【朝イチ便利帳】12日 ECB政策、米CPI、東京ゲームショウ(~15日)

 12日は内閣府が7月の機械受注を発表し、日銀が8月の企業物価指数を公表する。ゲーム見本市「東京ゲームショウ」が幕張メッセで開幕する。海外ではマレーシア中央銀行や欧州中央銀行(ECB)、トルコ中央銀行が金融政策を決める。   【12日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 8月の企業物価指数(日銀)   7月の機械受注統計(内閣府)   対外対内証券売買契約(週間、財務省) 11:00 8月のオフィス空室率(三鬼商事) 13:30 7月の第3次産業活動指数(経産省) 15:00 8月の投信概況 その他 ゲーム見本市「東京ゲームショウ」が開幕(幕張メッセ、15日まで)   福証Qボード上場=ピービーシステムズ 海外 時刻 予定 3:00 8月の米財政収支(13日) 18:00 7月のユーロ圏鉱工業生産 20:00 トルコ中銀が政策金利を発表 20:45 欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表 21:30 ドラギECB総裁の定例記者会見   米新規失業保険申請件数(週間)   8月の米消費者物価指数(CPI) その他 韓国市場が休場   マレーシア中銀が政策金利を発表 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 9501 東電HD、送電投資の抑制響く 千葉停電 復旧あす以降 各紙 +4.89% 9/11 8306 格付け見直し 邦銀に波紋 ムーディーズ、三菱UFJの評価下げも 超低金利のリスク警戒 日経 +4.43% 9/11 4689 ヤフー、ZOZOを買収へ 前沢社長は経営から退く 日経電子版 +3.11% 9/11 3092 +2.55% 9/11 9308 乾汽船、投資会社から臨時総会請求 報酬など巡り 日経 +2.62% 9/11 6954 機械の稼働従業員の作業データ、クラウドで安全に管理 ファナックや富士通、納入先の効率化支援 日経 +1.90% 9/11 6702 -1.23% 9/11 7912 大日印、自社株買い 600億円上限 日経 +1.43% 9/11 9020 JR東日本、高架下に学生向け賃貸 日経 +1.26% 9/11 8028 米アマゾン、店駅にロッカー ファミマ小田急と 宅配の再配達削減 日経 +0.94% 9/11 9007 +1.99% 9/11 9681 東京ドーム 2〜7月期純利益12%増   +0.92% 9/11 2678 アスクル、ネット通販黒字化へ 22年5月期メド 日経 +0.54% 9/11 7150 島根銀再生「1年かけない」 SBIの北尾CEOに聞く 不動産子会社設立も 日経 +0.41% 9/11 6741 信号、無線式システム受注 日経 +0.41% 9/11 9434 ソフトバンクの端末代半額免除、批判相次ぐ 総務省有識者会議 日経 +0.26% 9/11 6841 横河電、医薬食品向け機器事業を黒字化 来期計画 日経 -0.96% 9/11

トルコリラ、対円で3カ月ぶり高値 利下げでも翌日物金利は下がらず

日経QUICKニュース(NQN)=編集委員 今晶 外国為替市場でトルコリラの対円相場が上昇している。29日の海外市場では一時1リラ=19円台半ばと4月中旬以来の高値を付けた。トルコ中央銀行は25日に政策金利である1週間物レポ金利を4.25%引き下げて19.75%としたが、低金利国の日本に比べ圧倒的に高い状態に変わりはない。しかも日本の個人投資家に深くかかわる「翌日物金利」はほとんど下がっておらず、リラの買い安心感を誘っている。 個人が手掛ける外為証拠金(FX)取引で利息収益に相当する「スワップポイント」は円とリラの交換取引である「為替スワップ」の動きに左右される。基本的には短期金融市場における翌日物の金利格差を反映し、一日あたりいくらで算出する。 だがここ数カ月のリラのスワップ市場では、「空売り」に目を光らせるトルコ規制当局によって金利が高めの水準に張り付いている。3月下旬、スワップを通じた翌日物のリラ調達コストが1000%を超えたのは記憶に新しい。中銀が利下げをし短期市場に影響が及んだとしてもおいそれとは下げられない構図になっている。 日本のFX会社が30日朝時点で提示しているスワップポイントにはばらつきがみられるものの、多いところでは1万通貨あたり100円前後でトルコの利下げ前とさほど変わっていない。利回りに換算すると年18%前後で政策金利よりも低い。スワップ市場の不透明さを背景にもともとスワップポイントを抑え気味に示していた会社は利下げ後に直ちに対応する必要がなかったと考えられる。 昨年8月に起きたトルコショックからまもなく1年。トルコ国内では中銀総裁の交代で独立性への懸念が再燃し、国外では中東情勢が混迷したままでリラ安の圧力はくすぶっている。そんな中でも、背に腹は代えられないとの切迫感から来るリスクをとった「金利志向」は根強いようだ。 ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

