アップルを辞めていく人たち 今度はデザイン部門トップのJ・アイブ

27日の米国市場の時間外取引でアップルが下げ幅を拡大している。この日は0.03%安の199.74ドルで小反落して通常取引を終えていたが、時間外で197.01ドル近辺まで下げ、通常取引終値比で1%ほど下げた。同日夕に最高デザイン責任者(CDO)であるジョニー・アイブ氏が年内に退社し、独立してデザイン会社を立ち上げると発表。アップルの共同創業者である故スティーブ・ジョブズ氏と共に、アップル製品のデザイン開発に携わってきた伝説的な幹部の退任を受けて警戒する動きが出た。今年春には小売り担当トップも退任している。

ただ、アップルはアイブ氏の会社の主要顧客になるといい、全く関係が切れる訳でもないせいか下落率は比較的小さかった。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「アップルは継続して、ジョニーの才能から恩恵を受け続けるでしょう」とし、今後の連携に期待を示していた。

アイブ氏が手掛けた製品の一例としては、スケルトンデザインの一体型PCで人気を博したiMac(1998年発売)のほか、アップル復活の原動力となったiPod(2001年発売)、そしてタッチパネルを搭載した多機能携帯電話(スマートフォン)のiPhone(2007年発売)などが挙げられる。(片平正二)

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