「ダイワ米国リート(毎月)」分配金を30円に減額 過去最低に

大和証券投資信託委託の「ダイワ米国リート・ファンド(毎月分配型)為替ヘッジなし」(04312045)が17日の決算で、1万口あたりの分配金を前月の50円から30円に引き下げた。減額は昨年8月以来で、2004年5月の設定以降、最も低い水準となった。 17日の純資産総額(残高)は3128億円。米国の不動産投資信託(REIT)で運用する国内公募投信では4番目の大きさ。大和証券のみで販売している。 5月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)はプラス15.2%だったが、分配金支払い後の基準価額は17日時点で3115円と1年前より3.6%下がった。 大和投信は分配金を引き下げた理由を「現在の基準価額の水準および配当等収益の状況などを考慮した」と発表。基準価額の下落については、「米ドル建てリート要因(含む配当要因)がプラス要因だったが、分配金の支払いがマイナス要因」とした。 ◇大和投信の発表資料 第179期分配金は30円(1万口当たり、税引前) (QUICK資産運用研究所)

投信から資金流出 10連休前に手じまい売り

改元に伴う4月27日~5月6日の10連休を控え、投資信託市場からの資金流出が加速している。4月の国内公募追加型株式投信(ETFを除く)の資金動向は、3週目まで(19日時点)のQUICK推計ベースで5000億円を超す資金流出超となった。このまま月末を迎えると3カ月連続の資金流出超で、「トランプ相場」後の利益確定売りなどで資金が流出した2016年12月(6347億円)以来の多さとなる(図表1)。 連休前の駆け込みで、手じまい売りや利益確定目的の解約が膨らんだ。特に株式で運用するタイプの投信から資金流出が目立ち、流出額上位10本はすべて株式関連だった(図表2)。 最も多く資金が流出したのは、日経平均株価に連動するインデックス型の「日経225ノーロードオープン」(47311988)。19日時点で約265億円の資金が流出した。2位は「ロボット・テクノロジー関連株ファンド -ロボテック-」(0431115C)。ほかにも上位10本にはロボットやAI(人工知能)、モビリティなどのテーマ型が目立った。 (QUICK資産運用研究所)  

「ダイワ高格付カナダドル債」が分配金減額 過去最低の15円に

大和証券投資信託委託が運用する「ダイワ高格付カナダドル債オープン(毎月分配型)」(04311035)は、10日の決算で1万口あたりの分配金を前月より10円安い15円に減額した。分配金の引き下げは昨年4月以来で、2003年5月の設定以降で過去最低を更新した。 同ファンドは、格付けが高いカナダドル建ての公社債に投資する。10日時点の純資産総額(残高)は1535億円。18年12月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)はマイナス8.96%だった。 大和証券投資信託委託は分配金を引き下げた理由を「現在の基準価額の水準および分配対象額の状況などを考慮した結果」とした。基準価額の下落については、カナダドルが対円で下落したことを主なマイナス要因として挙げた。 ◇大和証券投資信託委託の発表資料はこちら 第187期分配金は15円(1万口当たり、税引前) (QUICK資産運用研究所)

大和投信「杏の実」が分配金引き下げ 過去最低の10円に

大和証券投資信託委託が運用する「ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン(毎月分配型)<愛称:杏の実>」(04311036)が15日の決算で1万口あたりの分配金を前月(20円)の半額となる10円に引き下げた。分配金の減額は3月に続き、今年2回目。2003年6月の設定以降の過去最低水準となった。 同ファンドはオーストラリア(豪州)ドル建てとニュージーランドドル建ての公社債などが投資対象で、格付けが比較的高い債券で運用している。10月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)はマイナス5.62%だった。月次ベースでは2015年7月から3年4カ月連続で資金流出超となっており、純資産総額(残高)は減少傾向が続いている。 大和投信は15日のファンドレターで、分配金を見直した理由を「現在の基準価額の水準および分配対象額の状況などを考慮した結果」とし、豪ドルの対円為替レートの下落や豪ドル建ての債券から得られる配当等収益の低下を要因に挙げた。 ◇大和証券投資信託委託の発表資料はこちら↓ 第185期分配金は10円(1万口当たり、税引前)   (QUICK資産運用研究所)

大和投資信託「iFree」 とんがった品揃え、個性が強み(インデックスファンドNAVI)

