三菱UFJ国際「ワールド・リート・オープン」、分配金を減額 過去最低の20円に

三菱UFJ国際投信が運用する「ワールド・リート・オープン(毎月決算型)」(03313047)が12日の決算で1万口あたりの分配金を前月より15円安い20円に引き下げた。昨年2月以来の減額で、2004年7月の設定以降の最低水準を更新した。 同ファンドは、世界各国の不動産投資信託(REIT)に投資する。18年12月末時点では米国REITがおよそ6割を占め、カナダとオーストラリアのREITが続く。19年1月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)はプラス2.53%だったが、基準価額は1年前と比べて14.31%下がった。 三菱UFJ国際投信は分配金を引き下げた背景として、17年末から18年末にかけて世界のREIT相場が下落したことなどを挙げ、「市況動向や基準価額水準、配当等収益の状況などを総合的に勘案」としたとしている。 12日時点の純資産総額(残高)は2940億円。1万口あたりの分配金を70円から50円に引き下げた2017年2月から月間ベースで資金流出が続いていたが、1月の資金流入額(推計値)では2年ぶりにプラスに転じた。 ◇三菱UFJ国際投信の発表資料 決算・分配金のお知らせ (QUICK資産運用研究所)

アセマネOne「未来の世界」、新たに2本追加 シリーズ7本に

アセットマネジメントOneが運用する「未来の世界」シリーズは、新ファンドが2本加わって計7本になった。1月31日に運用を始めた2本の「先進国ハイクオリティ成長株式ファンド<愛称:未来の世界(先進国)>」のうち、為替ヘッジなしのコース(47315191)には、当初設定額で262億円が集まった。国内公募の追加型株式投資信託ではおよそ3カ月ぶりの大型設定となった。 同シリーズは、成長力の評価に基づいて質の高い企業(ハイクオリティ成長企業)の中から割安と判断される銘柄を厳選して投資する。今回追加されたのは、投資対象が先進国の株式。これまでに全世界の株式が対象の「グローバル」や、新興国の株式を対象としたファンドを運用している。 シリーズの純資産総額(残高)合計は18年9月に8500億円を超えた。その後は8000億円を下回る場面があったが、新ファンドが追加されたこともあって19年1月末時点では8340億円と残高が回復傾向にある。 (QUICK資産運用研究所)

大和住銀「短期豪ドル債オープン」、分配金を減額 過去最低の10円に

大和住銀投信投資顧問が運用する「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」(22311034)が7日の決算で1万口あたりの分配金を前月(20円)の半分の10円に引き下げた。昨年2月以来1年ぶりの減額で、2003年4月に運用を始めてから最低水準を更新した。 同ファンドは、高格付けの豪ドル建ての公社債や短期金融商品に投資する。ファンド全体のデュレーション(平均残存期間)を1年未満とすることで、金利変動による影響を小さくする。 1月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)はマイナス8.69%。過去1年間に受け取った分配金がどれだけ運用益から支払われたかを表す分配金健全度は0%(1年前に購入した場合、100%に近いほど健全度が高い)だった。 大和住銀投信投資顧問は7日の臨時レポートで、オーストラリア準備銀行(中央銀行)の低金利政策により、豪ドル建て債券の利回りが低水準で推移していることを指摘。分配金を引き下げた理由を「基準価額の水準の低下や市況動向、分配対象額等を総合的に勘案した」としている。 ◇大和住銀投信投資顧問の臨時レポートはこちら -第189期分配金について- (QUICK資産運用研究所)

1月の投信、三菱UFJ国際が資金流入額首位

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)について、運用会社別の1月末時点の純資産総額(残高)と残高増加額、資金流入額をそれぞれ集計した。 資金流入額の首位は三菱UFJ国際投信。前月(18年12月)は上位20社圏外だったが、「国際 アジア・リート・ファンド(通貨選択型)インド・ルピーコース(毎月決算型)」(0331313L)を中心に資金が集まった。 (注)QUICK資産運用研究所調べ。対象はETFを除く国内設定の公募追加型株式投信(単位型は含まない)。資金流入額はファンドの設定額から解約額を差し引いた値で概算推計値、償還ファンドは集計対象外。▲はマイナスで減少または流出。運用増加額は純資産増加額から資金流入額を引いた値で、運用のみによる増加額を意味する(概算値)。残高増加額=資金流入額+運用増加額。分配金支払総額(概算値)は資金流出額には含まれず、分配しなかった場合に比べ、運用増加額が分配金支払総額分だけ減る。億円未満は切り捨て。 (QUICK資産運用研究所)

東京海上AM「円奏会」の残高5000億円突破

東京海上アセットマネジメントが運用する「東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)<愛称:円奏会>」(4931112B)の純資産総額(残高)が初めて5000億円を突破した。29日時点の残高は5018億円。 2012年11月に設定され、昨年6月末に4000億円に到達。その後も月間100億円以上の資金流入超が続いて残高を積み増し、国内の公募投資信託(ETF除く)で9番目の規模に成長した。 同ファンドは日本の債券と株式、REIT(不動産投信)に投資し、それぞれ70%、15%、15%を基本の配分比率とする。基準価額の変動リスクを年率3%程度に抑えることを目標としており、リスクが大きくなると株式とREITの比率を引き下げて短期金融資産などを保有する。昨年末で1年の標準偏差は2.94%で、組み入れ比率は基本配分通りだった。 昨年末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)はマイナス0.38%。5年では15.85%プラスだった。今月の分配金実績は1万口あたり30円で、2014年7月から同水準を維持している。 (QUICK資産運用研究所)

