マネーいっぱい、不安もいっぱい 金価格を支える4つの理由

QUICKコメントチーム=松下隆介 金にマネーが向かう流れが続いている。フランクリン・テンプルトンは29日付リポートで、金相場の先行きについて分析した。足元の上昇の背景に(1)米連邦準備理事会(FRB)の利下げなどを背景にした低金利環境が貿易加重米ドル指数を弱め、歴史的に逆相関の金価格を押し上げること、(2)米国によるイランへの制裁や米中貿易交渉の先行き不安など地政学的リスクの高まりに対するヘッジ需要が増えていること、(3)世界的な経済成長の鈍化懸念を背景に「安全資産」としての受け皿となっていること、(4)ポーランドの中央銀行が100トンの購入を発表するなど中央銀行の買いが増えていること、があるという。 「宝石類、ハイエンド電子機器の部品、安全な投資先、ポートフォリオの多様化などさまざまな需要から購入されている。短期的な方向性についての予測は難しいが、こうした需要が金価格や金鉱会社の株価を潜在的に下支えする可能性が高い」などと指摘した。 ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

【朝イチ便利帳】31日 野村など400社が決算、FOMC結果 中国PMI ユーロ圏GDP

31日は国交省が6月の住宅着工統計、内閣府が7月の消費動向調査などを公表する。IPO関連ではツクルバ(2978)が東証マザーズに新規上場する。決算発表は約400社で前半のピーク。NEC(6701)やパナソニック(6752)、野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ(8601)などが2019年4~6月期を、日本たばこ産業(JT、2914)や花王(4452)などが1~6月期を発表する。 海外では7月の中国製造業・非製造業購買担当者景気指数(PMI)や4~6月期のユーロ圏域内総生産(GDP)、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果などが発表される。米企業決算では、ゼネラル・エレクトリックやクアルコム、スポティファイ・テクノロジーなどが2019年4~6月期決算を発表する。 【31日の予定】 国内 ・6月の建機出荷額(建設機械工業会、12:00) ・6月の自動車輸出実績(自工会、13:00) ・6月の住宅着工(国交省、14:00) ・7月の消費動向調査(内閣府、14:00) ・7月の為替介入実績(財務省、19:00) ・4~6月期決算=清水建、日ハム、三越伊勢丹、住友化、宇部興、武田、エーザイ、第一三共、フジHD、TOTO、住友電、LIXILグ、オークマ、豊田織、住友重、ジェイテクト、NEC、パナソニック、TDK、デンソー、村田製、三井E&S、アイシン、リコー、豊田通商、三井物、新生銀、三菱UFJ、りそなHD、みずほFG、大和証券G、野村、東海東京、丸八証券、インヴァスト、日通、ヤマトHD、日本郵船、商船三井、川崎汽、SGHD、JAL、東電HD、中部電、Jパワー ・1~6月期決算=JT、花王 ・東証マザーズ上場=ツクルバ ・かんぽ生命保険の不適切販売問題で長門日本郵政社長、植平かんぽ生命社長、横山日本郵便社長が会見 海外 ・4~6月期決算=韓国サムスン電子 ・7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI、10:00) ・7月の中国非製造業PMI(10:00) ・4~6月期の豪消費者物価指数(CPI、10:30) ・7月のユーロ圏消費者物価指数(HICP、速報値、18:00) ・4~6月期のユーロ圏国内総生産(GDP、速報値、18:00) ・7月のADP全米雇用リポート(21:15) ・4~6月期の米雇用コスト指数(21:30) ・7月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI、22:45) ・米エネルギー省の石油在庫統計(週間、23:30) ・米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表(1日3:00) ・パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会見(1日3:30) ・4~6月期決算=ゼネラル・エレクトリック(GE)、クアルコム、ラムリサーチ、スポティファイ・テクノロジー ・ブラジル中銀が政策金利を発表 (注)時間は日本時間   【今日の株価材料】 ▽マイナス利回りの債券倍増 残高13兆ドル(日経) ▽日銀総裁「緩和かなり前向き」 円高をけん制(各紙) ▽米中貿易協議が再開 ファーウェイの扱い焦点(各紙) ▽逆風ファーウェイ23%増収 1~6月、制裁影響まだ軽微(日経) ▽最低賃金、東京・神奈川は1000円超え 全国平均901円に(日経電子版) ▽アップル、3四半期ぶり増収 4~6月(日経電子版) ▽AMD、時間外取引で一時急落、売上高見通し予想届かず(日経電子版) ▽米、日韓に仲介案提示 「据え置き協定」署名を(日経電子版) ▽北朝鮮、複数の飛翔体発射か 韓国メディア報道(日経電子版) ▽かんぽ生命(7181)、不適切契約18万件 過去5年分 金融庁、立ち入り検査へ(各紙) ▽J1鹿島、メルカリ(マザーズ、4385)が経営権 日本製鉄(5401)から ネット企業の買収相次ぐ(各紙) ▽三井住友FG(8316)、純利益5%減 4~6月(日経) ▽ライオン(4912)、撮るだけで歯ぐき健診、AIがチェック(日経) ▽清水建(1803)、3Dスキャナーでトンネル無駄掘り防止(日経) ▽TOYO(5105)、セルビアにタイヤ工場、欧州の競争力強化(日経) ▽ココカラF(3098)、経営統合検討、特別委報告が来月にずれ込み(日経) ▽山九(9065)、サウジで石化プラント保全(日経) ▽東ソー(4042)、合成ゴムの生産能力1割増強(日経) ▽任天堂(7974)、4~6月、純利益46%減(日経) ▽セブン&アイ(3382)、決済の不正利用で全パスワード初期化 1650万人分(各紙) ▽ソニー(6758)、18%営業増益 4~6月、スマホ向け半導体好調(日経) ▽関西電(9503)、英配電会社に出資 200億円で20%弱取得へ(日経) ▽LINE(3938)、販促サービス一部停止 アップルが問題視(日経) ▽CTC(4739)、インドネシア2社買収 IT関連、80億円で(日経) ▽ZOZO(3092)、出店増え復調 4~6月、2年ぶり最終増益(日経) ▽OLC(4661)、純利益8%増 4~6月、イベントで入園者増える(日経) ▽JR本州3社、最高益 4~6月、GW10連休効果 新幹線の利用増える(日経) ▽ロイヤルHD(8179)、経常益2割減 1~6月、ホテル出店費用かさむ(日経) ▽ANAHD(9202)、旅行需要増も純利益29%減 4~6月、羽田拡張にらむ投資重く(日経) ▽野村不HD(3231)、純利益60%減 4~6月(日経) ▽カルビー(2229)、純利益1%増 4~6月、海外で菓子堅調(日経) ▽H2Oリテイ(8242)、4~6月純利益5.7倍(日経) ▽ワコールHD(3591)、4~6月純利益81%減(日経) ▽精密大手の業績悪化 コニカミノル(4902)、4~6月最終赤字(日経) ▽AGC(5201)、今期純利益29%減の640億円 車向けガラス不振(日経)

