【朝イチ便利帳】7日 ソフトバンクGや東芝の決算 NZ、インドなど政策金利

7日は日銀が金融政策決定会合(7月29~30日開催分)の主な意見を公表する。ニュージーランド、インド、タイの中央銀行は政策金利を発表する。 ソフトバンクG(9984)やJXTG(5020)、東芝(6502)、昭電工(4004)などの4~6月期や1~6月期の決算発表が予定されている。   【7日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 日銀金融政策決定会合の主な意見(7月29〜30日開催分)   7月上中旬の貿易統計(財務省) その他 4〜6月期決算=大林組、日清食HD、JXTG、住友大阪、三菱マ、東芝、Jディスプレ、IHI、大日印、丸井G、ソフトバンクG、日本生命(大樹生命を含む)、MS&AD   1〜6月期決算=昭電工、電通、クボタ 海外 時刻 予定 1:00 ブラード米セントルイス連銀総裁が講演 4:00 6月の米消費者信用残高(8日) 22:30 エバンス米シカゴ連銀総裁がメディア関係者と朝食会 23:30 米エネルギー省の石油在庫統計(週間) その他 ニュージーランド中銀が政策金利と金融政策報告書を発表   タイ中銀が政策金利を発表   インド中銀が政策金利を発表   4〜6月期決算=リフト 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 7606 Uアローズ、純利益22%増 4〜6月 日経 +5.80% 8/6 7201 中国新車販売7月、日産自1%増 日経 +3.35% 8/6 6841 横河電、特損30億円 4〜6月 部品不良は「宇宙線の影響」 日経 +2.05% 8/6 7731 ニコン、50%減益 一眼レフ露光装置が不振、4〜6月最終 日経 +1.97% 8/6 2811 カゴメ、純利益23%増 物流事業の売却益寄与、1〜6月 日経 +1.46% 8/6 6740 Jディスプレ、決算発表9日に延期 金融支援の調整で 各紙 +1.44% 8/6 4912 ライオン、純利益38%減 1〜6月、半導体部材伸び悩み 日経 +0.91% 8/6 2503 キリンHD、ファンケルに33%出資 1300億円、健康食品に注力 日経 +0.65% 8/6 4921 +0.99% 8/6 3258 ユニゾHDがTOBに反対表明 HIS、敵対的買収に 各紙 +0.14% 8/6 9603 -0.94% 8/6 9432 NTT、純利益3%減 4〜6月 自社株買い枠3000億円 日経 +0.12% 8/6 9432 NTT社長「顧客に迷惑」、中国ファーウェイ製販売巡り 日経 +0.12% 8/6 8802 菱地所、純利益4%増 4〜6月 オフィスけん引 日経 +0.02% 8/6 4689 ヤフーと三越伊勢丹、AIでスカート開発 ニーズ解析、来月発売 日経 0.00% 8/6 3099 -0.75% 8/6 3769 GMO−PG、純利益41%増 18年10月〜19年6月 日経 0.00% 8/6 6367 ダイキン、純利益6%増 4〜6月最高益、日欧で空調好調 日経 -0.11% 8/6 7867 タカラトミー、78%減益 4〜6月最終、玩具など販売減 日経 -0.51% 8/6 1762 高松グループ、青木あすなろにTOB 完全子会社化へ 日経 -0.77% 8/6 1865 +0.25% 8/6 2914 JT、たばこ115銘柄10円上げ 各紙 -0.81% 8/6 7550 ゼンショHD、純利益67%増 4〜6月 日経 -0.91% 8/6 6723 ルネサス新体制に試練、2四半期連続赤字 4〜6月営業、産業向け在庫圧縮遅れ 過剰設備の解消急務 日経 -1.14% 8/6 9684 スクエニHD、純利益26%減 4〜6月 日経 -1.20% 8/6 7238 ブレーキ、88億円赤字 4〜6月最終、北米で受注減 日経 -1.43% 8/6 7701 島津4〜6月、純利益22%減 分析装置伸び悩み 日経 -1.89% 8/6 5301 東海カ19年12月期の営業益、15億円上方修正 独社買収が寄与 日経 -1.95% 8/6 3436 SUMCO、18%減益 韓国勢の半導体減産懸念 1〜6月最終 日経 -1.97% 8/6 4812 ISID、子供に合った競技提案 AI活用システム販売 日経 -2.02% 8/6 6448 ブラザー純利益、4〜6月22%減 工作機械が受注減 日経 -2.24% 8/6 4109 ステラケミ、20%減益 4〜6月最終、韓国向け輸出「影響見極め」 日経 -2.81% 8/6 8354 ふくおかFG、地銀初のネット専業銀行 2020年度にも 各紙 -3.22% 8/6