ニッセイAMの「ラッキー・カントリー」、分配金を100円に減額 過去最低と並ぶ

ニッセイアセットマネジメントが運用する「ニッセイ豪州ハイ・インカム株式ファンド(毎月決算型)<愛称:ラッキー・カントリー>」(29315126)が28日の決算で、1万口あたりの分配金を前月より50円安い100円に引き下げた。2013年3月決算以来の低い水準で、12年6月の設定以降の最低と並んだ。 同ファンドは、配当利回りが相対的に高いオーストラリアの株式などに投資する。昨年12月末時点では、金融業種を中心に41銘柄を組み入れている。 設定以降、月間ベースで資金流出超となったのは2回のみ。2014年5月から資金流入超が続く一方で、運用成績は低迷している。今月28日時点の基準価額は5321円で、1年前と比べて34.2%下落した。分配金再投資ベースの中長期でみても、18年12月末時点の3年リターンはマイナス4.12%だった。 ニッセイアセットマネジメントは分配金を引き下げた背景を「基準価額の水準が低下してきたことや市況動向等を総合的に勘案」したと説明している。 ◇ニッセイアセットマネジメントの発表資料はこちら 第80期決算 分配金のお知らせ (QUICK資産運用研究所)

第2回QUICKが選ぶ「中長期投資にふさわしい投信」 ~運用成績を定量評価~

QUICK資産運用研究所は、中長期の資産形成を目指す個人投資家が投資信託を選ぶ際の参考になるように、2018年に活躍した投信の中から「中長期投資にふさわしい投信」5本を選定した。第1回は18年3月に発表しており、今年から年初に選定結果を公表する。 ■リスク階級ごとに5本を選定 運用方針、投資対象、コスト、運用体制……。数ある投信の中から、個人が自分に合った商品を見定めるのは簡単ではない。「中長期投資にふさわしい投信」では、過去の運用成績に的を絞って分析し、恣意性を排除した。具体的には、運用でとったリスクに見合うリターンを上げたかどうかを測る指標「シャープレシオ」を用いて、個々の投信を評価した。 個人が中長期の投資を続けていくうえでは、自分がどの程度のリスク(リスク許容度)をとれるかを想定した投信選びが重要になる。そのため、リスクを示す指標「QUICKファンドリスク(QFR)」の5つの階級ごとに1本ずつ、計5本を選んだ。 結果はリスク階級の小さい順に「明治安田日本債券ファンド(愛称:ホワイトウィング)」(12312001)、「J-REITオープン(年4回決算型)」(01313052)、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Aコース(為替ヘッジあり)」(39311065)、「SBI中小型成長株ファンド ジェイネクスト(愛称:jnext)」(89311052)、「マネックス・日本成長株ファンド(愛称:ザ・ファンド@マネックス)」(47311007)の5本(図A)。 5本ともアクティブ(積極)運用型で、主な投資対象はリスク階級別に1が国内債券、2が国内REIT(不動産投信)、3は米国株式、4と5が国内株式だった。 ■QUICKファンドスコアでも高評価 「明治安田日本債券ファンド」の18年のリターン(分配金再投資ベース)は、約1%の小幅なプラス。過去5年間では緩やかな値動きが続いている(図B)。 「J-REITオープン(年4回決算型)」は11.26%上昇。国内REIT市場平均の「東証REIT指数(配当込み」(11.11%)をわずかながら上回り健闘した。 18年は日本株式市場を代表する「TOPIX(東証株価指数)配当込み」が約16%下げるなど、世界的に株式相場が低迷した。リスク階級が3以上で選定したファンドはどれも年間のリターンがマイナスだったが、それぞれのリスク階級の中では高い評価を収めた。 「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Aコース(為替ヘッジあり)」は、成長性が高いと判断される米国株式へ投資すると同時に、為替ヘッジでドル円相場の変動リスクを回避するのが特徴だ。「SBI中小型成長株ファンド ジェイネクスト」と「マネックス・日本成長株ファンド」は、どちらも主に中小型の国内成長株に投資する。 選定した5本は、QUICKが毎月算出している「QUICKファンドスコア」でもおおむね高評価を得ている。QUICKファンドスコアは長期投資にふさわしいかどうかの視点で、リスクやリターンといった運用成績に加え、下値抵抗力、運用コスト、分配金健全度の5項目で投信を多角的に分析評価し、最も低い「1」から最高の「10」まで10段階にランク付けしている。5本中4本の最高スコア(18年末時点)が9または10だった。「明治安田日本債券ファンド」は、同じリスク階級のファンドの中で比べた下値抵抗力や分配金健全度の項目で相対評価点が低く、スコアは4にとどまった。 【選定対象・方法】 1.対象は国内公募の追加型株式投資信託で、決算回数が年6回以上のものを除く。2018年末時点で(1)運用実績が6年以上(2)償還予定日までの期間が1年以上(3)残高が10億円以上――の条件を満たす。原則としてETF(上場投資信託)、確定拠出年金(DC)専用、販売停止中、販売停止予定、限定追加型、マネープール相当、ブルベア型、ラップ口座専用、ミリオン型、一般財形型は除外した。 2.リスク階級は価格変動リスク(過去の価格変動の度合い)をTOPIX(東証株価指数)との相対評価で表した「QUICKファンドリスク(QFR)」を用いる。QFRはリスクが最も小さい「1」から最大の「5*」まで6段階を付与しているが、ブルベア型などが含まれる「5*」は除外した。 3.18年1月から12月までの1年間の各月末時点における5期間(5年間、3年間、1年間、6カ月間、3カ月間)の運用実績データ(シャープレシオ)を使った定量評価。過去12カ月間における上記5期間のシャープレシオ(年率換算)の平均値を合計し、この合計値が最大となる投信をリスク階級別(1~5)に1本ずつ選定。 (QUICK資産運用研究所 中田裕子)