トルコリラ、対円で3カ月ぶり高値 利下げでも翌日物金利は下がらず

日経QUICKニュース(NQN)=編集委員 今晶 外国為替市場でトルコリラの対円相場が上昇している。29日の海外市場では一時1リラ=19円台半ばと4月中旬以来の高値を付けた。トルコ中央銀行は25日に政策金利である1週間物レポ金利を4.25%引き下げて19.75%としたが、低金利国の日本に比べ圧倒的に高い状態に変わりはない。しかも日本の個人投資家に深くかかわる「翌日物金利」はほとんど下がっておらず、リラの買い安心感を誘っている。 個人が手掛ける外為証拠金(FX)取引で利息収益に相当する「スワップポイント」は円とリラの交換取引である「為替スワップ」の動きに左右される。基本的には短期金融市場における翌日物の金利格差を反映し、一日あたりいくらで算出する。 だがここ数カ月のリラのスワップ市場では、「空売り」に目を光らせるトルコ規制当局によって金利が高めの水準に張り付いている。3月下旬、スワップを通じた翌日物のリラ調達コストが1000%を超えたのは記憶に新しい。中銀が利下げをし短期市場に影響が及んだとしてもおいそれとは下げられない構図になっている。 日本のFX会社が30日朝時点で提示しているスワップポイントにはばらつきがみられるものの、多いところでは1万通貨あたり100円前後でトルコの利下げ前とさほど変わっていない。利回りに換算すると年18%前後で政策金利よりも低い。スワップ市場の不透明さを背景にもともとスワップポイントを抑え気味に示していた会社は利下げ後に直ちに対応する必要がなかったと考えられる。 昨年8月に起きたトルコショックからまもなく1年。トルコ国内では中銀総裁の交代で独立性への懸念が再燃し、国外では中東情勢が混迷したままでリラ安の圧力はくすぶっている。そんな中でも、背に腹は代えられないとの切迫感から来るリスクをとった「金利志向」は根強いようだ。 ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

【朝イチ便利帳】30日 日銀が政策決定、ソニーやアップル決算、FOMC~31日

30日は日銀金融政策決定会合の結果公表と黒田日銀総裁の会見、ソニーや米アップルなど決算発表が予定されている。 【30日の予定】 国内 時刻 予定 8:30 6月と4〜6月期の失業率(総務省)   6月の有効求人倍率(厚労省) 8:50 6月の鉱工業生産指数速報値(経産省) 15:30 黒田日銀総裁が記者会見   清田日本取引所CEOの記者会見 その他 日銀金融政策決定会合の結果公表   7月の「経済物価情勢の展望(展望リポート)」(日銀)   4〜6月期決算=ヤクルト、味の素、ニチレイ、ZOZO、野村不HD、三菱ケミHD、積水化、アステラス、OLC、コニカミノル、ガイシ、NTN、三菱電、エプソン、ソニー、アルプスアル、川重、日野自、HOYA、任天堂、H2Oリテイ、SBI、岡三、丸三、水戸、いちよし、日本取引所、沢田HD、極東証券、藍沢、JR東日本、JR西日本、JR東海、ANAHD、三井住友トラ、三井住友FG     1~6月期決算=ヒューリック、AGC 海外 時刻 予定 10:30 6月の豪住宅着工許可件数 21:30 6月の米個人所得個人消費支出(PCE) 22:00 5月のS&Pコアロジックケースシラー米住宅価格指数 23:00 7月の米消費者信頼感指数   6月の米仮契約住宅販売指数 その他 米中の閣僚級貿易協議(上海、31日まで)   1〜6月期決算=中国華為技術   マレーシア市場が休場   米連邦公開市場委員会(FOMC、31日まで)   4〜6月期決算=アップル、アドバンストマイクロデバイス(AMD)、プロクターアンドギャンブル(P&G)、マスターカード、メルク、ファイザー、ギリアドサイエンシズ、アムジェン 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 3906 ALBERT、1〜6月営業益3倍 データ分析好調 日経 +6.23% 7/29 9984 ソフトバンクG、インドネシアに2100億円投資 東南ア市場攻略へ 日経 +3.88% 7/29 4722 フューチャー、1〜6月営業益3割増 流通システム好調 日経 +1.45% 7/29 9532 大ガス、米シェール開発買収 650億円で全株取得 日経 +1.14% 7/29 9020 JR東日本広報誌で不正、休刊決定 内容改変や写真使い回し 各紙 +0.45% 7/29 9433 KDDI、格安スマホ専売店増加 販売効率向上 日経 +0.12% 7/29 8830 住友不、4〜6月経常益1割増 3年連続最高 日経 +0.07% 7/29 2730 エディオン、家具店で家電販売 専門店とFC契約 日経 -0.09% 7/29 9432 NTT東京メトロ提携 ITで保守や混雑予測 日経 -0.39% 7/29 8697 「総合取引所」来年度に 日本取引所、東商取を50億円で買収 日経 -0.65% 7/29 2127 中小企業支援へ新媒体立ち上げ 日本M&AZUU(マザーズ、4387) 日経 -0.86% 7/29 7309 シマノ、1〜6月純利益11%減 為替差損は縮小 日経 -0.96% 7/29 7181 かんぽ生命、4月の日本郵政による株売却時に「苦情把握」 各紙 -1.04% 7/29 6178 -1.64% 7/29 7735 スクリン、今期純利益6%減 半導体装置伸び悩み 日経 -1.54% 7/29 6501 日立、「利益率10%」遠く 4〜6月営業6.1% 日経 -2.59% 7/29

