応、日本橋・新宿の大規模改装効果(今・来期は工事影響あり)、東京五輪の恩恵などをテコに統合後最高益を7期ぶりに大幅更新へ。巨額の特損計上が一巡する21/3期は連結純利益250億円を予想。ROEは4.2%へ回復する見込みだが、物足りなさは否めない。 ・長期的な成長要因として新宿再開発に期待  22/3期以降は「百貨店離れ」を背景に連結営業利益が下降線を辿る可能性も。会社側が掲げる成長戦略の内、デジタル化は前途多難だが、不動産の有効活用には注目したい。特に地元と連携した新宿再開発では、定借方式の大規模複合施設開設により安定収益の創出、新宿本店の集客力向上につながる見込み。五輪後の着工となる公算が大きく、長期的な成長要因として期待できよう。 ・リスクファクター ~人材流出、投資回収リスクなど ・アナリストの投資判断 ~株価はPERでみても妥当水準と判断  株価はこの3カ月で急騰したが、実績PBRは0.96倍。連結営業利益が回復局面にあった13/3期から14/3期(過去最高)の平均PBR0.93倍と比べ、妥当水準と考える。PER(21/3期予想22倍)基準でも許容できる水準。   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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6/18の配信レポート一覧:鹿島建設(1812)、三越伊勢丹ホールディングス(3099)、住友金属鉱山(5713)、他

【セクター】 rtsl 小売業 セクター 「小売・外食 18年5月の月次データ」 【IPO】 4380 Mマート IPOフォロー 「主力サイト「Mマート」の出店数増加により1Q営業利益37百万円」 6577 ベストワンドットコム IPOフォロー 「3Q累計の営業利益は1.0億円、通期計画に対する進捗率は87%」 【企業調査】 1812 鹿島建設 企業調査 「連結営業利益予想を減額修正。中期的に1300億円前後の推移を見込む」 3099 三越伊勢丹ホールディングス 企業調査 「構造改革、日本橋・新宿改装、五輪効果で21/3期営業利益400億円見込む」 5713 住友金属鉱山 企業調査 「銅、ニッケル価格の上昇を背景に19/3期は税引前利益で増益を予想」 8053 住友商事 企業調査 「幅広いセグメントで利益を積み上げ、連結業績の拡大続く見通し」 9531 東京瓦斯 企業調査 「ガス事業の固定費負担等で今期経常減益へ。来期以降は増益基調を予想」 【会社概要】 2695 くらコーポレーション 会社概要 「下期は既存店減収、開業費増を想定、通期7%営業増益計画は据え置き」 3193 鳥貴族 会社概要 「値上げによる粗利益率改善で3Q累計は営業5割増益」 3924 ランドコンピュータ 会社概要 「不採算プロジェクトが収束し、業績拡大を見込む」 4047 関東電化工業 会社概要 「精密化学品の販売伸長も原燃料費や固定費が増加。だが連続増配へ」 6037 ファーストロジック 会社概要 「キャンペーン終了で費用負担軽減、3Qは上期より営業減益率が大幅縮小」 6191 エボラブルアジア 会社概要 「DeNAトラベル子会社化の影響精査中で通期計画変えず」 6571 キュービーネットホールディングス 会社概要 「一時的な費用増で3Q累計は減益も、月次売上高は計画線で推移」 6630 ヤーマン 会社概要 「今期は営業7%減益計画、設立40周年で将来への先行投資を強化」 6905 コーセル 会社概要 「18/5期は半導体製造装置等の需要拡大で35%営業増益。19/5期は4%増益見込む」 6535 アイモバイル 新興市場会社概要 「3Q累計は主要事業伸び2桁増収も人員増等で11%営業減益。通期2%増益予想据え置き」   (提供:QUICK企業価値研究所) 本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。 レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。 サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。 ※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。    サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。 ※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