投信・ラップ・外貨建て保険 理解してる? 【個人の資産形成に関する意識調査⑫】

QUICK資産運用研究所が昨年11月に実施した「個人の資産形成に関する意識調査」。12回目は投資信託とラップ口座、外貨建て保険それぞれの理解度と費用の把握度合いを聞いた結果を掲載する。(調査概要と過去の配信はこちら) ■投信は75%が「理解」と答えるも‥ 投資信託やラップ口座、外貨建て保険について、それぞれ保有・契約している人に商品の理解度を聞いた。投信は「よく理解している」と「ある程度理解している」の合計が75.1%だった。投資経験別でみると、投資経験の浅いほど「契約時は理解したが今は忘れつつある」と「理解できていない」と答えた人が多くなった。 商品を理解していると回答した人の割合が82.8%と最も高かったのはラップ口座。一方で、割合がやや少なめだったのは外貨建ての終身保険だった。終身保険は一度加入すると原則、保障が一生涯続くという商品性も影響したとみられ、「契約時は理解したが今は忘れつつある」と答えた人が多かった。 もっとも商品を理解していると回答した人には「理解したつもり」が含まれている可能性がある。例えば、自身の投資経験について聞かれた質問に対して「投資経験なし」と申告した投信保有者もおり、このうち半分近くが投信の商品性を「よく理解している」「ある程度理解している」と回答。外貨建て保険を契約している人では3割強が「投資経験なし」と回答しており、元本割れのリスクがある商品を保有していても「投資をしている」という感覚に結びついていない場合もあるようだ。 ■費用把握、ラップ>投信>外貨建て保険 投資信託やラップ口座、外貨建て保険を契約している人に保有する商品の費用を把握しているか聞いたところ、投信は7割近くが把握していると答えた。投資経験別では、投資経験が1年未満の人はおよそ5人に1人が「把握できていない」状況にあることが明らかになった。 費用を「よく把握している」と「ある程度把握している」の合計が最大だったのはラップ口座だった。外貨建て保険については商品性による大きな差はみられなかったが、投信やラップ口座に比べて費用を把握していると答えた人の割合は少なかった。 (QUICK資産運用研究所)