資産形成を目指す個人投資家の間で、指数連動型のインデックス投資が広まりつつある。運用各社も様々なインデックスファンドを展開し、信託報酬の引き下げや品ぞろえの拡充など独自の取り組みでしのぎを削っている。 「インデックスファンドNAVI」では、運用各社のインデックスファンドシリーズについて、それぞれの特徴や強みを解説する。今回取り上げるのは、大和証券投資信託委託が運用する「iFree(アイフリー)」シリーズ。一般的なインデックスファンドだけでなく、他社にはない“とんがった”商品を相次いで投入し、独自路線を行く。 ■投資をもっと自由に 「iFree」のスタートは2016年9月と、他社のインデックスシリーズと比べて後発組だ。大和証券のみで販売する「ダイワ・インデックスセレクト」シリーズは2013年11月から運用しているが、「iFree」は主にネット経由で取引する資産形成層向けにコストを安く抑えた新シリーズとして立ち上げた。 名前に込めたのは「投資(investment)、もっと自由(Free)に」との思いだ。多様化する投資家のニーズに対応し、豊富なラインアップの中から投資家が自分の好みに合ったファンドを自由に選べるようにした。 「iFree」のインデックスファンドには、東証株価指数(TOPIX)やMSCIコクサイ・インデックスなど代表的な指数に連動するベーシックなタイプに加え、特徴ある成長分野に着目した「iFreeNEXT」シリーズがある。 ■「GPIF」「FANG」……高い期待リターンを提供 「iFree」には他社のインデックスシリーズでは取り扱いのない個性的なファンドが目立つ。例えば8月末に設定した「iFree 年金バランス」(04316188)は、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の基本ポートフォリオに近づくように運用する。 「iFreeNEXT」では1月に「NYSE FANGプラス指数」に連動するインデックスファンドを世界で初めて投入した。FANGと呼ばれる米国のハイテク企業を中心にアリババなど中国のIT(情報技術)企業なども組み入れられている。 今月19日には日本の小型株を投資対象にした「iFreeNEXT 日本小型株インデックス」(0431118A)の運用を開始した。ラインアップの拡充に取り組む背景には「安易にコストの引き下げ競争に走るのではなく、高い期待リターンの提供こそが真に投資家のためになる」との考えがある。 ■アクティブ型とレバレッジ型を導入 より高いリターンが期待できるファンドのカテゴリーとして、今年1月にテーマ型のアクティブファンドシリーズの「iFreeActive」を、8月にはレバレッジファンドシリーズの「iFreeレバレッジ」を新たに導入した。 「iFreeActive」には、ゲーム対戦競技「eスポーツ」や教育とITを組み合わせた「エドテック」など目を引く最新のテーマ型ファンドをそろえる。1つのファンドに組み入れるのは10~20銘柄程度。月次レポートにはカラフルな写真やグラフを散りばめ、組み入れ銘柄を分かりやすく表示するなど工夫をこらした。 「iFreeレバレッジ」は、積み立て投資のメリットを存分に享受できると見込む自信作だ。8月に「iFreeレバレッジS&P500」(04315188)、今月19日に「iFreeレバレッジ NASDAQ100」(0431218A)を設定した。日々の値動きが各指数の2倍程度になるように運用する。 これらの指数にレバレッジをかけるファンドは、ETF(上場投信)を除くと国内初となる。大和投資信託の試算によると、「iFreeレバレッジ NASDAQ100」で今年6月まで毎月3万円ずつ20年間積み立て投資した場合、資産は元本の8倍程度になった。TOPIX連動型だと1.4倍にとどまる。 ■資産形成の議論で大事なことは…… 執行役員の熊原祐次マーケティング副本部長は「いまの資産形成の議論では大事なことが見過ごされている。わずかなコストの差よりも何に投資すべきか検証されていないのが残念」と指摘。若い資産形成層ほどより高いリターンを追求すべきだと提唱し、「どの資産で積み立て投資をするのかは、就職先を決めるのと同じかそれ以上に大切」と熱弁を振るう。 年内には主に資産形成層をターゲットにしたオウンドメディアをリリースする予定。投資未経験者でものぞいてみたくなるようなコンテンツを展開し、「マジメに面白く」投資を考えるきっかけを提供したいと考えている。顧客目線に立って低コスト化に向けた努力も続ける方針。今後も運用会社として投資家の成功体験をサポートし、積み立て投資を根付かせる取り組みなどを進めていく。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

