ピクテの「グロイン」、残高の伸び最大 2019年上期

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)のうち、2019年上期(1~6月)に最も純資産総額(残高)を伸ばしたのは、「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」(42311052)だった。同時期の資金流入額でも最大だった。 伸びが大きかった上位10本中9本は、残高1000億円超の大型ファンド。4位の「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」(0231118A、18年10月設定)は残高が唯一1000億円を下回るファンドだが、6月末までの直近3カ月あまりで45倍に成長した。堅調な運用成績と取り扱い金融機関の増加が追い風となった。 上位10本のうち6カ月リターンが最も高かったのは「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界>」(47316169)。この半年は資金流出超だったが、好成績を背景に残高が伸び8位にランクインした。5位と9位には国内の不動産投信(J-REIT)に投資するファンドが入った。 (QUICK資産運用研究所)

フィデリティ「USハイ」残高7000億円割れ 国内最大、ピークのほぼ半分に

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)で最大規模を誇る「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」(32315984)は、22日時点の純資産総額(残高)が6997億円に減少した。7000億円を割り込むのは2013年5月以来、およそ5年5カ月ぶりとなる。 同ファンドの設定は1998年4月。高分配ファンドとして人気を集め、2014年のピーク時には残高が1兆3000億円を超えていたが、ここ数年でほぼ半分に減った。2016年と2017年は2年連続で11月に分配金を減額した。 国内投信の残高トップが7000億円を割るのは、月末ベースでさかのぼると2002年5月末以来、16年5カ月ぶりとなる。当時は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(0331397C)が残高首位で、2位以下は国内株式で運用するファンドが占めていた。 それ以降の残高ランキングではグロソブや「新光 US―REIT オープン<愛称:ゼウス>」(47311049)、「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」(3231203C)など1兆円超の毎月分配型ファンドが残高トップに君臨していた。しかし、今年1月に1兆円を超すファンドが姿を消し、その後も毎月分配型ファンドを中心に残高の減少が続いている。 (QUICK資産運用研究所)

日興アセット「ロボティクス年2」の残高が初の5000億円台  大和投信「ロボテック」は4000億円突破

日興アセットマネジメントが運用する「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)」(02312158)の純資産総額(残高)が8日、2015年8月31日の設定以降で初の5000億円台に乗せた。一方、大和証券投資信託委託の「ロボット・テクノロジー関連株ファンド -ロボテック-」(0431115C)も8日時点で4000億円の節目を15年12月7日の設定から初めて突破した。 ロボット関連のテーマ型ファンドは年初と比べると人気が一服してきたが、「ロボティクス年2」と「ロボテック」は4月の資金流入超過額が国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)の中で上位20本に入るなど資金流入が続いている。 4月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)は「ロボティクス年2」が18.76%と、「ロボテック」の17.81%をわずかに上回った。 ともに3月末時点の組み入れ銘柄上位にキーエンス(6861)やファナック(6954)、米国のアルファベット(@GOOG/U)が入っている。規模別の組み入れ比率をみると、「ロボティクス年2」は大型株(時価総額100億米ドル以上)が9割であるのに対し、「ロボテック」は7割強にとどまる。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

三菱UFJ国際「グロソブ」の残高トップ10落ち 17年半の記録途切れる 

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)で、純資産総額(残高)が大きい上位10本から三菱UFJ国際投信の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(0331397C)がついに外れた。7日時点の残高は4976億円で、ランキングは11位。グロソブの残高はピークの2008年8月に5兆8000億円近くまで膨らみ、月末ベースでは2000年11月末から18年4月末まで17年半にわたってトップ10入りしていた。 一方で、初のトップ10入りを果たしたのは日興アセットマネジメントの「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)」(02312158)。今年に入り、資金流入のペースが加速した。残高は同じマザーファンドに投資するランキング8位の「グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型)」(02311158)と合わせて1兆円を超えている。 上位10本のうち4本を毎月分配型以外のファンドが占めるのは、2006年10月末以来となる。上位の毎月分配型ファンドは昨年末と比べても残高の減少が目立つ。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

アセマネOne「ゼウス」が分配金を引き下げ 過去最低水準の25円に

アセットマネジメントOneが運用する追加型株式投資信託「新光 US―REIT オープン<愛称:ゼウス>」(47311049)が5日の決算で、1万口あたりの分配金を25円に引き下げた。前月(50円)までの半値になり、2004年9月末の設定以降で最低水準となった。 前回の分配金引き下げは2017年1月5日。当時の純資産総額(残高)は1兆5647億円だったが、資金流出や運用難が重なり、前日時点で7813億円と1年3カ月でほぼ半分になった。基準価額は3469円から2411円に下落し、18年3月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)はマイナス7.34%と低調だ。 アセットマネジメントOneは分配金を引き下げた理由を「信託財産の成長と安定した収益の分配を目指すため、分配方針に基づき分配金額の変更を決定」したと発表した。 ◇アセットマネジメントOneの発表資料はこちら ゼウスは国内公募の追加型株式投信(ETFを除く)で1、2位を争う大型ファンド。同規模の「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」(32315984)と「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」(3231203C)は、昨年11月に分配金をそれぞれ過去最低水準まで引き下げていた。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

