逆イールド「CRAZY」とアンタが言うな! 専門家は景気後退入り「NO」

QUICKコメントチーム=池谷信久、片平正二、松下隆介 写真=Jeff Swensen/Getty Images、イラスト=たださやか 12年ぶりに米国債券市場で発生した逆イールドに対して、逆ギレ気味のツイッター砲がさく裂した。トランプ米大統領は「CRAZY INVERTED YIELD CURVE!(逆イールドはクレージー) 」と投稿。「 Our problem is with the Fed. Raised too much & too fast. Now too slow to cut(問題はFRBにある。利上げは速すぎるが、利下げは遅すぎる)」と重ねてFRBを批判した。CMEの「Fedウオッチ」では9月のFOMCにおける50bpの利下げ確率が前日の3.8%から21.2%へ上昇した。 トランプ大統領のツイッター 逆イールドは景気後退(リセッション)の前兆と言われ、この日の株式市場の大幅安につながったが、専門家の間では冷静な見方が目立つ。 ジャネット・イエレン前FRB議長は14日、FOXビジネスに出演し、「将来の金融政策に対する市場の見方が長期金利を押し下げているが、それ以外にも多くの要因がある」と指摘。米国がリセッション入りするかどうかについて「答えは恐らくノー。ただ、明らかにリセッションの確率は上昇している」などと述べた。 「それ以外の多くの要因」が何なのかは明らかだ。 野村証券の松沢中氏はリポートで、現在の逆イールド化は、FRBよりも政治が作り出している側面が強く、最も現実的かつ有効な処方箋は「比較的妥協し易い『農産品輸入拡大』で米中が『合意』し、通商摩擦を緩和させることだ」と指摘した。ナバロ大統領補佐官やトランプ大統領はFRBを批判しているが、景気懸念解消をFRBに求めることは「おそらく誤っており、その間は逆イールド解消、リスクオンへの転換は難しいだろう」としている。 また、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズのエスティ・ドウェク氏(グローバル・マーケット・ストラテジー、ダイナミック・ソリューションズ責任者)は、「世界経済の減速が続き、米中貿易戦争への警戒感が先行き不透明感を強めているが、景気後退の瀬戸際にあるとは思わない」と指摘。みずほ証券の上家秀裕氏も15日のレポートで、FF金利や3カ月TBと10年債は既に逆イールドとなっており、「景気後退入りの確率が高まったとは言い難い」との見解を示している。 ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