個人投資家の一大オフ会に 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」懇親会

毎年恒例の「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」(FOY2018)が開かれた13日の夜、表彰式から場所を移した懇親会は、100人あまりのブロガーや個人投資家に加え、上位に入賞した運用会社の関係者も参加した。今回で12回目を迎えたイベントも懇親会を開くようになってからは3回目。入場チケットの購入者は昨年の約70人を上回るが、早々と完売したようだ。 ◇表彰式の記事はこちら↓ 投信ブロガーが選ぶこの1本 2018年の1位は「eMAXIS Slim先進国株式」 進行役を務めた投信ブロガーの虫とり小僧さんが「皆さんに楽しんでいただけたようでよかった」と話したように約2時間にわたる懇親会は終始大賑わい。日頃はネット上で情報交換するだけの関係だった人とリアルに交流する「一大オフ会」と化した。懇親会参加者の声をまとめた。 ■順位の大きな変動に「シビアさを垣間見」の声 「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(9I311179)が9位に後退し、たわらノーロード 先進国株式(4731B15C)が上位20位の圏外となるなど、前回と大きく順位が変動する結果となり驚いた。コストを引き下げるなど、継続的に手を打っていかないと直ちに人気を失ってしまうシビアさを垣間見た」(けいのすけさん) 「このイベントには毎年参加している。インデックス(指数連動型)ファンドの動向をアップデートできるとともに他の個人投資家と交流する機会があり、運用会社も巻き込んで個人投資家の生の声が伝わるイベントとして有意義だ。多忙のため投票は見送ったが、インデックスファンドの上位入賞が予想されたため、投票するならあえてアクティブ(積極運用型)ファンドを選んだと思う」(ASKさん) 「三菱UFJ国際投信やニッセイアセットマネジメント、セゾン投信のファンドなど、安定して上位に入っているファンドへの熱いコメントが印象的。月報や運用報告、ブロガーミーティングなどを通じて顧客へのメッセージをしっかりと発信している運用会社にはファンが付き、お互いにファンドを育てていく良い環境があるように思う」(じゅん@さん) 「コスト意識が高い中、来年も三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slimシリーズとニッセイアセットマネジメントの<購入・換金手数料なし>シリーズのバトルか、はたまた新たな登場があるのかどうか。懇親会では楽天投信投資顧問の東眞之社長と『こんなことも対応いただけますか』といった話ができた。こういった場で運用会社のトップに直接伝えることができるのもありがたい」(リバモ(livamoz)さん) 「懇親会は同じ志をもったブロガーの方々と普通に投資の話をできるまたとない機会。投資の話をしてみたいができないという人は一度参加してみるといい経験になると思う。日頃は話をする機会のない運用会社の方とも話すことができるうえ、要望があれば直接伝えられるし、気になっている質問を聞いてみる絶好の場」(シオイさん) 「今回は2位受賞ファンドの発表と副賞授与のお手伝いができた。投信ブロガーが求めるファンドだけではなく、投資にあまり関心がない人にも利用しやすいファンドが上位にランクインした。『自分たちだけではなく一般生活者にも投資が普及して欲しい。そのためにどのようなファンドがいいのか』というブロガーの新たな視点も組み込まれてきていると感じた」(くは72さん) ■定年退職世代の投資環境は「発展途上」 「とても多くの学びがあった素晴らしいイベントだった一方で、定年退職者の立場ではいろいろな課題を再認識した。私のような定年退職世代、積み立て投資に頼らず退職金などを一括投資して徐々に取り崩すステージに入る投資家にとって今の投資環境はまだまだ発展途上。高齢者が資産を有効に使い、幸せな老後を送れるような環境整備が必要と感じた」(安井宏@定年退職FPさん) 「運用会社の関係者やネット上で著名な人に会えて直接お話しできる貴重な機会。投信ブロガーなどは普段住んでいる地域もバラバラで情報交換する場も限られているので、懇親会に参加できたのは本当にうれしかった。自分の投資手法自体が地味なので、投信仲間がいることを感じられたのが一番の収穫」(Sayasayanさん) 「今回のランキングは直近の株価下落と円高によるパフォーマンス悪化の影響を受けたように思う。ひふみ投信(9C31108A)や新興国株式型ファンドも2018年のパフォーマンス悪化が順位を落とした原因ではないか。アクティブファンドであれ、新興国株式型であれ、投資家の資産形成を目的とするファンドに投票する趣旨からは、今回の結果は個人的には残念」(タカちゃんさん) 「初回を除きこれまで毎年投票している。今回は農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド (25311177)に5点すべてを投票した。ネット上では10年くらいやりとりがあったものの、これまで会えていなかったブロガーと対面できたり、かなり久しぶりの再会もあるなど、懇親会は極めて貴重な機会となった。ファンドの投票に関係して、これだけ大勢の人が集まるのは正直ビックリした」(エルさん) 「表彰式は今回が初参加。ランキング発表は興奮するものがあり、ドキドキの連続だった。ツイッターでの実況にも参加して2倍楽しめた。自分の投票コメントが読み上げられたので更に興奮。運用会社にもコメントが届き、ユーザー参加型で本当に楽しめる仕組みになっていると感じた。懇親会で運用会社の関係者から話を直接聞けるのがこれほどためになるというのにも驚いた」(やすぎさん) 「ツイッター内でのフォロワーとのやりとりも増え、今年は万全を期して、昨年参加できなかった懇親会にも参加した。『久しぶりー!』や『〇〇さんなんですね。イメージ通り』といった感じで同窓会、オフ会のように楽しく過ごせた。著名なブロガーの方ともフランクに話せたり、憧れのカン・チュンドさんとも握手してもらったり、幸せな1日だった」(こんこんさん) 「波乱の相場となり結果がどうなる事かとドキドキしていたが、今回も<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(2931113C)が堂々のベスト3入り、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(0331418A)が初入賞という快挙。とても見応えのある表彰式だった」(アキウマレさん) ■20代も積極的に参加 「懇親会は個性豊かな先輩投資家と直接顔を合わせることのできる貴重な機会。まだ国内では投資家の存在がメジャーでない以上、つながる場はとても大切。全般的に30~50代の方の来場者が多かった印象だが、若手にこそ投資の面白さと可能性を知ってほしいので、20代の私は同年代の方に投資への関心を持ってもらえるよう発信していきたい」(なまずんさん) 「今回は波乱と呼ぶにふさわしい結果だった。投票者コメントにもあったように、これからは受益者の真価が問われそうだ。<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドに対する自分の投票コメントが会場で読み上げられたのは驚いたが、その後、会う人、会う人に熱いコメントと言われ、話のタネになった」(安房さん) 「表彰式では、上位入賞の運用会社から熱いコメントのシャワーを浴びた。普段は聞くことができない『運用会社側の想い』に触れる事ができ、投資家の資産形成を全力で担うという並々ならぬ熱意に心打たれた。特に、三菱UFJ国際投信は若手社員を登壇者に抜擢し、資産形成が必要な若年層へメッセージを届けるにはこれ以上ない適任と感じた」(パーサモウニアスさん) 「投票で順位に差はつくものの、いまや入賞しているファンドはどれも優れていると言っていいほど精査され、このイベントの理念通りになっているように思う。長い間、投資について話す相手がいなく、とても楽しみにしていた懇親会では大勢の方に会えたのに、挨拶と雑談で終わってしまった自分にガッカリ。投資に関する質問を事前に考えてこなかった」(ソロトナさん) 「懇親会では投信で資産運用している多くの人、普段はネット越しにしか交流がない方に出会うことができた。私は社会人2年目で、周囲で『投資』というと仮想通貨や外為証拠金取引(FX)、個別株の話題ばかりが出てきて投信派は少ないので、『自分の他にも投信を購入している人がこんなにいるんだ』と再認識するいい機会になった」(ミドノンさん) ■eMAXIS Slimは継続保有の安心感 「つみたてNISAと一般NISAでは、一度購入すると非課税枠が消費され、売却しても戻らない仕組みのため、より低コストな新規ファンドが出てきても『乗り換え』が困難。その点、eMAXIS Slimシリーズは保有し続けても継続的にコスト引き下げをしてくれるという安心感があり、多くの投信ブロガーから評価されたのだと思う」(水瀬ケンイチさん) 「思ったよりもeMAXIS Slimシリーズが躍進していたのは、ブロガーミーティングを含む三菱UFJ国際投信の宣伝活動の勝利だったのかな、という印象。懇親会は、四国の松山や九州、北海道、奈良からの参加者や、全国津々浦々から集まったブロガーの方々、特に伝説のように語られていたm@(エムアット)さんとも直接お話しすることができ、非常に楽しい時を過ごした」(にこいちさん) 「投信ブロガーは低コストのインデックスファンド好みということがランキングに明確にでたのではないか。ベスト10にeMAXIS Slimシリーズが5本もランクインしたのは運用会社と個人投資家とのコミュニケーションが実を結んだものと思う。三菱UFJ国際投信は今後もブロガーミーティングを続けていくとのことなので、eMAXIS Slimシリーズに期待している」(もことんさん) 「運用会社はいかに個人投資家との信頼関係を築いていけるのか。個人投資家は長期間投資でき、信頼に足るファンドをいかに選ぶことができるのか。そんなことを感じた。『低コストへの取り組み、情報開示、顧客サポート、直接対話の機会などを通じて、顧客に信頼されるファンドづくりを目指していく』と語った上位2社の受賞スピーチが印象的だった」(ザリガニさん) 「個人投資家である投信ブロガーがファンドを選ぶことに大きな意味があると感じた。熱いコメントが多く、見応えがあった。懇親会は多くの人と交流できる貴重な場となり、ありがたかった」(青井ノボルさん) 「このイベントの存在意義が年々大きくなってきているように感じ、1回目から投票に参加してきたので感無量。今年のランキングが物語るのは、受益者に対する『信頼』こそが大切で、投信ブロガーはそこのところに敏感ということだ。アクティブファンドが振るわなかったのはちょっぴり残念だった」(NightWalkerさん) ■リアルな交流会は時代を超えて継続 懇親会を主催した実行委員と委員長の2人は、今後も懇親会を継続していく意気込みを語った。 「今年は若い人の出席が多く、長期の資産形成という考え方が若年層に浸透しつつあると実感した。ただ、投資家と投資家、投資家と運用会社が交流する機会は少ないのが現状だ。今後も相場動向に関係なく、この懇親会の開催を通じてそうした場を提供していきたいと強く思った」(実行委員のすぱいくさん) 「表彰式と懇親会の参加者は20~30代とみられる人が目立ち、投資による資産形成の裾野が着実に広がっていることを強く感じ取れた。今後もコミュニケーションのきっかけとなるこのような場の提供を継続していきたい」(実行委員長の個人凍死家テリーさん) ネットでのつながりからリアルな交流へ--。「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」の懇親会の役割は平成の時代を超えて続いていく。 <FOY2018 公式サイト> 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2018 <参考>当日の様子は投信ブロガーや関係者がツイッター(ハッシュタグ:#foy2018)で発信 (QUICK資産運用研究所 高瀬浩)