緩和モードの中銀、債券関係者も「有望なのは株」 QUICK月次調査

日経QUICKニュース(NQN)=矢内純一 市場関係者の注目が集まる「中銀WEEK」が始まった。29~30日で日銀が政策決定会合を開き、米連邦準備理事会(FRB)は30~31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で10年ぶりの利下げに踏み切ることが確実視されている。そうなると、想定されるのは世界的な「株高・金利低下」の再加速だ。QUICKが29日公表した7月の月次調査<債券>で、債券担当者が内外株式を有望な投資先としてみていることが明らかになった。日銀の長短金利操作で国内債券相場は膠着が続き、世界的な金利低下で利息収入狙いの外債運用は厳しさを増している。債券市場には、上昇基調が続く内外株式のキャピタルゲイン(値上がり益)への羨望が集まる。 年度内の有望な投資対象を1~3位まで次のうちそれぞれお選びください        1位      2位     3位 内外株式    32%  10%  10% REIT          14%    22%    15% 米国債              9%    12%    12% イタリア国債     9%     6%     4% 日本国債           6%     5%     9% 調査実施は23~25日。証券会社や運用会社など債券市場関係者133名から回答を得た。年度内の有望な投資対象について、1位を「内外株式」(32%)とする回答が最も多く、「不動産投資信託(REIT)」(14%)、「米国債」(9%)、「イタリア国債」(9%)が続いた。 一方、「日本国債」との回答は6%にとどまった。足元では、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りはマイナスが常態化。利息収入狙いの投資資金が相対的に金利が高い超長期債に流入し、30年や40年利回りも金利低下が続き、投資妙味が薄れている。 今年度に入り、前週末26日までで、日経平均株価は2%上昇。S&P500種株価指数は7%値上がりしている。東証1部の予想配当利回りでみても、2%程度と40年物利回り(前週末時点で0.395%)を大きく上回る。 ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

行って、聞いて、食べてみて銘柄発掘(証券営業の凄腕たち・シーズン2) 

Episode1……林啓輔氏 岡三証券 はやし・けいすけ 2008年愛媛大卒、岡三証券入社、松山支店配属。14年10月千葉支店、16年6月従業員組合出向、18年10月大手町支店。入社以来、個人営業を担当し、現職は大手町支店の投資相談一課長。マネジメント業務も兼務。社長賞2回、優秀賞8回受賞。33歳。愛媛県出身 日経QUICKニュース(NQN)=神宮佳江 証券会社の凄(すご)腕営業担当者が帰ってきたーー。情報収集・活用術や商品提案の極意を聞くシリーズ、今回は独立系を保ちながら4年後に創業100周年を迎える岡三証券の大手町支店で、株担当の課長を務める林啓輔さん。対面型の株式リテール営業に定評のある岡三だが、林さんは常に株へのアンテナを張り、街の変化や身近な体験を基に成長企業を探し出しているという。 ――株の魅力や銘柄発掘のヒントは何ですか。 「入社後配属となった松山支店で当時の支店長に、株の魅力について一から手ほどきを受けました。株は上がればもうかり、下がれば損をする分かりやすい商品ですが、株主となることで会社とともに夢やロマンを見ることができる奥の深さがあります。以前、ある医療機器を製造するベンチャー企業の社長の思いに感銘を受け、その会社の製品が普及すれば社会貢献に役立つという気持ちに共感して頂いたお客様に株を購入してもらいました。結果、株価は下がってしまったのですが、クレームは1件もありませんでした。利益を得るだけでなく、社会貢献などへの思いが強いお客様も多く、それも株の魅力です」 「近くで新興上場企業の出店などがあれば実際に行くことも多かったです。製品価格が同業より割安でにぎわっていた企業に興味が湧いたので、従業員の方に製造方法や業務フローを聞きました。株価上昇の確信が持てたのでお客様にも勧め、実際に利益が出ました。飲食店であれば食べてみて、味や雰囲気、店員の対応を確認します。スマホゲームはダウンロードして試してみますし、子供と見に行った映画が面白ければ(映画のキャラクターを扱う)玩具会社の株価動向を確認します。新規出店などの街の変化や日々の実体験から成長企業を探ることには自信があります」 株価急落時は訪問強化で対面フォロー ――顧客対応で重視していることはありますか。 「地元の松山支店で6年半過ごしたことが財産になっています。投資経験に乏しい人が多く、投資信託など丁寧な説明を心掛けました。おおらかな土地柄もあって、お客様と親しい関係が築けました。現在の大手町支店は他社との競合も激しいですが、松山の6年半でお客様に親身になって対応するという土台ができているので、案外受け入れてもらいやすいです」 「またお客様との距離感は非常に重視しています。過度な営業は控える必要がありますが、多くの方から『他社よりよく連絡をくれる』とのお言葉を頂きますし、自負もあります。昨秋の株価急落時は、不安に駆られるお客様も多く、こういう時こそ原点に戻って対面でのフォローに回ろうと、チームで訪問を強化しました。世界経済の動向など今後の見通しを丁寧に説明し、提案することで逆に販売を増やすことができました」 「証券会社の商品は製品のような形がありません。無色透明で無形のものを、どれくらいカラフルですてきな形の商品として紹介し、お客様自身に『わくわく感』を持ってもらえるかということを重視しています。そのためにはしっかりと情報収集し、自分自身が本気でいいと思える商品を発掘できるかが最も重要です」 独立系の強み、自由に良い商品を選択 ――リテール部門の営業力に定評のある岡三証券ですが、その強みはどんな点でしょうか。 「最新の投資情報が、個々の営業担当者まで伝わっていると感じます。4月から各支店の株式担当と投資戦略部のストラテジストが毎朝、直接内線電話で話すようになりました。私も担当しているのですが、個別株や業績の動向などをその場ですぐに質問できるので、相場観や銘柄への理解度が格段に深まりました。重要な情報はすぐに支店全体に口頭やメールで伝えます。また、支店のディスプレーでストラテジストが毎朝生放送で、その日の相場環境や『5G』など旬のテーマ、個別銘柄のポイント解説をしてくれるようになりました。配信されるリポートも情報の羅列ではなく、営業担当が実際にお客様に説明する状況を想定して作成されており、非常に使い勝手が良いです」 「岡三は独立系なので、自社や他社に関係なく自由に良い商品を選択できるのも強みです。外債では今、ロシアルーブル債などを扱っていますが、ただ金利が高いから買いませんかと言ってもお客様には響きません。商品戦略に通貨の相場観、ロシア経済の見通しまで語れないと販売は難しいです。株でも投信でも外債でも、営業担当者がしっかりと情報を自分で理解し説明できないと、納得して購入してもらえません。相場環境が不透明な時は、お客様と対話の機会を持つことがとても重要になります。昨年度は全国の支店で約5000回と、前年度に比べセミナーの回数を約3倍に増やしました」 ――岡三証券の社風の特徴は何でしょうか。 「証券営業は入社直後から1人で戦うことができる職種です。設定した目標に向け主体的に動き、それを達成できる、能力と向上心が高い人が多いと感じます。また会社に対しては、いい結果が出たときはもちろん、結果が出なくとも頑張ったプロセスまで評価してくれているという信頼感を若手の時から持っていました。表現が適切かは分かりませんが、昔ながらの日本の家族的経営のような温かさがまだ残っていて、社員の帰属意識が高い会社だと思います。キャリアアップする過程で、学閥のようなものがないことも実感しています」 駆け出しの松山支店時代、株の魅力に目覚め、入社6、7年目に連続で社長賞を獲得した。今も当時の支店長を「師匠」と仰ぎ、年に1回は杯を傾ける。管理職となった今は積極的に部下の営業に同行する。週に1回程度は飲み会を開き、家族の話から証券業界の将来まで腹を割って話すのが楽しみという。林さんの営業哲学や人とのコミュニケーションには「家族的」な岡三の社風があふれている。(随時掲載) ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

