米リサーチ会社のエバーコアISIは29日、毎週実施しているヘッジファンド調査の結果をリポートにまとめた。29日時点のヘッジファンドの米国株エクスポージャー(100がすべて買い、50は通常のポジション、0がすべて売り)は49.1と、前週から0.3ポイント低下した。
これは、2017年以降でみて最も低かった2018年12月26日時点(49.0)に次ぐ低水準。昨年12月後半といえば、米国の金融引き締めへの懸念などから米株が急落した局面だ。
一方で、運用資産に対する売りと買いの合計の割合(グロス)は0.3ポイント上昇し54.4となった。(松下隆介)
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