三菱UFJ国際「ワールド・リート・オープン」、分配金を減額 過去最低の20円に

三菱UFJ国際投信が運用する「ワールド・リート・オープン(毎月決算型)」(03313047)が12日の決算で1万口あたりの分配金を前月より15円安い20円に引き下げた。昨年2月以来の減額で、2004年7月の設定以降の最低水準を更新した。 同ファンドは、世界各国の不動産投資信託(REIT)に投資する。18年12月末時点では米国REITがおよそ6割を占め、カナダとオーストラリアのREITが続く。19年1月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)はプラス2.53%だったが、基準価額は1年前と比べて14.31%下がった。 三菱UFJ国際投信は分配金を引き下げた背景として、17年末から18年末にかけて世界のREIT相場が下落したことなどを挙げ、「市況動向や基準価額水準、配当等収益の状況などを総合的に勘案」としたとしている。 12日時点の純資産総額(残高)は2940億円。1万口あたりの分配金を70円から50円に引き下げた2017年2月から月間ベースで資金流出が続いていたが、1月の資金流入額(推計値)では2年ぶりにプラスに転じた。 ◇三菱UFJ国際投信の発表資料 決算・分配金のお知らせ (QUICK資産運用研究所)

アセマネOne「新光J-REIT」が分配金を40円に減額 13年ぶりの低さ

アセットマネジメントOneが運用する「新光J-REITオープン」(47314044)が15日の決算で、1万口あたりの分配金を前月より30円安い40円に減額した。2005年7月の決算(27円)以来、およそ13年ぶりの低水準となった。 同ファンドは、国内の不動産投資信託(REIT)を投資対象とし、東証REIT指数(配当込み)に連動する投資成果を目指す。純資産総額(残高)は15日時点で1537億円で、国内の公募追加型投信(ETFを除く)のうち、国内REITで運用するファンドとしては5番目に大きい。 10月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)は10.66%と堅調に推移したものの、基準価額は1年前の10月末と比べて7.73%下落した。 アセットマネジメントOneは分配金を引き下げた理由として「長期的に安定した収益の確保と投資信託財産の成長を目指すため」としている。 ◇アセットマネジメントOneの発表資料はこちら↓ 分配金に関するお知らせ   (QUICK資産運用研究所)

4~9月の投信残高、「ゼウス」▲1200億円で落ち込み鮮明 「ひふみ」が増加

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)で、2018年9月末時点の純資産総額(残高)上位15本を同3月末時点と比較したところ、半年前に首位だった「新光 US―REIT オープン<愛称:ゼウス>」(47311049)の落ち込みが目立った。残高は半年で1241億円減少し、順位は4位に後退。上位15本で残高の減少幅が1000億円を超えたの1本だけで、「ゼウス」の1人負けとなった。   「ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」(04312047)の残高は117億円の増加。米国の不動産投信(REIT)に投資するタイプの中でも差が出た。   「ゼウス」は4月の決算で1万口あたりの分配金を設定後で最低の25円に引き下げたことが響いたとみられる。4月だけで600億円を上回る資金が流出、その後も毎月100億円以上の流出超が続いている。「ダイワ・US-REIT」も8月に分配金を40円に減額したが、8月と9月の流出額は100億円を下回っている。   一方、残高の増加が著しかったのは、3位の「ひふみプラス」(9C311125)と12位の「東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)<愛称:円奏会>」(4931112B)。「ひふみ」は初のトップ3入りで、主に国内の株式で運用するファンドが3位以内に入るのは約13年半ぶりとなる。「円奏会」は9月まで6カ月連続で100億円を超える資金が流入した。   (QUICK資産運用研究所)