【朝イチ便利帳】29日 日銀会合~30日、日立やコマツ、ファナックなど決算

29日はトレーディングカードゲームのブシロードが東証マザーズに新規上場する。コマツ(6301)やファナック(6954)などの決算発表が予定されている。 QUICKは7月の債券月次調査を発表する。日銀は30日までの2日間、政策決定会合を開く。   【29日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 6月の商業動態統計(経産省) 11:00 7月のQUICK月次調査<債券> その他 閣議   日銀金融政策決定会合(30日まで)   マザーズ上場=ブシロード   4〜6月期決算=塩野義、コマツ、日精工、日立、ファナック、今村証券、スクリン、オリックス、東洋、松井、東ガス、大ガス   1〜6月期決算=日電硝 海外 時刻 予定 その他 海外4〜6月期決算=ビヨンドミート   タイ市場が休場 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 6701 NEC、顔認証を全日空加盟連合に導入 日経 +2.77% 7/26 2678 アスクル独立役員会、ヤフー批判の声明 日経 +2.69% 7/26 4689 -0.91% 7/26 4528 本庶氏、小野薬提訴へ オプジーボ特許巡り 各紙 +1.38% 7/26 3064 モノタロウ、1〜6月最終益15%増 日経 +1.22% 7/26 9503 関西電、4〜6月は4年ぶり最終増益 燃料安が寄与 日経 +1.21% 7/26 8698 マネックスG社長、リブラ協会に加盟申請と公表 日経 +1.17% 7/26 3003 ヒューリック、1〜6月営業益1割増 賃料収入伸びる 日経 +0.98% 7/26 7936 アシックス、上海に「オニツカタイガー」旗艦店 日経 +0.59% 7/26 8766 東京海上傘下の東京海上日動火災保険、中小企業向け海外投資保険 政府系と 日経 +0.45% 7/26 8801 三井不NTT東電HD、五輪後最大級 都内で再開発 内幸町に高層ビル複数 日経 +0.25% 7/26 9432 -0.02% 7/26 9501 -0.39% 7/26 8697 JPX、株式公開審査厳しく 証券会社などに要請 日経 +0.05% 7/26 9437 NTTドコモ、4〜6月12%減益 日経 -0.07% 7/26 6988 日東電、4〜6月最終40%減益 スマホ向け低調 日経 -0.11% 7/26 4452 花王、1〜6月期営業益2%減 日経 -0.25% 7/26 8411 みずほFG傘下のみずほ銀、SBGの2号ファンドに最大500億円出資 日経 -0.37% 7/26 6178 日本郵政傘下の日本郵便、かんぽ生命ノルマ廃止へ(朝日、以上28日) 朝日 -0.38% 7/26 7181 0.00% 7/26 1878 大東建、4〜6月営業益2割減 受注低迷響く 日経 -0.38% 7/26 7181 かんぽ生命、契約書類偽造(朝日、以上29日) 朝日 -0.38% 7/26 6752 パナソニック(6752)とシャープ(6753)、CEATEC出展縮小 日経 -0.41% 7/26 6753 +1.17% 7/26 9101 郵船、川崎汽、商船三井の4〜6月期業績回復 日経 -0.42% 7/26 9107 -1.33% 7/26 9104 -0.80% 7/26 9202 ANAHD傘下の全日本空輸、ウラジオストク線就航 来年3月 日経 -0.49% 7/26 4755 楽天、米でクレジット参入 日経 -1.05% 7/26 8035 東エレク、4〜6月43%減益 半導体装置需要が低迷 日経 -1.37% 7/26 8028 ユニファミマ、ファミマの時短実験700店に 各紙 -1.66% 7/26 5486 日立金、4〜6月純利益81%減 日経 -1.96% 7/26 5727 邦チタ、20年3月期予想を下方修正 日経 -2.22% 7/26 6861 キーエンス4〜6月、9年ぶり最終減益 センサー低迷 日経 -3.31% 7/26 6740 Jディスプレと主要行、融資枠更新 各紙 -3.89% 7/26

