注目決算ネットフリックス、会員増加数が市場予想に届かず 時間外で売られる

17日の米国株式市場の時間外取引で、映画のインターネット配信などを展開するネットフリックスが大幅に下落した。日中終値と比べ4%安まで売られる場面があった。同日、2018年10~12月期(4Q)の決算を発表。有料会員は7~9月期(3Q)と比べ884万人増えたが、市場予想は約900万人で、期待ほどではなかったとして売りが優勢となった。米国内での増加数が153万人と、市場予想(177万人)を下回ったことが響いた。19年1~3月期(1Q)は890万人増と、4Q並みの増加幅にとどまる見通し。 会員獲得のためのマーケティング費用などがかさみ、4Qの営業利益率は5.2%と3Q(12%)から落ち込んだ。1株あたり利益は0.30ドルと市場予想(QUICK FactSet Workstation、0.23ドル)を大きく上回った。(松下隆介) ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

【朝イチ便利帳】17日 日銀の正副総裁が講演 モルスタ、ネトフリなど決算

17日は日銀の黒田総裁が20カ国・地域(G20)シンポジウムで講演する。海外では、12月の米住宅着工件数などが発表される予定。南アフリカ中銀が政策金利を発表する。   【17日の予定】 国内 時刻 予定 9:00~ 日銀の黒田総裁と雨宮副総裁が20カ国地域(G20)シンポジウムで講演挨拶     10:20 1年物国庫短期証券の入札(財務省) 14:30 三村日商会頭の記者会見 15:00 全銀協会長の記者会見   12月の投信概況 その他 統計委員会(総務省) 海外 時刻 予定 0:15 クオールズ米連邦準備理事会(FRB)理事が講演(18日) 8:30 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が講演 22:30 米新規失業保険申請件数(週間)   12月の米住宅着工件数   1月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数 その他 インドネシア中銀が政策金利を発表   南アフリカ中銀が政策金利を発表   10〜12月期決算=アメリカンエキスプレス、モルガンスタンレー、ネットフリックス 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 9064 ヤマトHD、4〜12月営業益2倍 人手不足対応進む 日経 +2.79% 1/16 2802 味の素、コンソメや塩値上げ 日経 +2.69% 1/16 3091 ブロンコB、税引き益2%増 前期単独 日経 +2.57% 1/16 2587 サントリBF、ペット飲料値上げ 日経 +1.46% 1/16 7532 ドンキHD、7〜12月営業益4%増 店大型化、ついで買い好調 日経 +0.31% 1/16 3593 ホギメデ、4〜12月営業益8%減 手術キット苦戦 日経 -0.61% 1/16 4502 武田、「効果に応じ薬価」に前向き ウェバー社長 日経 -1.09% 1/16 5108 ブリヂストン、欧州テコ入れ 江藤新社長「営業利益率10%目標」 日経 -1.13% 1/16 1721 コムシスHD、ROE10% 還元強化で 日経 -1.27% 1/16 6366 千代建、1000億円規模の金融支援要請 日経ビジネス -1.88% 1/16

5部門受賞のネトフリ大幅高 番組巨額投資で金字塔、課題は赤字縮小

7日の米株式市場で動画配信大手のネットフリックスが8日続伸。終値は17.77(5.97%)高の315.34ドルだった。6日に発表された米テレビドラマや映画作品を表彰する「第76回ゴールデン・グローブ賞」で、同社のオリジナル作品が5部門を受賞した。受賞作品の視聴増加の期待などから買いが優勢となった。 ネットフリックス受賞数は米テレビ局などの中で最多だったようだ。マイケル・ダグラスさんなどが主演した「コミンスキー・メソッド」がテレビドラマ部門のコメディ・ミュージカル作品賞を獲得した。 動画配信サービスでは今後、ディズニーやアップルなどを交えた競争激化が予想されるが、ネットフリックスは巨額の制作費を投じ策を打ってきた。ただ、18年の独自番組の制作費が33億ドル程度と前年の20億ドルから大幅に増加。フリーキャッシュフローの赤字縮小が課題になっている。 ちなみに、今回のゴールデン・グローブ賞で日本からは是枝裕和監督の「万引き家族」が外国語映画賞、細田守監督の「未来のミライ」がアニメ映画賞にノミネートされていたが、いずれも受賞を逃した。ゴールデン・グローブ賞は米アカデミー賞の前哨戦といわれ、映画部門やテレビ部門ごとに表彰している。(根岸てるみ) ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

