薄氷のドイツ経済 景気指数さえず、金利「水没」観測の再燃も

ドイツの欧州経済センター(ZEW)が19日に発表した2月の独ZEW景気期待指数は▲13.4と1月の▲15.0からわずかに改善したものの、長期平均の22.4を大きく下回ったままだ(グラフ黒)。同現況指数は前月比12.6マイナスの15.0へと大きく低下した(グラフ黄緑)。ZEW会長は「現時点では、減速しているドイツ経済の急速な回復は予想されていない。特に製造業の分野が弱かった。今後6カ月間、この調査の金融市場専門家は何の改善も期待していない」と先行きに対して慎重だった。

直近のGDPは辛うじてマイナスを回避したが

(チャートはQUICK FactSet Workstationより)

14日発表の2018年第4四半期の独GDPは前期比ゼロ%とかろうじてリセッション入りを回避したが(棒グラフ黄色)、ドイツ経済に対する悲観的な見方が続くようであれば、マイナス成長懸念や現在0.1%程度の独10年金利のマイナス化観測などが再燃しそうだ。22日に発表される独Ifo経済研究所の企業景況感指数にも要注目だ。(丹下智博)

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