AI取引、テールリスクには無力 長期投資の全面依存は難しく

日経QUICKニュース(NQN)=今晶、菊池亜矢 波乱要因の少ないごく短期の取引での活用ノウハウはほぼ確立している半面、長期投資での全面的な依存は難しい――。人工知能(AI)に対する現時点での金融・資本市場の評価だ。経験則の通じない「想定外」の事態に臨機応変に対処できないためだが、そのことを理解するには、AIの基本的な思考回路を把握しておく必要がある。 ルール有のゲームは強いが…… AIの基本は統計処理で、基準となる確率分布が安定していることが重要になる。例えば、サイコロを振ってどの目が出るかは6分の1の均等な確率。しかも1から6以外の目が出ることは絶対にない。そのような、決まった現象が決まった確率で発生する事態を高速で処理するのは得意中の得意だ。ルールが明確で、起こりうる現象すべてを想定し戦略として落とし込める、いわゆる「ゲーム」でAIはめっぽう強い。チェスや将棋、囲碁の世界での強者ぶりは皆が知る通りだ。 市場でこの「ゲーム性」を最もよく体現するのは、マイクロ秒(100万分の1秒)単位の速さで売り買いを繰り返す高頻度取引(HFT)など、パターンを単純化できるごく短期の取引だ。HFTはわずかな需給のゆがみに着目した裁定取引で「入力されたデータ(変数)に沿ってパターンを分析し、ミクロレベルの変化を察して注文を出す」(バークレイズ銀行で日本のEコマース・トレーディング部門のヘッドを務めるデービッド・サン氏)。取引自体はHFT向けにチューニングされた専用の高性能コンピューターが担う。 AIの主な役割は人間よりも早く判断をし、プログラム修正などの指示を的確に出すことだ。HFTのコンピューターと同様に、不眠不休で働き収益機会を増やせる。 中銀が意外な行動をとったら…… だが長い目で見ると、参加者が極めて多くランダムに動きやすい市場では均一な確率で起きる現象はないといっていい。そのため、ある現象から割り出したデータを将来の事象に当てはめる「予測」の精度を上げるのは厳しい。しかも、AIは知らないことや分からないことに直面すると思考を止めたり、暴走したりする。機動的な対応が可能な人間との現時点での最大の違いはここだ。 市場は、「テールイベント」と呼ばれる「起きる確率は非常に低いが、起きると影響が極めて大きい」事象にも遭遇する。確率は低いといっても、2000年以降は03年のイラク戦争から08年のリーマン・ショック、11年の欧州債務危機や15年1月のスイスフラン・ショックなど「ショック」と呼べる大変動は決して少なくなかった。そんなテールイベントのリスクに対し「AIは無力」というのが市場の定説だ。 機械分析の根幹をなす分析軸の1つに「中央銀行は理性的に動く」がある。ところが、日銀による異次元の金融緩和策など中銀が従来の行動パターンを外れるケースが増えてきた。ハイライトがスイスフラン・ショックだ。スイス国立銀行(中銀)がそれまでかたくなに守ってきた1ユーロ=1.20フランの維持姿勢を突然撤回。中銀のフラン高阻止を前提に分析してきたプログラムは総崩れとなった。 自ら誤差を修正できない…… 学界を中心に、テールリスクの予測を試みる研究が進んでいる。それでもまだ「極めて低い確率で起きうる一度きりの現象」にはてこずっているようだ。テールリスクが起きる度にデータを入力し続ければ、人間と同じように学習し、いずれ適切な判断ができるようになる――。その通りなのだが「言うはやすし」なのだ。 バークレイズのサン氏が面白い事例を教えてくれた。欧米で評判の、まるで人間が書くかのような自然な文章を書けるAIプログラムに小さな誤りが生じたとする。人間なら「あ、間違えた」とすぐに直せるが、コンピューター上の誤差はどんどん拡大し、その後の文章は支離滅裂になっていくらしい。誤差要因がデータにないためAIは誤差を検知できず、修正するすべがないわけだ。 AIにおける機械学習には、出発地と到達地を設定しルールだけを教えて正解は与えない「強化学習」がある。自動運転などで期待される手法だ。だがランダム性の強さから考えて、金融・資本市場での実用化に向けたハードルは高いだろう。机上でトレーニングを重ねても、データ上の確率は現実世界の確率にはならない。 市場環境は日々刻々と変わる。きょうは円安・ドル高で円売り・ドル買いが最適だったとしても、あすも取りうる最適の戦略になるわけではない。人間なら「あしたはあしたの風が吹く」と鼻息混じりでこなせることなのにAIはできない。その差は大きい。 ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

クラウド融資、匿名化解除で本来あるべき姿に クラウドクレジット杉山社長

QUICKイノベーション本部=吉田晃宗 ソーシャルレンディングとも呼ばれる貸付型(融資型)クラウドファンディング業界で、貸付先情報を開示する「匿名化解除」の動きが始まった。海外向け特化の貸付型クラウドファンディング事業を運営するクラウドクレジット(東京・中央)も、7月19日から情報公開をスタートした。杉山智行社長に、匿名化解除の取り組みと今後の展開について聞いた。 ネット融資仲介「貸付先の非匿名化は歓迎」 クラウドクレジット杉山社長(3/22配信)はこちら 貸付先企業が建設した中東のソーラーパネル。貸付先のGES社の社名は26日に公開 ――匿名化解除の進捗と貸付先の反応はどうですか 「貸付先のほぼ全社から社名開示の同意を頂いており、手続きが完了して情報公開が可能となったファンドから順次発表しています。成長国の成長企業にお金を届ける、という投資哲学を貫いてきたため、企業名や経営者を公開することに抵抗はまったくありません」 「匿名化解除は貸付先企業も希望していたことで、情報開示によって、投資家に事業内容や経営陣についてより詳しく理解してもらうことを期待しています。今後は、貸付先企業を招いたセミナー等も予定しており、投資家に貸付先企業をより知ってもらうための施策も実施したいと思っています」 ――投資家にもメリットが大きいと? 「2つのメリットを得られると考えています。ひとつは、当社の場合は英語にはなってしまいますが、投資家がインターネット上の公開情報を用いて独自に案件の実在性を調査することができます。また、自分の投資したお金を誰がどのように使い、社会にどういう付加価値が創出されたかが明確に分かるようになります。貸付型クラウドファンディング業界がようやく本来のあるべき姿に戻り、『クラウドファンディング2.0』が始まったと言えます」 ――今後の課題、テーマは何ですか 「累計出資金額は210億円、運用残高は120億円、ユーザー登録数は約4万に迫っています。おかげさまで、この6月には単月黒字化を達成しました。海外向けソーシャルレンディングは分散投資によってリスクを抑制できますので、投資家に一層の分散投資を促す機能を順次実装していきたいと思っています」 「業界の目標として次のステップは税制改正でしょうか。現在、ソーシャルレンディング投資における利益は分離課税の対象ではなく、雑所得扱いです。一定の透明性がある金融商品として、今後は株式や投資信託の利益と同様な扱いになるよう業界として働きかけていくことも考えています。実際、イギリスでは、ソーシャルレンディングは分離課税どころか(NISAのモデルとなった)ISAの対象となっています」

けん引役ドイツも危険水域 ECB利下げ秒読み、量的緩和再開も

QUICKコメントチーム=丹下智博 25日に発表された7月の独Ifo企業景況感指数は95.7と6月の97.5(改定値)から1.8ポイント低下した(棒グラフ緑)。市場予想(97.1)を下回り、2018年9月以降の低下基調から一向に回復の兆しが見られない。 独製造業部門のマインド悪化はより深刻だ(折れ線グラフ黒)。これまで下支えとなっていたサービス部門も低下幅を拡大しており(折れ線グラフ黄)、ドイツ経済の失速は避けがたいようだ。 © European Central Bank 2019  7月末の米国の利下げ観測がドラギ総裁の背中を押す 独連銀は23日に発表した7月の月次報告書でもドイツの第2四半期のGDPがマイナス成長になる可能性があると従前よりの悲観的な見通しを繰り返した。このためマーケットの一部では「25日の理事会で利下げも」との観測が強まり、独10年債利回りは一時過去最低水準を更新していた。 結局、ECB理事会では政策金利据え置きを決定。同時にフォワードガイダンスを修正し9月の追加利下げを示唆するとともに、量的緩和政策の再開を検討していく方針を決めた。ただ、ドラギ総裁は会見で今回は利下げを議論しなかったことを明らかにした。前のめりになっていた市場には失望感が生じた面もある。 ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