大和「ダイワ・USリートB」、分配金を40円に減額

大和証券投資信託委託の「ダイワ・USーREIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」(04312047)が17日の決算で、1万口あたりの分配金を前月の60円から40円に引き下げた。分配金の引き下げは2017年11月以来9カ月ぶり。分配金の水準は2010年6月(40円)以来およそ8年ぶりの低水準になった。 このファンドの純資産総額(残高)は17日時点で5961億円。国内公募の追加型株式投信(ETFを除く)の中で5番目に大きい。米国の不動産投資信託(REIT)で運用する。 7月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)は0.85%とプラスを維持している。ただ、分配金支払後の基準価額は8月17日時点で3086円と、1年前と比べて16.3%下落している。 大和投信は分配金の引き下げについて「現在の基準価額の水準および配当等収益の状況などを勘案した」としている。 ◇大和投信の発表資料はこちら 大和投信の「ダイワ米国リート・ファンド(毎月分配型)為替ヘッジなし」(04312045)も、15日の決算で1万口あたりの分配金を70円から50円に引き下げていた。 (QUICK資産運用研究所)

大和「ダイワ米国リート(毎月)」、分配金を50円に減額

大和証券投資信託委託の「ダイワ米国リート・ファンド(毎月分配型)為替ヘッジなし」(04312045)が15日の決算で、1万口あたりの分配金を前月の70円から50円に引き下げた。減額は2017年7月以来1年1カ月ぶり。水準は2010年7月(40円)以来およそ8年ぶりの低さになった。 米国の不動産投資信託(REIT)で運用するファンドで、15日時点の純資産総額は3615億円と国内公募の追加型株式投信(ETFを除く)の中で17番目に大きい。7月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)は0.93%とプラスだったが、分配金支払後の基準価格は8月15日時点で3255円と1年前より17.9%下がった。 大和投信は分配金を引き下げた理由について「現在の基準価額の水準および配当等収益の状況などを考慮した」としている。 ◇大和投信の発表資料はこちら (QUICK資産運用研究所)