投信積み立て、ネット証券での取引多く 【個人の資産形成に関する意識調査⑥】

QUICK資産運用研究所が昨年11月に実施した「個人の資産形成に関する意識調査」。6回目は、投資信託の積み立て投資と一括投資をする場合に、商品選びや取引金融機関に違いがあるのかを聞いた結果を掲載する。(調査概要と過去の配信はこちら) ■投信選び、重視するのは? 投資信託を保有している人に商品選びで重視することを聞いたところ、積み立て投資をしている人と一括投資をしている人で違いが出た。積み立て投資の場合は最も多かった回答が「長期投資に向くかどうか」で、2番目は「手数料や信託報酬の水準」のコスト面だった。 一方、一括投資では「値上がり期待」や「過去の運用実績」をより重視する傾向にあった。 ■一括投資なら銀行・信託の窓口で どの金融機関で投資信託の取引をしているかを積み立て投資をしている人と一括投資をしている人に分けて集計したところ、積み立て投資は「ネット専業証券」が頭ひとつ抜けて多かった。次いで「銀行・信託銀行(店舗窓口)」が多く、「証券会社(店舗窓口)」を大きく上回った。 一括投資では「銀行・信託銀行(店舗窓口)」が断トツの首位。2位以下は「ネット専業証券」、「証券会社(WEB)」と「証券会社(店舗窓口)」が続いた。 (QUICK資産運用研究所)