FAANG、消えた時価総額120兆円 

23日の米市場でダウ工業株30種平均が4日続落した。この日はアップルに売りが継続し、下落率は2.5%に達した。このほかグーグルの親会社であるアルファベットやフェイスブック、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックスも軒並み下げた。いわゆる「FAANG」が断続的な売りに押されている。 ■118兆円=ほぼ日本の上位15社分 (単位100万ドル、QUICK FactSet Workstationより) QUICK FactSet Workstationで23日時点の各社の時価総額から今年最大だった時価総額を差し引いた合計を算出すると1兆451億ドル(約118兆円)に達したことが分かった。日本企業でいうと、首位のトヨタ自動車(約22兆円)から15位のリクルートホールディングス(約4.8兆円)までを合計した金額にあたる。 FAANGの時価総額のピークはおおむね7月。半年もしないうちに100兆円規模で世界市場から「含み益」が消え去った。これらの銘柄は大手機関投資家から日本の個人投資家に至るまで幅広く投資の対象となっていただけに、リスク許容度を低下させる。下がるから売る、売るから下がるの悪循環が本格化するのか。市場の警戒感は一段と高まりそうだ。(岩切清司) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。また、QUICKデリバティブズコメントでは特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。

TI、SOX、FANG…恐怖指数VXN 駆け巡った半導体ショック 

24日の米市場で米フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)が急落した。前日比6.61%安の1146.41だった。下落率は2014年10月10日(6.89%)以来、約4年ぶりの大きさとなった。この日は取引時間中に1144台まで低下し、17年9月下旬以来の低水準も付けた。 急落のきっかけはテキサス・インスツルメンツ(TI)が23日に公表した四半期決算で、浮き彫りになった需要の弱さが嫌気された。 ■AMDは時間外取引で一時▲25% 24日のTIの株価は8.21%安で引けたうえ半導体セクター全般に売り材料を与えた格好となり、ナスダック上場のエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)などの株価も大きく下げ半導体指数を押し下げた。 AMDはこの日9.16%安の22.79ドルで3営業日ぶりに大幅反落して通常取引を終えたが、時間外では17.09ドル近辺まで下げ、通常取引終値比で25%超の急落となった。大引け後に発表した7~9月期(3Q)決算は、売上高と1株当たり利益(EPS)が市場予想を下回る弱い内容だった。エヌビディアも大幅続落し、前日比9.79%安の199.41ドルで引けた。取引時間中は198.85ドルまで下落し、200ドルの大台を割り込むのは1月2日以来、約10カ月ぶり。時間外では約3%安だった。 ■ナスダック指数、7年2か月ぶり下落率 ハイテク株主導により米株式相場が急落したなか、ナスダック版恐怖指数のVXNが大幅続伸し、19.75%高の30.25で終えた。終値ベースで30を上回るのは3月28日以来、7カ月ぶりのこととなる。 ネットフリックスが9.40%安、現地時間25日に決算発表を控えるアマゾン・ドットコムが5.90%安、フェイスブックが5.40%安、米検索大手グーグルの親会社であるアルファベットが4.80%安となるなど主力ハイテク株のFANGが急落。ナスダック指数は4.42%安と急落し、下落率は2011年8月18日(5.21%安)以来、7年2カ月ぶりの大きさを記録した。ナスダック指数は8月29日に記録した史上最高値(8109.687)から12.3%下げた水準にあり、高値から10%超下げて調整局面入りとなっている。 恐怖指数のVIXも21.82%高の25.23で急伸し、投資家心理の不安感を示すとされる20を2日連続で上回って終えた。(岩切清司 、片平正ニ) <VXNとVIXの推移> ※QUICKデリバティブズコメントおよびQUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。また、QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

