世界貿易の鈍化、こっちのFedは急ブレーキ 業績下方修正フェデックスに売り殺到

19日の米株式市場でフェデックスが急落。前日比22.5ドル(12.16%)安の162.51ドルで終えた。18日の引け後に発表した業績下方修正を嫌気し売りが膨らんだ。2019年5月期通期の予想1株利益(EPS・特殊項目を除く)は、従来予想の17.2~17.8ドルから15.5~16.6ドルに引き下げられた。足元の数カ月で世界的に貿易が鈍化していることが背景にある。同社は早期退職制度や採用の抑制などによるコスト削減で対応する考えだ。 下方修正を受けてアナリストの目標株価引き下げが相次いでいる。QUICK FactSet Workstationによると、フェデックスの目標株価は市場平均で245.38ドルと、11月末の289.88ドルから急低下している。バンクオブアメリカ・メリルリンチは、19年度のEPSを12.15ドルと会社予想をさらに下回ると予想。目標株価を220ドルから193ドルに引き下げた。(根岸てるみ) ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

米景気後退の兆し?ここにも 先行指標のダウ輸送株が急落 

4日の米株式市場で景気の先行指標とされる「ダウ輸送株平均」が急落した。前日比の下落率は4%を超え、ダウ工業株30種平均の3%を上回った。 米景気の減速懸念や、モルガン・スタンレーが4日付で物流のUPSとフェデックスの目標株価を引き下げたことも響いた。モルガンは両社とアマゾン・ドット・コムの航空輸送の競争が激しくなるとみており、UPSの目標株価を92ドルから87ドル、フェデックスを240ドルから230ドルにそれぞれ引き下げた。UPS株は7%超下落し、フェデックスの下落率は6%を超えた。 一方で、そのアマゾンも大幅安となった。下落率は6%近くに達した。米財務省が郵便公社の改革に関するタスクフォースの報告書を発表したのが警戒された。業績が厳しい郵便公社の経営を改善しようと価格の上限を撤廃し、納税者の負担を減らしつつ、必要不可欠な郵便サービスの改革を図る内容。トランプ大統領はこれまで「郵便公社がアマゾンの配達坊やになっている」などと指摘し、アマゾンが郵便公社と有利な配送料金を契約しているのではないかと批判していた経緯がある。(根岸てるみ、片平正二) ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。  

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