【朝イチ便利帳】26日 4〜6月の米GDP キーエンス、東エレクなど決算

26日は4~6月期の米国内総生産(GDP)の発表が予定されている。国内ではキーエンス(6861)や東エレク(8035)、NTTドコモ(9437)などが4~6月期の決算を発表する。   【26日の予定】 国内 時刻 予定 8:30 7月都区部消費者物価指数(CPI、総務省) 10:20 3カ月物国庫短期証券の入札(財務省) その他 4〜6月期決算=日立金、OKI、キーエンス、日東電、東エレク、マネックスG、岩井コスモ、NTTドコモ、関西電 海外 時刻 予定 21:30 4〜6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値 その他 1〜6月期決算=ルノー 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 6645 オムロン、42%減益 4〜6月最終 自動化装置が不振 日経 +3.40% 7/25 8089 すてきナイス粉飾、下方修正避ける狙いか 元会長、役員に厳命 日経 +2.11% 7/25 9984 ソフトバンクG、AI投資12兆円 2号ファンドで 各紙 +1.79% 7/25 3197 すかいらーく、営業益7%増 1〜6月、「ガスト」客単価伸びる 日経 +0.85% 7/25 6436 アマノ、営業益5割増 4〜6月 就労管理システム好調 日経 +0.66% 7/25 9104 商船三井社長、ホルムズ海峡 運航継続強調 日経 +0.51% 7/25 6702 富士通、4〜6月純利益9割減 退職給付変更 利益計上の反動 日経 +0.02% 7/25 8604 野村アセット、野村役員案に賛成 議決権行使結果を開示 日経 -0.02% 7/25 6701 NECが開発のAI、熟練者の意思決定模倣 10倍以上の速さで判断 日経 -0.23% 7/25 4519 中外薬の純利益最高 1〜6月、42%増 日経 -0.96% 7/25 6504 富士電機の純利益48%減 4〜9月 日経 -2.02% 7/25 7201 日産自、1万2500人削減 生産能力1割減 4〜6月営業益99%減 海外工場閉鎖も 各紙 -2.04% 7/25 6305 日立建機の純利益13%減 4〜6月 日経 -2.89% 7/25

時価総額9兆円、ウーバーお目見え ソフトバンクGの含み益は3300億円

10日に株式上場する米ライドシェアサービス最大手のウーバー・テクノロジーズの公募・売り出し価格(公開価格)が45ドルに決まった。公開価格は仮条件(44~50ドル)の下限で決まった。時価総額は約820億ドル(約9兆円)にのぼる見通しだ。 新規上場を受けてソフトバンクグループの投資収益も注目される。ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)によると、ソフトバンクGは2018年に運用する「ビジョン・ファンド」を通じて、ウーバー株を77億ドルで約15%取得したが、上場に伴い投資含み益は30億ドル(約3300億円)に膨らむという。 一方、ウーバーに先駆けて3月末に上場したリフトは足元の株価が55ドルと、公開価格の72ドルを大きく下回っている。成長性への期待は大きいが、赤字続きの業績などが嫌気されている。リフトには楽天が出資しており、両社の株価は似通った値動きをしている。ソフトバンク株も目先はウーバー株の動向に左右される可能性がある。(根岸てるみ)   ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

孫氏の兵法「25-4=9?」 戦果は「G=10015」「SB=1270」

8日の株式市場でソフトバンクグループ(9984)株が逆行高し、約4ヵ月ぶりに1万円の大台を回復した。6日の大引け後に決算発表と併せて発行済株式数の10.3%にあたる1億1200万株(6000億円)を上限とする自己株式取得を発表。7日の17%高に続き、市場に与えた衝撃が続いた格好だ。 この日の終値は前日比0.53%高の1万0015円。午前中は1万0270円まで買われる場面もあった。 イラスト:たださやか 先日の説明会で孫正義会長兼社長は、自己株式取得の理由を「25-4=9?」とユニークな数式で説明した。ざっくりというとビジョンファンドなどの「保有有価証券25兆円」から「実質有利子負債4兆円」を差し引くと「実質企業価値21兆円」となるはずなのに、2月時点の時価総額が9兆円というのは少なすぎないか? というのが孫氏の考えだ。 自己株式取得の原資は通信子会社ソフトバンク(9434)の新規株式公開(IPO)で得た資金。取得する自己株式はすべて消却する方針だ。孫子の兵法ならぬ「孫氏の兵法」で発した株価上昇への強いメッセージが市場関係者の関心を集めたようだ。 ちなみにソフトバンクの株価は前日比2.75%安の1270円と、公開価格の1500円がまた一段と遠のいた。(山口正仁) ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