【朝イチ便利帳】26日 4〜6月の米GDP キーエンス、東エレクなど決算

26日は4~6月期の米国内総生産(GDP)の発表が予定されている。国内ではキーエンス(6861)や東エレク(8035)、NTTドコモ(9437)などが4~6月期の決算を発表する。   【26日の予定】 国内 時刻 予定 8:30 7月都区部消費者物価指数(CPI、総務省) 10:20 3カ月物国庫短期証券の入札(財務省) その他 4〜6月期決算=日立金、OKI、キーエンス、日東電、東エレク、マネックスG、岩井コスモ、NTTドコモ、関西電 海外 時刻 予定 21:30 4〜6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値 その他 1〜6月期決算=ルノー 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 6645 オムロン、42%減益 4〜6月最終 自動化装置が不振 日経 +3.40% 7/25 8089 すてきナイス粉飾、下方修正避ける狙いか 元会長、役員に厳命 日経 +2.11% 7/25 9984 ソフトバンクG、AI投資12兆円 2号ファンドで 各紙 +1.79% 7/25 3197 すかいらーく、営業益7%増 1〜6月、「ガスト」客単価伸びる 日経 +0.85% 7/25 6436 アマノ、営業益5割増 4〜6月 就労管理システム好調 日経 +0.66% 7/25 9104 商船三井社長、ホルムズ海峡 運航継続強調 日経 +0.51% 7/25 6702 富士通、4〜6月純利益9割減 退職給付変更 利益計上の反動 日経 +0.02% 7/25 8604 野村アセット、野村役員案に賛成 議決権行使結果を開示 日経 -0.02% 7/25 6701 NECが開発のAI、熟練者の意思決定模倣 10倍以上の速さで判断 日経 -0.23% 7/25 4519 中外薬の純利益最高 1〜6月、42%増 日経 -0.96% 7/25 6504 富士電機の純利益48%減 4〜9月 日経 -2.02% 7/25 7201 日産自、1万2500人削減 生産能力1割減 4〜6月営業益99%減 海外工場閉鎖も 各紙 -2.04% 7/25 6305 日立建機の純利益13%減 4〜6月 日経 -2.89% 7/25

減益決算でも自信の永守節は買い 日電産、車載モーターで回復へ

QUICKコメントチーム=本吉亮 本格スタートした主力製造業(3月期決算企業)の四半期決算で、市場の注目を集めたのはやはり日本電産(6594)だった。 24日の決算発表説明会に登壇した永守重信会長は「足元で最悪期を脱し、7~9月期以降に業績回復を見込む」と語った。受注急減でリーマンショック級の事態に警鐘を鳴らした半年前からは想像もつかないほどの自信に満ちた表情だった。 2019年4~6月期(1Q)連結決算は、中国景気の減速などの影響で売上高が前年同期比3.0%減の3608億円、営業利益は38.8%減の279億円で、QUICKコンセンサス(9社平均)の1Q売上高3629億円、営業利益348億円を下回る厳しい着地となった。 ただ、永守会長は手ごたえを感じているようだ。1Q決算は前年同期比では大幅減益ながら、1~3月期(前4Q)に比べると売上高は2.2%増、営業利益は4.9倍と回復しており、「在庫処理も終えて、業績は最悪期は脱出した」と語った。中国などマーケット環境は良くないものの、「自助努力(WPR3活動によるコスト構造改革)により利益は出す」と、据え置いた通期業績の達成に自信をみせた。 市場も、強気が戻った「永守節」に勇気づけられたとみえる。25日午前の株式市場で、日電産株は大幅に続伸。前日比5.7%高の1万5030円まで買われ、7月3日以来およそ3週間ぶりの高値を付けた。 永守会長が業績改善の根拠としているのが車載事業だ。車載事業は17年度に2954億円の事業規模だったが、20年度には6000億円に倍増する見込み。そのけん引役としてエンジンに代わるモータと言われる「トラクションモータ」を挙げた。 トラクションモータとは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などにおいて駆動力を発生させる中核部品で、「モータ」「インバータ」「ギア」を一体化したシステム製品。日本電産は内製の強みと軽薄短小技術を活かし、完全機電一体型により、小型・低コストを実現させる。 7月時点のトラクションモータの受注量は、中国2社からの受注獲得で2020年度分が30万台、21年度は50万台(4月時点では20年度が20万台、21年度は21万台)に急増。足元で受注が相次いでおり、欧州のOEMメーカーからも引き合いが強く、今は生産能力の増強を課題に挙げる。 中国で第1工場が稼働中だが、第2、第3工場も建設中。欧州でも工場立ち上げを模索しているという。トラクションモータの事業規模が100万台を突破すると、収益に大きく貢献するようだ。それはHDD事業で収益を拡大させた当時と似た環境だという。 トラクションモータの利益率はどの程度まで高めるつもりなのかという問いに対して、永守会長は「もちろん利益率100%を狙う(笑)」と冗談を言うほどの余裕もみせた。中国や欧州では自動車のEVシフトが急速に進むとみられ、日本電産の車載事業の拡大につながりそうだ。 ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