投信ブロガーが選ぶこの1本 2018年の1位は「eMAXIS Slim先進国株式」

投資信託に関する自身の運用や考え方などをブログで発信する個人投資家が投票した「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」(FOY2018)が13日に発表された。20位以内に入った21本(20位が2本)のうち17本を積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)の対象ファンドが占めた。 個人投資家が自分たちにとって本当によいと思える投信を投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」という趣旨で始まったイベントは今回で12回目。都内で開かれた結果発表会と表彰式は、3連休にもかかわらず150人あまりの個人投資家が詰めかけた。 ■1位は三菱UFJ国際「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」 投票権を持つのは、2018年9月末までにブログを開設した投信ブロガーで、投票は同年11月に実施された。今回は過去最多の241人(有効投票)が参加した。投信ブロガーは付与された5ポイントを1~5本のファンドに自由に投票できる。 1位は「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」(03319172)。「eMAXIS Slim」シリーズは信託報酬について「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」というコンセプトで、三菱UFJ国際投信が17年2月に立ち上げた。3位に「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(0331418A)、5位に「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」(03312175)が入るなど、上位20位のうちこのシリーズが7本を占め、ネットを使いこなす投信ブロガーからの支持の厚さが鮮明となった。 「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」(2931113C)は2年連続の2位。ニッセイアセットマネジメントが運用し、純資産総額(残高)は1000億円を超える規模まで成長。5年連続でトップ3入りした。 ■つみたてNISA対象、20位までに17本 楽天投信投資顧問の「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」(9I311179)は前回の首位から9位に順位を落とした。前々回はトップ10に「ひふみ投信」(9C31108A)と「ひふみプラス」(9C311125)の2本が入り、特別賞も受賞したレオス・キャピタルワークスのひふみシリーズは上位10本から姿を消した。日本株式型、アクティブ(積極)運用型は影が薄い結果となった。 20位以内の21本のうち3本は米バンガードが運用する海外ETF(上場投信)で、ETFを除く18本の中で17本がつみたてNISAの対象だった。つみたてNISAの対象外で、アクティブ型は19位の「農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド」(25311177)のみ。1年リターンのマイナス幅が上位21本の中で最も小さかった。   ■三菱UFJ国際、ブロガーとの対話奏効 三菱UFJ国際の躍進は、定期的にブロガーとのミーティングを開催し、ブロガーの意見や注文を積極的に取り入れて商品開発に活かすという社をあげての「対話」作戦が奏功した面があるようだ。表彰式で三菱UFJ国際の幹部は「残高が500億円を超えると信託報酬を引き下げるなど受益者還元ができそうなところまできた」と述べた。 ニッセイアセットの幹部は「昨年は監査報酬を引き下げた。今後は売買委託手数料や指数ライセンスの見直しなど業界に率先して『必ず』運用コストが下がるよう工夫する」と明言。楽天投信投資顧問の東眞之社長は「近々、専用のWebサイトを立ち上げて関連する情報開示を行う」と話していた。 ■会場には熱くて重い応援メッセージが充満 イベントは、個人投資家が集まる毎月開催の交流会「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ」の中心メンバーがボランティアで運営。投信ブロガーのrennyさんが運営委員長を務め、地方在住ブロガーのm@さん、かえるさん、ぺて(PET)さんも運営に加わった。 3部構成のイベントの第1部は「リーマン・ショックから10年・つみたてNISAアンケート結果発表」で、rennyさんと一緒に登壇したブロガーのセロンさんが「リーマン・ショックの頃は大学生で厳しい就活に直面していた。ただ、それがきっかけで資産運用をスタートできた」と振り返った。アンケートでは「リーマン・ショック時にも投資を止めずに継続。リーマン・ショック級の暴落が今後いつ来てもおかしくない」といった回答が大半だったようだ。 第2部の「みんなの【声】を聞いてみよう! 個人投資家が注目ファンドに寄せる『熱いコメント』を一挙紹介!!!」は、昨年も好評だった企画だ。ブロガーが投票ファンドに寄せた応援メッセージのうち、約70人分を投資資産の対象別に選んでスクリーンに映し出しながら、ファイナンシャル・プランナーのカン・チュンド氏(しんようFPオフィス代表)とファイナンシャル・ジャーナリストの竹川美奈子氏の2人がユーモアを交えた軽妙なトークで紹介した。 ひふみ投信について「すべての受益者に対して『あなたはなぜこのファンドを購入しているのですか』ということを改めて問う意味も込めて票を投じることにする」というブロガーの菟道(うどう)りんたろうさんの重い応援コメントが読み上げられると、会場には拍手が沸き起こった。 メインイベントの第3部は結果発表と表彰式。今回は上位5本のファンドについて、応募抽選で選ばれたブロガーが結果を知らずにその場で封を開け発表するという演出で、会場との一体感をかもしだした。プレゼンターを務めたブロガーは5位から順に、てっぺさん、とみますさん、エツさん、くは72さん、くれめんさん。 ■ファンドを育てるイベントへ 運営委員長のrennyさんは「昨年トップを獲得したファンドが9位になるなど順位が大きく変動したのが印象的。米国株式型のファンドとバランス型ファンドがトップ10に2本ずつ入ったのも今年の特徴だ」と総括。「過去に何度も上位入選するも頂点に届かなったeMAXISシリーズが遂にトップを獲得したのは執念を感じる」「低廉な信託報酬を前面に押し出すマーケティングは、まだしばらく続くのかもしれないが曲がり角に来ているのではないか。商品供給側である投信会社にとっても、受益者となる投資家にとっても、ファンドをどのように育てていくのか、という点に今後、注目していく必要があると個人的には感じている」と加えた。 竹川氏は懇親会の挨拶で「新規ファンドの設定や販売、購入に力を入れるのではなく、このイベントを活かす形でファンドを長く支持し、育てて行くように変わって欲しい」と販売会社や運用会社そして投資家にも強く要望していた。 「ファンドを育てる」という理想に向かって、このイベントの影響度がますます資産運用業界に広がろうとしている。 <FOY2018公式サイト> 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2018 <参考> 当日の様子は投信ブロガーや関係者がツイッター(ハッシュタグ:#foy2018)で発信 (QUICK資産運用研究所 高瀬浩、小松めぐみ)