本石砲の弾道「微修正」に思惑 ETF購入方針見直しで買われる銘柄、売られる銘柄

日銀が22~23日に開催する金融政策決定会合後に公表する経済・物価情勢の展望(展望リポート)で物価見通しを引き下げる公算が大きい。金融政策の変更・修正は展望リポートでの物価見通し修正が「前提条件」になることを踏まえると、金融政策で何らかの微修正があっても不思議ではない。 黒田東彦総裁は2018年12月の金融政策決定会合後の記者会見で、世界経済の下振れリスクに懸念を示したほか、物価安定の目標に向けたモメンタムを維持するために必要と判断されれば、適時・適切に追加緩和を検討していくと述べた。 ■年間6兆円、海外勢の売りの緩衝材に 日銀はブレグジットに揺れた2016年7月にETF購入額を従来比ほぼ倍増の6兆円に引き上げ、2018年7月の金融政策修正時には「資産価格のプレミアムへの働きかけを適切に行う観点から、市場の状況に応じて買い入れ額は上下に変動しうる」と方針を微調整していた。2018年の投資主体別売買動向では、外国人投資家が日本株を6兆円弱売り越したのに対して、日銀が6兆円強を買い入れたことで相場を下支えした経緯があり、買い入れ枠拡大を望む声は多い。 ただ、足元で相場がやや落ち着きを取り戻していることを勘案すると、ETFの買い入れ枠拡大に踏み切ることは難しそうだ。そこで現実的な路線で考えられるのはETF買い入れ配分の変更だろう。日銀が一部値がさ株の実質大株主になっていることなどを踏まえ、昨年7月の政策修正時にはTOPIX連動型ETFの買い入れ比率を従来の約75.0%から約87.5%へ引き上げた一方で、日経平均連動型は約22.4%から約11.2%に、JPX日経400連動型も約2.6%から約1.3%へ引き下げた経緯がある。 ■注目はキーエンスやメガバンク、ファストリやユニファミマ 今回もTOPIX連動型ETFの買い入れ比率を引き上げ、日経平均連動型比率を引き下げる場合は、TOPIX寄与度の高いトヨタ(7203)、三菱UFJ(8306)、NTT(9432)、キーエンス(6861)などの買い入れ比率が上がることになる。特に、キーエンスなど日経平均非採用銘柄や、日経平均寄与度が低いメガバンクなどはTOPIX連動比率の引き上げは歓迎されよう。 その一方で、日経平均寄与度の高いファーストリテイ(9983)、ソフトバンクG(9984)、ファナック(6954)、ユニー・ファミマ(8028)などの買い入れ比率が下がることになる。足元でファーストリテイの下落、任天堂の上昇などが目立つが、このような思惑も背景にありそうだ。(本吉亮) ※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先 物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門 への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。 米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

