頭下げて男を上げたかマスク氏、テスラ株が大幅な上げ

1日の米国市場の時間外取引で電気自動車(EV)大手のテスラが一段高。この日は0.90%高の300.84ドルで通常取引を終え、時間外では335ドル台に上昇して通常取引終値比で11%超の大幅高となった。

大引け後に行われた2018年4~6月期決算のカンファレンス・コールで、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が前回1~3月期決算のカンファレンス・コールの際にアナリストの質問にまともに答えようとしなかったことについて謝罪した。マスク氏は「前回の態度が悪かった事をお詫びする」と述べ、寝不足や過労がたたっていたことが理由と明らかにした。米経済専門チャンネルのCNBCによれば、バーンスタインのアナリストは「評価する、ありがとう」とマスク氏の姿勢を評価。前回のカンファレンス・コールでバーンスタインのアナリストは増資の必要性について質問した際、「クールじゃない」と言われて回答を拒否されていた。

カンファレンス・コールでマスク氏は、「モデル3の生産コストが減れば平均販売価格が普通並みになったとしても、悪影響がオフセットされるだろう。2019年下半期には粗利益率が改善し、自動車生産で安定して収益が得られるようになる」と赤字から脱却できるとの見通しを示した。

またCNBCによれば、マスク氏は中国工場の設備投資資金を集めるために「公募増資するつもりはない」とし、市場でくすぶる増資懸念を否定。中国の工場での資金は現地での銀行借り入れで調達する方針を示した。(片平正ニ)

 

※QUICKエクイティコメントで配信したニュースを再編集した記事です。QUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。 

関連記事

  1. 4000万ドルで「話は付いた」が…… テスラとマスク氏を待つ悪路また悪路 

  2. お騒がせテスラ劇場、続編「ちゃぶ台返し」 続々編は「市場のしっぺ返し」?

  3. トップは働き過ぎと睡眠薬に要注意 テスラ騒ぎで見えた懸念と教訓

  4. 不明さ増した「2つのS」 テスラ、但し書き付の信用力回復 

  5. お騒がせ男の「退場」宣言 テスラ急騰、市場が訝る真偽と真意

  6. 鼻息荒いテスラ、9カ月ぶり高値 CEOが空売り筋に警告

  7. テスラが3日ぶり反発 マスクCEO「金を調達する必要はない」

  8. EV出荷が減速、テスラのライバル急ブレーキ 中国ニーオ株21%安

人気記事ランキング

  1. 登録されている記事はございません。

アーカイブ

PAGE TOP