22日の米国市場で大麻関連ETFの下げが目立った。ETFMG Alternative Harvest ETFが前日比9.36%安の33.99ドルと終値としては8月末以来およそ2カ月ぶりの水準で終えた。
17日からカナダで嗜好品としての大麻が合法化されて関心が高まっている。このETFには8月に多くの資金が流入していたが、カナダでの合法化前後から売りが強まり、22日は商いを膨らませながら大きく下落した。
医療用大麻を手掛けるティルレイも15%を超える下げを記録した。ティルレイは7月にIPOしたばかりで9月中旬には300ドルまで上昇していたが、その後は荒い展開が続いている。(中山桂一)
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