米長短金利差いよいよ15bp、11年5ヵ月ぶり低水準

3日の米国市場で10年物国債の利回りは2.972%と前週末比0.02ポイント低下した。目立ったのは取引終了にかけての金利低下だ。「プログラム取引が入っているとみられ、引けにかけてのショート・ポジションを手仕舞う動きが金利低下を加速させているようだ」(ストラテジスト)と指摘された。この結果、米10年金利と2年金利(2.819%、0.037%上昇)のスプレッドは15bpと、2007年7月以来、11年5カ月ぶりの水準まで縮小した。

ちなみに、3日のCMEフェドウォッチツールによると、2019年12月のFOMCまでの利上げ確率で最も大きいのは2回の38.7%。1回が25.9%、0回が3.8%で、2回以下の合計は67.5%となっている。2018年12月の利上げはほぼコンセンサスであり、2019年は1回しか利上げがない可能性が7割近くまで高まっている。(池谷信久、丹下智博)

※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

関連記事

  1. 米国で英国で中国で、製造業の景況感悪化 米利下げ催促モード強まる

  2. 米長期金利、FRBハト化で指標に鈍感

  3. 米指標が上振れ 緩和的姿勢でインフレ期待じわり上昇

  4. 円売りポジションの巻き戻し、米債の売り建玉に同調

  5. ドルも高金利通貨の仲間入り 米10年債利回りはオセアニアに並ぶ

  6. ロス長官、昨年末の利上げにダメ出し 「利下げ催促相場」加速も

  7. 懸念、入念、観念のパウエルプット 利下げは7月?それとも9月?

  8. リスクオフ加速、米金利も原油も⤵ 「利下げ2回以上」織り込む動き

人気記事ランキング

  1. 登録されている記事はございません。

アーカイブ

PAGE TOP