QUICKコメントチーム=松下隆介
写真=Justin Sullivan/Getty Images
3日の米国株式市場でライドシェア大手2社が急落。日中取引の終値はウーバーテクノロジーズが6%安の30.70ドル、リフトは7%安の45.42ドルだった。海外メディアなどによると、カリフォルニア州の上院予算委員会が8月30日、企業が労働者を請負業者でなく従業員として位置づけること義務化する法案「AB5」を承認し、嫌気されたようだ。9月中にも上院で採決が行われるという。
ドライバーを従業員とすれば、賃金や有給休暇、労災保険などさまざまなコスト負担が発生する。ウーバー側も、この変更が業績悪化の要因になりうると認識。両社は様々な観点から反対を表明しているようだ。
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