貿易交渉で圧力→景気業績に下押し圧力→利下げ圧力 対中関税第4弾の衝撃波

QUICKコメントチーム=池谷信久、片平正二 イラスト=たださやか ①貿易交渉の相手国に圧力をかける、②その影響で実体経済や企業収益に下押し圧力がかかる、③だから景気下支えのためFRBに利下げ圧力をかける、とみれば、衝撃と混乱を与え続けるトランプ流が理解しやすくなる。   トランプ大統領が1日にツイッターで、「中国は大量の農産物を米国から輸入すると合意したが実際には実施しなかった。9月1日から3000億ドル規模の中国製品に対して10%の関税を課す」とつぶやき、対中関税の第4弾を発動する方針を表明した。米中の閣僚級貿易協議が7月末に再開されたものの、事態が悪化する可能性が高まっている。 9月利下げ確率80%台に急上昇 シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が金利先物から市場の利下げ予想の確率を算出する「Fedウオッチ」では1日、9月の利下げ確率が80%台に急上昇した。米サプライマネジメント協会(ISM)の7月の製造業景況感指数が市場予想を下回ったことに加え、トランプ大統領のツイッターを受け、米中貿易摩擦が激化し、米景気が減速するとの懸念が広がったためだ。7月31日にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見が市場想定以上にタカ派的だったことで、利下げ確率は50%台に低下していた。 アップルの1株利益4~8%減も エバコアISIは1日付のITハードウェアに関するリポートで「第4弾が発動されれば、今後の(業績の)インプリケーションに大きな影響を与えると見込まれる。中国から部品などを調達する企業にとって関税で価格が上昇すれば、米国向け輸出製品の需要が減る。一方、中国側が報復措置で米国からの輸入品に対して関税をかけるようなら、米国からの輸出品の需要に悪影響が出るだろう」と指摘した。 アップルやアンフェノール、HPなどに影響が大きい一方、影響が小さい銘柄としては中国売上高が6%以下のインターナショナル・ビジネス・マシーンズやCDWを挙げた。その上で「アップルに関しては10%の関税に伴う製品値上げによって、1株当たり利益(EPS)に4~8%の影響が出る可能性がある」と見込んだ。 政権幹部で戦略的判断、周到な準備か 今回のトランプ大統領のツイートに関して、米経済専門チャンネルのCNBCで政治問題を担当するEamon Javers氏は1日にツイッターで「ホワイトハウスの関係者によると、きょう11時30分に行われた会議でトランプ大統領は上海で行われた貿易協議に関してムニューシン財務長官、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表から報告を受けた」とつぶやいた。 その後、別のツイートで「トランプ大統領が対中関税の第4弾のツイートを下書きを書いている時、トランプ大統領と一緒に会議に出席していたのはムニューシン財務長官、マルバニー米大統領首席補佐官代行、ナバロ大統領補佐官(通商製造政策局長)、国家経済会議(NEC)のクドロー委員長だった。トランプ氏が自分の言葉でツイートを書く上でアドバイスをしていた」とも明らかにした。トランプ大統領の突発的な思いつきではなく、上海で行われた米中の閣僚級協議の結果を踏まえ、トランプ政権幹部で戦略的な判断が示された可能性があるようだ。 Eamon Javers氏はさらに別のツイートで「私はトランプ大統領に『なぜ25%ではなく10%で中国に関税を課すのか』と尋ねた。彼は『これは段階的に行わる』と言った、そして彼は『適当と思うような水準に徐々に上げたり、徐々に下げたりできる』と述べた」とつぶやいた。今回、10%という数字が示されたのは、今後の米中の貿易協議を巡って交渉余地を残したものなのかも知れない。 トランプ大統領は普段はiPhoneでツイートを発しているが、対中関税の第4弾を表明した一連のツイートはWebアプリ経由だった。入念に下書きを作成していた可能性が示唆されていた。 ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

【朝イチ便利帳】11日 ファストリ、安川電など決算 米CPI、議会証言

11日は経産省が5月の第3次産業活動指数を発表するほか、財務省が週間の対外・対内証券売買契約を公表する。企業決算では、ファストリ(9983)が2018年9月~19年5月期、ローソン(2651)や安川電(6506)が2019年3~5月期の決算を発表する。 海外では6月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、パウエルFRB議長が米議会上院で証言される予定だ。 【11日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 対外対内証券売買契約(週間、財務省) 11:00 6月のオフィス空室率(三鬼商事) 13:30 5月の第3次産業活動指数(経産省) 15:00 6月の投信概況 その他 3〜5月期決算=ローソン、安川電   9〜5月期決算=ファストリ 海外 時刻 予定 0:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が討論に参加(12日) 1:30 バーキン米リッチモンド連銀総裁が講演(12日) 2:30 クオールズFRB副議長が討論に参加(12日)   ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演(12日) 3:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月18〜19日開催分)   6月の米財政収支(12日) 6:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が講演、質疑応答に参加(12日) 21:30 米新規失業保険申請件数(週間)   6月の米消費者物価指数(CPI) 23:00 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米議会上院で証言 その他 ボスティック米アトランタ連銀総裁が講演 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 7581 サイゼリヤ、営業益2%増 9〜5月、海外で新店増 日経 +1.23% 7/10 3626 企画の発想、AIで支援 TIS、博報堂DYの博報堂と開発 関連単語ネットから拾う 日経 +1.22% 7/10 2433 +0.33% 7/10 4530 久光薬、純利益45%減 3〜5月、新興国で出荷減 日経 +0.80% 7/10 3543 コメダ、純利益5%増 3〜5月、出店拡大が寄与 日経 +0.19% 7/10 7013 インドLNG基地受注 IHIなど工費800億円、22年稼働 日経 -0.12% 7/10 7974 任天堂、携帯用「スイッチ」9月発売 各紙 -1.33% 7/10 8244 近鉄百の今期、純利益22%減 上方修正 日経 -1.36% 7/10 8028 ユニファミマ、48%増益 3〜5月最終、ブランド統合効果 日経 -1.47% 7/10 7453 良品計画、5年ぶり減益 3〜5月最終、人件費増が重荷 売り上げは好調、物流コスト課題 日経 -1.71% 7/10 9603 HIS、ホテル事業に活路 ユニゾHDにTOB、保有比率45%狙う 「敵対」に発展の可能性 各紙 -4.58% 7/10 3258 +20.10% 7/10 7181 かんぽ生命、不適切契約9.3万件 各紙 -5.04% 7/10