上場間際ソフトバンクの強みと課題 香港の投資ファンドこうみる 

19日に迫ったソフトバンクグループ(SBG、9984)の国内通信子会社ソフトバンク(SB、9434)の新規上場は国内投資家だけでなく、日本株に投資する海外勢からも注目度が高い。SBの事業価値や親会社の株価への影響をどうみているのか。香港の投資ファンドで日本企業を含む銘柄調査を担当する専門家に聞いた。 「携帯市場の競争激化に不安」 ◎豊盛金融集団(馮宏遠アナリスト) ――SBの企業価値をどう評価していますか。 「日本の携帯通信市場は競争が激化する見通しで、投資対象として魅力的ではない。市場が既に飽和しつつあるところに、来年秋には楽天が新たに参入する。さらに日本政府も通信料金の大幅な引き下げを求めている。先行きは明らかに通信料が低下しそうだ」 「配当性向の高さは日本の個人投資家をある程度引きつけそうだが、将来的に通信料収入が減少しても維持できるのか疑問が残る」 ――親会社SBGの株式にはどのような影響がありますか。 「今回の上場は親会社のSBGにとっては前向きな材料だ。上場による資金調達で国内通信の価値を顕在化しつつ、設備投資負担の重い通信事業を自律的な形に切り離せる。ただ、我々は親会社のSBGの事業環境にも慎重で、現在は株式を保有していない」 ――上場を評価しながら、SBGの先行きに慎重な理由は。 「今後のSBGの中心となる『ビジョン・ファンド』の投資先は主にテクノロジーやスタートアップ企業だ。こうした業界は投資尺度からみて既にかなり割高な企業が多いうえ、現在のように世界景気が減速し始めている状況では投資の回収に時間を要するだろう」 「(SBGの)負債の大きさも先行きに慎重な理由だ。少なくとも2019年後半までは米利上げが継続するとみられるなか、負債の多い企業は投資家から敬遠されやすい」 「ファンドの中核がサウジアラビアからの資金であることも懸念材料だ。サウジは記者殺害事件で外交的な問題を抱えるのに加えて、足元の原油価格の下落もあり、長期的に安定して資金を供給し続けられるのか不安がある」 ――日本株全体の先行きの見方を教えてください。 「今後1~2年の日本株は、米国などと比べて相対的に堅調だとみている。ただ足元は世界景気が後退局面に近づきつつあり、世界の株式相場はそれほど割安ではない。日本株も目先が買い場とはみていない」 「業界別では化粧品や食品に対して強気だ。景気が減速しても食事や日用品、パーソナルケアで質の高さを求める傾向は続くだろう。訪日旅行客の増加で、日本の化粧品や食品のブランド力が中国市場で高まっていることも評価できる」 「5Gでグループの優位性」 ◎易方資本(王華CIO、関博文シニアアナリスト) ――SBGに対する投資スタンスを教えてください。 王氏「SBGは米アルファベット(グーグル)と並んで長期保有している銘柄だ。次世代通信規格『5G』の時代になればグループとしての優位性が大きい。通信速度が飛躍的に高まる5Gでは、位置情報など利用者データを活用したサービスが広がる。英半導体設計のARMのほか、ヒト型ロボットの『ペッパー』などを有しており、通信事業からの膨大なデータをうまく活用しやすい立場だ。あらゆるモノがネットにつながる『IoT』で独自のエコシステム(生態系)を築く存在になり得る」 ――子会社SBの上場がSBG株に与える影響は。 関氏「SBGは通信会社からAI(人工知能)やロボットなど、純粋なテクノロジー企業の側面が強まる。日本国内での通信料金の引き下げ圧力や、5G関連の設備投資が負担になる通信事業の分離は投資家にとって好ましい。一方、こうした理由から新規上場するSBの株式に対しては慎重だ」 ――5Gで提携するファーウェイの孟晩舟・副会長がカナダで逮捕されました。 王氏「SBだけでなく、通信業界全体にとって基地局などでファーウェイの製品を使わないことにより設備投資の負担が増す可能性がある。北欧のノキアやエリクソン、日本のNEC、富士通といったあたりが設備の代替メーカーになりそうだが、一般にファーウェイ製品より価格は高いだろう」 ――ソフトバンク・ビジョン・ファンドの資金の出し手であるサウジアラビアは記者殺害事件で外交的に孤立し、投資家からも不安視する声があります。 王氏「サウジアラビアの問題は確かにSBGにとって懸念材料だ。この問題の今後の展開を予想するのは難しい。ただ、現段階では上記のような優位性があるSBGの株式を売却するほど深刻だとは捉えていない」 ――SBG以外で将来性を評価している日本企業はありますか。 王氏「ソニー(6758)と村田製作所(6981)に投資している。ソニーはスマートフォン向け画像センサーや仮想現実(VR)端末『プレイステーションVR』が先行きの収益に寄与するとみている。村田製は積層セラミックコンデンサー(MLCC)の自動車向け需要の増加がテーマだ」 (聞き手はNQN香港=柘植康文、易方資本は書面でのインタビュー)

【朝イチ便利帳】14日 日銀短観、メジャーSQ 中国小売売上高、米製造業PMI

14日は、12月の日銀企業短期経済観測調査(短観)が発表される。 株式市場では、株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)算出日を迎える。 海外では、12月の米製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)などが発表される予定だ。 【14日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 12月の日銀企業短期経済観測調査(短観) 10:20 3カ月物国庫短期証券の入札(財務省) 13:30 10月の鉱工業生産指数確報(経産省) その他 閣議   株価指数先物オプション12月物の特別清算指数(SQ)算出 海外 時刻 予定 0:00 10月の米企業在庫(15日) 11:00 11月の中国工業生産高   11月の中国小売売上高   1〜11月の中国固定資産投資   1〜11月の中国不動産開発投資 19:30 ロシア中銀が政策金利を発表 22:30 11月の米小売売上高 23:15 11月の米鉱工業生産設備稼働率 23:45 12月の米製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値、IHSマークイット調べ) 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 7272 ヤマハ発、シンガポール配車大手グラブに170億円出資 日経 +4.66% 12/13 6551 ツナグS、EBITDA4倍めざす 24年9月期 日経 +3.95% 12/13 7201 仏ルノー、ゴーンCEO当面留任 日産自は会長選び延期も 各紙 +1.36% 12/13 4091 大陽日酸、米で水素製造 独社事業、470億円で買収 日経 +0.99% 12/13 8058 三菱商が炭素繊維再生に参入 英社に出資 日経 +0.95% 12/13 9432 NTT傘下のNTT東、7000人自然減へ 従業員の2割 日経 +0.36% 12/13 6740 Jディスプレ、中国企業と再建支援交渉 年度内決着めざす 日経 0.00% 12/13 9142 JR九州、4〜9月期の純利益最高 書類偽造問題で発表延期 日経 0.00% 12/13 2695 くら、前期の純利益5%増 海外好調で最高更新 日経 -0.15% 12/13 6178 日本郵政、米アフラックに3000億円出資 実質筆頭株主に 日経 -0.76% 12/13 9984 ソフトバンク通信子会社、既存基地局も中国製排除 北欧2社に切り替え 日経 -1.29% 12/13 3549 クスリアオキ、6〜11月期の純利益20%増 日経 -3.86% 12/13  