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メルカリさあ上場 初値に注目、LINEのIPOが参考に

世界中のモノをやり取りする自由な貿易の行方が危ぶまれつつあるご時世だからこそ、人と人のモノの自由なやり取りをつなぐ会社の株式市場デビューがこれほど注目されるのかもしれない。 きょう東証マザーズに新規株式公開(IPO)を果たすメルカリ(4385*J)は、時価総額が10億ドル(1105億円)を超える、いわゆるユニコーンのひとつだ。ラジオ日経によれば初値予想の平均は公開価格(3000円)と比べて35%高の4057円。ブルームバーグは公開価格比30%高でグレーマーケットで取引されていたと報じていたが、どの程度のロットが出合ったのかは不明だ。著名なIPOの参考になりそうなのが、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)アプリを手掛けるLINE(3938)の値動きと思われる。市場では「メルカリはLINEと同様の株価の軌跡を描くイメージ」(国内投信)との声があり、機関投資家の公募株数に対する応募倍率の高さなどが着目されている。 ◆QUICK Knowledge特設サイトで「メルカリ上場」を公開中。特設サイトは、QUICKの情報端末でご覧いただけます。 LINEは2016年7月15日にIPOを果たした。公開価格比で強いIPOだったが、相場の地合い改善につながって日経先物も強含むかと言うことにはならず、当時の場況を振り返ると日経先物はLINEより、ドル円との連動性の方が高かった。当時、LINEは買い気配で始まり、10時36分に公開価格(3300円)と比べて48.48%高の4900円で初値を付けた。ドル円が105円70銭台に上昇する中、日経先物もLINEが初値を付けると歩調を併せるかのように10時36分にイニシャル・レンジ(IR)を上方エクステンション。LINEが10時39分に5000円ちょうどまで上昇後に伸び悩む中、日経先物は高値もみ合いとなり、ドル円が106円台に乗せると11時44分には190円高の1万6590円まで上昇した。 しかし、午後はドル円が再び105円台に押し戻される中、日経先物は1万6400円台で上値の重い展開に。LINEは14時46分に4310円まで売られ、時価総額で9000億円割れを警戒する展開となった。この日の日経先物は5日続伸して0.97%高の1万6560円で取引を終えた。LINEは結局、公開価格比31.66%高の4345円で終え、初値からは11.32%下落。IPO初日の高値をその後上回ったのは2カ月半後の9月28日だった。 今回のメルカリが好調なIPOとなれば、個人投資家の懐があたたまって中小型株を中心にリスク許容度が増して買いが増えることが期待されそうだが、「IPOに当たらなかった個人投資家から初日に買っても大丈夫かと問い合わせが多いのですが、初値が高値になったりして逃げ切れない恐れがありますので薦めづらいです」(国内証券)との声もあり、高値掴みが警戒されそうだ。(片平正ニ) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

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【朝イチ便利帳】 19日 メルカリ上場 月例経済報告 ソニー株主総会

19日はメルカリ(4385*J)が東証マザーズに新規上場するほか、スプリックス(7030*J)、インバウンドテック(7031*J)の公募・売り出し(公開)価格が決定する。また、内閣府の6月月例経済報告、ジャパンディスプレイ(6740)、ソニー(6758)などの株主総会が開催予定だ。  

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KeyH(4712)は36%高 フィデアHD(8713)は13%安 18日の夜間PTS

19日の株式市場で、KeyH(4712)やOlympicG(8289)が注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で19日の基準値を大きく上回る水準で約定した。KeyHの約定価格は基準値に比べ36.49%高、OlympicGは同20.8%高だった。 <夜間PTSで基準値対比の値上がり銘柄> フィデアHD(8713)やインフォテリア(3853)も注目されそうだ。いずれも前営業日夜間の私設取引システム(PTS)で19日の基準値を下回る水準で約定した。フィデアHDの約定価格は基準値に比べ13.29%安、インフォテリアは同7.26%安だった。 <夜間PTSで基準値対比の値下がり銘柄> ※「寄り前ランキング」は、QUICK AI速報としてQr1などQUICKの情報端末でニュース配信中。QUICK Knowledge特設サイトは、QUICKの情報端末でご覧いただけます。

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