【朝イチ便利帳】10日 中国の6月物価指数、パウエルFRB議長が議会証言

10日は中国国家統計局が6月の消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)を発表する。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米議会下院で証言する。国内では日銀が6月の企業物価指数を発表する。良品計画(7453)とユニファミマ(8028)が3~5月期決算を発表する。   【10日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 6月の企業物価指数(日銀) その他 3〜5月期決算=良品計画、ユニファミマ 海外 時刻 予定 3:00 クオールズ米連邦準備理事会(FRB)副議長が講演   ボスティック米アトランタ連銀総裁が討議に参加   米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月18〜19日開催分、11日) 10:30 6月の中国消費者物価指数(CPI)   6月の中国卸売物価指数(PPI) 23:00 パウエルFRB議長が米議会下院で証言 23:30 米エネルギー省の石油在庫統計(週間) 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 6432 竹内製作所、純利益21%減 3〜5月、値下げ響く 日経 +1.65% 7/9 2726 パルHD、今期純利益を上方修正 日経 +0.46% 7/9 8136 欧州委、サンリオに制裁金7.5億円 各紙 +0.29% 7/9 8053 商社、新興勢とタッグ 住友商、米VCと育成枠組み/伊藤忠、中国系と投資ファンド 日経 +0.27% 7/9 8001 +0.02% 7/9 6701 NEC、新卒年収1000万円超 優秀な研究者、人材確保に危機感 日経 +0.23% 7/9 7186 コンコルディ傘下の横浜銀と千葉銀が包括提携 地銀の合従連衡再び 運用商品を共同開発 日経 0.00% 7/9 8331 -0.54% 7/9 7181 かんぽ生命不正、信頼逆手に 保険業法抵触の恐れ 日経 -0.09% 7/9 8358 スルガ銀、シェアハウス返済負担軽減も 創業家の株差し押さえ視野 トップインタビュー 日経 -0.23% 7/9 9532 化粧品材料に大ガスや出光興産など異業種が参入 日経 -0.46% 7/9 5019 +2.08% 7/9 4714 リソー教育、赤字幅縮小 3〜5月最終赤字2億600万円、不採算事業から撤退 日経 -0.84% 7/9 8848 レオパレス、新たに施工不良2900棟 計1.9万棟超に 各紙 -1.12% 7/9 5406 神戸鋼の真岡製造所、JIS認証停止を解除 日経 -1.40% 7/9 9861 吉野家HD、「超特盛」で黒字転換 3〜5月最終、新商品利益けん引 日経 -1.41% 7/9 3938 スマホ決済、国境越え連携 ペイペイやLINE、東京五輪控えアジア客争奪 日経 -1.70% 7/9 3677 システム情報、年14年配 今期、予想より1円増 日経 -1.76% 7/9 6136 OSG、純利益最高に 12〜5月14%増、日米で需要好調 日経 -3.59% 7/9

