市場を去る元祖債券王 運用ファンドの成績はグロースとはいかず

4日の米国市場で資産運用会社のジャナス・ヘンダーソンが反落し、0.31%安の22.03ドルで終えた。この日にファンドマネジャーを務めるビル・グロス氏(74歳)が3月1日付で退職すると発表。グロス氏は1971年にパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)を共同で創業し、債券ファンドとして過去最大規模に成長させてかつては債券王と称されたが、2014年にジャナスに移籍してからは以前ほど注目されることは減っていた。運用成績の不振に加え、同氏が運営するファンドからの資金流出も取り沙汰されていた。また、ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)が現在は新債券王の異名を持つ状況のせいか、特に著名ファンドマネジャーの引退を警戒する動きは限られた。

かつてPIMCOを共同創業したモハメド・エラリアン氏は4日にツイッターで「伝説的な投資家ビル・グロスが、債券投資の革新とパフォーマンスを残して去る。彼のポートフォリオに関するアプローチは、世界中の投資家によって今日も使われ続けている。彼の引退に幸あれ」と引退を惜しんだ。(片平正ニ)

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