本石砲、8月は今年最低の2発 ステルス・テーパリング状態に

日銀は8月31日、上場投資信託(ETF)の買い入れを見送った。この日の前場のTOPIXは0.20%安で終えていた。日銀は7月に前引け時点のTOPIXの下落率が0.3%以下の場合は買いを見送り、8月に入ってからは0.4%台でさえ買いを見送る傾向にあった。

この結果、8月の日銀のETF買いは10日と13日(いずれも703億円)の2回のみ。4月や7月の3回を下回り、月間の買入回数としては今年最低となった。

31日時点で累計買入額は3兆6792億円にとどまっており、年6兆円で増加するペースを960億円下回るステルス・テーパリング状態となっている。(片平正ニ)

※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

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