【朝イチ便利帳】25日 日産自、LIXILなど総会 FRB議長講演

25日は日銀金融政策決定会合の議事要旨(4月24~25日開催分)が発表されるほか、日産自動車、LIXILグループなどの株主総会が開かれる予定。 海外では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長講演のほか、4月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数や5月の米新築住宅販売件数などが発表される予定だ。 【25日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 5月の企業向けサービス価格指数(日銀)   日銀金融政策決定会合の議事要旨(4月24〜25日開催分) 10:30 20年利付国債の入札発行(財務省) 14:00 5月の外食売上高(日本フードサービス協会) その他 閣議   株主総会=大和ハウス、LIXILグ、シャープ、日産自、NTT   3〜5月期決算=高島屋   東証マザーズ上場=インフォネット 海外 時刻 予定 1:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁がパネル討論に参加(26日) 2:00 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長講演(26日) 4:30 バーキン米リッチモンド連銀総裁が討議に参加(26日) 7:30 ブラード米セントルイス連銀総裁があいさつ(26日) 21:45 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が会合であいさつ 22:00 4月の米S&Pコアロジックケースシラー住宅価格指数 23:00 5月の米新築住宅販売件数   6月の米消費者信頼感指数 その他 米国の対中関税第4弾に関する公聴会が終了 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 8227 しまむら、純利益21%減 3〜5月、夏物衣料が不振 日経 +2.30% 6/24 8251 パルコ、純利益6%増 3〜5月、錦糸町の新店が貢献 日経 +0.57% 6/24 1803 清水建、初の自社株買い 200億円上限に 日経 +0.33% 6/24 2651 タイ財閥サハ、ローソン出店を拡大 駅や空港に 日経 +0.19% 6/24 7201 日産自、一部規制する方針 仏ルノー出身役員の審議参加 朝日 +0.02% 6/24 8630 SOMPO傘下の損保ジャパン、4000人削減 国内損保事業、IT活用で効率化 各紙 0.00% 6/24 6752 パナソニック、インドで住生活に力 総合展示場を新設 日経 -0.30% 6/24 6178 日本郵政、ノルマ営業見直し 投信の不適切販売謝罪 保険乗り換え 負担増は「反省」 各紙 -0.49% 6/24 7011 三菱重が複合発電、太陽光電池ガスで最適化 無電化地域に 日経 -0.62% 6/24 5938 LIXILグきょう株主総会 機関投資家の支持焦点 日経 -1.20% 6/24 7630 壱番屋、純利益27%増 3〜5月、カレー値上げで 日経 -1.21% 6/24

そこまで来た米利下げ ここからの問題は「で、いつやるの」

18~19日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の据え置きが決まる一方、声明文や会合後の記者会見でハト派的な姿勢が示された。CMEグループのFedウォッチツールで7月FOMCでの25bp以上の利下げ織り込み度は100%となり、前日(86.4%)からさらに利下げを織り込む動きが強まった。25bpの利下げ織り込み度が67.7%と6割を維持する一方、50bpの利下げ織り込み度が32.3%と前日(17.9%)から増加して3割台に乗せた。 こうなると問題は、もはや、FEDは利下げに踏み切るのかではなく、いつ利下げするのか、さらに言えば7月なのか9月なのか、ということになる。各社の19日付リポートでも読み筋はいろいろだ。 FF金利先物市場などで早期利下げの織り込み度が高まる中、JPモルガンは従来は9月と12月と見込んでいた利下げ時期を7月、9月にそれぞれ前倒しした。その上で「これはバランスシート(B/S)の正常化の終了を早めることにもなる。50bp以上の利下げは我々の基本シナリオにはないが、労働市場の悪化などの証拠が出れば50bp以上の利下げの動機付けとなるだろう」と見込んだ。 ノムラ・セキュリティーズも「当社は今年7月、12月と年2回の利下げを予想するが、7月の利下げの後、8月にB/Sの流出を止めると見込んでいる」と指摘した。7月に利下げが行われた場合、FRBによるB/Sの正常化も修正を余儀なくされるとの見方が増えてきている。 またバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは「FRBは7月FOMCでの利下げを約束せずに、市場の予想を超えた厄介なメッセージを伝えた。これは9月から合計75bpの利下げを行うという我々の予想と大体一致する」と指摘。その上で「G20サミットや米サプライマネジメント協会(ISM)指数で悪い結果が出るなら、7月に利下げを行う可能性がある。今後2週間はFedが動くかどうかを見極める上で絶対に重要だ」とし、市場環境次第で7月30~31日のFOMCで利下げが行われる可能性があると見込んだ。 さらにUBSは7月にも50bpの利下げを行う可能性があると踏み込んだ。パウエルFRB議長の19日の記者会見で「一時点の経済指標だけで判断するのではなく、トレンドを重視する」と再強調していた点に注目したもよう。今後の経済の潜在成長率が足元の不確実性により予想を下回る可能性があり、インフレ見通しも下方修正される可能性があるとの見方を示している。(片平正二、大野弘貴) ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

懸念、入念、観念のパウエルプット 利下げは7月?それとも9月?