ソフトバンクGが保有株売却の観測 エヌビディア下げる

11日の米国市場で画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディアが反落し、2.41%安の148.19ドルで終えた。一時は145ドルまで下げて下落率が4%を超えた。ブルームバーグがこの日、「ソフトバンクG(9984)がエヌビディア株が下落し続けているため、来年の早い時期にも保有株を売却する計画だ」と報じたことが嫌気された。ソフトバンクGは約30億ドルの利益を得る可能性があるが、売却を一部にとどめる可能性もあり、最終決定には至っていないという。 ソフトバンクGはソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)を通じてエヌビディアに5%未満の投資を行っていた。QUICK FactSet Workstationによれば、SVFのアドバイザリー会社である「SB Investment Advisers」(英国)はエヌビディア株を4.41%(2687万5000株、40億8100万ドル)保有しており、第4位の大株主となっている。(片平正ニ) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

ソフトバンク、機関投資家の需要「国内2倍、海外3倍」 上場秒読み段階に

19日に東証1部に上場するソフトバンク(SB、9434)は10日、売り出し価格(公開価格)を仮条件と同じ1500円に決定した。市場からの資金吸収額は約2.6兆円で、日本企業のIPO(新規株式公開)では過去最大。単純計算した時価総額は約7.1兆円にのぼり、トヨタ(22.2兆円)、NTTドコモ(9.6兆円)、ソフトバンクG(9.4兆円)、NTT(8.9兆円)、三菱UFJ(8.2兆円)、ソニー(7.2兆円)に次ぐ規模となる。 上・下限の幅がない異例の「一本値」の仮条件で、先週ブックビルディングを実施した。売り出し株式の販売比率は9割が国内、1割が海外向けだ。もともと国内の個人を主な買い手と想定しており、国内の機関投資家への割り当ては全体の2~3%、金額では600億円前後といわれていた。 ブックビルディング期間中に起きた大規模な通信障害やファーウェイ問題などで需要の盛り上がりが注目されたが、市場関係者からは「国内機関投資家の倍率は2倍台前半、海外投資家向けはおよそ3倍となっていたとみられます。やはり通信障害などの影響でキャンセルも出たようですし、倍率はやや低いように見受けられます」との声が聞かれた。(中山桂一) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

【朝イチ便利帳】22日 10月の全国CPI、感謝祭の祝日で米国が休場

22日は総務省が10月の全国消費者物価指数(CPI)を発表する。その他、11月の月例経済報告(内閣府)などが発表される予定。 米国市場は感謝祭で休場となる。   【22日の予定】 国内 時刻 予定 8:30 10月の全国消費者物価指数(CPI、総務省) 8:50 対外対内証券売買契約(週間、財務省) 9:00 9月の毎月勤労統計確報(厚労省) 10:20 3カ月物国庫短期証券の入札(財務省) その他 11月の月例経済報告(内閣府)   4〜9月期決算=日本生命(三井生命を含む)、明治安田生命、住友生命、富国生命、朝日生命 海外 時刻 予定 その他 感謝祭の祝日で米国は全市場休場   南アフリカ中銀が政策金利を発表 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 6217 津田駒、今期10期ぶり復配 日経 +0.77% 11/21 9984 韓国通販、自社物流を強化 ソフトバンク系、追加出資 日経 +0.70% 11/21 7201 西川氏、暫定会長で調整 日産自ゴーン会長きょう解任 日経 +0.35% 11/21 7201 環境社会ガバナンス格付け、日産自は「最低」9月に指摘 日経 +0.35% 11/21 2811 カゴメ、来期から国際会計基準に 日経 -0.30% 11/21 8306 米検察、三菱UFJ調査 米紙報道、北朝鮮の資金洗浄巡り 各紙 -0.45% 11/21 6773 臨時総会の基準日追加 パイオニア、来月7日に 日経 -1.07% 11/21 8129 薬価下げ、医薬卸が苦境 東邦HD、物流拠点を自動化 日経 -1.28% 11/21 9613 iPS創薬支援に出資 NTTデータ、医療分野の顧客拡大 日経 -2.15% 11/21 7733 オリンパス、起債見送り 社債、株価急落でリスク考慮 日経 -8.68% 11/21