毎月分配型が減少、大幅増はひふみプラスなど 2018年上期の投信残高上位

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)について、2018年6月末時点の純資産総額(残高)上位を17年末時点と比較したところ、分配金を毎月支払うタイプの残高減少が目立った。上位15本のうち、残高の減少額が1000億円を超えた4本は、すべて毎月分配型だった。 残高の減少額がひときわ大きかったのは、海外の不動産投信(REIT)に投資する投信だ。昨年末に1位だった「新光 US―REIT オープン<愛称:ゼウス>」(47311049)は、減少額が最大の2832億円となり、3位に後退した。代わって首位に立った「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」(32315984)は1600億円のマイナスだった。  先進国株式型で残高最大の「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」(42311052)や、過去に長く首位を維持していた「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(0331397C)は半年で600億円超の減少となった。 一方、年1回決算型の「ひふみプラス」(9C311125)は1577億円増え、昨年末の13位から4位に順位を上げた。「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)」(02312158)も1239億円増と大きく伸ばした。毎月分配型では「東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)<愛称:円奏会>」(4931112B)が残高を増やし、バランス型ファンドの筆頭として存在感を示した。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

アセマネOne「ゼウス」が分配金を引き下げ 過去最低水準の25円に

アセットマネジメントOneが運用する追加型株式投資信託「新光 US―REIT オープン<愛称:ゼウス>」(47311049)が5日の決算で、1万口あたりの分配金を25円に引き下げた。前月(50円)までの半値になり、2004年9月末の設定以降で最低水準となった。 前回の分配金引き下げは2017年1月5日。当時の純資産総額(残高)は1兆5647億円だったが、資金流出や運用難が重なり、前日時点で7813億円と1年3カ月でほぼ半分になった。基準価額は3469円から2411円に下落し、18年3月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)はマイナス7.34%と低調だ。 アセットマネジメントOneは分配金を引き下げた理由を「信託財産の成長と安定した収益の分配を目指すため、分配方針に基づき分配金額の変更を決定」したと発表した。 ◇アセットマネジメントOneの発表資料はこちら ゼウスは国内公募の追加型株式投信(ETFを除く)で1、2位を争う大型ファンド。同規模の「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」(32315984)と「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」(3231203C)は、昨年11月に分配金をそれぞれ過去最低水準まで引き下げていた。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

年1回決算の株式型ファンドが躍進 2017年度の投信残高

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)について、2017年度末の純資産総額(残高)をランキングしたところ、決算頻度の少ない株式ファンドが躍進した。1年前は上位10本すべてが毎月分配型だったが、18年3月末は年1回決算で株式に投資するファンドが3本入った。 新たにランクインした3本のうち、レオス・キャピタルワークスの「ひふみプラス」(9C311125)は前年度末の74位から5位に急浮上。残高を前年同月末比で4378億円積み増した。8位で日興アセットマネジメントが運用する「グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型)」(02311158)は1587億円増、9位に入った野村アセットマネジメントの「野村インド株投資」(01312056)は2417億円増と、それぞれ残高を大幅に伸ばした。 毎月決算型の7本はいずれも前年度末と比べ残高を減らした。分配金減額を受けた資金流出や運用成績の悪化などが響いた。アセットマネジメントOneが運用する「新光US-REITオープン(愛称:ゼウス)」(47311049)は前年度の2位から1位に浮上したが、残高を5500億円近く減らした。前年度末は上位10本のうち6本が海外の不動産投資信託(REIT)で運用するタイプだったが、17年度末には4本に減った。 11位以下に後退した3本のうち、2本は海外REIT型の「ダイワ米国リート・ファンド(毎月分配型)為替ヘッジなし」(04312045)と「ワールド・リート・オープン(毎月決算型)」(03313047)だった。前年10位の「LM・オーストラリア高配当株ファンド(毎月分配型) 」(53311119)は、2017年7月から新規申込みを一時停止した影響もあって14位に下落した。今年3月から販売を再開している。 (QUICK資産運用研究所)