米連邦準備理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が4日にシカゴで講演し、「適切な行動をとる」と述べた事で利下げ観測が台頭した。CMEグループのFedウォッチツールによれば、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ織り込み度は92.2%となり、前日(76.9%)から急上昇して9割台に乗せた。 エバコアISIは4日付のリポートで「パウエル議長は必要に応じて利下げに門戸を開くと表明した。緩和の意図や期待を明確に示すものではなかったが、その言葉は前向きで、市場の反応も利下げの可能性が高いとみていることがうかがえた」と指摘。その上で「我々は最初の利下げが早ければ7月に行われる可能性が高いと予想する」と指摘した。 またリポートでは「パウエル議長は『貿易問題がどのように解決されるのか知らないが、米国経済の見通しに対するこれらの動向の影響を注意深く監視する。経済拡大を持続するために適切に行動する』と述べた。このフレーズは6月FOMCの声明文で盛り込まれる文言のプレビューのように思われ、その6月FOMCでは利下げが行われることは無さそうだ」と見込んだ。 一方、バンクオブアメリカ・メリルリンチは4日付のリポートで、パウエル議長の講演では、貿易戦争の激化を受けて、急遽、先行きへの警戒をにじませる文言を追加したようだと指摘。バンカメは米国内総生産(GDP)成長率予想を下方修正した。また、政策金利見通しを改定し、今年9月の利下げを見込むと予想した。 パウエル発言は株式相場には強い追い風となった。ダウ工業株30種平均は前日比512ドル高と、今年2番目の上げ幅を記録した。(片平正二、大野弘貴) ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

【朝イチ便利帳】20日 3月の月例経済報告、FOMC結果発表と議長会見

20日は内閣府が3月の月例経済報告を発表する。その他、日銀金融政策決定会合の議事要旨(1月22~23日開催分)などが発表される予定。 海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表のほか、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見などが行われる予定。 【20日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 日銀金融政策決定会合の議事要旨(1月22〜23日開催分) 16:00 2月の主要コンビニエンスストア売上高(日本フランチャイズチェーン協会) その他 3月の月例経済報告(内閣府)   東証マザーズ上場=ギークス 海外 時刻 予定 3:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表(21日) 3:30 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会見(21日) 18:30 2月の英消費者物価指数(CPI) 23:30 米エネルギー省の石油在庫統計(週間) その他 タイ中銀が政策金利を発表   ブラジル中銀が政策金利を発表 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 6501 日立、海外向け家電を高級シフト 日経 +4.19% 3/19 6839 船井電、今期 2期連続無配 日経 +1.52% 3/19 5019 出光興産、昭シェル事業分割し吸収 一体化急ぐ 日経 +0.84% 3/19 8473 SBI、個人間送金で子会社 アプリを提供 日経 +0.69% 3/19 5938 LIXILグ株主、潮田氏退任を要求 「CEO交代、経緯不透明」 臨時総会提案 日経 +0.48% 3/19 4043 トクヤマ、今期特別利益60億円 損害賠償の受取金 日経 +0.45% 3/19 3197 すかいらーく、9月から全面禁煙 国内全店で 日経 +0.05% 3/19 7550 ゼンショHD、300億円調達 劣後ローン 借入金を弁済 日経 -0.72% 3/19 9716 乃村工芸社、最高益 前期営業、1割増に上振れ 日経 -0.94% 3/19 7951 ヤマハ、今期の純現金収支30億円黒字 6年ぶり低水準 半導体減速 日経 -1.43% 3/19 6027 弁護士COM、営業益横ばい5億円 来期単独 日経 -1.62% 3/19 8011 アパレル通販 駅で試着 三陽商会など、ヤマトと連携 返品サイズ直し手軽に 日経 -2.11% 3/19 9064 +0.75% 3/19 8028 ユニファミマ、前期事業利益2割増 ブランド統合、日販伸びる 日経 -5.43% 3/19