再び動き始めたトルコリラ買い 「利下げ当面なし」の観測、市場不安やわらぐ

外国為替市場でトルコリラが戻り歩調を強めている。対円は1月31日に1リラ=21円台を回復し、およそ1カ月ぶりの高値を付けた。トルコ中央銀行が公表した四半期インフレ報告書をきっかけに、当面は利下げはないとの見方が広がった。米連邦準備理事会(FRB)が金利引き上げの姿勢を後退させていることも米ドル安を通じてリラの買い安心感につながっている。 トルコ中銀は1月30日に最新のインフレ報告書を発表し、2019年末のインフレ率見通しを14.6%とした。2018年10月時点の15.2%から下方修正し20年末のインフレ見通しも引き下げたが、市場関係者が注目したのは予想の前提が「引き締め的な政策スタンス」だった点だ。 トルコでは3月末、首都のアンカラや最大都市イスタンブールの市長などを選ぶ統一地方選を控える。市場では「エルドアン大統領が選挙前の景気刺激策として利下げを求め、中銀が応じるのではないか」との思惑が出ていたものの、インフレ報告書を受けて「中銀はテコでも動かないとの見方が強まった」(野村証券の中島将行・外国為替アナリスト)という。 中銀の「自信」の背景として、昨年夏から秋にかけてのリラ安がトルコ経済に好影響を及ぼし始めたことも見逃せない。トルコの文化観光省によると、18年の外国人旅行者数は過去最高となった。リラ急落でトルコ旅行の割安感が高まった。一時はブランド品を安く買おうとする企業の「トルコ詣で」が広がった。いずれにせよ外貨獲得が進めば、ドル建て債務の多いトルコのファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)改善を促す。 しかも18年終盤から米金利の先高観が薄れ、「トルコショック」の一因にもなった米ドル高圧力が薄れている。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループが金利先物から算出する米国の金融政策予想「フェドウオッチ」によると、直近では19年は「利上げなし」が76%、「1回の利下げ」が17%。利上げを織り込む動きはしぼんでいる。高金利通貨であるリラには資金が流入しやすい。 米国株の変動性指数(VIX指数)は足元では2カ月ぶりの低さ。市場の不安心理は和らいでいる。高金利のリラが投資家の視線を集める条件は整ってきた。 〔日経QUICKニュース(NQN) 矢内純一〕 ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。

虫の息トルコ、大幅利上げで一息 鼻息荒い大統領なお不安材料

トルコ中銀は13日、政策金利を6.25%引き上げ、年24%とした。リラは発表前の1ドル=6.4リラ台から一時6.0リラ近くまで急伸(グラフ赤、逆目盛)。対円では1リラ=17円台前半から18円台半ばまで買われた(グラフ青)。 イスタンブール証券取引所のBIST100指数は前日比2.37%(2191.78)高の94419.15となった。トルコ向けエクスポージャーが高く財務不安が懸念されていたバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア)も4.27%高だったほか、域内の銀行株や金融株が全般的に高い。 ■BIST100指数   ■バンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア ただ、通貨安の背景にあるトルコの高インフレや米国との対立は続いており、先行き不安が払しょくされた訳ではない。金融引き締めに否定的なエルドアン大統領は、13日も中銀の政策を批判しており、今後、金融政策に介入してくる可能性もある。このままリラが戻り歩調に向かうかどうかは不透明だ。(池谷信久、中山桂一) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

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