「親」か「子」か 「孫」が仕掛ける2兆6000億円のドラマ ソフトバンク12月上場

過去最大級のIPOとして注目が集まるソフトバンクグループ(SBG、9984)の通信子会社のソフトバンク(9434)。市場では早くも需給面を警戒する声がある。 「売り出し総額はおおむね想定通りの額だが、需給の観点からすると決して良い話ではない」――ある市場関係者はこうつぶやく。ソフトバンクの想定売り出し価格から試算される時価総額は7兆円を超える。市場からの資金吸収額は最大2兆6000億円にのぼる計算だ。 ※孫正義ソフトバンクG会長兼社長。写真は同社提供の過去の決算説明会動画から 当初売り出しの約89%が国内分の割り当てとなり、海外分はおよそ11%。国内分の多くが個人投資家向けとされる。ある投資信託の幹部は「国内機関投資家の割り当て分は2.5%程度で600億円ほどしかない」という。 2兆を超える資金を残り1カ月で市場から吸収する。魅力としては配当の高さだろう。ソフトバンクは上場に関する資料のなかで連結配当性向85%程度を目安と掲げる。今期は上場期間を考慮して1株当たり配当は37円50銭とするが、通期で倍と試算して想定売り出し価格(1500円)から計算すると配当利回りは5%となる。 先の市場関係者は「高配当利回りとして投信への組み入れ期待は強まるだろう」と指摘する。とはいえ「多くの資金を個人投資家から集めるとなると、新興市場や個人投資家の持ち株比率の高い銘柄には短期的に売り圧力が強まる可能性は否定できない」とみる。 12日の市場では個人投資家の持ち株比率が比較的高く、年初来大きく株価水準を切り上げていたリソー教育(4714)が大きく下落し、「ソフトバンク上場に伴う換金売りもあるのではないか」(国内証券)との声も出ていた。 国内投信幹部は上場資料目を通しながら「機関投資家への割り当て株数の少なさもあるがうちでは申し込まないだろう」とも話していた。高配当という観点でソフトバンクを組み入れる必要はないという。 バーンスタイン・リサーチは13日付のリポートで「むしろグループを保有したい」との見解を示した。ソフトバンクの時価総額や売り出し規模について「9月時点の純負債が3兆700億円だったことを踏まえれば企業価値(EV)は10兆2500億円で当社の予測より60%のプレミアムが付いている」と指摘。ソフトバンクのEVと税引前利益に特別損益、支払利息、減価償却費を加算したEBITDAとの倍率は8.2倍だとし、「NTTドコモ(9437)は5.5倍、KDDI(9433)は4.4倍だった」と、ソフトバンクのEV/EBITDA倍率の高さに懸念を指摘した。 そのうえで「金融技術に感心するが、最初のインプレッションは買い手でではなく、売り手を保有することだ」と締めくくり、ソフトバンクよりはソフトバンクGに妙味あるとした。ソフトバンクGの投資判断アウトパフォーム、目標株価1万3500円を維持していた。(中山桂一、片平正ニ) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

【朝イチ便利帳】25日 日銀決定会合の議事要旨(7月分)、9月の米消費者信頼感指数

25日は8月の企業向けサービス価格指数、白物家電出荷額、7月の景気動向指数改定値、8月の全国スーパー売上高などが発表される予定のほか、日銀金融政策決定会合の議事要旨(7月30〜31日開催分)が公表される。また黒田日銀総裁が経済団体懇談会で講演を行う。   IPO関連ではアイリックコーポレーション(7325)が新規上場するほか、ブリッジインターナショナル(7039)の公募・売り出し(公開)価格が決定する。 海外では9月の米消費者信頼感指数などが発表される予定だ。   【25日の予定】 国内 時刻 予定 8:50 日銀金融政策決定会合の議事要旨(7月30〜31日開催分)   8月の企業向けサービス価格指数(日銀) 10:00 8月の白物家電出荷額(JEMA) 13:30 国債投資家懇談会(財務省) 14:00 7月の景気動向指数改定値(内閣府)   8月の全国スーパー売上高(日本チェーンストア協会)   8月の外食売上高(日本フードサービス協会) 14:35 黒田日銀総裁が経済団体懇談会で講演(大阪市) 15:30 中西経団連会長の記者会見 16:30 黒田日銀総裁の記者会見(大阪市) その他 閣議   柿木鉄連会長の記者会見   マザーズ上場=アイリックコーポレーション 海外 時刻 予定 22:00 7月の米S&Pコアロジックケースシラー住宅価格指数 23:00 9月の米消費者信頼感指数 その他 香港、韓国市場が休場   安倍首相が米NY国連総会で一般討論演説   海外6〜8月期決算=ナイキ 【今日の株価材料】 コード 材料 (NQN「今日の株価材料」より) News 比較 7011 三菱重、エンジン会社株一部売却 日経 +2.10% 9/21 7011 三菱重JAXA、H2Bの打ち上げ成功、「こうのとり」搭載 日経 +2.10% 9/21 6092 環境コンサル、中国で協業 エンバイオH、SOMPOと 日経 +2.00% 9/21 8630 +0.60% 9/21 7261 マツダ、損失280億円 西日本豪雨、生産抑制で 日経 +1.87% 9/21 9984 ソフトバンク、メール1000万通消去 日経 +1.51% 9/21 6503 三菱電4〜9月中間配、据え置きの14円に 株主還元を重視 日経 +1.42% 9/21 4324 電通、電子看板で地域の災害情報(日経、以上25日) 日経 +1.34% 9/21 6644 賃貸の家電、遠隔操作 入居者向けアプリ、パレットクラウドと大崎電(日経、以上24日) 日経 +1.26% 9/21 2653 イオン九州、西日本豪雨響き最終赤字12億円 3〜8月 日経 +0.91% 9/21 9202 ANAHD、民泊でマイル エアビーなど9社と連携 日経 +0.83% 9/21 4343 イオンファン、1割増益 3〜8月営業、クレーンゲーム好調 日経 +0.77% 9/21 2120 日生、LIFULL傘下の保険代理店仲介サイトの運営VB買収 若年層との接点確保 日経 +0.48% 9/21 4901 iPS、富士フイルムが初の企業治験へ 22年の製造販売承認めざす 日経 +0.43% 9/21 4506 iPS医薬、追う日本企業 大日本住友など実用化急ぐ 豪先行、産業育成へ正念場 日経 +0.32% 9/21 4755 携帯黒字化、1年前倒しも 楽天の広瀬研二CFO、通信エリア早期拡大 日経 +0.25% 9/21 6723 ルネサス、知財で稼ぐ 半導体の設計情報外販、眠れる技術を収益化 日経 +0.13% 9/21 9437 NTTドコモ社長「日本の料金、高くない」、総務省の調査に反論 日経 -0.06% 9/21 6702 富士通、映像データ1000分の1に圧縮 自動運転の精度高める 日経 -1.21% 9/21 4716 日本オラクル、税引き益11%増 6〜8月単独(日経、以上22日) 日経 -2.84% 9/21 7956 訪日消費、伸びた企業は? 日中両国で稼ぐピジョン、SNS発信奏功のコーセー(4922、以上23日) 日経 -2.98% 9/21  