米株高に「つれ高」し続ける地力はあるか 日本株を取り巻く一抹の不安

16日の米国株式相場と、その流れを引き継いだ17日の東京株式市場は大幅に上昇し、先週の動揺はひとまず収束したかにみえる。ただ、日本株の「つれ高」がいつまで続くのかは不透明だ。 日本株を取り巻く環境は、好決算にわく米国とは少し異なる。「日経平均は1月23日の2万4124円と10月2日の2万4270円でダブルトップを形成し、16年6月24日の1万4952円からの上昇波動がピークアウトした公算が大きい。株式市場の上昇基調が転換し始めている」--。SMBC日興証券のテクニカルアナリストは16日のリポートで、そう指摘する。 実際、日本株を買う手がかりは、少しずつ乏しくなってきている。「来期業績を織り込めば、株式相場は年末にかけて上昇するパスを描く」。こんなストラテジストたちの読みが、足元から崩れ始めているためだ。 16日大引け後、市況改善の追い風が吹く海運3社が、業績見通しの下方修正などを発表した。コンテナ統合会社「ONE」の業況悪化を受けての対応。「ONEの下方修正は想定以上でネガティブ。悪材料出尽くしとも言い切れない」と、JPモルガン証券はみる。 みずほ証券は同日、半導体メモリー業界について「DRAM価格は2018年10~12月期に前年同期比8~12%減となる見込みで、市場予想より下落率は大きくなる。19年1~3月期にさらに落ち込み、短期的には投資家センチメントは悪化する」との見通しを示した。 世界鉄鋼連盟は16日、2019年の世界の鉄鋼需要を1.4%増と見積もった。18年は3.9%増の見通し。中国の鉄鋼需要が増えないため、伸びが鈍化する。中国景気は決して楽観視できない。「景気や為替、(19年1月施行の)電子商取引法による代理購入への影響など、中国人による消費関連株にはリスクが多い」(米ジェフリーズ)という。 「1年先のコンセンサス予想は楽観的過ぎる」。モルガン・スタンレーは16日付のリポートで、調査対象企業144社のうち24%について、向こう1年の市場予想が下方修正されると見込む。トップダウンでみても2020年3月期の1株あたり利益(EPS)予想は、ボトムアップ予想の平均を1割強下回るという。 QUICK  Factset Workstationによると、向こう1年の業績予想を元にした日本株の株価収益率(PER)は12.3倍。仮にEPSがいまの水準から1割落ち込むなら13.7倍となり、過去5年でみると、おおむねフェアバリューとなる。日本企業の収益を大きく押し上げる円相場は4月と比べ大きく円安・ドル高が進んでいるが、よくよくみると2017年の年間平均レートから大きくかい離しているわけではない。 ■向こう1年のEPS予想に基づいたTOPIXのPER (QUICK Factset Workstationより) 株価は半年から1年先を読む、といわれる。ちょうどいまは19年3月期の着地や20年3月期の見通しを占い始めるタイミングでもある。アナリストたちの予想が覆されるのであれば、それをベースにした株価形成は間違っている、ともいえる。 それでも、市場関係者の強気予想は続くだろう。みんなが強気なら、株価はその通りに動く。機会損失を避けるなら、目標株価の引き下げラッシュに見舞われる可能性がある業績ではなく、需給で買うのも一計だ。例年、中間決算期以降は企業が自社株買いを発表しやすい。自社株買いは株価の下支えにつながる。 野村証券によると、18年度の自社株買いは過去最高の6.1兆円に達する見通し。4~9月は2.42兆円で、下期は差し引き4兆円近い規模になる。モルガン・スタンレーも自社株買いに注目しており、10~12月期に自社株買いを発表する可能性が高い銘柄として以下を挙げた。 ■モルガン・スタンレーは自社株買いの勢いに注目(表は10~12月期に発表しそうな企業) 銘柄名    証券コード アステラス製薬(4503) スズキ    (7269) SMC    (6273) パーソル   (2181) 東ソー    (4042) カカクコム  (2371) スクリーン  (7735) 科研製薬   (4521) 東京製鉄   (5423) ユニプレス  (5949) 日本の株式市場は、世界の株高をけん引できるほどの巨人ネット企業が育つ米国とは違う。「安易な米国株への追随はリスク」。その点を踏まえた上で、投資戦略を立てることも必要だろう。(松下隆介)   ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