金融庁、新体制初の「つみップ」 運用5社の生の声に質問続々

金融庁が27日夜、同庁発足以来の大規模な組織改正後としては初めてとなる「つみたてNISA Meetup」(通称:つみップ)を開いた。つみップは積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)の普及を目的に2017年4月から始めた個人との意見交換会。終了後の懇親会ではつみたてNISAの推進を統括する新旧幹部が引き継ぎを兼ねて挨拶に立ち、貯蓄から資産形成への流れを促す政策の推進に向けた変わらぬ姿勢を強調した。 ■参加者は男女が半々、20~30歳代で半分 今回の参加者は約40人で、男女の比率はほぼ半々。年代別は20~30歳代で全体のほぼ半分を占め、投資経験は3年未満と経験なしが半数に達した。懇親会では20~40歳代の働く女性が目立った。 つみップは運用会社5社(大和証券投資信託委託、ニッセイアセットマネジメント、三菱UFJ国際投信、楽天投信投資顧問、バンガード・インベストメンツ・ジャパン)の幹部がつみたてNISAへの取り組みを説明し、参加者から質問を受ける形で進行。登壇する運用会社の調整に当たってはブロガーの要望も参考にしたようだ。ゲストには著名投信ブロガーの虫とり小僧さん、水瀬ケンイチさん、NightWalkerさんの3氏に加え、経済評論家の山崎元氏らを迎えた。 金融庁職員が冒頭で「なぜ、つみたてNISAなのか」「制度の意義と個人にとってのメリット」などを資料に沿って説明。つみたてNISA対象の投資信託が7月20日時点で155本と、当初から50本ほど増えたことも紹介した。 ■つみたてNISAも投信も知らない層が6割 運用会社各社の説明を以下にまとめた。 (大和証券投資信託委託) ・同社のファンドマネジャー25名に「つみたてNISA」で投資するとしたら、というアンケート結果を紹介。アクティブ型よりもインデックス型を選ぶ人が多く、国内株式型よりも海外株式型を多く選好しているなどの特徴があった。 (ニッセイアセットマネジメント) ・6月29日に<購入・換金手数料なし>の「なしなし」シリーズで4回目となる信託報酬の引き下げを実施。5月末時点のシリーズの純資産総額は合計1404億円と増大している。 (三菱UFJ国際投信) ・毎月実施している「つみたてNISA」1万人認知度調査の7月版を紹介。6月時点の認知度は上がっておらず、前月より低い26.6%。特に地方での認知度がやや低い傾向。つみたてNISAはもちろんのこと、投資信託も知らない層がまだ約6割もいる。 ・男女比率では女性の認知度が男性よりも低く、男性は年代間の認知度格差が小さいのに対し、女性は20代が低く、年齢が上がるとともに認知度アップの傾向。ただし、女性の認知度は07年9月時点の調査開始時より上昇中。 ・各社の代表的なノーロード・インデックスファンドの純資産総額の合計は6月末時点で1兆円突破が間近。資金流入額はNISAが始まった14年に年間で1400億円まで急拡大。18年は半年で既に1800億円集め、これまでの年間で最大を記録した15年の約1700億円を上回っている。 (楽天投信投資顧問とバンガード・インベストメンツ・ジャパン) ・米国株指数連動のインデックスファンドとしてS&P500連動型の組成も検討したが、低コストを追求するうえで、指数使用料のハードルが高く断念し、バンガード社の米国株ETFに投資する仕組みを採用した。 ■参加者から質問続々も時間切れで打ち切り 参加者およびブロガーからの質問を以下にまとめた。 ・低コスト化による薄利の極みの状況下で、販売会社からは何か言われないのか。 ・投資家が損しても売り急がないよう、運用会社としてはどのようにアドバイスするか。 ・注目している他社のファンド名を具体的に教えてください。 ・低コストで費用があまりかけられない中、どのようにマーケティングしているのか。 ・金融資産「ゼロ」世帯の金融資産には普通預金の他、年金も含まないという理解で正しいか。 ・2014年以降ノーロード・インデックスファンドへの資金流入額が急増したという説明を受けたが、その一方で、日銀が資金循環統計を見直した結果、家計の投信保有残高が増えていないことが判明した。金融庁はこの状況をどう捉えているか。 ・低コスト化が進む中、直販への進出を検討している会社は手を挙げて教えてください。 ・繰り上げ償還される可能性はあるか。 ・資産配分(アセット・アロケーション)に関するアドバイスやツールを金融庁が個人に提供する可能性について。 ■参加者からは「運用会社の生の声はやはり違う」の声 質問は時間切れで打ち切りとなるまで続いた。参加者から時間があれば「例えば、ドイツ、インド、スウェーデンの各1カ国の株式集中型など、インデックスファンドの投資対象地域が今後増える可能性はあるのか」「日本株インデックスファンドの信託報酬の方が先進国株型よりも高止まりしているのはなぜか」といった質問をしたかったといった声が出ていた。参加者からの感想を以下にまとめた。 ・制度説明の時間を削ってでも、質疑応答の時間をもっと長く取った方がよかった。 ・運用会社の生の声を聞けるのは貴重な体験。ネットで調べるとのはやはり違う。 ・運用会社が低コスト化に色々苦心しているのがよく分かった。 ・他社の注目ファンドは『株式型』など抽象的ではない具体的なファンド名を聞きたかった。 ・損をした時の対処など自分のやり方が間違っていないのを再確認できてよかった。 ・自分のように50歳代の主婦でも投資を始められる。成人した息子のつみたてNISAの商品選びについて家族で話し合うのにも、いいきっかけになった。 ・楽しかったが、正直なところ理解できなかった説明内容も多い。全面的に初心者向けのつみップを期待したい。 ・インド株指数が認定されれば、低コストのインド株連動型ファンドの設定を前向きに検討するという運用会社の話をじかに聞けた。 ・女性と若い人の参加が多いのは「つみたてNISA」の趣旨に合ったとてもよい状況。  (QUICK資産運用研究所 高瀬浩)

大和投信「ワールド・フィンテック革命ファンド」、当初設定額が総額200億円超す

大和証券投資信託委託が11日に設定した「ワールド・フィンテック革命ファンド」は、為替ヘッジありとなしの2本で当初設定額が200億円を超えた。ヘッジなし(04315186)に約166億円、ヘッジあり(04314186)に約38億円の資金が集まった。 投資対象は日本を含む世界の株式のうち、金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」に関連する銘柄。大和証券1社で販売する。 為替ヘッジなしコースの当初設定額は、今年に入って新規設定された国内公募の投資信託(追加型と単位型)で6番目に多い。ヘッジありも上位20本に入った。 (QUICK資産運用研究所)