「適温相場」変調 それでも投信に資金流入 「株式型」に集中

2月に入って崩れた、好景気と低金利が併存する「適温相場」。世界的に株安が連鎖するなど金融・資本市場が不安定になるなか、国内では投資信託への資金流入が続いている。国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)について、QUICK資産運用研究所が1~16日の設定額から解約額を差し引いた資金流出入額を推計したところ、約4100億円の資金流入超過だった。 16日時点の資金流入超過額は、月間で9000億円を超えた1月とほぼ同じペース。1月と同様に主に株式で運用するタイプの投信に資金が集中しており、特に「国内株式型」の流入超過が目立つ。一方で、海外の不動産投資信託(REIT)で運用する投信は、資金流出の勢いが止まる気配はなさそうだ。 個別ファンドをみると、国内株式でも株価指数に連動する「インデックス型」が流入超過となっているほか、株価指数の2倍以上の値上がりを目指す「ブル型」にも資金が集まっている。また電気自動車(EV)やロボットをテーマにしたファンドには安定して資金が流入している。 一方、海外REIT型は個別でも資金流出が目立つ。適温相場は変調しているが、いまのところ投信マネーの流れは大きく変わっていない。 (QUICK資産運用研究所) 

株価大荒れの1週間、投信マネーが向かった先は?

世界的に株式相場が大荒れとなった前週(2月5~9日)は、国内株式市場で日経平均株価が週間で1891円(8.1%)下げた。そんな中で投資信託を通じてマネーはどこに向かったのか。国内公募の追加型株式投資信託(ETF除く)を巡る資金動向を追った。 ■「国内株式型」に資金流入 QUICK資産運用研究所の推計によると、投信全体では、前週を通して2665億円の資金が流入した。1月は月間で9308億円の資金流入超だったが、株式相場が大きく調整した前週も資金流入の勢いは止まらなった。 投資対象の地域や資産などで区分した投信分類別でみると、資金流入が著しかったのは「国内株式型」で1053億円の流入超だった。主に中小型株に投資するタイプよりも、大型株も含めて投資するタイプの投信を中心に資金が集まった。 ■EV・ロボット関連が人気、海外REIT型から資金流出 個別にみると、引き続き電気自動車(EV)やロボットをテーマにしたファンドが人気を集めた。株価が下がったところを買う動きもあったようで、株価指数の日経平均に連動するタイプにも資金が流れこんだ。 次いで流入超が大きかったのは、世界の債券に投資する「グローバル債券型」。世界の株式で運用する「グローバル株式型」も流入超だった。 一方で、資金流出が目立ったのは海外の不動産投資信託(REIT)で運用する「海外REIT型」。相次ぐ分配金の引き下げに加え、米国の長期金利上昇による運用悪化などを受けて資金流出が続いている。 (QUICK資産運用研究所) 

日興アセット「ラサール・グローバルREIT(毎月分配)」、分配金を減額 過去最低の25円に

日興アセットマネジメントが運用する「ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)」(02313043)が5日の決算で1万口あたりの分配金を前月より15円安い25円に引き下げた。昨年1月以来の減額で、2004年3月に運用を始めてから最低水準となる。 同ファンドの純資産総額(残高)は5日時点で7009億円。国内公募の追加型株式投信(ETFを除く)の中で4番目に多い。昨年5月頃まで1兆円を上回る規模だったが、資金流出などで縮小傾向にある。   主な投資対象は世界各国の不動産投資信託(REIT)。17年12月末時点の組み入れ資産は米国REITが68%を占める。18年2月5日時点の基準価額(分配金支払い後)は2265円で、1年前と比べて17.82%下がった。1月時点での1年リターン(分配金再投資ベース)はマイナス1.38%。 日興アセットマネジメントは今回の引き下げについて、「市況動向や基準価額に対する分配金額の水準などを総合的に勘案し、分配金を引き下げてその差額を内部留保することで信託財産の成長をめざす」としている。 一方、「海外REIT型」で残高が最大の「新光US-REITオープン<愛称:ゼウス>」(47311049)も5日が決算だったが、分配金を1万口あたり50円のまま据え置いた。 ※日興アセットマネジメントの発表資料はこちら↓ ラサール・グローバルREITファンド (毎月分配型)~2018年2月の決算と今後の見通しについて~ (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

人気記事ランキング

  1. 登録されている記事はございません。

アーカイブ

PAGE TOP