Aの次もA 1000000000000ドルへのラストワンマイルと、そこから

4日の米市場でアマゾン・ドット・コムが7日続伸した。前週末にくらべ1.33%高い2039.51ドルで引けた。新規の買い材料は見当たらないものの、同社への期待感が買いを集めている構図が続いた。

取引時間中には一時、2050ドル台に乗せ、時価総額が1兆ドルを超える場面もあった。ただ、引けにかけて伸び悩み、9947億ドルとなった。時価総額が1兆ドルの大台に乗せているのはアップルのみで、およそ1.1兆ドル。アマゾンからすればアップルを追い越すまで残り1000億ドルだが、抜けそうで抜けない。

■アマゾンとアップルの時価総額・売上高

※QUICK FactSet Workstationより。左は時価総額の推移、右は売上高の推移

ただ、ウォール・ストリート・ジャーナルの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」は、アマゾンがこのまま2番手に甘んじることはないとの見方を示している。その理由の1つが業績。QUICK FactSet Workstationによるとアナリストの2019年通期に対するアマゾンの売上高予想は22%増の2800億ドル台後半となっている。一方のアップルは5%増の2700億ドル台後半。来年にもアマゾンが初めて売上高でアップルを抜く可能性が出ている。

アマゾン株は投資指標を基に見れば割高感が相対的に強いのは否定できない。それでもネット小売りのみならずクラウドビジネスも順調に成長するなど、市場の期待は裏付けもある。世界で最も価値のある企業の玉座を奪取するのか。今後もアマゾンから目が離せない。(岩切清司 )

 

※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。

 

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