日興アセット「ロボティクス年2」の残高が初の5000億円台  大和投信「ロボテック」は4000億円突破

日興アセットマネジメントが運用する「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)」(02312158)の純資産総額(残高)が8日、2015年8月31日の設定以降で初の5000億円台に乗せた。一方、大和証券投資信託委託の「ロボット・テクノロジー関連株ファンド -ロボテック-」(0431115C)も8日時点で4000億円の節目を15年12月7日の設定から初めて突破した。 ロボット関連のテーマ型ファンドは年初と比べると人気が一服してきたが、「ロボティクス年2」と「ロボテック」は4月の資金流入超過額が国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)の中で上位20本に入るなど資金流入が続いている。 4月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)は「ロボティクス年2」が18.76%と、「ロボテック」の17.81%をわずかに上回った。 ともに3月末時点の組み入れ銘柄上位にキーエンス(6861)やファナック(6954)、米国のアルファベット(@GOOG/U)が入っている。規模別の組み入れ比率をみると、「ロボティクス年2」は大型株(時価総額100億米ドル以上)が9割であるのに対し、「ロボテック」は7割強にとどまる。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

大和投信「ダイワ高格付カナダドル債」 分配金を引き下げ、過去最低の25円に

大和証券投資信託委託が運用する「ダイワ高格付カナダドル債オープン(毎月分配型)」(04311035)は、10日の決算で1万口あたりの分配金を前月より15円安い25円に引き下げた。分配金の減額は2016年11月の決算以来1年5カ月ぶり。2003年5月の設定以降で過去最低水準となる。 同ファンドの主な投資対象は、格付けが高いカナダドル建ての公社債。資源国でもある先進国のカナダは、日本と比べて金利が高いことなどから人気を集め、2013年頃に資金流入がピークに達した。現在も地方銀行なども含め100を超える販売会社で取扱いがある。 ただ、18年3月末時点での1年リターン(分配金再投資ベース)はマイナス3.43%、3年リターンはマイナス15.56%。対円でのカナダドルの下落などを受けて、運用難が続く。 大和証券投資信託委託は分配金を引き下げた理由を「現在の基準価額の水準および分配対象額の状況などを勘案した結果」としている。 ◇大和証券投資信託委託の発表資料はコチラ 第178期分配金は25円(1万口当たり、税引前) (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

大和投信「杏の実」、分配金を20円に減額 過去最低と並ぶ

大和証券投資信託委託が運用する「ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン(毎月分配型)<愛称:杏の実>」(04311036)が15日の決算で1万口あたりの分配金を前月より10円安い20円に引き下げた。分配金の減額は昨年1月以来1年2カ月ぶりで、水準は過去最低の2003年7月(20円)と並んだ。 同ファンドの運用対象はオーストラリアドル建てとニュージーランドドル建ての公社債などで、格付けが比較的高い債券に投資している。15日時点の純資産総額(残高)は3127億円。基準価額(分配金支払い後)は5223円で、1年前と比べ、7.36%下落した。 大和証券投資信託委託は15日のファンドレターで、分配金を見直した理由を「現在の基準価額の水準および分配対象額の状況などを勘案した結果によるもの」としている。 ※大和証券投資信託委託の発表資料はこちら↓ ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン(毎月分配型)(愛称:杏の実)第177期分配金は20円(1万口当たり、税引前) (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

大和投信「iFreeNEXT」「iFreeActive」、岡三オンラインとSBIで販売開始

大和証券投資信託委託は16日、新しいファンドシリーズ「iFreeNEXT」と「iFreeActive」の販売を岡三オンライン証券とSBI証券が始めると発表した。岡三オンライン証券は19日から、SBI証券は22日から販売する。 「iFreeNEXT」は購入手数料がゼロで、運用対象を特定分野に絞ったインデックス(指数連動)型のファンドシリーズ。「iFreeActive」は低コストのアクティブ(積極運用)型で、テーマに沿った銘柄に投資する。いずれも1月31日に運用を始めた。 ■iFreeNEXT(2本) ・iFreeNEXT FANG+インデックス (T04311181/TSK) ・iFreeNEXT NASDAQバイオテクノロジー・インデックス (T04312181/TSK) ■iFreeActive(3本) ・iFreeActive ゲーム&eスポーツ (T04313181/TSK) ・iFreeActive EV (T04314181/TSK) ・iFreeActive エドテック (T04315181/TSK) ※大和証券投資信託委託の発表資料はこちら iFreeNEXT iFreeActive   (QUICK資産運用研究所)