投信、「先進国株」✖「国内REIT」でリスク抑制 18年12月末の相関係数

複数の投資信託に分散投資する際、有効な組み合わせを探すのに便利なのが「相関係数」と呼ばれる統計指標だ。投資対象で区分した「新QUICK投信分類(大分類)」について、2018年12月末までの1年間の相関係数(日次データで算出)と10年間(月次データ)の相関係数をまとめた。 複数の投信に投資する場合、値動きの傾向が違うタイプを組み合わせると分散投資の効果が出やすい。例えば、投資家のリスク選好局面で買われやすい株式に投資するファンドと、逆に売られやすい債券に投資するファンド。この両方を持っていれば反対方向の値動きが打ち消しあって、全体のリスク(価格の振れ幅)を抑えることができる。 有効なファンドの組み合わせは「相関係数」を使うと探しやすい。相関係数は投資対象が異なる2つのファンドが似た値動きをするほどプラス1に近づき、逆の値動きをするほどマイナス1に近づく。ゼロなら値動きの関係がなかったことを示す。相関係数が低いファンド同士を組み合わせると、全体の価格変動リスクを低減しながらリターン向上を狙う分散投資効果が期待できる。 【分類別相関係数(日次1年)】の表で「先進国株式型」を見ると、「グローバル株式(先進・新興複合)型」との相関係数は0.97と高いが、「国内REIT型」とは0.30と低い。「先進国株式型」の投信を保有していて、もう1ファンドを選ぶ場合、「グローバル株式(先進・新興複合)型」を購入するよりも「国内REIT型」を組み合わせた方が、よりリスクを小さくすることができると言える。 【分類別相関係数(日次1年)】12月末時点 【分類別相関係数(月次10年)】12月末時点 出所:QUICK資産運用研究所 ※▲はマイナス。分類は「QUICK投信分類(大分類)」を使用、対象は追加型株式投信(ETF、通貨選択型除く) (QUICK資産運用研究所)

「ダイワ高格付カナダドル債」が分配金減額 過去最低の15円に

大和証券投資信託委託が運用する「ダイワ高格付カナダドル債オープン(毎月分配型)」(04311035)は、10日の決算で1万口あたりの分配金を前月より10円安い15円に減額した。分配金の引き下げは昨年4月以来で、2003年5月の設定以降で過去最低を更新した。 同ファンドは、格付けが高いカナダドル建ての公社債に投資する。10日時点の純資産総額(残高)は1535億円。18年12月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)はマイナス8.96%だった。 大和証券投資信託委託は分配金を引き下げた理由を「現在の基準価額の水準および分配対象額の状況などを考慮した結果」とした。基準価額の下落については、カナダドルが対円で下落したことを主なマイナス要因として挙げた。 ◇大和証券投資信託委託の発表資料はこちら 第187期分配金は15円(1万口当たり、税引前) (QUICK資産運用研究所)