【朝イチ便利帳】25日 日産自やアマゾン決算 ECB理事会、トルコ中銀会合

25日は日立建機(6305)や日産自(7201)が2019年4~6月期決算を発表する。米国ではアマゾンなど主要企業の決算発表が相次ぐ。欧州中央銀行(ECB)の理事会があり、ドラギ総裁が会見する。トルコ中央銀行が発表する政策金利も注目だ。   【25日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 6月の企業向けサービス価格指数(日銀)   対外及び対内証券等売買契約(財務省) 10:30 2年物利付国債の入札(財務省) 14:00 6月の外食売上高(日本フードサービス協会) その他 4〜6月期決算=日清粉G、日立建機、富士電機、オムロン、富士通、日産自、カブコム   1〜6月期決算=中外薬 海外 時刻 予定 20:45 欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表 21:30 ドラギECB総裁の定例記者会見   米新規失業保険申請件数(週間)   6月の米耐久財受注額 その他 7月の独Ifo企業景況感指数   トルコ中銀が政策金利を発表   4〜6月期決算=アルファベット、アマゾンドットコム 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 6857 アドテスト4〜6月13%減益 メモリー向け低迷響く 日経 +3.90% 7/24 4063 信越化、今期純利益2%増 ウエハー値上げ浸透 日経 +2.18% 7/24 9984 米司法省、ソフトバンクグループ傘下のスプリントとTモバイルの合併承認へ 各紙 +1.00% 7/24 7201 日産自、4〜6月営業益9割減 人員削減積み増しへ 日経 +0.95% 7/24 2432 ディーエヌエ南場会長、100億円ファンドの出資先の半分を独立社員の企業に 日経 +0.95% 7/24 6594 日電産、3四半期連続減益 中国減速、晴れぬ業績 日経 +0.81% 7/24 7912 大日印、イベント事業に参入 アニメなど知財活用 日経 +0.76% 7/24 7751 キヤノン今期37%減益 10年ぶり低水準に 医療機器シフト道半ば 日経 +0.74% 7/24 2651 ローソン、食品ロス削減 実証実験、15万人が利用 日経 +0.37% 7/24 2705 大戸屋HD、米東部に積極出店 日経 +0.31% 7/24 3407 旭化成、吸音効果2倍の不織布 自動車向け、騒音規制拡大で需要 日経 +0.30% 7/24 2158 フロンテオ、新薬開発の情報、AIで効率収集 日経 +0.26% 7/24 9434 ソフトバンク自社株買い上限740億円 日経 +0.03% 7/24 2914 JT、「わかば」「エコー」など3銘柄終了へ 日経 +0.02% 7/24 8036 日立ハイテク、半導体装置の新工場 300億円欠け茨城に 日経 0.00% 7/24 4689 ヤフーがアスクル社外取再任反対 独立取締役不在に 各紙 0.00% 7/24 2678 -2.10% 7/24 3938 LINE、1〜6月期最終赤字266億円 スマホ決済投資膨らむ 日経 0.00% 7/24 7211 三菱自、4〜6月純利益67%減 北米販売が減速 日経 -0.19% 7/24 7181 かんぽ生命不正、外部から究明 調査委を設置 各紙 -0.27% 7/24 8604 野村など、ブロックチェーンで社債 来夏にも実用化 日経 -0.96% 7/24 4751 サイバー、19年9月期営業益4%減に上方修正 コスト構造見直し 日経 -1.12% 7/24 8771 イーギャランティ4〜6月経常1割増益 売掛債権の保証増加 日経 -1.31% 7/24 9501 東電HD(9501)、福島第2廃炉を表明 費用2800億円、上振れも 各紙 -1.36% 7/24 1803 清水建が洋上風力建設船 500億円投資 世界最大級、着工へ 各紙 -1.45% 7/24 9613 NTTデータ、潜在融資先をAIで予 日経 -1.48% 7/24 3950 ザパック、インドネシアに紙袋工場 脱プラ需要期待 日経 -2.34% 7/24 3825 リミックス仮想通貨流出、特損36億円、7〜9月期に計上 日経 -4.19% 7/24

強権大統領の「圧」に屈するトルコ中銀 前総裁クビ、今度は利下げ濃厚

日経QUICKニュース(NQN)=矢内純一 景気と支持率浮揚を狙って大統領が中央銀行に利下げを強要する構図は、洋の東西を問わないようだ。 エルドアン大統領によって7月上旬にチェティンカヤ総裁(当時)が更迭されたトルコ中央銀行は25日、金融政策決定会合を開く。22日にはロイター通信が更迭の理由として「6月に3%の利下げを総裁が拒否していたこと」を伝えた。利下げ見送りが更迭を招いたとあって、新しいウイサル総裁下での初めての会合は、利下げが確実視されている。 ロイターが関係者の話として伝えたところによれば、「中銀は6月に3%の利下げ、7月にも追加利下げを要求されていた」という。ただ、5月に消費者物価指数(CPI)の上昇率が前年比18.7%となり、中銀の目標(5%)を大幅に上回っていた。高インフレなどを背景にトルコ中銀は6月の会合で、主要な政策金利である1週間物レポ金利を年24%で据え置いた。インフレ率の高さから利下げは時期尚早と判断した。 景気浮揚のために金利を下げたいエルドアン氏と、物価上昇抑制のために高い金利を維持したいチェティンカヤ氏との溝はなかなか埋まらなかったようだ。6月下旬にはトルコ最大都市イスタンブール市長選の再選挙で、エルドアン氏が推す与党候補が大敗。高い金利が足かせとなり、経済活動の停滞を招き、支持を得られなかった面もある。エルドアン氏の矛先が中銀総裁に向いたのは、自然な流れだったのかもしれない。 エルドアン氏が後任のウイサル氏にも利下げを強いるとの見方は根強い。市場では「3%程度の利下げに踏み切るのではないか」(野村証券の中島将行・外国為替エコノミスト)との声がある。利下げの幅にばらつきはあるものの、トルコ中銀が25日の会合で利下げするとの予想が大勢だ。 ただ、仮に大幅な利下げに踏み切っても、トルコの通貨リラが大きく値を下げるとの声は少ない。投機筋にとっては「金利が高いため、空売りをしにくい通貨」(国内証券)である上、米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)が緩和バイアスを強めているため、主要通貨に対してリラ安が進みにくい状況にある。対円でも、6月以降のレンジである1ドル=18~19円台で底堅い動きが続きそうだ。 ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