【朝イチ便利帳】26日 米住宅着工件数、消費者信頼感指数、パウエル議長の議会証言

26日はリックソフト(4429)が東証マザーズに新規上場するほか、カオナビ(4435)、共栄セキュリティーサービス(7058)の仮条件が決定する。 海外では12月の米住宅着工件数や2月の米消費者信頼感指数などが発表される予定だ。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は米上院銀行委員会で議会証言する。   【26日の予定】 国内 時刻 予定 13:30 小林同友会代表幹事の記者会見 その他 マザーズ上場=リックソフト   閣議 海外 時刻 予定 0:00 2月の米消費者信頼感指数(27日)   パウエルFRB議長が米上院銀行委員会で証言(27日) 8:00 クラリダFRB副議長が討議に参加 22:30 12月の米住宅着工件数 23:00 12月の米S&Pコアロジックケースシラー住宅価格指数 その他 海外11〜1月期決算=ホームデポ 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 6762 TDKのセンサー事業、黒字化1年後ずれ 受注伸び悩む 日経 +2.03% 2/25 1435 TATERU、前期決算訂正 純利益79%減に減額 日経 +0.73% 2/25 5938 「潮田氏、指名委に誤解与えた」 LIXILグ、CEO退任巡り 日経 +0.52% 2/25 9201 JALが来月、欧米線LCC申請へ 初期費用に230億円 日経 +0.51% 2/25 6326 クボタ、米で農機値上げ 日経 0.00% 2/25 4661 OLC、地震時の資金調達条件変更 日経 -0.28% 2/25 8358 スルガ銀社長を提訴へ 物件所有者が株主代表訴訟 565億円支払い要求 日経 -0.54% 2/25

【朝イチ便利帳】7日 SUBARUやメルカリなど260社が決算、12月の景気動向指数

7日は1月上中旬の貿易統計などが発表されるほか、6カ月物国庫短期証券、30年物国債の入札が行われる。IPO関連では、リックソフト(4429)の仮条件が決定する。企業決算では、SUBARU(7270)や日本たばこ産業(2914)、メルカリ(4385)など、約260社が決算発表を予定している。 海外ではパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が集会で質疑応答を行う予定だ。また、中国、香港、台湾、ベトナム市場が休場となる。   【7日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 対外対内証券売買契約(財務省)   1月上中旬の貿易統計(財務省) 10:20 6カ月物国庫短期証券の入札(財務省) 10:30 30年物国債の入札(財務省) 11:00 1月のオフィス空室率(国交省) 13:30 三村日商会頭の記者会見 14:00 12月の景気動向指数速報値(内閣府) その他 12月期決算=JT   4〜12月期決算=大成建、ミクシィ、明治HD、ディーエヌエ、東急不HD、旭化成、テルモ、富士フイルム、三井E&S、IHI、SUBARU、ニコン、リコー、丸紅、西武HD、NTT   7〜12月期決算=メルカリ 海外 時刻 予定 5:00 12月の米消費者信用残高(8日) 8:05 クオールズ米連邦準備理事会(FRB)副議長が講演 9:00 パウエルFRB議長が集会で質疑応答 9:30 ブラード米セントルイス連銀総裁が講演(8日) 21:00 英中銀が金融政策委員会の結果と議事要旨を公表   英中銀の四半期インフレ報告書 22:30 米新規失業保険申請件数(週間) 23:15 カプラン米ダラス連銀総裁が質疑応答 23:30 クラリダFRB副議長が講義 その他 インド中銀が政策金利を発表   フィリピン中銀が政策金利を発表   10〜12月期決算=ツイッター   中国、香港、台湾、ベトナムが休場 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 3028 アルペン、最終赤字16億円 今期 日経 +3.40% 2/6 6479 ミネベア、今期営業益前期比9%増の750億円に下方修正 日経 +2.42% 2/6 2503 キリンHD、事業益微増 前期2000億円弱、第三のビール好調 日経 +2.27% 2/6 3938 LINE、スマホ決済強化へ200億円 ペイペイなど競争激化 日経 +1.75% 2/6 6448 ブラザー、4〜12月純利益20%増 日経 +1.42% 2/6 5401 新日鉄住金も下振れ 高炉3社今期、操業トラブル相次ぐ 日経 +1.33% 2/6 9671 よみランド、550億円投資へ 日経 +1.27% 2/6 2607 不二製油G、今期純利益18%減 日経 +1.27% 2/6 7564 ワークマンの今期、PB好調21%増益 一般女性の来客増える 日経 +0.92% 2/6 6869 シスメックス、純利益5%減、4〜12月 日経 +0.81% 2/6 4551 鳥居薬品、希望退職者を募集 日経 +0.61% 2/6 7261 マツダ、今期減益幅縮小 純利益51%減、SUVの出荷増 日経 +0.57% 2/6 5201 AGC、純利益21%増 前期 日経 +0.13% 2/6 1812 鹿島、純利益2割減 4〜12月、「戻し入れ益」の反動 日経 +0.12% 2/6 6806 ヒロセ電、今期純利益4%減 日経 -0.08% 2/6 2533 オエノンHD、経常益6%増 今期、チューハイ好調 日経 -0.27% 2/6 5801 古河電、純利益36%減 4〜12月、光ファイバー競争激化 日経 -0.45% 2/6 6560 LTSの今期、営業益1割増 事務自動化ソフト伸長 日経 -0.88% 2/6 7832 バンナムHD、純利益上振れ 今期 日経 -1.40% 2/6