不明さ増した「2つのS」 テスラ、但し書き付の信用力回復 

8日の米国市場でテスラは反落し、2.43%安の370.34ドルで終えた。7日にイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が「非公開化を検討、資金は確保した」と明らかにしたことで前日は10.98%高で急伸したが、朝高後は反動安となった。 株式の非上場化を検討し始めたことで、テスラに対する信用力は足元では回復している。QUICK FactSet Workstationによると1年物のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)が7日に327となった。前の日は405だった。7月中旬には一時、600を超えていた。 ※QUICK FactSet Workstationより 背景には転換社債(CB)の償還を無難に通過できるとの期待がある。テスラが発行しているCBのうち、2019年3月に償還をむかえるCBの株式への転換価格は359.87ドル。発行額は9億2000万ドル(約1000億円)。マスクCEOが非上場化の際に買い取る株式の価格を1株あたり420ドルと言及し株価が急伸し、それまで下回っていた転換価格も突破した。 このまま株価が高水準で推移すれば来年3月の償還時に株式への転換が進みやすく現金の流出を食い止める公算が大きい。目先の1年で見れば資金ショートのリスクが薄まったと言え、CDSが大きく反応したわけだ。 ただ、5年物のCDSは低下しているものの直近の高い水準から約100ポイント切り下がった程度。1年物の低下幅(約200ポイント)に比べると小さいだけに、信用市場は長期的な信用力についてはまだ懐疑的と言える。 また、この日は「S」に絡んだニュースが2つ流れ、史上最大級のレバレッジド・バイアウト(LBO)の先行きがさらに見えにくくなった。 8日午後、ブルームバーグは「マスク氏がソフトバンクGの孫正義氏とテスラへの投資を巡って2017年に協議し、非公開化を含む選択肢を話し合った」と報じた。経営権を巡ってテスラの主導権を維持したいマスク氏との間で意見の不一致があったほか、現時点で進行している協議はないという。7日のツイートとの関係性を期待する動きは限られた。そもそもソフトバンクGは5月31日、米自動車大手ゼネラル・モーターズの自動運転を手掛けるグループ会社にソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)を通じて22億5000万ドルを出資し、GMと自動運転分野で提携していた経緯がある。 大引け前にはウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙電子版が「米証券取引委員会(SEC)がテスラに対し、マスクCEOのサプライズな非公開化の発表が本当かどうか調査している」と報じ、株価操作の疑いが警戒されて引けに掛けて下げ幅を広げる展開となった。WSJによれば、SECはマスク氏がなぜ通常のSECへの届け出書ではなく、ツイッターで発表したのかなどと尋ねているという。 テスラはLBOに必要な資金を本当に確保できたのかーー。マスク氏のツイートの信ぴょう性に疑問が残る中、当局の対応に関心が集まっている。(片平正ニ、岩切清司)   ※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。 ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