FANGもプラスマイナス アリババなど年初比で下落

29日の米市場で主要な株価指数が最高値を更新した。中でもハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は大台の8000ドル台に乗せた後も失速の気配が見えない。対照的なのが時価総額の大きいネット関連株で構成される「FANGプラス指数」だ。 FANGプラス指数は29日に反発し0.66%高の2907.78で引けたが、6月20日に付けた高値(3045)には届かない。指数の中身を見ると明暗がはっきりする。米市場の年初にあたる1月2日を100として構成銘柄のパフォーマンスを比較すると、最も高い成績を出したのが動画配信のネットフリックス。これに株価が2000ドルに迫ったアマゾン・ドット・コムが続く。 一方で中国ネット検索大手の百度(バイドゥ)の米預託証券(ADR)は年初の水準を約7%下回っている。同様に中国のネット小売り大手アリババ集団も安いままだ。ネットフリックスとの差は86ポイントに開くなど、投資の仕方によって運用成績が大きく左右されている様子が浮かぶ。中国景気の先行きに対する警戒感や、その背景にある米中貿易戦争への懸念が中国関連の重荷だ。 またデータの不正利用が発覚して株価が急落したフェイスブックは株価の戻りが鈍い。株式の非上場化を宣言しておきながら撤回したテスラもひと頃の輝きが失せたように見える。 米株式相場が高値を更新している中で、投資家はしっかり選別を進めているようだ。 (岩切清司) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

FANGよりWANG 「W」はネットとリアルの融合効果が出始めたあの老舗

16日の米国株式市場でウォルマートが大幅反発。2月以来、半年ぶりの高値となる100ドルを突破する場面があった。終値は前日比9%高の98.64ドルだった。朝方発表した2018年5~7月期の決算で調整済み1株あたり利益が1.29ドルと、市場予想(QUICK・ファクトセット、1.22ドル)を上回った。 売上高は前年同期比3.8%増の1280億ドル(市場予想は1259億ドル)。来店者数が増えたことで食料品などの売り上げが好調となり、既存店売上高は4.5%増とここ10年あまりで最も増加率が大きかった。「対アマゾン」で力を入れているネット通販の伸びも貢献しているようだ。 著名コメンテーターのジム・クレーマー氏は16日の米経済専門チャンネルのCNBCで「FANGを見直し、ウォルマート、アップル、ネットフリックス、米検索大手グーグルの親会社であるアルファベットで構成される『WANG』という新しいグループを見るべき時かもしれない」と指摘した。 ※QUICK FactSet Workstationより FANGは言うまでもなくフェイスブック、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグルといった主力ハイテク株のグループ。QUICK FactSet WorkstationでFANGとWANGを指数化したところ、16日時点でFANGは年初来で33.72%上昇しているが、7月25日をピークにして上値が重くなっている。一方、WANGは17.85%上昇し、ウォルマートの急騰を受けて年初来の高値を更新してきた。ウォルマートやアップルの一段高に期待を持つなら、WANGに上昇余地があるのかも知れない。(松下隆介、片平正ニ)   ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。 ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

FANG時価総額、3日間で2200億ドル消滅 ネトフリも5%安

30日の米国市場で動画配信大手のネットフリックスが大幅続落し、5.70%安の334.96ドルで終えた。一時は334.02ドルまで下げ、5月23日以来、2カ月ぶりの安値水準まで下げた。 先週フェイスブックが弱い決算を発表して成長鈍化懸念が強まり、26日の通常取引で20%超急落して以降、アマゾン・ドットコムやグーグルの親会社であるアルファベットなど、主力のFANG銘柄が弱い展開となっている。30日はネットフリックスにその流れが波及した。著名金融ブログのゼロ・ヘッジによれば、26~30日の3営業日でFANG銘柄の時価総額は2200億ドル失われたという。このうち1194億ドルは、フェイスブックが26日に18.96%安で急落した日に失われたものだ。 またこの日、ツイッターは下落率が8%を超えた。これらの銘柄で構成するファングプラス指数も連日で大きな陰線を引いて引けた。終値ベースで2カ月ぶり安値となった。(片平正ニ)   ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。  

