恐怖の目安は「20」より「17」 VIX急騰もう一つの読み方 

QUICKコメントチーム=本吉亮、片平正二 14日の米国市市場では、中国やドイツの経済指標の悪化を理由に債券高が進み、2-10年債利回りが逆転する逆イールドが約12年ぶりに発生した。景気後退を示す逆イールドを受けてダウ工業株30種平均が今年最大の下げ幅を記録するなど、米主要指数が大幅安となる中で恐怖指数(VIX)が急騰した。リセッション入りに対する警戒感やボラティリティーが高まり、株式市場の先行き不透明感をより強める状況だ。 VIXは前日比26.14%高の22.10と急反発し、終値ベースで投資家心理の不安感を示すとされる20を上回っている。一般的には心理的な節目の20を超えるとリスクオフ、それ以下になるとリスクオンとされるが、直近のNYダウとVIXの関係性をみると、VIXが17を超えると相場が調整局面を迎え、それ以下になると堅調な相場になることがうかがえる。 また、BMOキャピタルマーケッツは14日付のリポートで、「最近の米株の弱さはVIXの急上昇と一致している。この市場環境を考えると、今後数カ月のうちにさらなる上昇が予想されるが、我々の研究によれば、それは米株の長期的なパフォーマンスの大きな障害になる事はないだろう」と指摘した。 1990年に遡ってVIXの上昇率が25%を超えた時のその週とその数カ月先のS&P500のパフォーマンスを分析したところ、VIXが急騰した後に短期的にS&P500は横ばいからわずかなプラスに転じたといい、その後の3カ月では上昇を記録していたという。急騰後の1カ月後、3カ月後、6カ月後を比べればそれぞれ1.1%、3.3%、5.4%上昇したといい、VIXの急騰に伴って下げた局面では逆に押し目買いのチャンスになるとみていた。 ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

関税ショック VIXが4カ月ぶり20台、日経平均2万円割れの声も

貿易戦争が全面対決モードに変わった。13日の米国市場で恐怖指数のVIXが3営業日ぶりに急反発。終値は28.11%高の20.55と、投資家心理の不安感を示すとされる20の大台を1月22日以来、4カ月ぶりに上回った。 10日にトランプ政権が対中関税を引き上げ、中国も13日に米国に対して報復関税措置を取ると発表したことを受け、主要指数は大幅安の展開に。S&P500指数は2.41%安で急反落した。月間ベースでは4.54%安となって5月の下落率としては既に2012年5月(6.26%安)以来、7年ぶりの大幅安を記録しそうな情勢となっている。 UBSは13日付のリポートで、S&P500指数が2019年末までに2550に達すると予想した。13日終値(2811.87)から9%超の下げを見込んだことになる。リポートでは米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの影響について完全に織り込んでいないとしながら、「株式を含む主要指標が政策金利の変動を織り込むには約18カ月かかる」などと指摘していた。 日本株にも関税ショックは波及している。JPモルガン証券は13日付リポートで「日経平均株価は2万円割れのリスクも十分ある」との見方を示した。世界的なPMI(景況感指数)の低下に歯止めがかかっていないほか、3月期決算企業の慎重な業績見通しを受けて、アナリスト予想の下方修正も今後相次ぐと予想されるため。同様の理由で株価が大きく値下がりした2018年10月以降の調整に近い動きになるとみている。一方で「景気後退局面で赤字企業が続出するという状況ではない」として、株価純資産倍率(PBR)1倍となる水準(1万9500円)が下値メドになるとも指摘。相場の調整局面での推奨銘柄として、人気銘柄を除くディフェンシブ株を挙げた。(片平正ニ、松下隆介) ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