「株式相場の番人」は年初から大忙し パウエルのハト、強化版の本石砲

4日の米国市場でダウ工業株30種平均は746ドル高と急反発し、年明けの嫌なムードがひとまず和らぐ展開となった。背景にあるのが強い雇用統計とハト派的なパウエル議長の発言だ。いわゆるパウエル・プットを受けて、週明け7日午前の日経平均株価も2万円の大台を回復した。 そのパウエル発言について、JPモルガンは4日のリポートで「中国についての懸念が高まった2016年初頭にFedが取った転向を好意的に説明した。パウエル氏のメッセージは紛れもなく、我々の考えだ」と指摘。JPモルガンは今年、7月と12月に2回の利上げが行われると想定しており、「2016年は労働市場の引き締めが続いたため、米経済は最終的にトレンドを上回る程度に成長した」経緯を踏まえた。 ゴールドマン・サックスは4日付のリポートで3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率を従来の20%から10%に引き下げた。バランスシート縮小に関するパウエル氏の発言について「昨年12月FOMCでの『オートパイロット』発言からの修正を示しており、市場を落ち着かせることを意図したもの」とし、株式市場に配慮したことを評価していた。 トランプ大統領による解任リスクが取り沙汰されるパウエル議長だけに、株式市場が大荒れとなってトランプ氏の立場が厳しくなるような状況が続くようだと、市場が催促する場面が度々訪れるかも知れない。 米株がパウエル・プットで堅調な一方、国内要因としては日銀のETF買いが下支え要因として意識される。日銀は4日、本石砲(日銀のETF買い)を発射し、704億円のETF買いに踏み切った。2018年は年6兆円ペースを5000億円超を上回る6兆5040億円のETF買いを行っていたが、買入額を703億円から704億円に若干増やしつつ、仕事始めの4日に積極的な買い出動に踏み切ったことは株式市場に配慮する姿勢がうかがえる。(片平正ニ) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。また、QUICKデリバティブズコメントでは特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。

「米利上げ、あと4回」の見方しぼむ 議長発言、2年物金利が低下

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が28日の講演で、今の政策金利は「中立水準をわずかに下回る」との認識を示したことで、マーケットでは米利上げが近く終了するとの観測が広がった。 FOMCのドットチャートでは2018年に1回、2019年に3回の利上げが示唆されているが、28日のCMEフェドウォッチツールによると、2019年12月までに合計4回以上利上げする確率は9%程度と、27日の12%から低下。ひと月前の18%から半減している。 債券市場では金融政策の影響を受けやすい2年債利回りが低下し、米長短金利スプレッドは拡大した。(池谷信久) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