ネトフリ決算で嫌気されたある数字 時間外で急落、関連銘柄に波及

16日の米国市場の時間外取引で動画配信大手のネットフリックスが下げに転じて大幅安となった。この日は1.18%高の400.48ドルで3営業日ぶりに反発して通常取引を終えたが、時間外では342㌦近辺まで下げ、通常取引終値比で14%超の急落となった。 大引け後に発表した2018年4~6月期(2Q)決算は、売上高が前年同期比40%増の39億700万ドル、1株当たり利益(EPS)が同5.6倍の0.85ドルだった。市場予想はそれぞれ39億3800万ドル、0.79ドルで、EPSは市場予想を大幅に上回った。しかし、会員数の伸びが全世界で520万人増にとどまり、市場予想や会社予想(620万人増)を下回ったことで、巨額の番組制作費を掛けて会員を増やす成長戦略に対する警戒感が短期的に広がった。 ツイッターも時間外で通常取引を約2%ほど下回る43.37ドル前後で推移。最近になって会員数の伸びに不安が浮上したツイッターにもネットフリックスが発表した決算の余波が及んだようだ。このほか、定額の音楽配信サービスを手掛けるスポティファイ・テクノロジーも2.5%安、動画配信のロクも2.3%安で取引されるなど、ネット配信系銘柄にも売りが波及している。(片平正二、岩切清司) ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。 ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

恐怖指数の連鎖高、貿易不安が世界拡散 日本も欧州も米ハイテクも火の粉

25日の米国市場で恐怖指数のVIXが急反発し、25.85%高の17.33で終えた。貿易紛争懸念の高まりを受け、一時は19.61まで上昇して20の大台を試す展開だった。ナスダック版恐怖指数のVXNは19.37%高の21.94で終え、終値ベースで投資家心理の不安感を示すとされる20の節目を上回った。水準としては4月25日(23.07)以来、2カ月ぶりの高水準を回復したことになる。欧州版恐怖指数のVSTOXXも25.76%高の17.87で終え、5月31日以来の高水準に達した。 ◆ナスダック版恐怖指数(VXN)が20を突破 (QUICK FactSet Workstationより、年初来日足チャート) スティーブン・ムニューシン財務長官が25日にツイッターで「WSJやブルームバーグが報じた投資規制策はフェイクニュースだ。中国だけを対象にしたものではなく、他の国に対しても我々の技術を盗むのを防ぐ狙いがある」とつぶやき、保護貿易主義に対する警戒感が高まる展開。マイクロン・テクノロジーが6.90%安、アドバンスト・マイクロ・デバイスが4.37%安、インテルが3.41%安となるなど半導体関連の下げがきつかった。フィラデルフィア半導体指数は3.13%安となった。この日はフェイスブック、アマゾン・ドットコム、ネットフリックス、米検索大手グーグルの親会社であるアルファベットといったいわゆるFANG銘柄も大幅安となり、足元で堅調だったハイテク株主導で相場が崩れる展開が警戒される。(片平正ニ)   ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

米ナスダック、2月の下げ埋める アップルやネットフリックスがけん引

26日の米株式市場でナスダック総合指数が大幅続伸し、前週末比84.073ポイント(1.1%)高の7421.464と終値ベースで1月31日終値を上回った。2月に入ってからの下げを埋めた格好だ。 フェイスブックやアップル、アマゾン・ドットコム、ネットフリックス、米検索大手グーグルの親会社であるアルファベットら代表的なモメンタム株のいわゆるFAANG銘柄が堅調だった。 QUICK FactSet Workstationで1月31日終値を基準にグラフ化すると、アップルやネットフリックスが6%超上昇してナスダックの上げをけん引している。アマゾンも4%ほど上がっているが、フェイスブックとアルファベットはまだ1月31日の終値を回復できていない。 ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

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