「格差社会」の日本株 PER二極化、買われすぎる割高銘柄に潜むリスク

「トランプ相場」の混乱はすぐには収まりそうにない。米国による対中関税の引き上げ表明を受けて米中貿易交渉が頓挫するとの警戒感が高まり、「恐怖指数」と呼ばれる米VIX指数が急上昇。8日の東京市場でも日経平均株価は300円安で始まった。 加えて、日本株には固有のリスクもある。「バリュエーションバブル」。ある市場関係者はこう表現し、日経平均先物のショートポジションを維持し続ける。東証1部企業の株価収益率(PER、12カ月先予想)は7日時点で平均12.7倍。過去5年平均(13.8倍)を下回り、米国株などと比べても出遅れが顕著だ。多くの市場参加者は「日本株は割安だ」と口をそろえるが、この市場関係者は額面どおりに受け止めない。買われるべき銘柄がすでに割高すぎる水準まで買われているためだ。 たとえば、市場の関心が高くバリュエーションを切り上げ続けてきたOLC(4661)。足元の2020年3月期は3割の最終減益を見込むが、株価は大きな調整もなく、PERは70倍近い。来期まで3割の最終増益が続くと見込まれるGMOPG(3769)は、20年9月期予想をベースにしたPERが90倍に達する。 上記2銘柄を含む7日時点でのTOPIX500銘柄を対象に、11年夏以降のPER上位100銘柄と自動車や銀行など”万年割安株”が多く含まれる下位100銘柄の平均PERを週次ベースで算出し、2つの値を割った倍率(格差)の推移が下のグラフの赤い折れ線だ。17年ごろから急速に広がり、7日時点では6倍強と、11年以降で最も拡大している。「成長期待が根強い割高株の割高さが加速する一方で万年割安株が放置され続けている」といえる。 ※PERの格差(赤線・左軸、単位倍)と東証株価指数(青線・右軸)の推移。PERの格差はPER上位100銘柄の平均PERを下位100銘柄の平均PERで割って算出(7日時点でのTOPIX500採用銘柄) もちろん、このデータだけで日本株の売り材料にはならない。割高株を売って割安株にシフトする循環物色の動きが広がればいい。ただ、いまは割安株への懸念が多すぎる。米国による中国製品への関税引き上げ表明を受けて、大和総研エコノミストの小林俊介氏は中国と米国の実質国内総生産(GDP)をそれぞれ0.22%、0.28%引き下げると分析する。米自動車販売の伸び悩みや長引く低金利による利ざや圧迫、円高への警戒など買わない材料に事欠かない。 割高株への「一極集中」は最終的に何をもたらすのか。先の市場関係者はいう。「何かのきっかけでアセットレベルで株式を落とそうとする資金の逆流が起きると、まっさきに売られるのはこうした、相場を支えしてきたバリュエーションバブルの銘柄。割安さの修正余地が乏しい『トラップ』の割安株に資金は向かわず、けん引役を失った株式相場は大幅な調整を余儀なくされる」 米中貿易交渉の妥結期待で大きく上げ、失望で大きく下げる。猫の目のような相場展開が続く裏でひっそりと割高株からの資金流出が目立ち始めたら要注意だ。(松下隆介) ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

最高値に迫る米株、恐怖指数が半年ぶり低水準 VIX先物はショート拡大

12日の米国市場で恐怖指数のVIXが3日続落し、7.75%安の12.01で終えた。一時は11.95まで下げて2018年10月5日以来、6カ月ぶりの低水準を付けた。 S&P500指数が2018年10月4日以来、半年ぶりに2900台を回復して終え、昨年9月に記録した史上最高値(2930.75)にあと0.8%に迫る中でVIXの低下基調が続いた。 ■恐怖指数のVIX(青)とS&P500指数(赤) 米商品先物取引委員会(CFTC)が12日に公表したVIX先物の投機ポジションは16万4383枚のネットショートとなり、2週連続でショートが拡大した。ショート規模としては2017年10月17日以来、1年6カ月ぶりの高水準となる。VIXの低下基調が続く一方で高水準のVIXショートが溜まっていることから、VIXの急騰局面では巻き戻しが警戒されそうだ。(片平正ニ)     ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