つみたてNISAの口座開設3.7%どまり 【個人の資産形成に関する意識調査⑤】

QUICK資産運用研究所が11月に全国5000人以上を対象に実施した「個人の資産形成に関する意識調査」。5回目はNISA(少額投資非課税制度)の開設状況に関する結果を掲載する。(調査概要と過去の配信はこちら) 一般NISAか、つみたてNISAの口座を開設しているか聞いたところ、「一般NISA」は20.9%、「つみたてNISA」は3.7%が開設していると答えた。投資信託の積み立て投資をしている人は6割強がNISAを活用しているが、全体でみると口座開設は4分の1にとどまる。 年代別に見ると、「一般NISA」は60代以上のシニア世代で開設している割合が高い。一方、「つみたてNISA」は20~40代の資産形成層が相対的に高かった。 つみたてNISAの口座を開設している人のうち、実際に「利用したことがある」人は73.9%だった。残りの26.1%は口座開設しても「利用したことはない」と答えた。 また、つみたてNISAの口座を開設している人の45.2%は、過去に一般NISA口座を開設したことがあると回答した。 (QUICK資産運用研究所)

投信保有者、4割強が積み立て投資 【個人の資産形成に関する意識調査④】

QUICK資産運用研究所が11月に全国5000人以上を対象に実施した「個人の資産形成に関する意識調査」。4回目は投資信託の積み立て投資について深堀りした。(調査概要と過去の配信はこちら) 投信を保有している人に買付方法を聞いたところ、「一括投資のみ」が57.4%と6割近くを占めた。「積み立てのみ」と「積み立ても一括投資もしている」の合計は42.5%だった。 年代別では若年層ほど積み立て投資をしている人の割合が多く、20代では8割にのぼった。 積み立て投資をしている人のうち、61.8%が「一般NISA(少額投資非課税制度)・つみたてNISA」を利用。特定口座・一般口座が51.3%で続いた。 また、ファンドタイプ別の保有状況は国内株式がトップで、積み立て投資をしている人の半数(50.1%)が組み入れていた。バランス(42.4%)や海外株式(34.6%)の人気も高かった。 (QUICK資産運用研究所)

大型投信、残高の落ち込み目立つ  2018年末、1兆円ファンド消える

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)で、2018年末の純資産総額(残高)ランキングは首位が「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」(32315984)で残高は6276億円だった。年末時点で1兆円を超す巨大ファンドがなくなるのは2001年以来17年ぶりとなる。上位15本の中には前年末比で残高を大きく減らしたファンドが目立った。 17年末に首位だった「新光 US-REIT オープン<愛称:ゼウス>」(47311049)は3位に後退。残高は前年末から4000億円以上減り、上位15本で最も落ち込みが大きかった。ゼウスを筆頭に海外のREIT(不動産投信)型や海外債券型の残高が大幅に減少した。 上位15本のうち、4本は圏外から新たにランクインした。9位の「東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)<愛称:円奏会>」(4931112B)は残高が前年末比で1194億円増え、上位15本で最も残高を伸ばした。2番目に多く残高を積み増したのは「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界>」(47316169)で15位に入った。 17年末に13位だった「ひふみプラス」(9C311125)は5位に浮上。6位の「ダイワファンドラップ 日本債券セレクト」(0431307B)も12位から躍進し、ラップ口座専用ファンドとしては年末時点で初めて上位10本に入った。 (QUICK資産運用研究所)

三井住友トラストAMが資金流入額首位 12月の運用会社別投信

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)について、運用会社別の2018年12月の月末純資産総額(残高)や残高増加額、資金流入額をそれぞれ集計した。 残高増加額は下位20社(=残高減少額上位20社)を算出。最も残高を減らしたのは大和証券投資信託委託だった。運用による減額に加え、先進国債券型や米国の不動産投資信託(REIT)で運用するファンドで資金流出が目立った。 資金流入額では三井住友トラスト・アセットマネジメントが首位。バランス型ファンドに資金流入が続く東京海上アセットマネジメントが2位に入った。 集計対象は追加型株式投信(ETFを除く)で、 データは2018年12月末時点。 (注)QUICK資産運用研究所調べ。対象はETFを除く国内設定の公募追加型株式投信(単位型は含まない)。資金流入額はファンドの設定額から解約額を差し引いた値で概算推計値、償還ファンドは集計対象外。▲はマイナスで減少または流出。運用増加額は純資産増加額から資金流入額を引いた値で、運用のみによる増加額を意味する(概算値)。残高増加額=資金流入額+運用増加額。分配金支払総額(概算値)は資金流出額には含まれず、分配しなかった場合に比べ、運用増加額が分配金支払総額分だけ減る。億円未満は切り捨て。 (QUICK資産運用研究所)

マイナンバー、投信保有者の8割超が提出済み 【個人の資産形成に関する意識調査②】

QUICK資産運用研究所が11月、全国5000人以上を対象に実施した「個人の資産形成に関する意識調査」。2回目はマイナンバーの対応状況についてだ。(調査概要と①はこちら) 金融機関の有価証券口座を保有する個人は、2018年末までにマイナンバー(税と社会保障の共通番号)を届け出ることが法律で義務付けられている。投信を保有していると答えた人に対し、投信を取引している金融機関にマイナンバー提出したか聞いたところ、82.9%が「提出した」と答えた。 残りの17.1%はマイナンバーを提出していない。内訳は、提出しなければならないことは知っていた人が11.1%、知らない人が6.0%だった。 マイナンバーを提出していない理由としては「手続きが面倒だから」がトップ。「手続きする時間がないから」と「自身の税務内容を明かしたくないから」が続いた。 (QUICK資産運用研究所)

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