【朝イチ便利帳】6日 ソフトバンクや楽天など決算発表、月次調査<株式>

 6日はソフトバンク(9984)、大成建(1801)、東レ(3402)などが4~6月期、楽天(4755)などが1~6月期の決算発表を行う。QUICKがきょう11時に発表する月次調査<株式>では、株式市場関係者に環境や企業統治を重視した企業を選ぶESG投資について、拡大の余地などを聞いた。  海外ではカナダ市場、オーストラリア市場が休場となる。      

踏み込んだプレゼンター、瀬踏みするインベスター ソフトバンクGのフェアバリューとは

今週、ソフトバンクG(9984)が9909円まで上値を切り上げ、年初来高値を更新した。理由は様々あるなかで、ある中小証券幹部は「6月20日に開催された株主総会で、孫正義社長の発言が胸に刺さった投資家がいるのではないか」とささやく。 総会で孫社長は自らが試算したソフトバンクG株の「フェアバリュー」をはじいて見せた。投資先の企業価値と抱える負債の差引から1万4199円だという。ただ、これに終わらないのが孫流なのだろう。現時点で既に上場申請をしている通信子会社のソフトバンクの価値=+αがあるとして「(ソフトバンクG株の)中には実は2万円前後のものが入っているのではないかというのが、私がいましつこく細かく説明した内容です」とした。 総会前の株価は8000円台前半で推移していた。孫社長の試算に比べれば割安。総会の壇上で「ソフトバンクグループの株が買いか売りかというと私は絶対買いだと思っています。だって中身の方が多いのだということです」と断言した。株価は総会前日にあたる6月19日終値から1カ月後の7月19日まで株価は2割上昇した。 社長が単に「割安なのでお買い求めください」といったところで個人投資家と言えどもそう簡単には動かない。ボラティリティの高い銘柄でもある。それでも投資家の心を揺さぶったのが以下の一枚の図かもしれない。 ※ソフトバンクGのIRサイト「株主総会 書き起こし(https://bit.ly/2NsKWYZ)」より 時価総額と株主価値を描画しているが、この図は株主価値から見れば時価総額は2000年代前半のITバブル時に迫る、もしくは抜くとのメッセージにも読み取れる。前出の中小証券幹部は「ここまで経営者が株価に対し前のめりになると、投資家も無視はできなくなる」と話す。 市場が想定するフェアバリューはどの水準なのか。QUICK FactSet Workstationがまとめているアナリストの目標株価の平均は7月18日時点で1万2425円。気がかりなのは2カ月前から700円ほど切り下がっている点だ。孫社長が試算したフェアバリューは市場の目線から大きく離れている印象はないが、市場の株価予想のモメンタムそのものは上向いていない。 ITバブル期を超えるとのメッセージに対し市場はまだまだ半信半疑なのだろう。株主総会で孫社長は「(自分が)何を発明したのか」として強調したのが「群戦略」だった。テクノロジーではない。カリスマ社長の強弁と言えども曖昧さに賭けるほど市場もお人よしではない。 ソフトバンクG株はコングロマリット・ディスカウントなどが指摘され本来価値に対して割安との見方が一般的だ。その修正分だけでも上値余地があると考えられるが、まずはアナリスト予想の平均まで切り上げられるのか。偉大なるプレゼンテーターである孫社長のセールストークを市場が瀬踏みを始めるのはそこからだ。(岩切清司) ※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

【朝イチ便利帳】10日 「シックスパッド」のMTG上場、SUBARUが新中経

10日は6月のマネーストック、5月の特定サービス産業動態統計速報などが発表される予定のほか、SUBARU(7270)が新中期経営計画を発表する。IPO関連ではMTG(7806)が新規上場するほか、タカラレーベン不動産投資法人 投資証券(3492)の仮条件が決定する。 海外では6月の中国卸売物価指数・消費者物価指数などが発表される予定だ。    

【朝イチ便利帳】 20日 4月日銀会合の議事要旨 ソフトバンク株主総会

 20日は4月26~27日開催分の日銀金融政策決定会合の議事要旨が発表されるほか、日本郵政、シャープ、ソフトバンクなどが株主総会を開催する。IPOではログリー(6579)が東証マザーズに上場する。  海外では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、黒田東彦・日銀総裁らがECBパネル討議に参加するほか、18年1~3月期の米経常収支が発表される。  

【朝イチ便利帳】31日 ラクスル(4384)が新規上場 、G7財務相・中銀総裁会議

31日は4月の鉱工業生産指数速報、建機出荷額、自動車生産・輸出実績、住宅着工戸数などが発表される予定のほか、2年物国債の入札が行われる。IPO関連ではラクスル(4384)が新規上場するほか、SIG(4386)の仮条件が決定する。 海外では5月の中国製造業・非製造業購買担当者景気指数、4月の米個人所得・個人消費支出などが発表される予定のほか、主要7カ国(G7)財務相・中銀総裁会議が6月2日までの予定で開催される。

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