スポーツ投資は汗をかく(^^;) 日清、楽天、SBのバスケ八村効果いかに

QUICKコメントチーム=根岸てるみ、写真=Jun Sato/WireImage 2020年東京五輪の開会式まで、きょうでちょう1年。今年9月にはラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会も控えており、相次ぐ大きなイベントをきっかけに政府はスポーツを成長産業にしたいと目論む。広告宣伝や既存ビジネスとの相乗効果を狙い、ソフトバンクグループ(9984)や楽天(4755)といったIT大手はスポーツ業界に食指を動かしている。 政府はスポーツの市場規模を25年に15兆円(2012年時点5.5兆円)程度に拡大させたい考え。スポーツといっても、靴やウエアを扱うスポーツ用品からトレーニングジム、さらにはeスポーツと分野は幅広いが、野球やサッカーといったプロスポーツ市場の伸び率が大きくなるとの試算がある。 そんな中でにわかに注目を浴びるのがバスケットボールだ。八村塁選手がプロバスケットボールNBAで日本人初のドラフト1巡指名を受けたため、メディアで報じられる機会が増えた。日清食品ホールディングス(HD、2897)は八村選手とスポンサー契約を結んだ。 日清食品ホールディングスは八村選手を起用したネットコマーシャルを配信するなどして海外でのブランド発信を強化する(22日の記者会見) スポーツチームの運営にスポンサーは欠かせない存在。最近はIT大手が名乗りを上げるケースが目立つが、バスケットについては現在のところソフトバンクと楽天の参入にとどまる。ソフトバンクはBリーグのトップパートナー。楽天はNBAのチームとパートナー契約を結んでいるほか、動画配信サービス「Rakuten TV」はNBAに関する国内配信を握っている。 だがうま味があるかというと、難しい面がある。スポンサー契約料は公開されないことが多いが、米スポーツ専門局ESPNによると、楽天はNBAのチームと年2000万ドル(約22億円)で3年間契約したという。そのほか、スペインFCバルセロナとの契約金は年5500万ユーロ(約65億円)とされ、国内テニストーナメントのパートナーシップ、プロ野球チーム東北楽天ゴールデンイーグルスの運営を合わせると相当な額に膨らむ。半面、楽天のプロ野球球団の運営などを手掛けるコミュニケーションズ&スポーツ部門は苦戦が続く。2018年12月期通期の営業損益は、120億円の赤字だった。海外の著名なスポーツチームとのスポンサー契約で知名度を一気に広めて売上を拡大し、打倒アマゾン(@AMZN/U)を掲げたものの、現実は厳しいようだ。 ソフトバンクについては年30億円、4年で120億円をBリーグに投じたといわれる。大きなスポーツイベントの開催日が近づくにつれ、株式市場でスポンサー企業などが注目される機会が増えそうだが、投資効果をしっかり見極める必要があるだろう。 ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

高すぎて売れ行き鈍った米中古住宅 ローワーマンハッタン賃貸は高騰

QUICKコメントチーム=丹下智博 「ニューヨークは全く指標性ありませんけれど、不動産賃貸の価格はすごいです。南の方にトライベッカというおしゃれゾーン(代官山や青山のような?高級住宅地)があるそうなのですが、50~60平米前後の1DKのような間取りで、月額の中央値が4200ドルでした。日本のざっくり2倍、サンフランシスコはもっと高いそうです。狂ってますね」(NYに転勤したエコノミスト) 23日発表の6月米中古住宅販売件数は年率換算527万戸と前月比1.7%減少、3カ月ぶりの減少となった。市場予想(535万戸)にも届かなかった。 販売価格(中央値)は前年同月比4.3%値上がりの28万7500ドル(約3100万円)となり、過去最高を更新した。指数を公表する全米不動産協会(NAR)のエコノミストは「価格の上昇が需要を冷やしている」と分析した。金融緩和による資産価格の高騰はどうやら株式相場だけではないようだ。 ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

【朝イチ便利帳】24日 日電産・キヤノンなど決算、米・ユーロ圏PMI フェイスブックなど決算

24日は内閣府が5月の景気動向指数改定値を発表する予定。IPO関連ではビーアンドピー(7804)などが東証マザーズに新規上場する。企業決算では、信越化学工業(4063)や日本電産(6594)、三菱自動車工業(7211)などが2019年4~6月期を、キヤノン(7751)などが1~6月期の決算を発表する。 海外では7月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)や米製造業購買担当者景気指数(PMI)を発表するほか、6月の米新築住宅販売件数を公表する予定だ。英与党党首ジョンソン氏が首相に就任する。米企業決算では、フェイスブックやボーイング、キャタピラーなどが2019年4~6月期決算を発表する。   【24日の予定】 国内 時刻 予定 14:00 5月の景気動向指数改定値(内閣府) その他 4〜6月期決算=信越化、日電産、アドテスト、三菱自、JAFCO   1〜6月期決算=キヤノン   東証マザーズ上場=ビーアンドピー 海外 時刻 予定 16:15 7月の仏購買担当者景気指数(PMI、速報値) 16:30 7月の独PMI速報値 17:00 7月のユーロ圏PMI速報値 22:45 7月の米製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値、IHSマークイット調べ) 23:00 6月の米新築住宅販売件数 23:30 米エネルギー省の石油在庫統計(週間) その他 英新首相が就任   EU財務相理事会(ブリュッセル)   4〜6月期決算=フェイスブック 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 2502 豪事業買収、「日欧豪3極を基盤に」 アサヒ社長 日経 +2.35% 7/23 3863 日本紙、工場の異常監視システムを海外販売 日経 +1.86% 7/23 5201 AGC、建築ガラス値上げ 10〜15% 日経 +1.75% 7/23 3258 ユニゾHD、HISTOBに意見留保 日経 +1.46% 7/23 9603 -0.15% 7/23 3407 旭化成、4〜6月営業益1割減 中国向け部材不振 日経 +1.11% 7/23 7201 日産自、世界で1万人超削減 業績回復へ生産体制見直し 共同通信 +0.97% 7/23 8056 ユニシス、海外送金手続き電子化 日経 +0.85% 7/23 4922 コーセー、銀座に体験型店舗 AI美容など無料で 日経 +0.83% 7/23 8060 キヤノンMJ、1〜6月純利益27%増 日経 +0.69% 7/23 5423 東京製鉄、減益幅縮む 今期単独、原料の鉄スクラップ下落 日経 +0.35% 7/23 6178 アフラックも実態調査、日本郵政グループの日本郵便に販売委託の保険契約 各紙 -0.09% 7/23 8801 三井不、箱根に外資高級ホテルを誘致 22年開業 日経 -0.63% 7/23 4539 高血圧薬でカルテル疑い 公取委、日本ケミファと鳥居薬品に立ち入り 日経 -1.15% 7/23 4551 +1.08% 7/23 9792 ニチイ学館、4〜6月営業益2倍 不採算の教育事業整理 日経 -2.24% 7/23

外債投資うまみ薄れ、行き場失う生損保マネーは超長期債へ

QUICKコメントチーム=池谷信久 日本証券業協会が22日に公表した6月の公社債店頭売買高で、生損保の超長期債投資が継続していることが明らかになった。30年債利回りは5月末の0.460%から6月末には0.355%へ約0.1%低下したが、買い越し額が3203億円と5月の3170億円と同レベルだった。背景には外債投資の利回りの低さがある。 米10年国債の利回り(①)は2%を超えているが、為替ヘッジ後の利回りはマイナスになっている。一方、仏10年国債の利回り(②)はマイナスだが、ヘッジを付けることで若干のプラスになっている。ただ、その利回りはJGBの20年債(③)よりも低く投資妙味は乏しい。 海外の中央銀行は緩和姿勢を強めており、外債の利回り上昇はますます期待しにくくなっている。行き場の無い生損保マネーが超長期債に向かう動きは当面続きそうだ。 ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

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