ニッセイアセット「AI革命(為替ヘッジあり)」の残高、初の1000億円超

ニッセイアセットマネジメントが運用する「ニッセイAI関連株式ファンド(為替ヘッジあり)<愛称:AI革命(為替ヘッジあり)>」(2931416B)の純資産総額(残高)が初めて1000億円を突破した。12日の残高は1008億円。 同ファンドは、日本を含む世界各国の株式の中から主にAI(人工知能)関連企業の株式に投資する。AIに関する製品やサービスを開発・提供する企業だけでなく、AIを活用して事業を展開する企業も組み入れている。 販売会社はネット証券や地場証券が中心。2016年11月末の設定から資金流入が続き、基準価額も右肩あがりの傾向にある。1年リターンは18年2月末時点で29.18%だった。 投資対象が同じで為替ヘッジをしない「ニッセイAI関連株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:AI革命(為替ヘッジなし)>」(2931516B)の残高も増加傾向で、12日時点で920億円に達している。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

相場急変の2月、JPモルガンとレオスは増加 運用会社別の投信残高

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)について、運用会社別に2月末の純資産総額(残高)と純資産増加額、資金流入額をそれぞれ集計したところ、相場の急変で運用成績が悪化し、各社の残高は軒並み減少した。残高が首位の野村アセットマネジメントは10兆円の大台を下回った。残高上位20社で増やしたのは、15位のJPモルガン・アセット・マネジメント、18位のレオス・キャピタルワークスの2社にとどまった。両社の順位は1月末と変わらなかった。 JPモルガンは「JPMベスト・インカム(毎月決算型)」(17312149)、「JPMザ・ジャパン(年4回決算型)」(1731117A)、「JPMザ・ジャパン」(1731199C)などが資金を集めた。一方、ひふみは「ひふみプラス」(9C311125)を中心に資金流入が続き、運用による減額を補った。 集計対象は追加型株式投信(ETFを除く)で、 データは2018年2月28日時点。残高増加額は下位20社(減少額上位20社)。 (注)QUICK資産運用研究所調べ。データは2018年2月28日時点。対象はETFを除く国内設定の公募追加型株式投信(単位型は含まない)。資金流入額はファンドの設定額から解約額を差し引いた値で概算推計値、償還ファンドは集計対象外。▲はマイナスで減少または流出。運用増加額は純資産増加額から資金流入額を引いた値で、運用のみによる増加額を意味する(概算値)。純資産増加額=資金流入額+運用増加額。分配金支払総額(概算値)は資金流出額には含まれず、分配しなかった場合に比べ、運用増加額が分配金支払総額分だけ減る。億円未満は切捨て。 (QUICK資産運用研究所)

JPモルガン「JPMザ・ジャパン」、残高が1000億円台を回復 2年8カ月ぶり

JPモルガン・アセット・マネジメントが運用する「JPMザ・ジャパン」(1731199C)の純資産総額(残高)が1000億円台を回復した。26日の残高は1008億円で、1000億円台は2015年6月以来2年8カ月ぶり。 同ファンドの設定は1999年12月。2013年に販売会社が増えて大量の資金が流入し、同年4月に残高が3000億円に迫った。残高急増に伴いパフォーマンスが低迷する局面もあったが、16年ごろからは再び運用成績が上向き残高も回復傾向にある。 運用対象は成長性が高い日本の株式。株主を重視した経営を実践し、なおかつ、それらの状況を株価に織り込んでいない企業に投資する。ファンドの運用担当者を含めた運用チームが年間2000件にのぼる企業取材などを通じて銘柄を選ぶことも特徴の1つだ。 18年1月末時点の組み入れ銘柄上位は、トクヤマ(4043)やローム(6963)、SUMCO(3436)など。1年リターンは51.12%で、ベンチマークであるTOPIX(配当込み)23.26%を上回る。 17年10月には、同じマザーファンドに投資する「JPMザ・ジャパン(年4回決算型)」(1731117A)が新規設定された。残高は26日時点で801億円と着実に積み増している。決算回数が異なる新しいファンドが出たことにより、既存の「JPMザ・ジャパン」にも再び関心が集まったようだ。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

日興アセット「スマート・ファイブ」、残高が2000億円超 販売会社はゆうちょ銀

日興アセットマネジメントが運用する「スマート・ファイブ(毎月決算型)」(02312137)の純資産総額(残高)が2000億円を超えた。23日の残高は2009億円。 同ファンドは日本国債、海外債券、世界の株式と不動産投資信託(REIT)、金の5つの資産に分散投資するバランス型。値動きの異なる資産を組み合わせることで基準価額の変動を抑えつつ、収益の確保を狙う。定期的に資産配分を見直し、昨年12月末時点では日本国債がおよそ45%を占める。 販売会社はゆうちょ銀行の1社で、2016年8月から毎月50億円以上の資産流入が続く。1年リターン(分配金再投資ベース)は4.33%、2013年7月の設定来では25.2%と運用成績も堅調だ。 (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

野村アセット「野村インド株」、残高が7位に浮上 「グロソブ」を上回る

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)を18日時点の純資産総額(残高)でランキングしたところ、野村アセットマネジメントの「野村インド株投資」(01312056)が5628億円で7位に浮上した。三菱UFJ国際投信が運用する「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(0331397C)の5500億円を上回った。   インドの株式で運用する「野村インド株」は、昨年夏以降に資金流入ペースが加速。今年9月に初めて残高上位10本に入った。昨年末時点で残高は1956億円、順位は48位だったが、継続して個人マネーが流れ込み存在感を強めている。18日時点の残高上位10本のうち、「野村インド株」以外はすべて毎月分配型。   一方、「グロソブ」は2007年のピーク時に残高が5兆5000億円を超え、毎月分配型投信の代名詞とも言える人気商品だった。長く残高首位に君臨していたが、米リーマン・ショック後の2008年10月から月次ベースで資金流出超が続いている。     (QUICK資産運用研究所 小松めぐみ) 

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