「悲惨」と「恐怖」と「弱気」が下支えする上げ相場

日米株式相場の緩やかな戻り基調はここへきて一服だが、上げ相場の終焉ととらえるのはまだ早い。依然として強気な投資家が多いためだ。UBSの富裕層部門であるCIOウェルス・マネジメントは「悲惨指数」をもとに、米株式相場の一段の上昇を見込む。過去の経験則によれば、インフレ率と失業率の合計であるこの指数が6.5%を下回ると、株価収益率(PER)が上昇するという。 悲惨指数が下がると株価は上がる 悲惨指数%はグラフ赤(右軸、逆目盛り)、S&P500種株価指数はグラフ緑(左軸) 投資家が許容できるPERの水準が切り上がれば、当然、株価も上がる。「米中貿易問題が長期的な解決に向かうなど事態が予想外に好転した場合には、米国株は10月の高値を抜く可能性も十分にあり得る」(UBSのマーク・ハーフェレ氏)。米株高は日本株にとっても好材料だ。 データを元に指数先物などを売買するCTAやリスク・パリティ・ファンドなどによる米国株シフトの動きも見込める。JPモルガンの4日付リポートによると、こうしたクオンツ勢の株式への配分比率がじわり高まっている。「株価のトレンドが崩れておらず、ボラティリティが低い状況のVIX指数ままであれば、買い持ち高を積み増し続けるだろう」と読む。 米国株のボラティリティ低下は、日本株への選好も強める。SMBC日興証券が2月末に発行したリポートによれば、「恐怖指数」と呼ばれる米VIX指数と日本株のPERの動きは、おおむね一致する。「18年10月の株価急落前の水準まで下がったVIXの動きは、景気先行きの不透明感を織り込んだことを意味する。PERも切り上がりが期待でき、日経平均は2万2600円程度が妥当」(圷正嗣氏)という。 恐怖指数の下落は景気不透明感を織り込んだ VIX(グラフ赤、右軸)とTOPIXの12カ月先予想PER(グラフ緑、左軸、倍)の推移 アナリストの業績修正の動きを示すQUICKコンセンサスDI(2月末時点)によると、製造業はマイナス51で1月末時点と比べ16ポイント悪化し、11年12月(マイナス59)以来のマイナス幅となった。前月と比べ一段とアナリストの下方修正が相次いだ。前月比で3ポイント改善したとはいえ非製造業もマイナス14と、企業業績の先行きには暗雲が垂れ込める。 業績見通しは弱気の底だが(QUICKコンセンサスDI) 製造業がグラフ緑、非製造業はグラフ赤 ただ、東海東京調査センターの平川昇二氏は、DIが製造業、非製造業とも08年秋のリーマン・ショック後の下限に位置している点に注目。「08~09年のような景気後退局面でないのであれば、いまが収益モメンタムのほぼ底。早晩DIは反転に向かうと予想され、株式相場が上昇する可能性が高い」と指摘する。いいとこ取りにも聞こえるストラテジストたちの論評だが、米中貿易摩擦など、投資家が気を揉んでいたイベントが前向きに進み始めたのは確かだ。(松下隆介) ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

減速アップル、強烈な下げの引力 VIXは「不安」水準

12日の米国市場でナスダック版恐怖指数のVXNが大幅に3日続伸し、15.82%高の28.11で終えた。恐怖指数のVIXも3日続伸し、17.79%高の20.45で終え、投資家心理の不安感を示すとされる20の大台を10月31日以来、半月ぶりに上回って終えた。 相場の雰囲気を悪くした銘柄の一つがアップル。5.03%安の194.17㌦で終え、1銘柄でダウ工業株30種平均を69㌦押し下げた。 この日の朝にスマートフォンの顔認証センサーを手掛けるルメンタム・ホールディングスが2018年7~9月期(1Q)決算を発表し、併せて2018年10~12月期(2Q)の業績予想を引き下げた。理由として大口顧客の1社から製品の出荷を減らすよう要請があったことを表明。2018年通期に同社の売上高の構成比はアップルが30%を占めるという。ルメンタムの株価は32.97%安と大幅安だった。 この日はアドバンスト・マイクロ・デバイスが9.51%安、ブロードコムが6.42%安となるなど半導体関連も急落。フィラデルフィア半導体指数は4.43%安となった。アップルをはじめとしたハイテク株主導で相場の地合いが悪化し、ナスダック指数が2.78%安、S&P指数が1.97%安で大幅安となる中、VIX、VXNともに急上昇した。(片平正ニ) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

「恐怖」「歪み」、こちらも捻じれ まだまだ落ち着かぬ米株式相場 

5日の米国市場で恐怖指数のVIXが続伸し、2.30%高の19.96で終えた。投資家心理の不安感を示すとされる20を3日続けて下回って終えたが、6日の米中間選挙を前にややボラティリティの低下基調が一服している。 VIXがやや上昇傾向にある一方、スキュー指数は2日時点で115.73となり、今年最低水準にあった。5日に2.73%高の118.89で小反発したが、それでも年初来の安値圏にとどまっている。 スキュー指数は「ブラックスワン指数」とも呼ばれ、S&P500指数を対象とするオプション取引でコールに対するプットの需要の強さを表すもの。市場のゆがみを表すといわれる。スキュー指数が低下した場合は相場の落ち着きを示すことになる訳だが、今年は相場の急変を先取りすることはなく遅行して上昇する傾向にあるため、低位安定しているからといって相場の先行きが落ち着くとは想定しづらい状況だ。(片平正ニ)   ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。また、QUICKデリバティブズコメントでは特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。