大和投信「米国リート・αクワトロ」、分配金を減額 設定後初めて

大和証券投資信託委託が運用する「通貨選択型 米国リート・αクワトロ(毎月分配型)」(04313156)が17日の決算で1万口あたりの分配金を前月より60円安い140円に引き下げた。2015年6月の設定以降、200円の分配金を出し続けてきたが、今回初めて減額に踏み切った。 同ファンドの投資対象は米国の不動産投資信託(REIT)。運用通貨の米ドルをブラジルレアルに切り替える「通貨選択型」で、さらにREITと通貨のコールオプション(買う権利)の売りを組み合わせる「カバードコール戦略」も活用しながら高い収益を狙う商品だ。大和証券や大手ネット証券などで販売され、17日時点の純資産総額(残高)は1183億円にのぼる。 大和投信は17日の発表資料で、分配金を引き下げた理由を「現在の基準価額の水準やインカム性収益の状況などを総合的に勘案した結果」としている。17日時点の基準価額(分配金支払い後)は5061円で、1年前と比べ29.19%、設定来では49.39%下落している。分配金の支払いや対円でのレアル安がマイナス要因となった。 大和証券投資信託委託の発表資料はこちら↓ 第30期分配金は140円(1万口当たり、税引前) (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

投信の勢力図に変化 「国内株式型」が11年ぶり残高トップ10に

投資信託の勢力図が変化している。国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)の純資産総額(残高)ランキングで、「ひふみプラス」(9C311125)が16日に初めてトップ10に入った。QUICK資産運用研究所が月末ベースの残高ランキングを調べたところ、上位10本に毎月分配型以外が3本ランクインしたのは2007年2月末以来ほぼ11年ぶり。主な投資対象が国内株式である投信(国内株式型)がトップ10に入ったのも、2006年10月末の「フィデリティ・日本成長株・ファンド」(32311984)以来11年ぶりの快挙となる。 ランキング上位を見ると、海外の不動産投資信託(REIT)で運用する投信が残高を減らしている。1位の「新光 US-REIT オープン」<愛称:ゼウス>(47311049)、3位の「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし) 」(3231203C)は、今年に入ってわずか半月の間にそれぞれ1000億円近く減少した。一方、2位の「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」(32315984)は残高の落ち込みが比較的小さく、昨年末から順位を1つ上げた。 11位以下では「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)」(02312158)や「ロボット・テクノロジー関連株ファンド -ロボテック-」(T0431115C)といったテーマ型の投信が徐々に残高を積み増している。世界的な株高といった環境に加え、長期の資産形成という観点から毎月分配型を敬遠する傾向が強まり、投信の勢力図が大きく塗り替わりそうだ。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

