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FANG、本場も日本も絶好調 関税発動に動じず

記事公開日 2018/7/18 09:11 最終更新日 2018/7/18 09:30 FANG アマゾン QUICK Market Eyes

17日の米国市場でアマゾン・ドットコムが9日続伸し、1.17%高の1843.93㌦で終えた。連日で上場来高値を更新し、時価総額は9000億㌦の大台に迫る状況となった。フェイスブックや米検索大手グーグルの親会社であるアルファベットも上場来高値を更新し、ナスダック指数はザラ場・終値ベースの史上最高値を更新した。

アップルは上場来高値を更新していないが、大型ハイテク株ではマイクロソフトがやはり上場来高値を更新。フィラデルフィア半導体指数は戻りが鈍いものの、関税発動(タリフ・オン)の後にこれまで堅調だったFANGが崩れるのでは無いかとの見方はひとまず杞憂に終わっている。

QUICK FactSet Workstationでトランプ政権が鉄鋼・アルミ関税を発効した3月23日終値を100として、タリフ・オン後の米主要指数などの値動きを見たところ、グラフ赤のFANG銘柄が24.81%上昇してS&P500(グラフ青、8.55%)をアウトパフォームしている。大型のモメンタム株に投資するファクター戦略が奏功していることが伺えた。

NT倍率が13倍台で歴史的な高値圏にある中、グラフ黄色の日本版FANG(ファーストリテイ、アインHD、日電産、ソフトバンクG)の値動きを見たところ、18.84%高でこちらも日経平均株価(グラフピンク、10.09%)をアウトパフォームしていた。前日の先物手口をみると、クレディスイスが4日連続で日経先物とTOPIX先物の両方を買い越していた。モルガン・スタンレーも日経先物を2328枚の大幅買い越しており、海外ヘッジファンドとみられる先物買いが活発化していた。FANG銘柄の強さに示される通り、ドル高・FANG高でリスク・オンの流れが強まれば、出遅れ感のあった日本株にも買いが続くと見込まれる。(片平正ニ)

 

※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。


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