米高配当銘柄から資金流出 長期金利3%超で魅力低下

19日の米国債券市場では長期金利が一時3.09%まで上昇し、5月に着けた直近最高値の水準である3.1%台が視野に入り始めた。半面、株式市場で売りが目立ったのが高配当銘柄株だ。低金利下で債券代替投資として着目されてきた公益や通信株の魅力が低下した。

公益セクターでは、時価総額の大きいネクステラ・エナジーが前日比4.27ドル(2.5%)安の169.17ドルで取引を終えた。予想配当利回りが5%を超えるサザン・カンパニーの終値は1.09ドル(2.4%)安の43.7ドルだった。4%台の利回りがあるデューク・エナジーやドミニオン・エナジーも2%前後下げた。

通信株も軟調だ。AT&Tは0.35ドル(1.0%)安の33.37ドルで取引を終えた。配当利回りは6%近くある。9%台の利回りがあるセンチュリーリンクの終値は0.42ドル(1.8%)安の22.74ドルだった。(今田素直)

※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

関連記事

  1. また好調な経済指標、米の長短金利差は拡大傾向

  2. 米中間選挙、下院で民主が過半なら「金利が低下」 米投資家の見方、月次調査

  3. 地政学リスク以上にリスクオフ 原油が売られ金に買い

  4. 「中国といえばCAT」のユウウツ 上海急落で関連銘柄に売り

  5. 聞きわけのないイタリア財政にダメ出し、ユーロにも売り

  6. 米長期金利、引け前の急上昇 仕掛人はリスク・パリティ・ファンド

  7. もう一つの「出口問題」 マイナンバーが高齢投資家に退場迫る?

  8. 米株高に「つれ高」し続ける地力はあるか 日本株を取り巻く一抹の不安

人気記事ランキング

  1. 登録されている記事はございません。

アーカイブ

PAGE TOP