【朝イチ便利帳】3日 良品計画が決算発表、米9月の非製造業PMI

3日は10月の日銀当座預金増減要因見込みなどのほか、ウエルシア、良品計画の3~8月期決算が発表される予定。IPO関連ではブリッジインターナショナル(7039*J)が新規上場する。海外では9月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数などが発表される予定だ。   【3日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 10月の日銀当座預金増減要因見込み(日銀) 15:30 小林同友会代表幹事の記者会見 その他 3〜8月期決算=ウエルシア、良品計画   東証マザーズ上場=ブリッジインターナショナル 海外 時刻 予定 1:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁があいさつ 1:45 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演 2:15 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が講演(4日) 3:00 カプラン米ダラス連銀総裁が討議に参加   バーキン米リッチモンド連銀総裁が講演(4日)   ブラード米セントルイス連銀総裁があいさつ(4日)   ブレイナードFRB理事が講演(4日) 3:15 メスター米クリーブランド連銀総裁が講演(4日) 5:00 パウエルFRB議長が討議に参加(4日) 9:00 カプラン米ダラス連銀総裁が大学で講義(4日) 18:00 8月ユーロ圏小売売上高 19:30 エバンス米シカゴ連銀総裁が講演(ロンドンで) 21:05 バーキン米リッチモンド連銀総裁が講演 21:15 9月の米オートマチックデータプロセッシング(ADP)全米雇用リポート 23:00 9月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数 23:30 米エネルギー省の石油在庫統計(週間) その他 ノーベル化学賞発表   中国韓国市場が休場 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 8358 スルガ銀、一部業務停止へ 不動産融資、金融庁が処分 日経 +6.18% 10/2 8276 平和堂、3〜8月期の純利益16%増 廃棄削減など寄与 日経 +3.43% 10/2 2809 キユーピー、12〜8月期の純利益2%増 タマゴ事業伸び 日経 +2.32% 10/2 7762 シチズン、フォッシルと提携 スマートウオッチ開発 日経 +1.45% 10/2 7445 ライトオン、前期最終黒字4.5億円 日経 +1.31% 10/2 2651 ローソン、3〜8月期の営業益40億円上振れ 弁当好調、345億円に 日経 +0.89% 10/2 8001 伊藤忠が再生繊維工場 欧米アパレル照準、フィンランドに 日経 +0.65% 10/2 8058 三菱商など、カナダ産LNG安定供給 1.6兆円投資 日経 +0.64% 10/2 7261 マツダ、ロータリーEV20年に エンジンで発電、航続2倍 日経 +0.44% 10/2 9502 中部電、停電延べ119万戸 台風24号で断線、平成で最大規模 日経 +0.08% 10/2 1925 大和ハウス、電力全て自前 オール再生エネで40年から 日経 -0.23% 10/2 4208 宇部興、海外拠点でも不正 日経 -0.64% 10/2 9983 ファストリ、国内ユニクロの9月既存店売上高6%増   -0.98% 10/2 4911 資生堂、「SHISEIDO」ブランド売上高5割増に 20年目標 日経 -1.00% 10/2  

米長短金利差いよいよ20bp割れ 一方で債先ショートは最大

米商品先物取引委員会(CFTC)が24日に発表した21日時点の建玉報告によると、米10年物国債の先物市場で投機筋の売越幅は70万514枚と、データが開示されている1993年以降で最大となった。 ただ、新債券王と呼ばれるダブルライン・キャピタルのガンドラック氏が17日にスクイーズ(踏み上げ)が起きる可能性があると述べるなど、市場では長期金利の急低下を警戒する声が増えている。 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は24日のジャクソンホールでの講演で、段階的に利上げを進める姿勢を示す一方、物価上昇については「2%を超えて過熱するリスクはみえない」と述べた。 この日の米債市場では当面の金融政策の影響を受けやすい2年金利と、中長期的な景気や物価見通しの影響を受けやすい10年金利の差が縮小し、2007年8月以来11年ぶりに0.2%を割り込んだ。(池谷信久) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。  

米長短金利差11年ぶり低水準 2-10年で20bp割れ視野

23日の米債市場で2年債と10年債の利回りスプレッドが縮小した。QUICK FactSet Workstationによれば2-10年スプレッドは21.85bpとなり、前日(22.12bp)から縮小。2007年7月以来、約11年ぶりの低水準を付けて20bp割れが視野に入った。 米連邦準備理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が24日に米ワイオミング州ジャクソンホールで講演を行うのを前に、フラットニングの流れが続いた格好。政策金利との連動性が高い2年債利回りが高止まりする一方、この日は米中の貿易紛争懸念から10年債は横ばいだった。S&P500が史上最高値圏にある一方、長短金利差が縮小している状況からは景気鈍化リスクが示されている。(片平正ニ)   米2-10年債の利回りスプレッド(15年チャート) (QUICK FactSet Workstationより) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

【朝イチ便利帳】 13日 FOMCの結果発表、パウエルFRB議長が会見

13日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表のほか、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長会見などが行われる予定だ。

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