高値から2割下げでベア相場入り 米ラッセル2000が映す景気減速懸念

17日の米市場で中小型株の代表的な指数であるラッセル2000が3日続落した。終値は前週末から約2%安い1378.14となった。8月31日に付けた過去最高値からの下落率は20.8%となり、米市場で意識される「高値から20%下落でベア相場入り」として話題だ。

■ラッセル2000とS&P500の相対比較チャート

米国の中小型株は年前半、通商摩擦を警戒したマネーによる内需株買いの恩恵を受けてきた。ラッセル2000もS&P500種株価指数に比べアウトパフォームしてきた。しかし、夏ごろから風向きが変わり一転して下落基調をたどっている。米市場では米連邦準備理事会(FRB)による利上げの影響に加え、米景気の減速を織り込んでいるといった指摘が出ている。米市場の投資家心理はダウ工業株30種平均の値幅を伴う下落以上に冷え込んでいそうだ。(岩切清司)

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