荷動き低調、世界景気に警戒感 バルチック指数が節目の1000割れ

鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを示すバルチック海運指数が下落している。23日まで3日続落し、前の日に比べて54ポイント低い982となった。指数が1000の節目を割り込むのは2018年4月以来およそ9カ月ぶり。直近の高値をつけた18年12月17日からの下落率は30%に達した。

バルチック指数は世界経済や商品価格の先行指標とされ、世界的な景気減速への警戒感が一段と高まる可能性がある。

バルチック海運指数は使用用途に応じた複数の指数があり、同期間で最も下落率が大きいのはバルチックパナマックス指数だ。12月中旬からは40%低い水準に沈む。パナマックスとはパナマ運河を航行可能な6万~8万トンの載荷(さいか)量となり、石炭や穀物が主要貨物だ。(中山桂一)

※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

関連記事

  1. 逆イールド「CRAZY」とアンタが言うな! 専門家は景気後退入り「NO」

  2. 米景気は胸突き八丁 リセッション確率30~55%、証券会社予想

  3. 炭鉱のカナリアは何と鳴く♪ 安川電決算、中国リスクとFAリスク

  4. 懸念、入念、観念のパウエルプット 利下げは7月?それとも9月?

  5. 何が起きる?米中貿易摩擦の最悪シナリオ 業績は、株式相場は、FEDは

  6. 目が離せない米中、目配りしたい米中以外 株式市場を覆う「本当の不安」

  7. 金は上昇、海運指数2年半ぶり低水準 リスクオン相場の中のリスクオフ

  8. それでも永守氏の日電産に強気な投資家たち 下方修正は誤算、押し目買いに勝算

人気記事ランキング

  1. 登録されている記事はございません。

アーカイブ

PAGE TOP