TI、SOX、FANG…恐怖指数VXN 駆け巡った半導体ショック 

24日の米市場で米フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)が急落した。前日比6.61%安の1146.41だった。下落率は2014年10月10日(6.89%)以来、約4年ぶりの大きさとなった。この日は取引時間中に1144台まで低下し、17年9月下旬以来の低水準も付けた。 急落のきっかけはテキサス・インスツルメンツ(TI)が23日に公表した四半期決算で、浮き彫りになった需要の弱さが嫌気された。 ■AMDは時間外取引で一時▲25% 24日のTIの株価は8.21%安で引けたうえ半導体セクター全般に売り材料を与えた格好となり、ナスダック上場のエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)などの株価も大きく下げ半導体指数を押し下げた。 AMDはこの日9.16%安の22.79ドルで3営業日ぶりに大幅反落して通常取引を終えたが、時間外では17.09ドル近辺まで下げ、通常取引終値比で25%超の急落となった。大引け後に発表した7~9月期(3Q)決算は、売上高と1株当たり利益(EPS)が市場予想を下回る弱い内容だった。エヌビディアも大幅続落し、前日比9.79%安の199.41ドルで引けた。取引時間中は198.85ドルまで下落し、200ドルの大台を割り込むのは1月2日以来、約10カ月ぶり。時間外では約3%安だった。 ■ナスダック指数、7年2か月ぶり下落率 ハイテク株主導により米株式相場が急落したなか、ナスダック版恐怖指数のVXNが大幅続伸し、19.75%高の30.25で終えた。終値ベースで30を上回るのは3月28日以来、7カ月ぶりのこととなる。 ネットフリックスが9.40%安、現地時間25日に決算発表を控えるアマゾン・ドットコムが5.90%安、フェイスブックが5.40%安、米検索大手グーグルの親会社であるアルファベットが4.80%安となるなど主力ハイテク株のFANGが急落。ナスダック指数は4.42%安と急落し、下落率は2011年8月18日(5.21%安)以来、7年2カ月ぶりの大きさを記録した。ナスダック指数は8月29日に記録した史上最高値(8109.687)から12.3%下げた水準にあり、高値から10%超下げて調整局面入りとなっている。 恐怖指数のVIXも21.82%高の25.23で急伸し、投資家心理の不安感を示すとされる20を2日連続で上回って終えた。(岩切清司 、片平正ニ) <VXNとVIXの推移> ※QUICKデリバティブズコメントおよびQUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。また、QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

最高値8000台まで来たナスダック、恐怖指数の上昇は何の兆し?

27日の米国市場でナスダック版恐怖指数のVXNが反発し、2.90%高の15.60で終えた。この日はナスダック指数が連日でザラ場・終値の史上最高値を更新し、初めて8000の大台を突破して堅調に終えたが、ボラティリティーが高まる展開だった。恐怖指数のVIXも反発して1.41%高で終えた。 オプション価格から算出する恐怖指数は一般的に、相場下落への警戒感が高まった時に上昇しやすく、株価指数とは逆方向に動く傾向がある。この日は日本の日経平均VIも7営業日ぶりに反発し、2.40%高の14.90で終えた。欧州版恐怖指数のVSTOXXだけ0.55%安の13.11で8日続落となったものの、世界同時株高が進む中でボラティリティーの低下基調は一服している。(片平正ニ) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

スキュー指数9カ月ぶり高水準の不気味 ハイテク株高値警戒でヘッジの動きも

16日の米市場で「ブラックスワン指数(スキュー指数)」が3営業日連続で上昇した。148.16で取引を終え、終値ベースでは2017年10月20日以来、約9カ月ぶりの高水準となった。今年2月にボラティリティが急騰した局面よりも高い水準に不気味さもある。 ■ブラックスワン指数(スキュー指数) この日はダウ工業株30種平均が上昇したものの、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数は下落。恐怖指数と呼ばれるVIX指数も上昇した。高値圏にあるハイテク株に対する警戒感からヘッジニーズが表面化している可能性もあるという。(岩切清司) ■恐怖指数(VIX指数) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

