松井証券、新ロボアドを開始 投信選びに「QUICKファンドスコア」活用

松井証券は13日、顧客の投資信託選びをサポートする新たなロボットアドバイザー(ロボアド)の提供を22日に始めると発表した。それぞれの投資スタイルなどに合わせて「QUICKファンドスコア」の高い投信や信託報酬の安い投信の中から選択肢をあげる。同スコアを活用したロボアドは業界初となる。 提供を開始するのは「投信提案ロボ」と「投信見直しロボ」の2種類。「投信提案ロボ」では顧客の運用目的や運用方針に沿ってQUICKファンドスコアの高い投信を提案する。一方、「投信見直しロボ」は顧客が現在保有している銘柄を指定すると、投資対象が同じカテゴリーの中からスコアが高い投信やコストの安い投信を紹介する。 QUICKファンドスコアは、投信を「長期投資にふさわしいかどうか」の視点から多角的に分析した評価指標。個人投資家が投信選びなどに使える参考情報として、QUICK資産運用研究所が開発した。松井証券は「顧客本位の業務運営を実現するための顧客にふさわしいサービスの提供につながる」としている。 同社では取り扱う投信の品ぞろえも拡充していく方針だ。これまで取り扱いを月30本程度のペースで増やしていたが、今後は50本程度を毎月追加する。 ◆松井証券のプレスリリースはこちら ◆松井証券の投信サイトはこちら ◆QUICKファンドスコアの詳しい説明はこちら  (QUICK資産運用研究所)

新生銀、投信サイトを刷新 「QUICKファンドスコア」掲載

新生銀行は28日、投資信託やマーケットに関する情報サイトを全面刷新した。個別投信の情報や銘柄比較機能などを拡充することで、個人投資家にとってより便利で使いやすいサイトを目指す。 サイト刷新は「顧客本位の業務運営」への取り組みの1つ。過去の運用成績などに基づいた投信積み立てのシミュレーションなどもできるようになった。 個人投資家が投信選びなどに使える参考情報として、QUICK資産運用研究所が開発した「QUICKファンドスコア」の提供を開始。投信を「長期投資にふさわしいかどうか」の視点から多角的に分析した評価指標で、顧客向けのパンフレットなどにも掲載する方針だ。 投信を販売する国内銀行でQUICKファンドスコアを活用するのは初めて。新生銀は分かりやすく比較しやすい情報提供を追求することで、「顧客本位の業務運営を徹底する」としている。 ◆新生銀行のプレスリリースはこちら ◆新生銀行の投信情報サイトはこちら ◆QUICKファンドスコアの詳しい説明はこちら  (QUICK資産運用研究所)

QUICKファンドスコアで投信比較! ひふみプラスが8、フィデリティ日本成長株は9

長期投資にふさわしいかどうかの視点から個別の投資信託をランク付けした「QUICKファンドスコア」。QUICK資産運用研究所が算出し、日本経済新聞電子版などで公開している。国内の株式で運用する投信のうち、純資産総額(残高)が大きい投信のスコアを比べてみた。 ■5つの項目から分析、「顧客本位」の評価 QUICKファンドスコアは、各投信を①運用成績の安定度②リスクの適正さ③リターンに見合ったコスト④下げ相場での抵抗力⑤分配金の健全度――の5項目によってそれぞれ分析し、10段階で点数化した「総合スコア」を算出。点数が高いほど、分類が同じ投信の中で相対的に長期保有に向いていることを示す「顧客本位」の投信評価だ。 国内株式型で残高上位の投信のスコア(2017年12月末時点)を見ると、1~10まで評価がばらついている(図表1)。過去3年、5年のリターン(分配金再投資ベース)は全てプラス。いずれも好成績を収めているにも関わらずスコアがバラバラなのは、QUICKファンドスコアが残高の大きさや運用成績だけにとらわれず、長期投資に向いているかどうかを評価軸にしている特徴の表れだ。 全体的に比較してみると、評価が低かったのは毎月分配型。通貨選択型やカバードコール型などの複雑な運用手法を用いるファンドのスコアが1~3と低かった。一方、高評価の投信には分配金を支払わずに運用を続け、高いリターンを上げている積極運用のアクティブ型や、指数に連動した成果を目指すインデックス型が目立った。 ■「ひふみプラス」が8、「フィデリティ日本成長株ファンド」は9 具体的に個別のスコアを見てみると(図表2)、残高トップの「ひふみプラス」(9C311125)の総合スコアは8。過去3年、5年のリターンは群を抜いて高かったが、運用期間がまだ5年半と比較的短いこともあってスコアはあまり伸びなかった。QUICKファンドスコアは運用実績が長くなるほど評価が高くなる仕組みになっているからだ。 「ひふみプラス」の総合スコアの元になる5項目の点数を詳しく見ると、「リスク」と「下値抵抗力」の点数が低いことがわかる。これは同じリスク階級に属する投信の中で値動きの振れ幅が相対的に大きかったことや、基準価額の一時的な落ち込みが同じ分類の投信の中で大きめだったことを示している。 残高2位の「フィデリティ・日本成長株・ファンド」(32311984)の総合スコアは9と高い。ただ、項目ごとに見ると「コスト」の点数は低かった。この項目は投資家が支払う信託報酬と購入時手数料の合計が割高だと点数が低くなる。 同ファンドの購入時手数料上限は3.24%で、同じ投信分類の平均値である1.965%(QUICK資産運用研究所調べ)を上回った。年率の実質信託報酬も1.6524%で、平均値の1.118%より高かった。ファンドマネジャーの裁量で組み入れ銘柄を積極的に入れ替えるアクティブ型で、調査費用などのコストがかかる分だけインデックス型よりも信託報酬が高くなりやすい。 一方、「日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)」(22314144)はスコアが最も低い1だった。評価項目はどれも低かった。元本を取り崩して分配金を支払ってきたため「分配金健全度」が低く、商品設計が複雑なゆえにリスクやコストが相対的に高かったことなどが評価を押し下げた。 このように投信を運用成績だけでなく、視点を変えた評価項目で比べてみるとそれぞれの特徴をとらえやすくなる。これから長期の資産形成を目指すなら、QUICKファンドスコアを参考にして長期投資に向く投信を慎重に選びたい。 (QUICK資産運用研究所 望月瑞希) QUICKファンドスコアについて詳しくはこちら →  QUICKファンドスコア 個別投信のQUICKファンドスコアの確認はこちら→  日経電子版「投資信託」

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