「つみたてNISA」本番直前、金融庁に個人投資家が集結 年内最後の「つみップ」

  街がクリスマスムードに包まれた12月22日、金曜日の夜。東京・霞が関にある金融庁の厳かな会議室に、40人の個人投資家に加え、運用会社、著名な経済評論家らが集まった。2018年1月から始まる積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)の本番直前、金融庁主催の「つみたてNISA Meetup」(通称:つみップ)と称する「個人投資家との意見交換会」も年内最後の会合となった。 つみたてNISAをきっかけに、より多くの人が資産形成に関心を持つようになることを狙い今年4月から始まった「つみップ」も今回で12回目。東京だけでなく、大阪や名古屋、金沢など地方でも開催している。運用会社や販売会社をゲストに呼んだり、女性だけを集めた「女子部」を企画したりするなど、様々な趣向で反響を呼び、今回は40人の募集枠があっという間に定員に達する人気ぶりだ。  つみたてNISA対象の投信は12月18日時点で132本。このうち56本をつみたてNISA向けに新たに組成されたインデックスファンドが占める。今回のつみップでは、新商品の狙いや特徴について、運用会社6社(アセットマネジメントOne、大和証券投資信託委託、ニッセイアセットマネジメント、バンガード・インベストメンツ・ジャパン、三菱UFJ国際投信、楽天投信投資顧問)が説明した。  ***************************************************************************** 【運用会社各社の主なポイント】 ・アセットマネジメントOne:8資産均等型やリスク水準が3段階で異なる「たわらノーロード バランス」を投入。 ・大和証券投資信託委託:「S&P500指数」に連動する「iFree S&P500」の誕生秘話。つみップの場で受けた個人投資家からの要望を反映し、いち早く組成したという。 ・ニッセイアセットマネジメント:国内株・先進国株・新興国株を各3分の1ずつ組み合わせる株式のみの「バランスもどき」を設定。 ・三菱UFJ国際投信:ネット専用の「eMAXIS」とは別に、対面販売専用の「つみたて」シリーズを新設。金融機関の窓口で販売員が顧客に制度説明できる商品に。 ・楽天投信投資顧問とバンガード・インベストメンツ・ジャパン:世界の株式市場の大半に1本の投信でアクセスできるようバンガードの超低コストETFを活用。 ****************************************************************************   「今後、信託報酬を下げる予定はあるのか」「繰り上げ償還しないファンドを見極めコツは」――。質疑応答では、参加者から次々と手があがった。「海外株の配当金への課税も考慮すると指数連動性の点で問題はないのか」といった踏み込んだ質問も飛び出した。  専門的な難しい用語が出た時はすかさず金融庁職員が別の言葉に置き換えて補足説明するので、投資初心者でも気後れすることはない。ゲストの識者からは、ノーロードのインデックスファンドの短期売買を防ぐには「信託財産留保額」を運用会社が新たに設けやすいよう、金融庁が促すのが適当ではないかとの提案も出た。  意見交換会の後に開かれた懇親会で、参加者の声を拾ってみた。2回目の参加となる40代女性は「金融庁が主催なので安心感がある」と今回は友人を誘って参加。著名投信ブロガーの一人であるNightWalkerさんは「色んな声に耳を傾けてくれる。金融庁がリーダーシップをとって約1年続いたことが素晴らしい」としみじみ振り返る。「資産運用にあまり関心がない息子には『つみたてNISA』を始めるよう話す」  「運用会社の生の声が聞けたのがよかった」という声もあった。まとまったお金が入って投資を始めたという30代男性は「普段は周囲の人とお金の話しを気軽にできないけれど、ここに来るとオープンに話せるので楽しい。自分が保有しているファンドの運用会社の方に直接質問ができて勉強になりました」と意欲的に語ってくれた。  今回参加した運用会社の関係者は「自社でセミナーを企画してもなかなか資産形成層との接点を持つことが難しいので、とてもいい機会だ」と話す。最近の相次ぐ信託報酬の引き下げ競争については「正直、厳しい」と苦笑しながらも、「長期的に資産形成の後押しに繋がるのであれば、社会貢献だと前向きに思える」と語った。 今回の参加者は主に20代~40代の資産形成層が中心で、多くはSNS(交流サイト)でこのイベントを知ったとのこと。ただ、つみたてNISAを実際に来年から始めるかどうかは、まだ決定していない参加者も少なくない印象だった。  「投資しながら貯める」趣旨で制度設計された「つみたてNISA」。こうした金融庁の意欲的な説明会に参加した個人投資家の輪を通じて、じわり若い世代に広まっていくことが期待される。    (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ、高瀬浩)

つみたてNISAの対象ファンド、ETFが初の届け出

 金融庁によると、来年から始まる積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)の対象となる投資信託について、1日時点で初めてETF(上場投信)の届け出があった。  対象に追加されたのは以下の3本。いずれも大和証券投資信託委託が運用する。 ・ダイワ上場投信-JPX日経400(04315143)※証券コード:1599  ・ダイワ上場投信-トピックス(04315017)※証券コード:1305  ・ダイワ上場投信-日経225(04314017)※証券コード:1320  対象ファンドは1日時点でETF以外の公募投信が125本(インデックス投信が110本・アクティブ運用投信などが15本)。ETFを含めると合計で128本になった。  ※金融庁の発表資料はこちら↓  つみたてNISA対象商品届出一覧(運用会社別) (QUICK資産運用研究所)

大和投信「ロボテック」、純資産総額が3000億円突破

大和証券投資信託委託が運用する「ロボット・テクノロジー関連株ファンド ―ロボテック―」(0431115C)の純資産総額(残高)が初めて3000億円を突破した。21日時点の残高は3026億円。運用好調などを背景に資金流入が続いている。 同ファンドは2015年12月に運用を始め、世界のロボット関連企業の株式に投資している。設定来のリターン(分配金再投資ベース)は10月末時点で44.09%。 (QUICK資産運用研究所 西田玲子)

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