9日の米国市場でiシェアーズMSCIマレーシアETFが6.02%安の32.42ドルで反落し、一時は下落率が9%を超えた。
9日に投開票が行われたマレーシア連邦議会下院(定数222)選挙で、マハティール元首相が率いる野党連合の希望連盟が過半数にあたる112議席を獲得。マレーシアで初の政権交代が起こることになったため、期待感よりも先行き不透明感が強まった。
通貨マレーシア・リンギットはドルに対して売られる展開となった。(片平正ニ)
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