VIX、一時3カ月半ぶり低水準 アップルと雇用統計で地合い改善

4日の米国市場で恐怖指数のVIXが大幅続落し、7.10%安の14.77で終えた。一時は10.91まで下げ、1月24日以来、3カ月半ぶりの低水準を付けた。米雇用統計のほか、著名投資家のウォーレン・バフェット氏がアップル株の買い増しを明らかにしたことが伝わり、相場の地合いが改善する中で投資家の不安心理が低下する展開だった。 一方、シカゴオプション取引所(CBOE)でVIX先物などを手掛けるCboeグローバル・マーケッツは4日に2018年1~3月期(1Q)決算を発表し、クリス・コンキャノン社長はカンファレンスコールで「我々は4月18日のVIXの失望的なイベントを明らかにしなければならない。我々は流動性を高めようと努力しているところだ」との見解を示した。4月18日はVIX先物4月限などのSQ日だったが、大口のプットオプションの買いが持ち込まれたことで上げ相場にも関わらずVIXが上昇し、価格操作されているのではないかとの疑念が持たれる展開となった日だった。(片平正ニ)   ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

スキュー指数が2カ月ぶり低水準、反動高に警戒か

3日の米国市場でスキュー指数が反落し、1.08%安の118.38で終えた。2月5日以来、2カ月ぶりの低水準を付けたことになる。 ◆スキュー指数 スキュー指数は「ブラックスワン指数」とも呼ばれ、S&P500指数を対象とするオプション取引でコールに対するプットの需要の強さを表すもの。この日は恐怖指数のVIXも10.66%安で急反落して終え、相場の落ち着きを示す展開となっていた。 ◆恐怖指数(VIX) スキュー指数とVIXが共に低下していることは市場の急変リスクが和らいでいることを示唆しているが、過去の経験則では120を割り込んで低下した後、再び急伸する傾向もあった。もともと相場の先行指標というよりは遅行指標とされているだけに、今後は下がり切った後の反動高が警戒されそうだ。   ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。 ※QUICKデリバティブズコメントでは2月19日から、QUICK端末上のナレッジ特設サイトで「US Dashboard」のサービスを始めました。米国の長・短期金利スプレッド、期待インフレ率、VIXなど投資家・市場参加者が日々チェックするデータをチャート形式で一覧できます。米経済・市場の変化を見極めるツールとしてご利用いただけます。

恐怖指数のVIXが急低下、「不安領域」脱す

14日の米国市場で「恐怖指数」と呼ばれる米株の変動性指数(VIX)が大幅に4日続落した。一時、18.99まで下げて19割れとなり、下落率が23%を超える場面があった。VIXは20を上回ると、市場の不安心理が高まった状態とされる。終値ベースで「20」を下回ったのは2月2日以来で、「不安領域」をひとまず脱したかたちだ。 14日は2月限VIX先物、VIXオプションの満期を迎えて、VIXは朝方から急低下してスタート。1月の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比2.1%上昇となり、市場予想(1.9%上昇)を上回ったことで債券安・株高が進むなか、引けにかけて一段と低下する流れとなった。 終値ベースでは2月2日(17.31)以来の水準となり、VIXが急騰した5日以降の上げをほぼ帳消しにした。 【VIX先物の5分足チャート】 (注)QUICK FactSet Workstationより (QUICKデリバティブズコメント) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

ダウ急落再び 恐怖指数が急反発 VIXショートETFは大幅続落 

8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続落し、前日比1032ドル89セント(4.1%)安の2万3860ドル46セントで終えた。恐怖指数と呼ばれるVIX指数が3日ぶりに急反発。一時は34.54まで上昇して、上昇率が24%を超えた。ダウ平均は24000ドルの節目を割り込み、主要指数も軒並み急落。ボラティリティが再び高まる展開だった。 ナスダック指数とS&P500指数が6日安値を下回って大幅安となるなか、ナスダック版VIXのVXNは33.89に上昇。MSCIエマージング版のVIXも35.72で終え、2016年2月以来、2年ぶりの高水準を付けた。 ★世界のVIXが再び上昇傾向(QUICK FactSet Workstationより)   VIXショート型のETFは大幅に5日続落し、ベロシティシェアーズ・インバースVIX短期ETNは18%超下げて5.10ドルで安値引け。6日に92.57%安で急落した時の安値(5.50ドル)を下回って終えた。 (QUICKデリバティブズコメント) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

恐怖指数、2年5カ月ぶりの高水準 NYダウ急落でボラティリティが高まる

5日の米国市場で恐怖指数のVIXが大幅続伸。一時は35.73まで上昇して106.41%の急騰となり、2015年8月25日以来、2年5カ月ぶりの高水準に達した。米金利上昇への警戒感から株式相場が大荒れとなり、NYダウが24000ドルを割り込んで一時1597.08ドル安となるなど米株が急落する中、ボラティリティが急速に高まる展開となった。 (QUICKデリバティブズコメント) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。  

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